JP2520128Y2 - 移動装置 - Google Patents
移動装置Info
- Publication number
- JP2520128Y2 JP2520128Y2 JP5065292U JP5065292U JP2520128Y2 JP 2520128 Y2 JP2520128 Y2 JP 2520128Y2 JP 5065292 U JP5065292 U JP 5065292U JP 5065292 U JP5065292 U JP 5065292U JP 2520128 Y2 JP2520128 Y2 JP 2520128Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- jack
- rail
- guide portion
- moving object
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ジャッキを駆動力とす
る移動装置に関する。
る移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジャッキを駆動力とする移動装置
は、ジャッキの伸縮の一方で移動物を移動させ、残りの
他方ではジャッキを元の状態に戻す、いわゆる尺取虫状
の動きにより移動する技術は知られている。
は、ジャッキの伸縮の一方で移動物を移動させ、残りの
他方ではジャッキを元の状態に戻す、いわゆる尺取虫状
の動きにより移動する技術は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術ではジャッキの伸縮の一方しか移動に寄与していな
いので、ジャッキスピードの1/2以下の移動速度にな
る。
技術ではジャッキの伸縮の一方しか移動に寄与していな
いので、ジャッキスピードの1/2以下の移動速度にな
る。
【0004】したがって、本考案は、ジャッキを駆動力
とした移動速度が速い、効率の良い移動装置を提供する
ことを目的としている。
とした移動速度が速い、効率の良い移動装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、ジャッ
キを駆動力とする移動装置において、移動物の下部にガ
イドレールと移動物を移動する軌条とを設け、前記ガイ
ドレールと軌条との間に、ジャッキのピストンロッド側
に第1のガイド部と、前記ジャッキのシリンダ端部に第
2のガイド部と前記第1と第2のガイド部の間に第3の
ガイド部とを設け、前記第1と第2と第3のガイド部の
上端と下端とにそれぞれ前記ガイドレールと軌条とをク
ランプするクランプ手段を設けると共に、前記第1と第
3のガイド部とを接続するスプリングを設けている。
キを駆動力とする移動装置において、移動物の下部にガ
イドレールと移動物を移動する軌条とを設け、前記ガイ
ドレールと軌条との間に、ジャッキのピストンロッド側
に第1のガイド部と、前記ジャッキのシリンダ端部に第
2のガイド部と前記第1と第2のガイド部の間に第3の
ガイド部とを設け、前記第1と第2と第3のガイド部の
上端と下端とにそれぞれ前記ガイドレールと軌条とをク
ランプするクランプ手段を設けると共に、前記第1と第
3のガイド部とを接続するスプリングを設けている。
【0006】上記のクランプ手段は、締付けジャッキを
前記ジャッキの伸縮に合わせてリミットスイッチで作動
するよう構成することが好ましい。
前記ジャッキの伸縮に合わせてリミットスイッチで作動
するよう構成することが好ましい。
【0007】
【作用】上記の様に構成された移動装置において、第1
のガイド部の下端のクランプで軌条をクランプし、第2
と第3のクランプの上端のクランプでガイドレールをク
ランプしてジャッキを伸して移動物を移動し、ついで第
1と第3のガイド部の上端のクランプで移動物をクラン
プし、第2のガイド部のクランプ部で軌条をクランプし
てジャッキを縮めて移動物を移動する。
のガイド部の下端のクランプで軌条をクランプし、第2
と第3のクランプの上端のクランプでガイドレールをク
ランプしてジャッキを伸して移動物を移動し、ついで第
1と第3のガイド部の上端のクランプで移動物をクラン
プし、第2のガイド部のクランプ部で軌条をクランプし
てジャッキを縮めて移動物を移動する。
【0008】そして、第3のガイド部の上下のクランプ
でガイドレルと軌条とをクランプして第1と第2のガイ
ド部のクランプをすべて開放すれば、ジャッキはスプリ
ング力で移動物に対してもとの位置に戻るので、この作
動を継続すればジャッキの伸縮共に移動できる。
でガイドレルと軌条とをクランプして第1と第2のガイ
ド部のクランプをすべて開放すれば、ジャッキはスプリ
ング力で移動物に対してもとの位置に戻るので、この作
動を継続すればジャッキの伸縮共に移動できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
明する。
【0010】図1において、移動物2の下部には移動物
2と一体に動くガイドレール2aが設けられ、そのガイ
ドレール2aは、第1のガイド部3と第2のガイド部4
と第3のガイド部5とジャッキ6のシリンダ6a,ピス
トンロッド6bとスプリング7とを基本として構成され
た複数の移動装置を介し、軌条1の上部に移動自在に設
けられている。
2と一体に動くガイドレール2aが設けられ、そのガイ
ドレール2aは、第1のガイド部3と第2のガイド部4
と第3のガイド部5とジャッキ6のシリンダ6a,ピス
トンロッド6bとスプリング7とを基本として構成され
た複数の移動装置を介し、軌条1の上部に移動自在に設
けられている。
【0011】また、図2をも参照して、ジャッキ6のピ
ストンロッド6bはピン8で第1のガイド部3に取付け
られ、シリンダ6aはピン8で第2のガイド部4に取付
けられている。そして、第1のガイド部3と第3のガイ
ド部5とはスプリング7で接続されている。
ストンロッド6bはピン8で第1のガイド部3に取付け
られ、シリンダ6aはピン8で第2のガイド部4に取付
けられている。そして、第1のガイド部3と第3のガイ
ド部5とはスプリング7で接続されている。
【0012】また、第1〜第3のガイド部3、4、5に
はクランプ手段である締付けジャッキ9がそれぞれ設け
られ、ジャッキ6に連動する図示しないリミットスイッ
チに接続されている。
はクランプ手段である締付けジャッキ9がそれぞれ設け
られ、ジャッキ6に連動する図示しないリミットスイッ
チに接続されている。
【0013】以下、図3を参照して、作動について説明
する。まず第1のガイド部3の下端A、第2のガイド部
4の上端Eと第3のガイド部5の上端Fとで軌条1とガ
イドレール2aとをそれぞれクランプして(図3−
K)、ジャッキ6を延ばすと第1のガイド部3の上端
D、第2のガイド部4の下端Bと第3のガイド部5の下
端Cとが滑って、スプリング7が伸びて移動物はdだけ
移動する(図3−L)。次に、B、F、Dをクランプし
てジャッキを縮めると移動物はdだけ移動する(図3−
M)。
する。まず第1のガイド部3の下端A、第2のガイド部
4の上端Eと第3のガイド部5の上端Fとで軌条1とガ
イドレール2aとをそれぞれクランプして(図3−
K)、ジャッキ6を延ばすと第1のガイド部3の上端
D、第2のガイド部4の下端Bと第3のガイド部5の下
端Cとが滑って、スプリング7が伸びて移動物はdだけ
移動する(図3−L)。次に、B、F、Dをクランプし
てジャッキを縮めると移動物はdだけ移動する(図3−
M)。
【0014】そして、第2のガイド部の上端F、下端C
をクランプしてその他のクランプを開放すると伸びてい
るスプリング7の力でジャッキ6は移動物に対してもと
の位置に戻る(図3−N)。以上の作動を繰返せばよ
い。
をクランプしてその他のクランプを開放すると伸びてい
るスプリング7の力でジャッキ6は移動物に対してもと
の位置に戻る(図3−N)。以上の作動を繰返せばよ
い。
【0015】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、従来のジャッキの伸縮の一方だけで作動さ
せた技術に比べて、約2倍の速度で移動する事ができ、
作業効率が向上する。
ているので、従来のジャッキの伸縮の一方だけで作動さ
せた技術に比べて、約2倍の速度で移動する事ができ、
作業効率が向上する。
【図1】本考案の一実施例を示す全体構成斜視図。
【図2】図1の要部を示す斜視図。
【図3】図1の移動手順を示す図。
1…軌条 2…移動物 2a…ガイドレール 3…第1のガイド部 4…第2のガイド部 5…第3のガイド部 6…ジャッキ 7…スプリング 9…締付けジャッキ
Claims (1)
- 【請求項1】 ジャッキを駆動力とする移動装置におい
て、移動物の下部にガイドレールと移動物を移動する軌
条とを設け、前記ガイドレールと軌条との間に、ジャッ
キのピストンロッド側に第1のガイド部と、前記ジャッ
キのシリンダ端部に第2のガイド部と前記第1と第2の
ガイド部の間に第3のガイド部とを設け、前記第1と第
2と第3のガイド部の上端と下端とにそれぞれ前記ガイ
ドレールと軌条とをクランプするクランプ手段を設ける
と共に、前記第1と第3のガイド部とを接続するスプリ
ングを設けた事を特徴とする移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5065292U JP2520128Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5065292U JP2520128Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610299U JPH0610299U (ja) | 1994-02-08 |
JP2520128Y2 true JP2520128Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=12864875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5065292U Expired - Lifetime JP2520128Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520128Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101505935B1 (ko) * | 2014-06-11 | 2015-04-17 | (주)한도기공 | 압출용 스크루를 자동으로 분해 및 결합하는 이동식 자동 압출기 |
KR101967722B1 (ko) * | 2018-06-07 | 2019-04-10 | 하민재 | 용기 뚜껑의 속지 삽입장치 |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP5065292U patent/JP2520128Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610299U (ja) | 1994-02-08 |
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