JP2508234Y2 - 巻線機の線はさみ装置 - Google Patents

巻線機の線はさみ装置

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JP2508234Y2
JP2508234Y2 JP1990046881U JP4688190U JP2508234Y2 JP 2508234 Y2 JP2508234 Y2 JP 2508234Y2 JP 1990046881 U JP1990046881 U JP 1990046881U JP 4688190 U JP4688190 U JP 4688190U JP 2508234 Y2 JP2508234 Y2 JP 2508234Y2
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俊浩 高橋
邦長 佐藤
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Tokin Corp
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  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、巻線機の線はさみ装置、特に、巻線の端末
を保持し、張力を加えて線材を切断する巻線切断機構付
きの巻線機の線はさみ装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の巻線機の巻線切断機構は、第6図、第
7図に示すように、ボビン10に巻かれている線材40を端
子11に巻付け、線材40の端末を導出し、その端末を巻線
切断機構20のベースプレート21に設けられた巻線軸22に
巻付け、その後に巻線軸22を回転、移動等の任意な方法
で変位させて線材40に張力Pを加え、線材を切断してい
た。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の技術では、巻線の端末
に張力を加えた時に、巻線の端末が巻線軸上で滑った
り、巻線軸から抜出し、必要な張力が得られなくなるの
を防止するために、巻線軸に端末を多数回(5〜10回程
度)巻きつけていた。このため、巻付けた部分の線材が
無駄となり材料コストが高くなるばかりか、巻線タクト
が遅くなり、かつ、巻線軸に端末が強力に巻付き、その
排出にも時間がかかり、製造コストも高くなる等の問題
点を有していた。
そこで、本考案の技術的課題は、上記欠点に鑑み、線
材の巻付け回数が少なく、しかも、端末に張力を加えて
も線材の端末が巻線軸に強力に巻き付くことのない巻線
機の線はさみ装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、ベースプレートと、このベースプレ
ートに設けられた巻線軸と、先端に押圧爪を形成し、前
記巻線軸と平行でかつ、前記ベースプレートに対して揺
動可能に途中部分を枢支され、一端には前記巻線軸に対
向する押圧爪を有する押圧バーと、前記押圧バーの他端
を駆動することで前記押圧爪を前記巻線軸に向けて付勢
して前記押圧爪と前記巻線軸との間に線材を挾持させる
駆動機構とを備えたことを特徴とする巻線機の線はさみ
装置が得られる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して明す −第1実施例− 第1図は、本実施例のはさみ装置を示した平面図、第
2図は、側面図である。尚、従来の技術と類似する構成
には、同符号を付して説明する。
ボビン10に線材40を巻付け、ボビン10の端子11にから
げを行った後に、端末を導出させる。この端末をはさみ
装置20に繋げる。
はさみ装置20は、ベースプレート21と、このベースプ
レート21に設けられた巻線軸22と、巻線軸22と平行に配
置され、枢支軸23によって、ベースプレート21に摺動可
能に枢支された押圧バー24と、この押圧バー24を揺動さ
せる駆動機構25より構成されている。この押圧バー24の
先端、即ち、巻線軸22の先端側には、押圧爪26が形成さ
れている。
従って、ボビン10から導出された線材40の端末を巻線
軸22に巻いた後に、駆動機構25、例えば、エアシリンダ
を作動させ、押圧バー24の一端を上方に押しあげると枢
支軸23を中心として反対側に形成された押圧爪26が巻線
軸22に巻きつけられている線材40を押圧する。この押圧
後にロータリアクチュエータ30を回転させ、第5図参
照)材40に張力Pを加えると線材40は切断される。尚、
この押圧バー24 の押圧力は、駆動機構25の力
F、押圧バー24のレバー比、即ち、枢支軸23と押圧バー
24の両端までの距離の比によって、任意に設定される。
−第2実施例− 第3図は、本考案の第2実施例を示したものである。
はさみ装置200は、ベースプレート210と、このベースプ
レート210に設けられた巻線軸220と、巻線軸220にスラ
イド可能に嵌合されたスライドパイプ270と巻線軸220と
平行に配置され、枢支軸230によって、スライドパイプ2
70のフランジ280に揺動可能に枢支された押圧バー240
と、この押圧バー240を揺動させる駆動機構250と、スラ
イドパイプ270の駆動機構290より構成されている。この
押圧バー240の先端、即ち、巻線軸220の先端側には、押
圧爪260が形成されている。
従って、第1実施例と同様に、ボビン10から導出され
た線材40の端末は、第4図aに示すように、巻線軸220
に巻いた後に、同図bに示すように駆動機構250、例え
ば、エアシリンダを作動させ、押圧バー240の一端を上
方に押しあげると枢支軸230を中心として反対側に形成
された押圧爪260が巻線軸220に巻きつけられている線材
40を押圧する。この押圧後に線材40に張力Pを加えると
線材40は切断される。そして、同図cに示すように、押
圧バー240の一端を下方に移動させ、線材40への押圧を
解除する。最後に、同図dに示すように、スライドパイ
プ270を駆動機構290で軸方向に移動させ、切断された線
材40を排出する。この実施例では、スライドパイプ270
のフランジ280に枢支軸230を設けることによって、巻線
軸220の撓みを少なくしている。
第5図は、第2の実施例のはさみ装置200を複数組込
んだ装置を示した斜視図であり、スライドパイプ270を
駆動機構290、例えば、エアシリンダで同時に移動させ
るプレート300が各々のスライドパイプ270の端面に当接
している。30は、はさみ装置200を回転させ、線材40に
張力を与えるロータリアクチュエータである。
[考案の効果] 上述したように、本考案は、ベースプレートに設けら
れた巻線軸と、押圧棒の先端に形成された押圧爪との間
で巻線軸に巻付けられた線材の端末を押圧支持すること
によって、線材の巻付け回数が少なく、しかも、端末に
張力を加えても線材の端末が巻線軸に強力に巻き付くこ
とのない。従って、切断した線材の排出も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わるはさみ装置を示した平
面図、第2図は第1図の実施例における側面図、第3図
は第2実施例を示した側面図、第4図は第2実施例のは
さみ装置の動作を示した斜視図で、(a)は線材を巻線
軸に巻いた状態を示し、(b)は押圧爪で線材を押圧し
ている状態を示し、(c)は切断後に押圧爪の線材への
押圧を解除した状態を示し、(d)はスライドパイプを
押しあげ切断された線材を排出する状態を示す。第5図
ははさみ装置を複数組込んだ装置を示した斜視図、第6
図は従来の巻線切断機構を示した正面図、第7図は同側
面図である。 10……ボビン、11……端子、20、200……はさみ装置、2
1、210……ベースプレート、22、220……巻線軸、23、2
30……枢支軸、24、240……押圧バー、25、250……押圧
バーを揺動させる駆動機構、26,260……押圧爪30……ロ
ータリアクチュエータ、40……線材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースプレートと、このベースプレートに
    設けられた巻線軸と、前記巻線軸と平行でかつ、前記ベ
    ースプレートに対して揺動可能に途中部分を枢支され、
    一端には前記巻線軸に対向する押圧爪を有する押圧バー
    と、前記押圧バーの他端を駆動することで前記押圧爪を
    前記巻線軸に向けて付勢して前記押圧爪と前記巻線軸と
    の間に線材を挾持させる駆動機構とを備えたことを特徴
    とする巻線機の線はさみ装置。
JP1990046881U 1990-05-07 1990-05-07 巻線機の線はさみ装置 Expired - Lifetime JP2508234Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH047569U JPH047569U (ja) 1992-01-23
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JPH0229090Y2 (ja) * 1985-04-30 1990-08-03

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