JP2004147457A - フューズボックス - Google Patents

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JP2004147457A
JP2004147457A JP2002311207A JP2002311207A JP2004147457A JP 2004147457 A JP2004147457 A JP 2004147457A JP 2002311207 A JP2002311207 A JP 2002311207A JP 2002311207 A JP2002311207 A JP 2002311207A JP 2004147457 A JP2004147457 A JP 2004147457A
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relay
fixing
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fuse
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JP2002311207A
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English (en)
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Bunshi Terada
寺田 文士
Masayuki Ikeno
池野 正行
Yukihiro Umeshita
梅下 征裕
Kazuo Miyajima
宮島 和雄
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Furukawa Electric Co Ltd
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Suzuki Motor Corp
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Abstract

【目的】フューズボックスにおいて、車体に固定されるフューズボックスに複数のリレーコネクタを固定し、リレーコネクタの固定状態を堅固とし、このリレーコネクタの固定時の剛性を高めるとともに、安定性を向上することにある。
【構成】車体に連結される車体連結部を取り付けたボックス外枠体を設け、このボックス外枠体にはフューズを固定する複数のフューズ固定部を設けるとともにリレーコネクタを収納する複数のリレーコネクタ収納部を設け、このリレーコネクタ収納部にはリレーコネクタを固定するリレーコネクタ固定部を設けている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フューズボックスに係り、特に複数のリレーコネクタを堅固に固定するフューズボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両においては、フューズやリレー等の電装品を収納するように各種ボックスを車体に取り付け、そして、ワイヤハーネスをリレーボックス内に通過させ、部品の干渉を回避させているものがある(例えば、特許文献1参照)。また、リレーボックスをフューズボックスから簡単に取り外せるように仮固定しておき、カー・メーカーのラインが流れている間は、リレーボックスが自由に動かないようにし、且つ、リレーボックスをフューズボックスとの間にケーブルを挿通させて取り付ける場合には、前記仮固定を簡単に解除してリレーボックスをフューズボックスから取り外すものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−47144号公報(明細書の段落0029)
【特許文献2】
特開2000−333340号公報(明細書の段落0009)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
また、従来、図4に示す如く、車室102とエンジンルーム104とを区画する車体ダッシュパネル106に貫通孔108を形成し、この貫通孔108にリレーボックス110が備えられた車体ハーネス112を車室102側からエンジンルーム104側に貫通する場合に、エンジンルーム104内に設置されるリレーボックス110が大型の場合に、この大型のリレーボックス110を貫通孔108に貫通することができないという不都合があった。
【0005】
このため、図5に示す如く、車室202とエンジンルーム204とを区画する車体ダッシュパネル206に貫通孔208を形成し、また、エンジンルーム204内の第1車体ハーネス210と車室202の第2車体ハーネス212とを分割し、エンジンルーム204内の第1車体ハーネス210にリレーボックス214を接続した場合に、車室202の第2車体ハーネス212とエンジンルーム204の第1車体ハーネス210とを結線するために、第1車体ハーネス210に接続する第1コネクタ216と第2車体ハーネス212に接続する第2コネクタ218とが必要となり、このため、部品点数が増加し、コストアップになるという不都合があった。
【0006】
また、他の方法として、図6に示す如く、車室302とエンジンルーム304とを区画する車体ダッシュパネル306に貫通孔308を形成し、この貫通孔308に該貫通孔308に貫通可能な小型の複数のリレーボックス310を用い、そして、図7に示す如く、エンジンルーム304内でこれらリレーボックス310を連結部312によって連結させた場合に、各リレーボックス310の固定に安定感がなくなるとともに、図8に示す如く、これら各リレーボックス310に各保護カバー314が必要となり、コストアップになるという不都合があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、車体に連結される車体連結部を取り付けたボックス外枠体を設け、このボックス外枠体にはフューズを固定する複数のフューズ固定部を設けるとともにリレーコネクタを収納する複数のリレーコネクタ収納部を設け、このリレーコネクタ収納部には前記リレーコネクタを固定するリレーコネクタ固定部を設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明は、フューズボックスのボックス外枠体にはフューズを固定する複数のフューズ固定部を設けるとともにリレーコネクタを収納する複数のリレーコネクタ収納部を設け、このリレーコネクタ収納部にはリレーコネクタを固定するリレーコネクタ固定部を設けることから、車体に固定されるフューズボックスに複数のリレーコネクタを固定し、リレーコネクタの固定状態を堅固とし、このリレーコネクタの固定時の剛性を高めるとともに安定性を向上することができる。
【0009】
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。図1〜3は、この発明の実施例を示すものである。図1、2において、2は車両のエンジンルーム内で車体(図示せず)に固定されるフューズボックスである。このフューズボックス2は、ボックス外枠部4が、後述する複数のフューズ26や複数のリレーコネクタ38を固定するように、例えば長方形の枠状に形成され、一側枠壁6と他側枠壁8と一端枠壁10と他端枠壁12と上枠壁14と底枠壁16とからなる。
【0010】
一側枠壁6の側面には、車体連結部18として、L字形状で一対の一側車体連結片20−1と他側車体連結片20−2とが対峙して取り付けられている。
【0011】
また、上枠壁14の平面には、一端枠壁10側の一側に、複数のフューズ固定部22として、例えば四角形状の6つのフューズ固定用孔24が所定箇所に並設されている。この各フューズ固定用孔24には、上方から四角形状のフューズ26が夫々取り付けられている。
【0012】
また、上枠壁14の平面には、他端枠壁10側の他側に、複数のリレーコネクタ収納部28として、例えば四角形状のリレーコネクタ用収納孔30が並設されている。この各リレーコネクタ用収納孔30内の各隔壁32の面には、リレーコネクタ固定部34として、L字形状で一対の一側コネクタ固定片36−1と他側コネクタ固定片36−2とが対峙して取り付けられている。このリレーコネクタ固定部34には、リレーコネクタ用収納孔30に収納されたリレーコネクタ38が固定される。
【0013】
このリレーコネクタ38は、例えば四角形状であり、大型のリレーボックスを分割して小型に形成され、図示しないが、車体ダッシュパネルの貫通孔に貫通可能なものであり、一側壁40と他側壁42と一端壁44と他端壁46と上壁48と底壁50とからなる。
【0014】
このリレーコネクタ38の他側壁42には、前記リレーコネクタ固定部34に係合するコネクタ係合部52が設けられている。このコネクタ係合部52は、T字形状であり、他側壁42に固定した固定側片54−1とこの固定側片54−1に連設した係合片54−2とからなる。また、リレーコネクタ38の一端壁44には、リレーコネクタ38がリレーコネクタ用収納孔30内に収納されたときに、このリレーコネクタ38を保持するストッパ56が設けられている。
【0015】
また、各リレーコネクタ38の底壁50側には、各ハーネス58が接続されている。これら各ハーネス58は、図3に示す如く、各リレーコネクタ38がフューズボックス2の各リレーコネクタ用収納孔30内に収納して固定された場合に、下方で被覆管60で束ねて延設されている。
【0016】
更に、フューズボックス2には、図3に示す如く、複数のフューズ固定部22と複数リレーコネクタ固定部34とを覆うように、つまり、各フューズ固定用孔24と各リレーコネクタ用収納孔30とを上方から一体的に覆うように、四角形状の保護カバー62が取り付けられる。
【0017】
次に、この実施例の作用を説明する。
【0018】
エンジンルーム内に配設されるフューズボックス2のボックス外枠部4には、フューズ26を固定する複数のフューズ固定部22を設けるとともに、リレーコネクタ38を固定する複数のリレーコネクタ収納部28を設け、フューズ固定部22にフューズ26を固定するとともに、リレーコネクタ収納部28には分割された小型のリレーコネクタ38を夫々固定する。
【0019】
これにより、車体に固定されるフューズボックス2に複数のリレーコネクタ38を固定していることから、リレーコネクタ38の固定状態を堅固とし、このリレーコネクタ38の固定時の剛性を高めるとともに、安定性を向上することができる。
【0020】
また、ボックス外枠体4には、フューズ固定部22とリレーコネクタ固定部28とを一体的に覆うカバー62を設けたことにより、リレーコネクタとフューズボックスとを一つのカバー62で覆うことができ、その作業性の向上と、部品点数を低減し、廉価とすることができる。
【0021】
つまり、この実施例においては、大型のリレーボックスが不要となるように、大型のリレーボックスを分割して小型のリレーコネクタ38を複数備え、この小型のリレーコネクタ38を車体ダッシュパネルに形成した貫通孔(図示せず)に貫通可能とし、ハーネスを分割しなくともこのリレーコネクタ38の貫通孔への貫通作業を容易とし、また、ハーネス58を分割して別途にハーネス接続用のコネクタを不要とし、よって、部品点数を低減するとともに、廉価とし、更に、フューズボックス2内に分割したリレーコネクタ38をセットできるようにし、リレーコネクタ38が増加した場合にでもリレーコネクタ38を安定して取り付けることができ、また、フューズボックス2内にリレーコネクタ38を設置することで、各リレーコネクタ38のための各保護カバーを不要とし、つまり、フューズボックス2に一の保護カバー62を取り付けるだけでよく、これにより、部品点数を低減し、廉価とすることができる。
【0022】
なお、この発明においては、リレーコネクタの形状を変更することにより、フューズボックスでのリレーコネクタ固定部の形状変更を行い、各形状が異なるリレーコネクタを適正に配設し、スペース的に有利としたり、設置の自由度を高くすることができる。
【0023】
また、フューズボックスの上枠壁が所望方向に傾いて、リレーコネクターへの他のコネクタ等の電気機器の取り付けを簡単にさせるように、フューズボックスの上枠壁を取付作業方向に向かわせるボックス回動機構を設けることも可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、フューズボックスのボックス外枠体には、フューズを固定する複数のフューズ固定部を設けるとともにリレーコネクタを収納する複数のリレーコネクタ収納部を設け、このリレーコネクタ収納部にはリレーコネクタを固定するリレーコネクタ固定部を設けたことにより、車体に固定されるフューズボックスに複数のリレーコネクタを固定し、リレーコネクタの固定状態を堅固とし、このリレーコネクタの固定時の剛性を高めるとともに安定性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】リレーコネクタを取り付けるときのフューズボックスの斜視図である。
【図2】フューズボックスのリレーコネクタ収納部の一部平面図である。
【図3】フューズボックスに保護カバーを取り付けるときの斜視図である。
【図4】従来において大型のリレーボックスを設けるときの斜視図である。
【図5】従来においてハーネスを分割したときの斜視図である。
【図6】従来においてリレーボックスを小型に分割したときの斜視図である。
【図7】図6のリレーボックスを連結したときの平面図である。
【図8】図7の各リレーボックスに各保護カバーを取り付けるときの斜視図である。
【符号の説明】
2 フューズボックス
4 ボックス外枠部
18 車体連結部
22 フューズ固定部
26 フューズ
28 リレーコネクタ収納部
38 リレーコネクタ
52 コネクタ係合部
62 保護カバー

Claims (2)

  1. 車体に連結される車体連結部を取り付けたボックス外枠体を設け、このボックス外枠体にはフューズを固定する複数のフューズ固定部を設けるとともにリレーコネクタを収納する複数のリレーコネクタ収納部を設け、このリレーコネクタ収納部には前記リレーコネクタを固定するリレーコネクタ固定部を設けたことを特徴とするフューズボックス。
  2. 前記ボックス外枠体には、前記フューズ固定部と前記リレーコネクタ固定部とを一体的に覆うカバーを設けたことを特徴とする請求項1に記載のフューズボックス。
JP2002311207A 2002-10-25 2002-10-25 フューズボックス Pending JP2004147457A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101354368B1 (ko) 2012-11-29 2014-01-23 현대자동차주식회사 퓨즈박스 구조

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