JP2507862Y2 - ビデオテ―プ複写装置のノイズ除去回路 - Google Patents
ビデオテ―プ複写装置のノイズ除去回路Info
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- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/02—Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
- G11B27/022—Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
- G11B27/024—Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals on tapes
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- G—PHYSICS
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- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/86—Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/90—Tape-like record carriers
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はビデオテープ複写装置の
ノイズ除去回路に関するもので、特に2モード複写でき
る複写装置のカラーノイズ除去回路に関するものであ
る。
ノイズ除去回路に関するもので、特に2モード複写でき
る複写装置のカラーノイズ除去回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にダビング装置と呼ばれるビデオテ
ープ複写装置は一つのビデオテープに記録された情報を
別の記録媒体に複写するためのものである。このような
複写装置として幅広く使われているのは2台のビデオテ
ープ記録及び再生装置を接続して使うもので、特に2台
の記録及び再生装置を1ユニットより構成するものをダ
ブルデッキVTRと言う。ビデオテープレコーダは映像
情報をビデオテープに記録する記録系と、ビデオテープ
に記録された映像情報を再生する再生系よりなるので、
このような複写装置は一つの装置の再生系で再生される
映像情報を別の装置の記録系をもって記録する方法で複
写を行う。
ープ複写装置は一つのビデオテープに記録された情報を
別の記録媒体に複写するためのものである。このような
複写装置として幅広く使われているのは2台のビデオテ
ープ記録及び再生装置を接続して使うもので、特に2台
の記録及び再生装置を1ユニットより構成するものをダ
ブルデッキVTRと言う。ビデオテープレコーダは映像
情報をビデオテープに記録する記録系と、ビデオテープ
に記録された映像情報を再生する再生系よりなるので、
このような複写装置は一つの装置の再生系で再生される
映像情報を別の装置の記録系をもって記録する方法で複
写を行う。
【0003】図1は再生系PBで、輝度信号とカラー信
号がそれぞれ変調され混合された形態でビデオテープT
1に記録されている複合映像信号は再生ヘッドH1を通
じてピックアップされ、輝度信号とカラー信号より分離
される(Y/C分離)。
号がそれぞれ変調され混合された形態でビデオテープT
1に記録されている複合映像信号は再生ヘッドH1を通
じてピックアップされ、輝度信号とカラー信号より分離
される(Y/C分離)。
【0004】分離された輝度信号とカラー信号はそれぞ
れ復調及びそれぞれ復調信号Yn,Cnになった後(Y
/C復調)混合されて表示装置などで出力される。
れ復調及びそれぞれ復調信号Yn,Cnになった後(Y
/C復調)混合されて表示装置などで出力される。
【0005】記録系RECではこの出力信号を受けてY
/C分離した後、それぞれを変調及び再び混合して記録
ヘッドH2を通じてビデオテープT2に記録することに
よってビデオテープの複写を完了する。
/C分離した後、それぞれを変調及び再び混合して記録
ヘッドH2を通じてビデオテープT2に記録することに
よってビデオテープの複写を完了する。
【0006】このような構成の複写装置は単なる2台の
記録再生装置の入出力側を接続させるだけで複写でき
る。しかし、この場合、再生された映像信号が復調−変
調過程を経るので、その伝送線が長くなり複写された画
質が低下される問題点が発生される。
記録再生装置の入出力側を接続させるだけで複写でき
る。しかし、この場合、再生された映像信号が復調−変
調過程を経るので、その伝送線が長くなり複写された画
質が低下される問題点が発生される。
【0007】これにより再生系Y/C分離された映像信
号Yf,Cfを記録系の混合側に直接接続することによ
って複写画質を改善させる方法が提案された。このよう
な複写モードが一つの複写装置内で可能の場合、前者を
ノーマルコピー、後者をファインコピーモードと称し、
特に数回の複写を繰り返したビデオテープや直接に撮影
したビデオテープはファインコピーで複写することによ
って画質の劣化を防止していた。
号Yf,Cfを記録系の混合側に直接接続することによ
って複写画質を改善させる方法が提案された。このよう
な複写モードが一つの複写装置内で可能の場合、前者を
ノーマルコピー、後者をファインコピーモードと称し、
特に数回の複写を繰り返したビデオテープや直接に撮影
したビデオテープはファインコピーで複写することによ
って画質の劣化を防止していた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】ところで、再生系のビ
デオテープに白黒映像情報が記録されている場合は再生
される映像信号は輝度信号だけで、カラー信号は発生さ
れない。この際、このカラー信号伝送線に発生される雑
音はノーマルコピーの場合は復調・変調過程を通じて除
去されるので問題が生じない。しかし、ファインコピー
の場合はこのカラー信号の雑音が直接に記録系に印加さ
れ記録された輝度信号と混合される。これによって、そ
の記録特性を変換させ、かえって記録画質を劣化させる
問題点があった。
デオテープに白黒映像情報が記録されている場合は再生
される映像信号は輝度信号だけで、カラー信号は発生さ
れない。この際、このカラー信号伝送線に発生される雑
音はノーマルコピーの場合は復調・変調過程を通じて除
去されるので問題が生じない。しかし、ファインコピー
の場合はこのカラー信号の雑音が直接に記録系に印加さ
れ記録された輝度信号と混合される。これによって、そ
の記録特性を変換させ、かえって記録画質を劣化させる
問題点があった。
【0009】本考案は上述した問題点を勘案して、特に
ファインコピー時のカラーノイズが除去できるビデオテ
ープ複写装置のノイズ除去回路を提供するところにその
目的がある。
ファインコピー時のカラーノイズが除去できるビデオテ
ープ複写装置のノイズ除去回路を提供するところにその
目的がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本考案によるビデオテープ複写装置のノイズ除去
回路は一つのビデオテープに記録された映像情報を再生
する再生系と、前記再生系で再生された映像情報を別の
ビデオテープに記録する記録系を具備し、前記再生系で
再生された映像情報を輝度信号とカラー信号より分離し
て前記記録系の混合側に供給するファインコピーモード
と、前記再生系で分離された輝度信号及びカラー信号を
それぞれ復調した後前記記録系でそれぞれ復調及び混合
させるノーマルコピーモードを行うビデオテープの複写
装置において、前記ファインコピーモードを設定するモ
ード設定手段と、前記ファインコピーモードの時前記カ
ラー信号の入力を検出するカラー信号検出手段と、前記
再生系で出力される前記ファインコピーモードの分離さ
れた輝度信号及びカラー信号と前記ノーマルコピーモー
ドの復調された輝度信号とカラー信号をそれぞれ受けて
これを前記記録系に選択的に出力する選択手段と、前記
モード設定手段により前記ノーマルコピーモード時は前
記復調された輝度信号及びカラー信号を出力し、前記モ
ード設定手段により前記ファインコピーモード時は前記
分離されたカラー信号が入力される場合は前記分離され
た輝度信号及びカラー信号を出力し、前記分離されたカ
ラー信号が入力されていない場合は前記分離された輝度
信号のみを出力するように前記選択手段の作動を制御す
る伝送制御手段とを具備して構成されることを特徴とす
る。
ため、本考案によるビデオテープ複写装置のノイズ除去
回路は一つのビデオテープに記録された映像情報を再生
する再生系と、前記再生系で再生された映像情報を別の
ビデオテープに記録する記録系を具備し、前記再生系で
再生された映像情報を輝度信号とカラー信号より分離し
て前記記録系の混合側に供給するファインコピーモード
と、前記再生系で分離された輝度信号及びカラー信号を
それぞれ復調した後前記記録系でそれぞれ復調及び混合
させるノーマルコピーモードを行うビデオテープの複写
装置において、前記ファインコピーモードを設定するモ
ード設定手段と、前記ファインコピーモードの時前記カ
ラー信号の入力を検出するカラー信号検出手段と、前記
再生系で出力される前記ファインコピーモードの分離さ
れた輝度信号及びカラー信号と前記ノーマルコピーモー
ドの復調された輝度信号とカラー信号をそれぞれ受けて
これを前記記録系に選択的に出力する選択手段と、前記
モード設定手段により前記ノーマルコピーモード時は前
記復調された輝度信号及びカラー信号を出力し、前記モ
ード設定手段により前記ファインコピーモード時は前記
分離されたカラー信号が入力される場合は前記分離され
た輝度信号及びカラー信号を出力し、前記分離されたカ
ラー信号が入力されていない場合は前記分離された輝度
信号のみを出力するように前記選択手段の作動を制御す
る伝送制御手段とを具備して構成されることを特徴とす
る。
【0011】
【実施例】以下、添付した図面を参照して本考案の好適
な実施例を詳細に説明する。
な実施例を詳細に説明する。
【0012】図2で、図1と同一の構成部分については
同一の番号を使い、重複する説明は省略する。また、以
下の説明において、再生された複合映像信号がY/C分
離された信号は説明の便宜上ファイン輝度信号Yf及び
ファインカラー信号Cfで、分離及び復調過程を経た信
号はノーマル輝度信号Yn及びノーマルカラー信号Cn
と称する。
同一の番号を使い、重複する説明は省略する。また、以
下の説明において、再生された複合映像信号がY/C分
離された信号は説明の便宜上ファイン輝度信号Yf及び
ファインカラー信号Cfで、分離及び復調過程を経た信
号はノーマル輝度信号Yn及びノーマルカラー信号Cn
と称する。
【0013】図面で、本考案によるノイズ除去回路は再
生系PBからノーマル信号Yn,Cnとファイン信号Y
f,Cfを複写モードに応じて選択的に受けて、システ
ムコントローラSYSCONの制御下でこの信号を処理
した再生系PBまたは記録系RECの混合側に選択的に
供給する。システムコントローラSYSCONは適切な
命令手段KEYを通じてユーザーの複写指令を受けて、
例えば複写制御信号Sd、ファインモード指定信号Sf
などを本考案ノイズ除去回路に供給する。
生系PBからノーマル信号Yn,Cnとファイン信号Y
f,Cfを複写モードに応じて選択的に受けて、システ
ムコントローラSYSCONの制御下でこの信号を処理
した再生系PBまたは記録系RECの混合側に選択的に
供給する。システムコントローラSYSCONは適切な
命令手段KEYを通じてユーザーの複写指令を受けて、
例えば複写制御信号Sd、ファインモード指定信号Sf
などを本考案ノイズ除去回路に供給する。
【0014】図3で、ノイズ除去回路は本考案の特徴に
よってカラー信号検出手段10と、モード設定手段20
と、伝送制御手段30と、選択手段40を具備して構成
される。
よってカラー信号検出手段10と、モード設定手段20
と、伝送制御手段30と、選択手段40を具備して構成
される。
【0015】カラー信号検出手段10には再生系PBで
出力されたファインカラー信号Cfを反転端子(−)に
印加され、非反転端子(+)には抵抗R3,R4,R5
が接続され基準電圧が印加される比較器CP1が具備さ
れる。ファインカラー信号Cfは、例えば積分された形
態の信号で印加されるが、これにより比較器CP1はフ
ァインカラー信号Cfの検出時には“0”、検出できな
い場合は“1”信号を出力する。
出力されたファインカラー信号Cfを反転端子(−)に
印加され、非反転端子(+)には抵抗R3,R4,R5
が接続され基準電圧が印加される比較器CP1が具備さ
れる。ファインカラー信号Cfは、例えば積分された形
態の信号で印加されるが、これにより比較器CP1はフ
ァインカラー信号Cfの検出時には“0”、検出できな
い場合は“1”信号を出力する。
【0016】モード設定手段20にはシステムコントロ
ーラSYSCONからファインコピーモード時“1”、
ノーマルコピーモード時“0“であるモード設定制御信
号Sfが入力されるが、この信号Sfはコレクタ出力端
が伝送制御手段30及び選択手段40に接続されたエミ
ッタ接地形トランジスタQ1のベース側に接続される。
これによりファインコピーモード時は“0”、ノーマル
コピーモード時は“1”が出力される。
ーラSYSCONからファインコピーモード時“1”、
ノーマルコピーモード時“0“であるモード設定制御信
号Sfが入力されるが、この信号Sfはコレクタ出力端
が伝送制御手段30及び選択手段40に接続されたエミ
ッタ接地形トランジスタQ1のベース側に接続される。
これによりファインコピーモード時は“0”、ノーマル
コピーモード時は“1”が出力される。
【0017】伝送制御手段30はマルチプレクサ31と
二つのトグルスイッチTG3,TG4を含む。トグルス
イッチTG3には複写するとき“1”である複写制御信
号Sdが入力され、トグルスイッチTG4にはモード設
定手段20から反転されたファインコピー指定信号
二つのトグルスイッチTG3,TG4を含む。トグルス
イッチTG3には複写するとき“1”である複写制御信
号Sdが入力され、トグルスイッチTG4にはモード設
定手段20から反転されたファインコピー指定信号
【0018】
【数1】
【0019】が入力される。マルチプレクサ31は3チ
ャンネル2出力アナログマルチプレクサが好適であり、
Aチャンネルにはモード設定手段20の出力である反転
ファインコピー指定信号
ャンネル2出力アナログマルチプレクサが好適であり、
Aチャンネルにはモード設定手段20の出力である反転
ファインコピー指定信号
【0020】
【数2】
【0021】が、Bチャンネルにはカラー信号検出手段
10出力が入力される。一方、Cチャネルには二つのトグ
ルスイッチTG3,TG4の出力の組合せが入力され
る。以上の構成において、マルチプレクサ31はA,
B,C各チャンネルの入力に応じて次の表1の通りそれ
ぞれ出力X1〜X6を組み合わせて出力する。
10出力が入力される。一方、Cチャネルには二つのトグ
ルスイッチTG3,TG4の出力の組合せが入力され
る。以上の構成において、マルチプレクサ31はA,
B,C各チャンネルの入力に応じて次の表1の通りそれ
ぞれ出力X1〜X6を組み合わせて出力する。
【0022】
【表1】
【0023】一方、選択手段40はそれぞれファイン及
びノーマル輝度信号Yf,Yn及びファイン及びノーマ
ルカラー信号Cf,Cnを受ける制御スイッチとして4
つのトグルスイッチTG1,TG2,TG5,TG6が
具備される。伝送制御手段30と選択手段40の各トグ
ルスイッチTG1〜TG6は各番号に対応するマルチプ
レクサ31の出力X1〜X6によって制御されるが、こ
の出力X1〜X6がそれぞれ“1”の場合、各トグルス
イッチTG1〜TG6がトグリングされる。
びノーマル輝度信号Yf,Yn及びファイン及びノーマ
ルカラー信号Cf,Cnを受ける制御スイッチとして4
つのトグルスイッチTG1,TG2,TG5,TG6が
具備される。伝送制御手段30と選択手段40の各トグ
ルスイッチTG1〜TG6は各番号に対応するマルチプ
レクサ31の出力X1〜X6によって制御されるが、こ
の出力X1〜X6がそれぞれ“1”の場合、各トグルス
イッチTG1〜TG6がトグリングされる。
【0024】以上の構成で、複写の各モードに対するマ
ルチプレクサ31の出力は次の表2の通りである。
ルチプレクサ31の出力は次の表2の通りである。
【0025】
【表2】
【0026】これにより、選択手段40のトグルスイッ
チTG1,TG2,TG3,TG4,TG5,TG6が
選択的に作動されトグルスイッチTG1,TG5の出力
は図2の記録系RECの混合側に、トグルスイッチTG
2,TG6の出力は再生系PBの混合側にそれぞれ供給
される。これはそれぞれファインコピーモードとノーマ
ルコピーモードに対応するが、このような信号の供給切
換のためにシステムコントローラSYSCONによって
制御される適切な切換スイッチの構成も必要に応じて可
能である。
チTG1,TG2,TG3,TG4,TG5,TG6が
選択的に作動されトグルスイッチTG1,TG5の出力
は図2の記録系RECの混合側に、トグルスイッチTG
2,TG6の出力は再生系PBの混合側にそれぞれ供給
される。これはそれぞれファインコピーモードとノーマ
ルコピーモードに対応するが、このような信号の供給切
換のためにシステムコントローラSYSCONによって
制御される適切な切換スイッチの構成も必要に応じて可
能である。
【0027】以下、図2及び図3と表2を参照して各モ
ードでの作動をファインコピー時白黒及びカラー信号入
力の場合、ノーマルコピー時白黒及びカラー信号入力の
場合の四つの場合について詳細に説明する。
ードでの作動をファインコピー時白黒及びカラー信号入
力の場合、ノーマルコピー時白黒及びカラー信号入力の
場合の四つの場合について詳細に説明する。
【0028】まず、ファインコピー時白黒映像信号が入
力される場合、すなわち図2の再生系でファイン輝度信
号Yfのみ再生される場合にはファインコピー指定信号
Sfがハイレベル“1”で入力され、モード設定手段2
0のトランジスタQ1を“ターンオン”させることによ
って、マルチプレクサ31のAチャンネルとトグルスイ
ッチTG4にローレベル“0”を印加する。この時、白
黒映像信号なのでカラー信号検出手段10では“0”が
出力されBチャンネルに入力される。これによりBチャ
ンネルの出力X3はトグルスイッチTG3をオンさせて
Cチャンネルには“1”が供給される。従って、トグル
スイッチTG5が遮断されファインカラー信号Cfの出
力が遮断される。この時、Aチャンネル出力X1により
トグルスイッチTG1がオンされるのでファイン輝度信
号Yfが出力される。結果的にファインコピー時白黒映
像信号が入力される場合はファインカラー信号Cfが遮
断されファイン輝度信号Yfのみ出力されるので、カラ
ーノイズが遮断される。このファイン輝度信号Yfは図
2に示したように記録系RECの混合側に印加され記録
ヘッドH2を通じてビデオテープT2に記録される。こ
の時、トグルスイッチTG6がオンされるが、この場合
ノーマルカラー信号Cnが入力されないので信号の伝送
はない。
力される場合、すなわち図2の再生系でファイン輝度信
号Yfのみ再生される場合にはファインコピー指定信号
Sfがハイレベル“1”で入力され、モード設定手段2
0のトランジスタQ1を“ターンオン”させることによ
って、マルチプレクサ31のAチャンネルとトグルスイ
ッチTG4にローレベル“0”を印加する。この時、白
黒映像信号なのでカラー信号検出手段10では“0”が
出力されBチャンネルに入力される。これによりBチャ
ンネルの出力X3はトグルスイッチTG3をオンさせて
Cチャンネルには“1”が供給される。従って、トグル
スイッチTG5が遮断されファインカラー信号Cfの出
力が遮断される。この時、Aチャンネル出力X1により
トグルスイッチTG1がオンされるのでファイン輝度信
号Yfが出力される。結果的にファインコピー時白黒映
像信号が入力される場合はファインカラー信号Cfが遮
断されファイン輝度信号Yfのみ出力されるので、カラ
ーノイズが遮断される。このファイン輝度信号Yfは図
2に示したように記録系RECの混合側に印加され記録
ヘッドH2を通じてビデオテープT2に記録される。こ
の時、トグルスイッチTG6がオンされるが、この場合
ノーマルカラー信号Cnが入力されないので信号の伝送
はない。
【0029】次いで、ファインコピー時カラー映像信号
が入力される場合の作動は次の通りである。
が入力される場合の作動は次の通りである。
【0030】この場合はカラー信号検出手段10の出
力、すなわちBチャンネルの入力が“1”になるので、
マルチプレクサ31はトグルスイッチTG5をオンさせ
てファインカラー信号Cfを出力する。従って、この場
合はファイン輝度及びカラー信号Yf,Cfが記録系R
ECの混合側に供給される。
力、すなわちBチャンネルの入力が“1”になるので、
マルチプレクサ31はトグルスイッチTG5をオンさせ
てファインカラー信号Cfを出力する。従って、この場
合はファイン輝度及びカラー信号Yf,Cfが記録系R
ECの混合側に供給される。
【0031】一方、ノーマルコピーモードの場合は白黒
映像信号入力の場合やカラー映像信号入力の場合やA,
Bチャンネルの入力が同一なのでCチャンネルの入力も
同一になり、これにより選択手段40の動作も同一にな
る。ノーマルコピーモードではファインコピー指定信号
Sfが“0”なのでマルチプレクサ31のAチャンネル
には“1”が入力されトグルスイッチTG2がオンさ
れ、これによりノーマル輝度信号Ynが出力される。ま
たカラー信号検出手段Cfにファインカラー信号Cfが
入力されていないのでBチャンネルには“0”が入力さ
れる。これによりトグルスイッチTG3がオンされて
“1”である複写制御信号SdがCチャンネルに入力さ
れ、トグルスイッチTG6がオンされノーマルカラー信
号Cnを出力する。従って、ノーマルコピーモード時に
はノーマル輝度及びカラー信号Yn,Cnが出力され図
2の再生系の混合側に供給される。
映像信号入力の場合やカラー映像信号入力の場合やA,
Bチャンネルの入力が同一なのでCチャンネルの入力も
同一になり、これにより選択手段40の動作も同一にな
る。ノーマルコピーモードではファインコピー指定信号
Sfが“0”なのでマルチプレクサ31のAチャンネル
には“1”が入力されトグルスイッチTG2がオンさ
れ、これによりノーマル輝度信号Ynが出力される。ま
たカラー信号検出手段Cfにファインカラー信号Cfが
入力されていないのでBチャンネルには“0”が入力さ
れる。これによりトグルスイッチTG3がオンされて
“1”である複写制御信号SdがCチャンネルに入力さ
れ、トグルスイッチTG6がオンされノーマルカラー信
号Cnを出力する。従って、ノーマルコピーモード時に
はノーマル輝度及びカラー信号Yn,Cnが出力され図
2の再生系の混合側に供給される。
【0032】
【考案の効果】以上のように本考案はノーマルコピーモ
ードとファインコピーモードのカラー映像信号入力時に
はこれらをそれぞれ再生系及び記録系の混合側に定常的
に供給する。一方、ファインコピーモードで白黒映像信
号が入力される場合はこれを検知して輝度信号のみを選
択的に記録系に供給することによってカラーノイズを除
去するようになる。これにより、本考案は複写画質を大
幅に向上させたビデオテープの複写装置を提供し得る。
ードとファインコピーモードのカラー映像信号入力時に
はこれらをそれぞれ再生系及び記録系の混合側に定常的
に供給する。一方、ファインコピーモードで白黒映像信
号が入力される場合はこれを検知して輝度信号のみを選
択的に記録系に供給することによってカラーノイズを除
去するようになる。これにより、本考案は複写画質を大
幅に向上させたビデオテープの複写装置を提供し得る。
【図1】一般のビデオ複写装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本考案によるノイズ除去回路を具備した複写装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図3】本考案によるノイズ除去回路の一実施例を示す
回路図である。
回路図である。
10 カラー信号検出手段 20 モード設定手段 30 伝送制御手段 40 選択手段
Claims (5)
- 【請求項1】 一つのビデオテープに記録された映像情
報を再生する再生系と、前記再生系で再生された映像情
報を別のビデオテープに記録する記録系を具備し、前記
再生系で再生された映像情報を輝度信号とカラー信号よ
り分離して前記記録系の混合側に供給するファインコピ
ーモードと、前記再生系で分離された輝度信号及びカラ
ー信号をそれぞれ復調した後前記記録系でそれぞれ復調
及び混合させるノーマルコピーモードを行うビデオテー
プの複写装置において、 前記ファインコピーモード及び前記ノーマルコピーモー
ドを設定するモード設定手段と、 前記ファインコピーモードの時前記カラー信号の入力を
検出するカラー信号検出手段と、 前記再生系で出力される前記ファインコピーモードの分
離された輝度信号及びカラー信号と前記ノーマルコピー
モードの復調された輝度信号とカラー信号をそれぞれ受
けてこれを前記記録系に選択的に出力する選択手段と、 前記モード設定手段により前記ノーマルコピーモードが
設定された時は前記復調された輝度信号及びカラー信号
を出力し、前記モード設定手段により前記ファインコピ
ーモード時は前記分離されたカラー信号が入力される場
合は前記分離された輝度信号及びカラー信号を出力し、
前記分離されたカラー信号が入力されていない場合は前
記分離された輝度信号のみを出力するように前記選択手
段の作動を制御する伝送制御手段、 とを具備して構成されることを特徴とするビデオテープ
複写装置のカラーノイズ除去回路。 - 【請求項2】 前記カラー信号検出手段は前記ファイン
コピーモード時の分離されたカラー信号を所定の基準電
圧と比較してその比較結果を前記伝送制御手段で出力す
る比較回路を具備して構成されることを特徴とする請求
項第1項記載のビデオテープ複写装置のカラーノイズ除
去回路。 - 【請求項3】 前記伝送制御手段は前記モード設定手段
と前記カラー信号検出手段の出力信号を受けてこれを組
み合わせるマルチプレクサを具備して構成されることを
特徴とする請求項第1項記載のビデオテープ複写装置の
カラーノイズ除去回路。 - 【請求項4】 前記選択手段は前記ファインコピーモー
ド時の分離された輝度信号及びカラー信号とノーマルコ
ピーモード時の復調された輝度信号及びカラー信号をそ
れぞれ受ける複数の制御用スイッチを具備し、前記制御
用スイッチは前記伝送制御手段によって制御され、前記
ノーマルコピーモード時は前記復調された輝度信号及び
カラー信号を出力し、前記ファインコピーモード時は前
記分離されたカラー信号が入力される場合は前記分離さ
れた輝度信号及びカラー信号を出力し、前記分離された
カラー信号が入力されていない場合は前記分離された輝
度信号のみを出力するように構成されることを特徴とす
る請求項第1項記載のビデオテープ複写装置のカラーノ
イズ除去回路。 - 【請求項5】 前記選択手段の制御用スイッチがそれぞ
れトグルスイッチより構成されることを特徴とする請求
項第4項記載のビデオテープ複写装置のカラーノイズ除
去回路。
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