JP2507744Y2 - 脱穀機における受網取外装置 - Google Patents

脱穀機における受網取外装置

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JP2507744Y2
JP2507744Y2 JP13115289U JP13115289U JP2507744Y2 JP 2507744 Y2 JP2507744 Y2 JP 2507744Y2 JP 13115289 U JP13115289 U JP 13115289U JP 13115289 U JP13115289 U JP 13115289U JP 2507744 Y2 JP2507744 Y2 JP 2507744Y2
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Japan
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康治 藤原
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、コンバイン又はハーベスタ等に搭載する脱
穀機に関する。
(ロ)従来技術 従来、扱室カバーを扱口と反対側で枢支することによ
り開閉可能に構成し、扱室の受網を上方から挿脱するこ
とができるように装着し、該受網の上部に連設した取付
板を外側のフレームに係脱可能に取付けた脱穀機は既に
知られている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 前記既知の脱穀機における受網は、脱穀処理中に藁屑
や枝梗等が両側のガイド部に詰まるため、それを抜き出
して交換又は整備する時、上部の取付板に把手を突設し
ただけで引出すことが困難であり、また、フレームを上
記取付板に着脱する手段がボルトであったため、その都
度工具を必要とすると共に操作が面倒であった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、扱胴1を回転可能に軸架する扱室2の扱室
カバー7を開閉可能に設けると共に、上記扱胴1に沿わ
せて張設した受網10の取付板13を外側のフレーム18に係
脱可能に取付け、該受網10を扱室2に挿脱する脱穀機に
おいて、前記受網10の取付板13に受面17を形成すると共
に、該受面17の外側に操作レバー22を有する支軸23を回
動操作可能に支承し、該支軸23に上記取付板13の受面17
に当接して、受網10を前記外側のフレーム18に押接固定
するロックフック27と、上記支軸23の回動により該ロッ
クフック27が固定を解除したとき、受網10を引き出し方
向に押し出す押上フック26を一体的に設けるようにして
前述の問題点を解決した。
(ホ)作用 扱室の受網を整備する場合、扱室カバーを上昇回動し
て扱室の上面を開放し、操作レバーを固定解除方向へ操
作すると、支軸と一体なロックフック及び押上フックが
回動し、該ロックフックは受網の押接固定を解除すると
共に、押上フックの先端が受網の取付板に形成されてい
る受面に接当し、受網を引き出し方向に沿って所定量だ
け押し出すので、受網を装着状態から人為的に容易に抜
き出すことができる。
受網を装着する時は、受網を挿入したのち操作レバー
を逆方向に操作し支軸を回動することにより、押上フッ
クを外側方へ退避させると共にロックフックを受網固定
状態にする。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、扱胴1
は扱室2に扱胴軸により回転可能に軸架され、扱口3の
外側にフィードチエン5と挟扼レール6を併設し、扱室
カバー7を扱口3と反対側で蝶番8により開閉可能に媒
着し、扱口側をボルト9により側壁の上部に着脱可能に
螺着している。
扱室2の受網10は、該受網10の引き出し方向の下端に
受金12の孔12aに貫挿する複数のピン11…を突設し、上
端に取付板13を連結してあって、両側は挿脱自在に案内
する断面コ字状のガイドレール15,15により支持されて
いる。このガイドレール15,15は図示のように一連にす
るか、又は短い複数のもので構成し、それらを適宜間隔
に配設しても良い。
そして、前記取付板13は上端の取付部13aの下部に下
面が受面17となった段部を一体的に形成し、扱室2の前
側板19と後側板とに架設固定したフレーム18に受ピン2
0,20を突設し、これらの受ピン20,20は、上記取付部13a
に穿設した孔21,21に係脱自在に嵌入して取付板13の上
部を係止している。
また、操作レバー22の基部を取付けた支軸23は前端を
前記前側板19に貫挿し、後部を前記フレーム18の中途部
外側面に受金25,25にて回動自在に支承されており、該
支軸23の受金25,25の間には、先端部が前記受面17に対
向する内向きの押上フック26の基部を固定し、この押上
フック26の基部には、下向きのロックフック27を一体的
に連設してあり、前記支軸23の上方の天板28から前方へ
延出した部分の下面に固定した受板29と、操作レバー22
の基部に突設した受板30とには、操作レバー22を下降回
動すると支軸23の外側へ移動し、上昇回動すると支軸23
の内側へ移動するトグルスプリング31を張設してある。
32は藁切り鎌33を装着する取付金、34は取付板13の内
側面に溶接されていてロックフック27が係合する丸棒、
35は把手である。
前述の脱穀機において、脱穀処理中、操作レバー22は
略水平な姿勢になっていて、ロックフック27は第1図
(a)に実線で示す如く丸棒34に係合して、取付板13の
孔21,21が受ピン20,20に嵌合した状態を保持することに
より、受網10をフレーム18側に押接固定した固定状態に
している。
このとき、押上フック26は下降回動して退避姿勢にな
っており、トグルスプリング31は支軸23の外側に移動し
てロックフック27が丸棒34を押圧している状態を保持し
ている。
また、受網10を取出す時、扱室カバー7を開き操作レ
バー22を上昇回動すると、ロックフック27及び押上フッ
ク26は第1図(a)において反時計方向に回動し、ロッ
クフック27は受網10の押接固定を解除すると共に、押上
フック26はその先端が前記取付板13の受面17に接当し、
受網10をその引き出し方向に沿って所定量だけ押し上げ
て引き出すので、脱穀作業中に受網10とガイドレール15
との間に藁屑が詰まっていても、受網10は引き出し初期
において強制的にかつ簡単に引き出されると共に、受網
10は一旦移動すると、爾後は動き易くなるから把手35等
を持って人為的に容易に上方へ抜き出すことができる。
そして、受網10を機外に取り出してその目詰まりを除
去したり、或いは、受網10の修理や交換等の整備作業終
了後、再び受網10を装着する時は、該受網10をガイドレ
ール15に沿って挿入して押込み、下端のピン11を孔12a
に挿入した後、操作レバー22を逆方向に下降回動する
と、押上フック26は外側方へ退避すると共に、ロックフ
ック27は取付板13の丸棒34を押圧して受網10を元の受網
固定状態にすることができ、再び良好な脱穀作業を行う
ことができる。
また、操作レバー27を有する支軸23はフレーム18の外
側に軸支すると共に、該フレーム18に両側から跨がるよ
うに押上フック26とロックフック27を一体的に形成し上
記支軸23に取付けることにより、特にロックフック27の
先端部長さを長くして、受網10の引き出し量を大きくし
た状態で初期の受網10の引き出しを良好に行うと共に、
簡潔な構成で操作性のよい受網取出装置を提供すること
ができる。
(ト)考案の効果 本考案は前述のように、扱胴1を回転可能に軸架する
扱室2の扱室カバー7を開閉可能に設けると共に、上記
扱胴1に沿わせて張設した受網10の取付板13を外側のフ
レーム18に係脱可能に取付け、該受網10を扱室2に挿脱
する脱穀機において、前記受網10の取付板13に受面17を
形成すると共に、該受面17の外側に操作レバー22を有す
る支軸23を回動操作可能に支承し、該支軸23に上記取付
板13の受面17に当接して、受網10を前記外側のフレーム
18に押接固定するロックフック27と、上記支軸23の回動
により該ロックフック27が固定を解除したとき、受網10
を引き出し方向に押し出す押上フック26を一体的に設け
たことにより、操作レバー22の操作によって、支軸23に
一体的に設けられた押上フック26とロックフック27とを
同時に回動させることができ、受網10を固定する場合に
は、押上フック26を退避回動させてロックフック27で取
付板13を押接して、上記受網10を的確に固定し良好な脱
穀作業を行うことができる。
また、受網10を取出す時は、ロックフック27が退避回
動し受網10の押接固定を解除し、次いで押上フック26が
上記取付板13の受面17に接当し、受網10を引き出し方向
に方向に沿って強制的に押し出し移動させるので、脱穀
作業中に受網10とガイドレール15との間に藁屑が詰まっ
ていても、受網10は取出し初期において操作レバー22に
よって簡単且つ容易に引き出すことができ、受網10を取
り外す際に、一旦引き出し方向に所定量移動させて動き
易くした状態の受網10を、人為的に把手35等を持って機
外に能率よく容易に抜き出すことができる。
そして、受網10は一つの操作レバー22に押上フック26
とロックフック27を一体的に設けた簡潔な構成で、受網
10の固定と取り外し作業を的確且つ簡単に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図
(a)は受網着脱装置の横断面図、同図(b)は同上側
面図、第2図(a)一部を破断した平面図、同図(b)
は軸支部の断面図、第3図は扱室の横断面図、第4図は
受網の斜視図、第5図は同上断面図である。 2……扱室、3……扱口、7……扱室カバー、10……受
網、13……取付板、17……受面、18……フレーム、20…
…受ピン、22……操作レバー、23……支軸、26……押上
フック、27……ロックフック、31……トグルスプリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扱胴1を回転可能に軸架する扱室2の扱室
    カバー7を開閉可能に設けると共に、上記扱胴1に沿わ
    せて張設した受網10の取付板13を外側のフレーム18に係
    脱可能に取付け、該受網10を扱室2に挿脱する脱穀機に
    おいて、前記受網10の取付板13に受面17を形成すると共
    に、該受面17の外側に操作レバー22を有する支軸23を回
    動操作可能に支承し、該支軸23に上記取付板13の受面17
    に当接して、受網10を前記外側のフレーム18に押接固定
    するロックフック27と、上記支軸23の回動により該ロッ
    クフック27が固定を解除したとき、受網10を引き出し方
    向に押し出す押上フック26を一体的に設けたことを特徴
    とする脱穀機における受網取外装置。
JP13115289U 1989-11-11 1989-11-11 脱穀機における受網取外装置 Expired - Lifetime JP2507744Y2 (ja)

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JPH0371719U JPH0371719U (ja) 1991-07-19
JP2507744Y2 true JP2507744Y2 (ja) 1996-08-21

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