JP4783493B2 - 連続牽引ジャッキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として土木工事に使用されるジャッキであり、特に、重量物または負荷抵抗の大きい物を移動させるに当たって、それらに結着(定着)したPC鋼より線または鋼棒等の被牽引物を連続的に牽引できるジャッキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のジャッキとしては、例えば、特公平4ー71839号公報に開示された「重量物等の連続移設用ジャッキ」が従来例として公知である。
【0003】
この従来例の連続移設用ジャッキにおいては、中央部にワイヤーを挿通する挿通孔があり、その挿通孔を中心にして4個の油圧ジャッキを配設し、対向する各一対の油圧ジャッキについて第1移設ジャッキ部と第2移設ジャッキ部とし、各対をなす油圧ジャッキのロッド先端に連結梁部を取り付けて、それぞれ第1連結梁部と第2連結梁部として上下位置でクロスした状態に配設され、これら第1及び第2連結梁部のクロスした中央部にそれぞれチャック手段を設けて挿通したワイヤーをクランプする構成になっている。
【0004】
そして、実際の使用時において、第1移設ジャッキ部と第2移設ジャッキ部とを交互に動作(伸張と縮小)させるものであり、チャック手段はジャッキ部の伸張時にワイヤーをクランプし、縮小時にワイヤーを開放するものであり、第1及び第2移設ジャッキ部の伸張ストローク分づつワイヤーを交互に牽引できるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例の連続移設用ジャッキは、第1連結梁部と第2連結梁部とが上下位置でクロスした状態に配設されており、4本の油圧ジャッキを使用していることから全体が比較的大きい略四角形状になり、作業場所が広くないと設置できないという制約を受けるばかりでなく、保管管理または搬送作業の際にも全体が嵩張り重量が増えることからその取り扱いが厄介になるという問題点を有している。
【0006】
また、極めて近接した並設状態で2台以上のジャッキを同時に使用したいような場合に、ジャッキ自体が比較的大きな四角形状であると、牽引されるべき複数本のワイヤーにおいて、その間隔がそれ相応に広くないとジャッキを使用して同時に同じ牽引力で平行牽引ができないことになり、止むを得ず斜め方向からの牽引をせざるを得ないという問題点を有している。
【0007】
従って、従来例の連続移設用ジャッキにおいては、設置場所の広さにそれ程大きな制約を受けないようにコンパクト化すること、及び近接した状態の同時牽引しなければならない複数本のワイヤーであっても、それに対応して隣接状態に設置でき同時に同じ牽引力で平行牽引できるようにすること、に解決しなければならない課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本発明の第1の発明は、三つの油圧ジャッキをベース部材上に直線状に配設して取り付け、中央部の油圧ジャッキをセンターホール油圧ジャッキとし、両側の油圧ジャッキの頂部に架橋状態にビーム材を取り付け、前記センターホール油圧ジャッキの頂部に第1のチャック手段を設け、前記ビーム材の中央部に第2のチャック手段を設け、前記センターホール油圧ジャッキと両側の油圧ジャッキとを交互に駆動させて被牽引物を連続して牽引できるようにしたことを特徴とする連続牽引ジャッキである。
【0009】
第2の発明は、三角形状を呈するベース部材上の中央部にセンターホール油圧ジャッキを配設し、三角形状の各隅部にそれぞれ油圧ジャッキを配設すると共に、それらの頂部に架橋状態で三角形状のビーム材を取り付け、前記センターホール油圧ジャッキの頂部に第1のチャック手段を設け、前記ビーム材の中央部に第2のチャック手段を設け、前記センターホール油圧ジャッキと他の油圧ジャッキとを交互に駆動させて被牽引物を連続して牽引できるようにしたことを特徴とする連続牽引ジャッキである。
【0010】
更に、第3の発明は、ベース部材上に取り付けたセンターホール油圧ジャッキの第1の油圧ジャッキと円筒状の第2の油圧ジャッキとからなり、前記第1の油圧ジャッキであるセンターホール油圧ジャッキの頂部に第1のチャック手段を設け、前記第2の油圧ジャッキである円筒状の油圧ジャッキの頂部にヘッド部材を取り付けると共に、該ヘッド部材の中央部に第2のチャック手段を設け、前記第1の油圧ジャッキと第2の油圧ジャッキとを交互に駆動させて被牽引物を連続して牽引できるように前記第1の油圧ジャッキの周囲を取り囲むように同心円状に円筒状の第2の油圧ジャッキを取り付けたことを特徴とする連続牽引ジャッキを提供するものである。
【0011】
また、本発明の第1及び第2の発明においては、三つの油圧ジャッキが取り付けられるベース部材は、平面長方形にしたこと;センターホール油圧ジャッキは、ベース部材とビーム材との間で1ストロークの伸縮を行うこと;ビーム材が取り付けられた両側の油圧ジャッキは、センターホール油圧ジャッキの1ストローク伸長の設定長さの外側で1ストロークの伸縮を行うこと;センターホール油圧ジャッキと、ビーム材が取り付けられた油圧ジャッキとは、1ストロークの長さをそれぞれ任意に設定できること;センターホール油圧ジャッキに、回転防止手段を設けたこと;を付加的な要件として含むものである。
【0012】
更に、本発明の第3の発明においては、第1の油圧ジャッキは、ベース部材とヘッド部材との間で1ストロークの伸縮を行い、第2の油圧ジャッキは、第1の油圧ジャッキの1ストローク伸長の設定長さの外側で1ストロークの伸縮を行うこと;第1の油圧ジャッキと第2の油圧ジャッキは、1ストロークの長さをそれぞれ任意に設定できること;第1の油圧ジャッキと第2の油圧ジャッキには、回転防止手段を設けたこと;を付加的な要件として含むものである。
【0013】
本発明においては、連続牽引ジャッキの一つをセンターホール油圧ジャッキとし、その頂部に第1のチャック手段を設け、他の油圧ジャッキにビーム材またはヘッド部材を取り付け、そのビーム材またはヘッド部材の中央部に第2のチャック手段を取り付けたものであり、前記センターホール油圧ジャッキと他の油圧ジャッキとを交互に駆動させて被牽引物を連続して牽引できるようにしたことにより、構成が簡単であり、且つ複数の被牽引物が近接した配置であってもそれに対応して設置することができ、複数の被牽引物を平行状態で無理なく連続牽引ができ、牽引作業を効率よく遂行できるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明を図示の実施の形態により更に詳しく説明する。図1乃至図8は本発明に係る第1の実施の形態を示すものである。この実施の形態に係るPC鋼より線の連続牽引ジャッキ1は、長方形のベース部材2に対して3本の油圧ジャッキ3、4、5を直線状に取り付けたものであり、中央部の油圧ジャッキ3は中心部にPC鋼より線または鋼棒等の被牽引物6が挿通する挿通孔7が設けられた、いわゆるセンターホール油圧ジャッキである。なお、被牽引物については以下において実施の形態としてPC鋼より線を取り上げて説明する。
【0015】
このセンターホール油圧ジャッキ3は、主としてシリンダー部8とロッド部9とから構成されており、該ロッド部9の先端部に前記挿通孔7と軸心を一致させて第1のチャック手段10が取り付けてある。このチャック手段10は、一般的に使用されている油圧式のものであって、クランプ状態を強制的に開放できるものである。
【0016】
両側の油圧ジャッキ4、5は、それぞれシリンダー部11、12とロッド部13、14とからなり、両ロッド部13、14間の先端部にビーム材15が架橋状態に取り付けられており、該ビーム材15の中央部に第2のチャック手段16が取り付けられている。この第2のチャック手段16も、前記挿通孔7と軸心を一致させ且つ前記同様の油圧式であって、クランプ状態を強制的に開放できるものである。
【0017】
センターホール油圧ジャッキ3は、両側に位置する油圧ジャッキ4、5のビーム材15に衝突しない範囲(ストローク)で伸縮する。このことからして、センターホール油圧ジャッキ3の伸長した位置において、ビーム材15が衝突しない位置が、油圧ジャッキ4、5の縮小原点位置になるのである。
【0018】
また、センターホール油圧ジャッキ3と、両側の油圧ジャッキ4、5とを同じ出力(牽引速度と牽引力)に制御するために、同一の油圧系統から制御された油圧が供給されるのであり、センターホール油圧ジャッキ3における油圧の受圧面積を1とすると、油圧が分岐して供給される油圧ジャッキ4、5における油圧の受圧面積は1/2にしてある。
【0019】
前記第1及び第2のチャック手段10、16は、略同一構成のものであり一般的に使用されているものであるので、その一方(第2のチャック手段16)について、図3を用いて説明すると、長さ方向に三分割されたコレット17は、適宜のスプリング18によって常時閉まる方向に付勢されており、それによって油圧ジャッキ4、5が伸長する方向に作用すると、スプリング18の付勢と相俟って挿通されているPC鋼より線6を締め付けて(クランプして)牽引する構成になっている。
【0020】
また、前記スプリング18と対向する側に、スプリング18の押圧力に抗してコレット17を押し戻すためのクランプ外し部材19が設けられている。このクランプ外し部材19は、油圧機構20により長さ方向にスライドするものであって、筒状の端部19aがコレット17の先端に当接しており、コレット17が強いクランプ状態にあっても、油圧を掛けることによりクランプ外し部材19がスライドして、コレット17を強制的に押し戻してクランプ状態を解除させることができるのである。
【0021】
更に、PC鋼より線6を牽引・緊張することによって、PC鋼より線6自体に撚り戻し作用が発生し、その撚り戻し作用が回転力となってジャッキの第1及び第2のチャック手段10、16に付加される。そして、第2のチャック手段16は2本のロッド部13、14に支持されたビーム15に取り付けられていることで、撚り戻し作用の回転に対向することはできるが、第1のチャック手段10はセンターホール式のロッド部9に取り付けられていることにより、その撚り戻し作用の回転がロッド部9に直接伝達され、ロッド部9がシリンダー部8に支持された状態で軸回転してしまい、ジャッキとしての機能破損につながる。
【0022】
そこで、センターホール油圧ジャッキ3においては、シリンダー部8に対してロッド部9が軸回転しないように一対の回転防止手段21が対称方向に設けられている(図2参照)。
【0023】
この回転防止手段21の一例について説明すると、図4に示したように、ロッド部9の先端部側に張り出し状態に取り付けられた固定部材22と、該固定部材22に垂下状態に取り付けられた断面コ字状のガイドバー23と、該ガイドバー23の凹部23aにスライド自在に係合し、且つシリンダー部8の外側面に取り付けられたガイド用キー24とから構成されている。
【0024】
ガイドバー23は、少なくともロッド部9の最大伸長の長さよりも僅かに長い長さを有するものであり、また、ガイド用キー24は、全体として長方形の角材または立方体形状を呈するものであり、シリンダー部8の頂部外側面に長さ方向に沿って垂直に取り付けられている。そして、ガイドバー23とガイド用キー24が係合した状態でロッド部9が回転を阻止されて垂直に伸縮するのである。
【0025】
回転防止手段21の他の例を図5に示してある。この回転防止手段21は、ロッド9にフランジ部材70を取り付け、該フランジ部材70の対称位置にそれぞれスライドバー71を取り付け、該スライドバー71の上端を上方に延長し、該延長した上端にワイヤーカバー72を取り付け、該ワイヤーカバー72はチャック手段10の上方に架橋状態に位置し、且つ中央部に所定大きさの穴73が設けられている。この穴73は、被牽引物であるPC鋼より線6等のワイヤーが挿通されるものであり、牽引動作時にチャック手段がワイヤー(PC鋼より線)をアンロックしたときにワイヤーに跳ね現象が生じ、その跳ねに伴う種々の不都合を防止するものである。
【0026】
スライドバー71の下端部側は、ロッド部9の最大伸長の長さよりも長く形成されており、そのスライドバー71がスライド自在にガイドされる断面コ字状のガイド部材74がシリンダー部8の外側面に取り付けられている。この場合のガイド部材74は、所定の長さがあれば1個で足りるが、全体の重量を軽減させるためと材料無駄を省くために、複数のガイド部材74を所定の間隔をもって取り付けてある。そして、スライドバー71とガイド部材74とが係合した状態でロッド部9が回転を阻止されて垂直に伸縮するのである。なお、この種の回転防止手段21については、これ等構成部材に限定されることはなく、適宜の設計変更は可能である。要するに、ロッド部9が回転しないように支持できれば良いのである。
【0027】
このように構成された連続牽引ジャッキ1について、その動作を図6(A)〜(C)及び図7(A)〜(C)に基づいて説明する。なお、連続牽引ジャッキ1のベース部材2は、所定の反力板25上にセットされ、牽引されるべきPC鋼より線6は、挿通孔7及び第1及び第2のチャック手段10、16に挿通されている。また、図示していないが、連続牽引ジャッキ1を操作・駆動するための複数のスイッチ、ボタン及び表示部を備えた操作盤が存在する。
【0028】
まず、この操作盤上において、原点復帰ボタンを押すと、図6(A)に示したように、センターホール油圧ジャッキ3のロッド9が縮小端(縮み位置)の原点を検出するまで、縮む方向に移動させる。この縮小端の原点検出は、例えば、適宜のリミットスイッチ26等の検出手段により検出する。この移動の時に、第2のチャック手段16は反力を受けるがクランプ作用が働くので、PC鋼より線6は移動することはない。
【0029】
続いて、油圧ジャッキ4、5が、図6(B)に示したように、縮小端(縮み位置)の原点を検出するまで移動する。この場合に、油圧ジャッキ4、5が設定された縮小端の原点に位置しているときは停止状態を維持し、縮小端の原点よりも更に縮んだ位置にあるときは伸長動作を行う。このときには、自動的に第2のチャック手段16に油圧が掛けられ、コレット17のクランプ状態が外された状態で移動する。また、縮小端の原点よりも伸長した位置にあるときは、縮み動作を行う。この縮み動作の時に、第1のチャック手段10は反力を受けるがクランプ作用が働くので、PC鋼より線6は移動することはない。なお、この縮小端の原点検出も、例えば、適宜のリミットスイッチ27により検出する。
【0030】
このようにして両方の油圧ジャッキの縮小端の原点位置を検出して、それぞれ原点位置にセットした状態で、図6(C)に示したように、油圧ジャッキ4、5を駆動させてPC鋼より線6の予備緊張を行う。この場合に、単独の連続牽引ジャッキ1を使用するときには、予備緊張による緊張圧はそれ程問題にはならないが、例えば、複数の連続牽引ジャッキ1を並設して使用する場合には、それぞれのジャッキにおける緊張圧が略一定になるように調整しなければならない。そして、緊張圧が略一定になったところで、油圧ジャッキ4、5を縮小端の原点位置に戻して原点復帰完了となるのである。なお、伸長の原点位置もリミットスイッチ28、29等によって検出するようにしてある。
【0031】
予備緊張が終了した後に、操作盤上において、例えば、牽引運転ボタンをオンさせることにより、図7(A)に示したように、第1のチャック手段10がPC鋼より線6をクランプした状態で、センターホール油圧ジャッキ3が伸長原点まで伸長して、いわゆる1ストローク牽引が終了する。この牽引において、PC鋼より線6は油圧ジャッキ4、5側の第2のチャック手段16のコレット17を押し拡げるようにして1ストローク分通過する。
【0032】
センターホール油圧ジャッキ3による1ストローク牽引の終了直前に、油圧ジャッキ4、5が伸長動作することにより、第2のチャック手段16がPC鋼より線6をクランプして引き続き連続的に牽引する。
【0033】
この油圧ジャッキ4、5が引き続きの伸長動作している間に、図7(B)に示したように、センターホール油圧ジャッキ3は、第1のチャック手段10のクランプ状態がクランプ外し部材によって強制的に解かれて、縮小端の原点位置まで速やかに戻っており、油圧ジャッキ4、5が伸長原点に達して1ストローク牽引が終了する直前に、再度センターホール油圧ジャッキ3が駆動され、第1のチャック手段10でPC鋼より線6をクランプして伸長動作が行なわれ、連続してPC鋼より線6の牽引を行うのである。
【0034】
そして、図7(C)に示したように、再度のセンターホール油圧ジャッキ3による1ストローク牽引の間に、油圧ジャッキ4、5が縮小端の原点位置まで速やかに戻り、前記同様に1ストローク牽引終了直前に、油圧ジャッキ4、5が伸長動作してPC鋼より線6の連続牽引を行うのであり、これらの動作の繰り返しによってPC鋼より線6の牽引を中断することなく、効率よく連続的に行うことができるのである。
【0035】
第1の実施の形態に係る連続牽引ジャッキ1は、図8に示したように、複数個を隣接状態にして使用することができる。この場合に、同時に牽引すべき複数のPC鋼より線が極めて近接した状態に配設されているようなときに、連続牽引ジャッキ1が長方形であるからこそ、それに対応させて隣接状態に配設することができるのである。
【0036】
要するに、連続牽引ができる構成にするため、三個または三本の油圧ジャッキ3、4、5を直線状に配置することで、ジャッキ全体の形状を長方形に形成することができるのであり、長方形であることからして、使い勝手が良くなっているのである。なお、図示の実施の形態では、第2のチャック手段16がビーム材15の内側に取り付けられた例について説明したが、これに限定されず、ビーム材15の外側に取り付けられることも当然のこととして含まれるものである。
【0037】
図9乃至図12に、第2の実施の形態に係る連続牽引ジャッキ31を示してある。この連続牽引ジャッキ31は、全体として略三角柱状を呈するものであり、略三角形状のベース部材32に対して4本の油圧ジャッキ33、34、35、36を取り付けたものであり、中央部の油圧ジャッキ33は中心部にPC鋼より線等の被牽引物が挿通する挿通孔37が設けられた、いわゆるセンターホール油圧ジャッキである。
【0038】
このセンターホール油圧ジャッキ33は、前記第1の実施の形態のものと略同じように、シリンダー部38とロッド部39とから構成されており、該ロッド部39の先端部に前記挿通孔37と軸心を一致させて第1のチャック手段40が取り付けてある。この第1のチャック手段40は、前記第1の実施の形態と同様に一般的に使用されている油圧式のものである。
【0039】
三角形状の各隅部に配設した油圧ジャッキ34、35、36は、それぞれシリンダー部とロッド部とを有し、三本のロッド部の先端部に略三角形状を呈するビーム材45が架橋状態に取り付けられており、該ビーム材45の中央部に第2のチャック手段46が取り付けられている。この第2のチャック手段46も、挿通孔37と軸心を一致させ且つ前記同様の油圧式である。
【0040】
この実施例においても、センターホール油圧ジャッキ33は、三本の油圧ジャッキ34、35、36のビーム材45に衝突しない範囲(ストローク)で伸縮するのであり、センターホール油圧ジャッキ33の伸長した位置において、ビーム材45が衝突しない位置が、油圧ジャッキ34、35、36の縮小原点位置になるのである。
【0041】
また、センターホール油圧ジャッキ33と、三本の油圧ジャッキ34、35、36とを同じ出力(牽引速度と牽引力)に制御するために、同一の油圧系統から制御された油圧が供給されるのであり、センターホール油圧ジャッキ33における油圧の受圧面積を1とすると、油圧が分岐して供給される油圧ジャッキ34、35、36における油圧の受圧面積は1/3にすれば良いのである。
【0042】
この第2の実施の形態における連続牽引ジャッキ31の動作は、前記第1の実施の形態に係る連続牽引ジャッキ1と実質的に略同一であるので、その説明は重複するので省略する。
【0043】
そして、第2の実施の形態における連続牽引ジャッキ31の特徴は、全体が略三角形状を呈しているので、作業場所での設置の状態が安定すると共に、センターホール油圧ジャッキ33を除く、三本の油圧ジャッキ34、35、36がビーム材45を支持する上で水平度を出しやすく、且つ出力を均等にすることができる点である。
【0044】
更に、この第2の実施の形態における連続牽引ジャッキ31においても、図11及び図12に示したように、複数個を隣接状態にして使用することができる。つまり、同時に牽引すべき複数のPC鋼より線が近接した状態に配設されているようなときに、連続牽引ジャッキ31を同じ方向を向けて、または異なる方向を向けて、PC鋼より線等の被牽引物の位置関係に対応させて隣接状態に設置することができるのである。
【0045】
次ぎに、図13乃至図15に示した第3の実施の形態について説明する。この実施の形態に係る連続牽引ジャッキ51は、全体として略円柱状を呈するものであり、円盤状のベース部材52に対してその中央部に第1の油圧ジャッキ53が取り付けられ、該油圧ジャッキ53の周囲を取り囲むようにして同心円状に円筒状の第2の油圧ジャッキ54が取り付けられた構成のものであって、いわゆるジャッキ・イン・ジャッキの構成を有するものである。そして、第1の油圧ジャッキ53は中心部にPC鋼より線等の被牽引物が挿通する挿通孔57が設けられたものであり、前記第1及び第2の実施の形態で説明したセンターホール油圧ジャッキと同種のものである。
【0046】
即ち、第1の油圧ジャッキ53は、前記第1及び第2の実施の形態のものと略同じように、シリンダー部58とロッド部59とから構成されており、該ロッド部59の先端部に前記挿通孔57と軸心を一致させて第1のチャック手段60が取り付けてある。この第1のチャック手段60は、前記第1及び第2の実施の形態と同様に一般的に使用されている油圧式のものである。
【0047】
円筒状の第2の油圧ジャッキ54は、シリンダー部55と、ロッド部56と、内筒67とを有し、該ロッド部56の先端部に円形状を呈するヘッド部材65が施蓋状態に取り付けられており、該ヘッド部材65の中央部に第2のチャック手段66が取り付けられている。この第2のチャック手段66も、挿通孔57と軸心を一致させて配設してある。そして、これらチャック手段は、いずれも前記第1の実施の形態で述べた油圧式の構成のものと実質的に同一の構成を有するものであるので、同一符号を付してその説明は省略する。
【0048】
また、この実施の形態における第1及び第2の油圧ジャッキ53、54は、いずれも円柱または円筒状を呈しているので、例えば、PC鋼より線を牽引・緊張することによって、PC鋼より線自体の撚り戻し作用が回転力となってそれぞれのロッド部55、59に伝達されて、これらロッド部55、59が回転しジャッキとしての機能破損につながる虞があるため、各油圧ジャッキ53、54には、前記第1の実施の形態で説明した図4に示す構成の回転防止手段21と実質的に同一構成の回転防止手段がそれぞれに設けられている。
【0049】
この第3の実施の形態においても、第1の油圧ジャッキ53は、円筒状の油圧ジャッキ54に取り付けたヘッド部材65に衝突しない範囲(ストローク)で伸縮するのであり、第1の油圧ジャッキ53の伸長した位置において、ヘッド部材65が衝突しない位置が、円筒状の第2の油圧ジャッキ54の縮小原点位置になるのである。
【0050】
また、第1の油圧ジャッキ53と、第2の油圧ジャッキ54とを同じ出力(牽引速度と牽引力)に制御するために、同一の油圧系統から制御された油圧が供給されるのであり、第1の油圧ジャッキ53における油圧の受圧面積と、油圧が分岐して供給される第2の油圧ジャッキ54における油圧の受圧面積とを同じ面積にすれば良いのである。
【0051】
この第3の実施の形態における連続牽引ジャッキ51の動作は、前記第1及び第2の実施の形態に係る連続牽引ジャッキ1、31と実質的に略同一であるので、その説明は重複するので省略する。
【0052】
そして、第3の実施の形態における連続牽引ジャッキ51の特徴は、全体が略円筒形状を呈しているので、設置面積を著しく小さくできると共に、いわゆるジャッキ・イン・ジャッキの構成であることからして、部品点数が少なくて済み、全体が軽量化されて取り扱い及び運搬が容易になるのである。
【0053】
更に、この第3の実施の形態における連続牽引ジャッキ51においても、図15に示したように、複数個を隣接状態にして使用することができる。つまり、同時に牽引すべき複数のPC鋼より線等の被牽引物が近接した状態に配設されているようなときに、連続牽引ジャッキ51をそれら被牽引物の位置関係に対応させて隣接状態に設置することができ、それによって各被牽引物を平行状態で同時に牽引することができるのである。
【0054】
いずれにしても本発明においては、連続牽引ジャッキ1、31、51は、センターホール油圧ジャッキ3、33、53を使用することで、全体の形状をそれ程大きくしないで、例えば、全体を長方形、三角形状または円形状に形成することができ、作業場所での設置面積にそれ程大きな制約を受けることがなくなるのである。なお、いずれの実施の形態においても、第2のチャック手段16、46、66について、ビーム材15、45またはヘッド部材65の内側に取り付けた構成のものを図示してあるが、これに限定されることなく、例えば、外側に取り付ける構成も当然のこととして含まれるものである。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1の発明に係る連続牽引ジャッキは、三つの油圧ジャッキをベース部材上に直線状に配設して取り付け、中央部の油圧ジャッキをセンターホール油圧ジャッキとし、両側の油圧ジャッキの頂部に架橋状態にビーム材を取り付け、前記センターホール油圧ジャッキの頂部に第1のチャック手段を設け、前記ビーム材の中央部に第2のチャック手段を設け、前記センターホール油圧ジャッキと両側の油圧ジャッキとを交互に駆動させて被牽引物を連続して牽引できるようにした構成であって、特に、三つの油圧ジャッキを直線状に配設することで、ベース部材を長方形に形成できること、及び一つのビーム材を設けたことで、全体の幅が狭く構成がコンパクトになり、作業現場における設置場所の制約をそれ程受けないで設置でき、また、同時牽引に係る複数のPC鋼より線が近接した状態にあっても、それに対応して複数の連続牽引ジャッキを隣接状態に配設でき、それによって複数の被牽引物を無理なく平行に牽引できるという優れた効果を奏する。
【0056】
また、本発明の第2の発明に係る連続牽引ジャッキは、三角形状を呈するベース部材上の中央部にセンターホール油圧ジャッキを配設し、三角形状の各隅部にそれぞれ油圧ジャッキを配設すると共に、それらの頂部に架橋状態で三角形状のビーム材を取り付け、前記センターホール油圧ジャッキの頂部に第1のチャック手段を設け、前記ビーム材の中央部に第2のチャック手段を設け、前記センターホール油圧ジャッキと他の油圧ジャッキとを交互に駆動させてPC鋼より線を連続して牽引できるようにしたことにより、全体形状が三角柱状を呈するようになり、ジャッキとしての設置のバランスが良くなると共に、センターホール油圧ジャッキに対する他の油圧ジャッキの駆動バランスも良くなるという優れた効果を奏する。
【0057】
更に、本発明の第3の発明に掛かる連続牽引ジャッキは、ベース部材上に取り付けたセンターホール油圧ジャッキの第1の油圧ジャッキと円筒状の第2の油圧ジャッキとからなり、前記第1の油圧ジャッキであるセンターホール油圧ジャッキの頂部に第1のチャック手段を設け、前記第2の油圧ジャッキである円筒状の油圧ジャッキの頂部にヘッド部材を取り付けると共に、該ヘッド部材の中央部に第2のチャック手段を設け、前記第1の油圧ジャッキと第2の油圧ジャッキとを交互に駆動させて被牽引物を連続して牽引できるように前記第1の油圧ジャッキの周囲を取り囲むように同心円状に円筒状の第2の油圧ジャッキを取り付けたことにより、部品点数を減らして全体を更に小型化すると共に、軽量化を図ることができるものであり、複数の被牽引物が近接した状態で配設されていても、それぞれの被牽引物に対応して適正な状態で設置でき、複数の被牽引物を無理なく平行に牽引できるばかりでなく、工事現場での設置等の取り扱いおよび運搬作業も容易になるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る連続牽引ジャッキを示す略示的側面図である。
【図2】同連続牽引ジャッキの一部を除去して示した平面図である。
【図3】同連続牽引ジャッキの一部を断面で示した略示的側面図である。
【図4】同連続牽引ジャッキの回転防止手段の一例を示した要部の斜視図である。
【図5】同連続牽引ジャッキの回転防止手段の一例を示した要部の斜視図である。
【図6】図(A)〜(C)は、同連続牽引ジャッキの予備緊張を行う動作状況を説明するために略示的に示した説明図である。
【図7】図(A)〜(C)は、同連続牽引ジャッキが連続牽引を行う動作状況を説明するために略示的に示した説明図である。
【図8】同連続牽引ジャッキの使用時における配設状況を示す説明図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る連続牽引ジャッキの一部を除去して示した平面図である。
【図10】同連続牽引ジャッキの略示的側面図である。
【図11】同連続牽引ジャッキの使用時における一例の配設状況を示す説明図である。
【図12】同連続牽引ジャッキの使用時における他の例の配設状況を示す説明図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係る連続牽引ジャッキの一部を除去して示した略示的側面図である。
【図14】同連続牽引ジャッキの一部を除去して示した平面図である。
【図15】同連続牽引ジャッキの使用時における一例の配設状況を示す説明図である。
【符号の説明】
1、31、51 連続牽引ジャッキ
2、32、52 ベース部材
3、33、 センターホール油圧ジャッキ
4、5、34、35、36 油圧ジャッキ
6 被牽引物(PC鋼より線または鋼棒)
7、37、57 挿通孔
8、11、12、38、55、58 シリンダー部
9、13、14、39、56、59 ロッド部
10、40、60 第1のチャック手段
16、46、66 第2のチャック手段
15、45 ビーム材
17 コレット
18 スプリング
19 クランプ外し部材
19a 筒状の端部
20 油圧機構
21 回転防止手段
22 固定部材
23 ガイドバー
23a 凹部
24 ガイドキー
25 反力板
26、27、28、29 リミットスイッチ
53 第1の油圧ジャッキ(センターホール油圧ジャッキ)
54 第2の油圧ジャッキ(円筒状の油圧ジャッキ)
65 ヘッド部材
67 内筒
70 フランジ部材
71 スライドバー
72 ワイヤーカバー板
73 穴
74 ガイド部材。

Claims (14)

  1. 三つの油圧ジャッキをベース部材上に直線状に配設して取り付け、
    中央部の油圧ジャッキをセンターホール油圧ジャッキとし、
    両側の油圧ジャッキの頂部に架橋状態にビーム材を取り付け、
    前記センターホール油圧ジャッキの頂部に第1のチャック手段を設け、
    前記ビーム材の中央部に第2のチャック手段を設け、
    前記センターホール油圧ジャッキと両側の油圧ジャッキとを交互に駆動させて被牽引物を連続して牽引できるようにしたこと
    を特徴とする連続牽引ジャッキ。
  2. 三つの油圧ジャッキが取り付けられるベース部材は、
    平面長方形にした
    請求項1に記載の連続牽引ジャッキ。
  3. センターホール油圧ジャッキは、
    ベース部材とビーム材との間で1ストロークの伸縮を行う
    請求項1に記載の連続牽引ジャッキ。
  4. ビーム材が取り付けられた両側の油圧ジャッキは、
    センターホール油圧ジャッキの1ストローク伸長の設定長さの外側で1ストロークの伸縮を行う
    請求項1または3に記載の連続牽引ジャッキ。
  5. センターホール油圧ジャッキと、ビーム材が取り付けられた油圧ジャッキとは、
    1ストロークの長さをそれぞれ任意に設定できる
    請求項1、3、または4に記載の連続牽引ジャッキ。
  6. センターホール油圧ジャッキに、
    回転防止手段を設けた
    請求項1、3、4または5に記載の連続牽引ジャッキ。
  7. 三角形状を呈するベース部材上の中央部にセンターホール油圧ジャッキを配設し、
    三角形状の各隅部にそれぞれ油圧ジャッキを配設すると共に、それらの頂部に架橋状態で三角形状のビーム材を取り付け、
    前記センターホール油圧ジャッキの頂部に第1のチャック手段を設け、
    前記ビーム材の中央部に第2のチャック手段を設け、
    前記センターホール油圧ジャッキと他の油圧ジャッキとを交互に駆動させて被牽引物を連続して牽引できるようにしたこと
    を特徴とする連続牽引ジャッキ。
  8. センターホール油圧ジャッキは、ベース部材とビーム材との間で1ストロークの伸縮を行い、
    他の油圧ジャッキは、センターホール油圧ジャッキの1ストローク伸長の設定長さの外側で1ストロークの伸縮を行う
    請求項7に記載の連続牽引ジャッキ。
  9. センターホール油圧ジャッキと、ビーム材が取り付けられた油圧ジャッキとは、
    1ストロークの長さをそれぞれ任意に設定できる
    請求項7または8に記載の連続牽引ジャッキ。
  10. センターホール油圧ジャッキに、
    回転防止手段を設けた
    請求項7、8または9に記載の連続牽引ジャッキ。
  11. ベース部材上に取り付けたセンターホール油圧ジャッキの第1の油圧ジャッキと円筒状の第2の油圧ジャッキとからなり、
    前記第1の油圧ジャッキであるセンターホール油圧ジャッキの頂部に第1のチャック手段を設け、
    前記第2の油圧ジャッキである円筒状の油圧ジャッキの頂部にヘッド部材を取り付けると共に、該ヘッド部材の中央部に第2のチャック手段を設け、
    前記第1の油圧ジャッキと第2の油圧ジャッキとを交互に駆動させて被牽引物を連続して牽引できるように前記第1の油圧ジャッキの周囲を取り囲むように同心円状に円筒状の第2の油圧ジャッキを取り付けたこと
    を特徴とする連続牽引ジャッキ。
  12. 第1の油圧ジャッキは、ベース部材とヘッド部材との間で1ストロークの伸縮を行い、
    第2の油圧ジャッキは、第1の油圧ジャッキの1ストローク伸長の設定長さの外側で1ストロークの伸縮を行う
    請求項11に記載の連続牽引ジャッキ。
  13. 第1の油圧ジャッキと第2の油圧ジャッキは、
    1ストロークの長さをそれぞれ任意に設定できる
    請求項11または12に記載の連続牽引ジャッキ。
  14. 第1の油圧ジャッキと第2の油圧ジャッキには、
    回転防止手段を設けた
    請求項11、12または13に記載の連続牽引ジャッキ。
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