JP2507662B2 - マンコンベヤ - Google Patents

マンコンベヤ

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JP2507662B2 JP10087090A JP10087090A JP2507662B2 JP 2507662 B2 JP2507662 B2 JP 2507662B2 JP 10087090 A JP10087090 A JP 10087090A JP 10087090 A JP10087090 A JP 10087090A JP 2507662 B2 JP2507662 B2 JP 2507662B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマンコンベヤに関し、より詳しくは、受電に
基づき動作等を行う動作手段を備えた踏段の構造の改良
等に関するものである。
〔従来の技術〕
近年のエスカレータ(マンコンベヤ)やエスカレータ
の踏段には、車椅子用運転時に変態動作して車椅子を搭
載する車椅子用踏段や発光装置等、動作手段を設けたも
のが見受けられるが、この動作手段や当該動作手段を動
作させる方法には種々のものがある。
例えば、特開昭62−4187号、61−221082号、61−22
1084号、及び特公昭63−48796号公報は、エスカレータ
の主枠の乗降口に給電装置を、車椅子用踏段の内部に受
電装置を、それぞれ配設し、車椅子用踏段の乗降口への
一時停止時に、上昇させた給電装置を受電装置に電気的
に接触させて車椅子用踏段を変態動作させるものを提案
している。また、特公昭63−63473号公報は、往路に
おける車椅子用踏段への給電を、コードリールを使用し
て車椅子用踏段の移動中に行うものを提案している。そ
して、実開昭61−135873号公報は、車椅子用踏段に、
車椅子用運転時に発光する発光装置とこの発光装置に給
電する電池とをそれぞれ配設したものを提案している。
さらに、特開平1−313297号公報は、ラックとピニオ
ンを利用して、車椅子用踏段を一時停止させずに変態動
作させるものを提案している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の提案では、車椅子用踏段の
変態動作のため、運転中に受電装置を備えた車椅子用踏
段を給電装置が位置するエスカレータの乗降口に一時停
止させる必要があり、エスカレータの輸送能力の低下を
防止できなかった。また、上記の提案では、発光装置
の長期使用のため、電池の大形化や電池の交換を頻繁に
行わざるを得なかった。さらに、上記の提案では、車
椅子用踏段を一時停止させることなく変態動作させるこ
とが可能だが、ラックとピニオンの噛合が不確実な虞れ
があった。
本発明は上記に鑑みなされたもので、踏段の一時停止
の排除、電池の小形化、及び動作手段の確実な動作を図
ることのできるマンコンベヤを提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては上述の目的を達成するため、マンコ
ンベヤの主枠に、循環移動する複数の踏段を配置すると
ともに、この複数の踏段の少なくとも1の踏段に、受電
に基づき動作等を行う動作手段を配設し、該1の踏段を
マンコンベヤの休止時に主枠の所定位置に停止させ、し
かも、主枠の所定位置に、電力を給電する給電装置を設
け、該1の踏段の内部には、マンコンベヤの休止時に給
電装置から電力を受電する受電装置を配設するととも
に、この受電装置に充電されて該動作手段に給電する充
電池を設けたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、受電に基づき動作等を行う動作手段
を備えた踏段がマンコンベヤ休止時に停止する主枠の所
定位置に、電力を給電する給電装置を設け、該踏段の内
部には、マンコンベヤの休止時に給電装置から電力を受
電する受電装置を配設するとともに、この受電装置に充
電されて該動作手段に給電する充電池を設けているの
で、動作手段を備えた踏段の運転時における一時停止の
防止や機能の拡大、充電池の小形化、及び動作手段の確
実な動作が期待できる。
〔実施例〕
以下、第1図〜第6図に示す一実施例に基づき本発明
を詳述すると、図中、(1)はマンコンベヤを形成する
エスカレータの主枠で、この主枠(1)の両側には第1
図に示す如く、欄干(2)をそれぞれ立設し、この一対
の欄干(2)には、図示しない駆動機の駆動に基づき循
環移動する無端状の手摺(3)をそれぞれ巻回してい
る。また、主枠(1)上端の上部機械室(1A)には該駆
動機の駆動に基づき回転する複数のスプロケット(4)
を、主枠(1)下端の下部機械室(1B)には回動可能の
複数のスプロケット(4A)を、それぞれ配設しており、
これら複数のスプロケット(4)・(4A)には、無端状
のチェーン(5)をそれぞれ巻回している。そして、主
枠(1)の内部には、一対の前輪用レールと一対の後輪
用レールとをそれぞれ長手方向に配設しており、これら
一対の前輪用レールと一対の後輪用レールとが相俟っ
て、主枠(1)の内部に無端状の循環路を形成している
(図示せず)。
(6)は主枠(1)に配置した複数の踏段で、この通
常の踏段(6)の前方上方には、軸(6a)を水平に貫設
し、この軸(6a)の両端には、一対の前輪用レールに係
合・案内される回動可能の前輪(6b)をそれぞれ枢着し
ており、又踏段(6)の後方における両側下部には、一
対の後輪用レールに係合・案内される回動可能の後輪
(6c)をそれぞれ枢着している。また、軸(6a)の両側
には、上記複数のチェーン(5)を連結している。
然して、踏段(6)は、スプロケット(4)・(4a)
の回転に伴うチェーン(5)の循環移動により、一対の
前輪用レール及び一対の後輪用レールに案内されつつ手
摺(3)と同期して循環移動し、搭載した人や荷物を階
上・階下に搬送する機能を有する。
(7)は上記複数の踏段(6)間に介在して配設した
車椅子用踏段群で、この車椅子用踏段群(7)は、第1
の車椅子用踏段(71)と、この第1の車椅子用踏段(7
1)の後方に位置する第2の車椅子用踏段(72)とから
形成され、通常運転時には上記踏段(6)と同様の形態
で循環移動し、車椅子用運転時には車椅子を搭載可能な
形態に変態動作するようになっている。
上記第1の車椅子用踏段(71)は第5図に示す如く、
その内部両側に水平に配設された一対の案内具(71a)
と、この一対の案内具(71a)にそれぞれ遊挿され、通
常運転時には当該第1の車椅子用踏段(71)の内部に位
置し、車椅子用運転時には当該第1の車椅子用踏段(7
1)の湾曲背面を貫通して外部後方に突出する出没可能
なラック付きフォーク(71b)と、車椅子用運転時に駆
動する複数のモータ(71c)と、このモータ(71c)の出
力軸に嵌着され該ラック付きフォーク(71b)のラック
と噛合したピニオン(71d)と、充電した電力を該モー
タ(71c)にコード(71e)を介して給電するコントロー
ルボックスをも兼用した小形の充電池(71f)と、この
充電池(71f)にコード(71g)を介して接続されたスイ
ッチ(71h)とを備えている。そして、その他の部分に
ついては踏段(6)と略同様に構成されている。
また、上記第2の車椅子用踏段(72)は第5図及び第
6図に示す如く、本体に格納された上下動可能の可動踏
板(72a)と、この可動踏板(72a)の下面前方に設けら
れ上記ラック付きフォーク(71b)に貫通される被貫通
部(72b)と、該可動踏板(72a)の内部に傾斜して配設
された一対の案内具(72c)と、この一対の案内具(72
c)にそれぞれ遊挿され、通常運転時には該可動踏板(7
2a)の内部に没入して位置し、車椅子用運転時には可動
踏板(72a)の上部後方を貫通して外部上方に突出する
出没可能なラック付き車止め(72d)と、車椅子用運転
時に駆動する複数のモータ(72e)と、このモータ(72
e)の出力軸に嵌着され該ラック付き車止め(72d)のラ
ックと噛合したピニオン(72f)と、充電した電力を該
モータ(72e)にコード(72g)を介して給電するコント
ロールボックスをも兼用した小形の充電池(72h)と、
この充電池(72h)にコード(72i)を介して接続された
スイッチ(72j)とを備えている。そして、その他の部
分については踏段(6)と同様に構成されている。尚、
本実施例では、第1・第2の車椅子用踏段(71)・(7
2)に充電池(71f)・(71h)をそれぞれ配設したもの
を示すが、車椅子用踏段群(7)の近傍に位置する踏段
(6)の内部に配設するようにしても良い。
(8)は第1・第2の車椅子用踏段(71)・(72)の
下部に設けたカムである。
(9)は主枠(1)の内部の乗降口相当部にそれぞれ
配設したカム装置で、このカム装置(9)は第5図及び
第6図に示す如く、本体(9a)と、この本体(9a)の回
動可能の軸に嵌着されたピニオン(9b)と、このピニオ
ン(9b)と噛合するラックを有し該本体(9a)に垂直に
支承された上下動可能のロッド(9c)と、このロッド
(9c)の頂部に取着され上記スイッチ(71h)・(72j)
に当接する当接部(9d)とから構成されている。そし
て、カム装置(9)は、乗降口に設けたスイッチ(図示
せず)の操作に基づき動作して、車椅子用踏段群(7)
を通常の形態から車椅子用の形態に、或は車椅子用の形
態から通常の形態に、それぞれ変態動作させる機能を有
している。
(10)は、主枠(1)の乗降口の近傍にそれぞれ立設
した第1のスイッチで、この第1のスイッチ(10)は、
エスカレータの休止用のスイッチと起動用のスイッチと
を備え、係員にキー操作されることにより、動作するよ
うに構成されている。尚、本実施例では、人為操作に基
づき動作する第1のスイッチ(10)を使用したものを示
すが、これに限定されるものでなく、タイマーや乗客の
不使用時に自動的にエスカレータを休止させるものであ
っても良い。
(11)は主枠(1)の下方の内部に配設した第2のス
イッチで、この第2のスイッチ(11)は、エスカレータ
の下降運転時において、上方から低速で移動してきた第
2の車椅子用踏段(72)のカム(8)との当接に基づき
動作して、車椅子用踏段群(7)をエスカレータの休止
時に降場口における床板(1C)の直下に停止させる機能
を有している。(12)は主枠(1)の下方の内部に配設
した第3のスイッチで、この第3のスイッチ(12)は、
エスカレータの下降運転時において、上方から移動して
きた第2の車椅子用踏段(72)のカム(8)との当接に
基づき動作して、エスカレータの速度を低速ならしめて
車椅子用踏段群(7)の停止精度を向上させる機能を有
している。
一方、(13)は主枠(1)の上方の内部に配設した第
4のスイッチで、この第4のスイッチ(13)は、エスカ
レータの上昇運転時において、下方から移動してきた第
1の車椅子用踏段(71)のカム(8)との当接に基づき
動作して、エスカレータの速度を低速ならしめて車椅子
用踏段群(7)の停止精度を向上させる機能を有してい
る。(14)は主枠(1)の上方の内部に配設した第5の
スイッチで、この第5のスイッチ(14)は、エスカレー
タの上昇運転時において、下方から低速で移動してきた
第1の車椅子用踏段(71)のカム(8)との当接に基づ
き動作して、車椅子用踏段群(7)をエスカレータの休
止時に降場口における床板(1D)の直下に位置させる機
能を有している。
然して、車椅子用踏段群(7)は、夜等エスカレータ
の休止時には降場口の床板(1C),(1D)の直下に停止
することとなる。尚、本実施例では、エスカレータの休
止時に車椅子用踏段群(7)を降場口の床板(1C)・
(1D)の直下に停止させるものを示すが、乗場口の床板
の直下に停止させるものであっても良い。また、エスカ
レータの休止時における車椅子用踏段群(7)の停止位
置は、雨水や埃に伴う機能の劣化を防止するため、床板
(1C)・(1D)の直下が望ましい。
(15)は主枠(1)の内部の床板(1C)・(1D)直下
部にそれぞれ複数配設した給電装置で、この給電装置
(15)は第4図に示す如く、主枠(1)の内部の固定部
材に固設した本体(15a)と、この本体(15a)の回動可
能の軸に嵌着されたピニオン(15b)と、このピニオン
(15b)と噛合するラックを有し該本体(15a)に垂直に
支承された上下動可能のロッド(15c)と、このロッド
(15c)の頂部に取着された供給用コネクタ(15d)と、
この給電用コネクタ(15d)と図示しない電源とに接続
されたケーブル(15e)とを備えて構成されている。そ
して、この給電装置(15)は、エスカレータの休止時に
第1・第2の車椅子用踏段(71)・(72)が直上に停止
したのに基づきロッド(15c)を上昇させて該第1・第
2の車椅子用踏段(71)・(72)に給電し、第1のスイ
ッチ(10)の起動用スイッチの操作に基づきロッド(15
c)を下降させる様になっている。
(16)は第1・第2の車椅子用踏段(71)・(72)の
内部にそれぞれ配設した受電装置で、この受電装置(1
6)は第4図に示す如く、第1・第2の車椅子用踏段(7
1)・(72)の内部に取着された倒L字状の取付具(16
a)と、この取付具(16a)の下面に取着され上記給電用
コネクタ(15d)に電気的に接続される受電用コネクタ
(16b)と、この受電用コネクタ(16b)と充電池(71
f)・(72h)とに接続された給電用のケーブル(16c)
とから構成されている。そして、この受電装置(16)
は、エスカレータの休止時に給電装置(15)からの電力
を受電して充電池(71f)・(72h)にケーブル(16c)
を介して充電する機能を有している。尚、本実施例では
受電装置(16)を第1・第2の車椅子用踏段(71)・
(72)の内部に配設したものを示すが、車椅子用踏段群
(7)の近傍に位置する踏段(6)の内部に配設するよ
うにしても良い。
次に、動作について説明する。尚、説明の便宜上エス
カレータの上昇運転の場合について説明する。
エスカレータの休止のため、係員が第1のスイッチ
(10)の休止用スイッチをキー操作後、第1の車椅子用
踏段(71)のカム(8)が第4のスイッチ(13)に当接
すると、第4のスイッチ(13)が動作してエスカレータ
の速度を低速ならしめ、この低速で移動する第1の車椅
子用踏段(71)のカム(8)が第5のスイッチ(14)に
当接すると、第5のスイッチ(14)が動作して車椅子用
踏段群(7)を降場口における床板(1D)の直下に停止
させる。すると、給電装置(15)のピニオン(15b)が
回転してロッド(15c)を上昇動作させ、給電用コネク
タ(15d)が受電用コネクタ(15d)に電気的に接続して
給電し、受電用コネクタ(16b)がケーブル(16c)を介
して充電池(71f)・(72h)にモータ(71c)・(72e)
の駆動用の電力を充電する。
また、エスカレータを起動させる場合には、係員が第
1のスイッチ(10)の起動用スイッチをキー操作する
と、給電装置(15)のピニオン(15b)が回転してロッ
ド(15c)を下降動作させ、給電用コネクタ(15d)が受
電用コネクタ(16b)から分離して元の状態に復帰し、
その後、エスカレータが起動する。
一方、エスカレータの乗場口にやって来た車椅子利用
者等がスイッチを操作して運転中のエスカレータを通常
運転から車椅子用運転に切り換えると、カム装置(9)
のピニオン(9b)が回転してロッド(9c)を上昇させ、
当接部(9d)が移動してきた第1の車椅子用踏段(71)
のスイッチ(71h)に当接して充電地(71f)にモータ
(71c)の駆動指令を出力させ、モータ(71c)が駆動し
てピニオン(71d)を回転させる。このピニオン(71d)
が回転すると、ラック付きフォーク(71b)が第1の車
椅子用踏段(71)の湾曲背面を貫通して外部後方に突出
し、ラック付きフォーク(71b)が可動踏板(72a)の被
貫通部(72b)に進入して変態動作の一部が行われる。
然して、その後、車椅子利用者や介助者が車椅子を乗場
口から第1・第2の車椅子用踏段(71)・(72)に移動
させる。
次いで、カム装置(9)の当接部(9d)が移動してき
た第2の可変踏段(72)のスイッチ(72j)に当接する
と、スイッチ(72j)が動作して充電池(72h)にモータ
(72e)の駆動指令を出力させ、モータ(72e)が駆動し
てピニオン(72f)を回転させ、ラック付き車止め(72
d)が可動踏板(72a)の上部後方を貫通して外部上方に
突出する。然して、車椅子用踏段群(7)が水平状態を
保持しつつ徐々に上昇移動して行くと、可動踏板(72
a)が徐々に上昇して第1の車椅子用踏段(71)と同位
し、車椅子用の形態への変態動作が完了する。
以上のように本発明によれば、夜等のエスカレータの
休止中に給電装置(15)が受電装置(16)を介して充電
池(71f)・(72h)にモータ(71c)・(72e)の駆動用
の電力を充電するので、エスカレータの運転中に車椅子
用踏段群(7)を一時停止させて給電する必要がなくな
り、従って、エスカレータの一時停止に伴う輸送能力の
低下を確実に防止することが可能となる。さらに、車椅
子用踏段群(7)の機能を著しい拡大、充電池(71f)
・(72h)の小形化、ラック付きフォーク(71b)やラッ
ク付き車止め(72d)の動作の確実化が期待できる。
尚、上記実施例では、給電装置(15)、受電装置(1
6)、及び充電池(71f)・(72h)を変態動作する第1
・第2の車椅子用踏段(71)・(72)に使用したものを
示したが、第7図及び第8図に示す様に、発光装置(LE
D)(17)とこの発光装置(17)の発光を制御するコン
トロールボックス(18)を備えた車椅子用踏段(73)に
使用しても上記実施例と同様の作用効果を奏する。ま
た、発光装置(17)を利用して文字等の表示を刻々変化
させたり、スピーカーや各種センサーを備えた踏段に応
用することもできる。さらに、モータを搭載してトラス
清掃用のブラシ作動等、種々の動作等を行う踏段(6)
に適用することができるのは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、受電に基づき動作等を
行う動作手段を備えた踏段がマンコンベヤ休止時に停止
する主枠の所定位置に、電力を給電する給電装置を設
け、該踏段の内部には、マンコンベヤの休止時に給電装
置から電力を受電する受電装置を配設するとともに、こ
の受電装置に充電されて該動作手段に給電する充電池を
設けているので、動作手段を備えた踏段の運転時におけ
る一時停止の防止や機能の拡大、充電池の小形化、及び
動作手段の確実な動作が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマンコンベヤの一実施例を示す全
体図、第2図はエスカレータの下降運転時における車椅
子用踏段群の停止状態を示す説明図、第3図はエスカレ
ータの上昇運転時における車椅子用踏段群の停止状態を
示す説明図、第4図は本発明に係る給電装置及び受電装
置を示す説明図、第5図は本発明に係るマンコンベヤの
第1の車椅子用踏段を示す断面説明図、第6図は本発明
に係るマンコンベヤの第2の車椅子用踏段を示す断面説
明図、第7図は本発明に係るマンコンベヤの他の実施例
を示す平面図、第8図は第7図のVIII−VIII線の断面図
である。 図中、(1)は主枠、(6)は踏段、(7)は車椅子用
踏段群、(15)は給電装置、(16)は受電装置、(71)
は第1の車椅子用踏段、(71c)・(72e)はモータ、
(71f)・(72h)は充電池、(72)は第2の車椅子用踏
段、(73)は車椅子用踏段である。 尚、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンコンベヤの主枠に、循環移動する複数
    の踏段を配置し、この複数の踏段の少なくとも1の踏段
    には、受電に基づき動作等を行う動作手段を配設したマ
    ンコンベヤにおいて、上記主枠の所定位置に、該1の踏
    段をマンコンベヤの休止時に停止させるとともに、電力
    を給電する給電装置を設け、該1の踏段の内部には、マ
    ンコンベヤの休止時に給電装置から電力を受電する受電
    装置とこの受電装置に充電されて該動作手段に給電する
    充電池とを配設したことを特徴とするマンコンベヤ。
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