JP2508068Y2 - 巻取機装備車輌 - Google Patents

巻取機装備車輌

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JP2508068Y2
JP2508068Y2 JP5086789U JP5086789U JP2508068Y2 JP 2508068 Y2 JP2508068 Y2 JP 2508068Y2 JP 5086789 U JP5086789 U JP 5086789U JP 5086789 U JP5086789 U JP 5086789U JP 2508068 Y2 JP2508068 Y2 JP 2508068Y2
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JP
Japan
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vehicle
winder
hydraulic pressure
pressure generator
maintenance
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剛 稲垣
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Tadano Ltd
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  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車輌フレーム上に油圧駆動式の巻取機と油
圧発生装置を架装した巻取機装備車輌に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来用いられていた巻取機装備車輌は、第4図に示す
如く、車輌1の運転室2後方の車輌フレーム3後端部に
ロープあるいはケーブル4を巻取り繰り出し駆動する油
圧駆動式の巻取機5を架装すると共に、当該巻取機5の
前方の車輌フレーム3上に巻取機5を駆動する圧油を発
生する内燃機関8駆動式の油圧発生装置7をボルト等の
固定手段により固定的に取り付けて構成していた。これ
により、巻取機5は前記油圧発生装置7が吐出した油圧
の供給を受けて駆動され、ドラム22に巻き取られたロー
プあるいはケーブル4を車輌1の後方から巻取り繰り出
すことによって、電線等の敷設作業を行なうようになっ
ている。
(従来技術の問題点) しかしながら、この種の巻取機装備車輌では、油圧発
生装置7に内燃機関8を使用しているためオイル交換等
の日常的なメンテナンスが必要であり、このメンテナン
スのために当該油圧発生装置7の前方および後方にメン
テナンス用のスペースCを設けなければならず、メンテ
ナンス用のスペースを含む油圧発生装置7の占有面積は
車輌1の搭載可能面積の大部分を占めるものとなってい
た。このため、車輌フレーム3上に工具箱等の大型の備
品を搭載するスペースが確保できないという問題があっ
た。
本考案は、上記問題点を解決しようとするものであ
り、油圧発生装置のメンテナンス用のスペースを不用と
し、この不用となったスペースを工具箱等の大型の備品
を搭載するスペースとして有効活用し得るようにするこ
とを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するため以下の如く構成
する。すなわち、車輌の運転室後方の車輌フレーム上
に、車輌後部から順に、ロープあるいはケーブルを巻取
り繰り出し駆動する油圧駆動式の巻取機と、当該巻取機
を駆動する圧油を発生する内燃機関を具備した油圧発生
装置を架装した巻取機装備車輌であって、前記油圧発生
装置を、車輌の車幅内に位置した使用位置と、車輌の車
幅外に張り出したメンテナンス位置との間で移動可能な
よう案内機構を介して車輌フレーム上に取り付けてある
ことを特徴とする巻取機装備車輌。
(作用) 本考案では以上の如く構成したので、油圧発生装置7
をメンテナンスする場合、油圧発生装置7を案内機構に
より車輌の車幅外に張り出したメンテナンス位置まで引
き出し、この位置でメンテナンスを行なう。このため、
油圧発生装置7の前方および後方の車輌フレーム3上に
メンテナンス用のスペースを設ける必要がなくなり、こ
のスペースを大型の工具箱等を搭載するスペースとして
活用することができるのである。
(実施例) 以下本考案の実施例を第1図〜第3図に基づき詳細に
説明する。なお、本考案の巻取機搭載車輌は従来例とし
て説明した巻取機搭載車輌に比べて油圧発生装置の搭載
位置および搭載方法についてのみ異なっており、以下の
説明ではこの相異点についてのみ説明するものとする。
油圧発生装置7は、巻取機5の収納箱6に近接させて
後述する案内機構9により車輌フレーム3上に搭載され
ている。案内機構9は第3図に示す如く、車輌フレーム
3上に横架並設した案内レール10,10と、前記油圧発生
装置7の内燃機関8支持フレーム11に立設され前記案内
レール10,10の案内面10a、10aに摺動自在に係合する摺
動部材12,12によって構成されており、油圧発生装置7
を車輌1の車幅内に位置させた使用位置(A)と車輌1
の車幅外に張り出したメンテナンス位置(B)との間で
移動可能に案内するようになっている。13は前記案内レ
ール10に設けたピン孔14と摺動部材12に設けたピン孔15
あるいは16を係合して前記油圧発生装置7を使用位置
(A)とメンテナンス位置(B)に固定する固定ピンで
ある。17は摺動部材12,12を摺動自在に支持するスライ
ドプレート、18は摺動部材12,12の飛び出しを防止する
ストッパである。19は油圧発生装置7の前方の車輌フレ
ーム3上に架装した工具箱であり、油圧発生装置7のメ
ンテナンス用のスペースが不用となったスペースに架装
されている。20,21は作業時の車輌1を安定支持するた
め車輌1の左右に設けられたアウトリガ装置である。
次に作動を説明する。
油圧発生装置7のメンテナンスを行なうためには、ま
ず、固定ピン13を抜き摺動部材12の案内レール10に対す
る固定を解除する。次に油圧発生装置7を引き出す側と
反対側のアウトリガ装置20を伸長させ車輌1を傾斜させ
る。これにより、摺動部材12,12は案内レール10、10の
案内面10a,10a上を摺動移動するので、油圧発生装置7
を車輌1の車幅外に張り出したメンテナンス位置(B)
に位置させることができる。この位置で固定ピン13によ
り摺動部材12と案内レール10を固定すれば、点検口を介
して内燃機関8のメンテナンスを行なうことができるの
である。このため、油圧発生装置7の前方および後方の
車輌フレーム3上にメンテナンス用のスペースを設ける
必要がなく、このスペースに工具箱19等の大型の備品を
架装することができるのである。
また、油圧発生装置7を車輌1の車幅内に位置した使
用位置(A)に位置させるには上記操作の逆の操作を行
なえば良い。
なお、上記実施例では、油圧発生装置7の移動を、ア
ウトリガ装置20,21を伸長動させ車輌1を傾斜させて行
なう例を示したが、専用のシリンダを設けて行なうよう
にしても良い。まあ、油圧発生装置7の張り出し側端部
に支持脚(鎖線図示)を設けるようにしても良い。
(考案の効果) 以上の様に、本考案によれば、油圧発生装置の前方お
よび後方の車輌フレーム上にメンテナンス用のスペース
を必要としないので、このスペースに工具箱等の大型の
備品を架装することができ、コンパクトで機動性の高い
巻取機装備車輌を得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図は同背面
図、第3図は同案内機構の説明図、第4図は従来の巻取
機装備車輌の説明図である。 車輌……1、車輌フレーム……3、巻取機……5、内燃
機関……8、油圧発生装置……7、案内機構……9。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌の運転室後方の車輌フレーム上に、車
    輌後部から順に、ロープあるいはケーブルを巻取り繰り
    出し駆動する油圧駆動式の巻取機と、当該巻取機を駆動
    する圧油を発生する内燃機関を具備した油圧発生装置を
    架装した巻取機装備車輌であって、前記油圧発生装置
    を、車輌の車幅内に位置した使用位置と、車輌の車幅外
    に張り出したメンテナンス位置との間で移動可能なよう
    案内機構を介して車輌フレーム上に取り付けてあること
    を特徴とする巻取機装備車輌。
JP5086789U 1989-04-28 1989-04-28 巻取機装備車輌 Expired - Lifetime JP2508068Y2 (ja)

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JPH02143234U JPH02143234U (ja) 1990-12-05
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