JP2507568B2 - エアゾ―ル容器の防爆機構 - Google Patents

エアゾ―ル容器の防爆機構

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JP2507568B2
JP2507568B2 JP63310808A JP31080888A JP2507568B2 JP 2507568 B2 JP2507568 B2 JP 2507568B2 JP 63310808 A JP63310808 A JP 63310808A JP 31080888 A JP31080888 A JP 31080888A JP 2507568 B2 JP2507568 B2 JP 2507568B2
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利光 関
辰興 井口
省三 小団扇
鈴木  勲
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Mitani Valve Co Ltd
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Mitani Valve Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/70Pressure relief devices

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高温によりエアゾール容器が爆発するのを
防止する防爆機構に関するものであり、さらに具体的に
は、小径(例えば20mm以下)のトップキャップを有する
エアゾール容器の防爆機構に関するものである。
「従来の技術」 従来の防爆機構において、エアゾール容器におけるト
ップキャップの径が1インチ以上の場合は、例えば特公
昭51-25610号公報のような手段が採用されている。
特公昭51-25610号公報防爆機構は、第5図のように、
噴射弁3を有するトップキャップ2を容器本体1へ気密
状態に取付け、トップキャップ2及び底部へ小孔を開
け、この小孔を融点55〜85℃程度の低融点物質4で塞
ぎ、温度が上昇したときは低融点物質4が溶けて小孔が
開き、内部のエアゾールが漏れて爆発を防ぐようになっ
ている。
エアゾール容器が例えば20mm以下のように小径な場合
は、第6図のように、トップキャップ2の内部にガスケ
ット5、噴射弁3における弁ケース30のフランジ31、及
びキャップ2と容器本体1とのかしめ部21を密閉するガ
スケット6が挿入されているので、第5図のような機構
にすることができない。トップキャップ2の内部の構造
を第6図のように構成するのは、トップキャップ2が小
径でかしめ部21を内側からかしめることができず、外側
からかしめる必要があることによる。
したがって、トップキャップ2が小径な場合は、同図
のように、弁棒32全体を管状に構成し、この弁棒32の下
部の小孔33の下端を低融点物質4で塞ぎ、温度が上昇し
たときは、低融点物質4が溶けて小孔33が開き、内部の
エアゾールが小孔33から漏出して爆発を防止するように
構成していた。
「発明が解決しようとする課題」 第6図の機構は、外部の温度が低融点物質4に達する
までに時間がかかって外気温に対する反応性が悪く、か
つ、一旦溶けた低融点物質4がエアゾールの気化ガスに
よる冷却のため再度凝固して、爆発を確実に防止するこ
とができない欠点があった。
本発明の目的は、小径なトップキャップを有するエア
ゾール容器において、低融点物質の外気温に対する反応
性がよく、爆発をより確実に防止することができる防爆
機構を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 本発明に係る防爆機構は、前述の目的を達成するた
め、トップキャップ内に、弁棒と容器内との間を密封す
るガスケットと、弁ケースのフランジと、容器本体の前
記トップキャップとのかしめ部を密閉するガスケットを
順に挿入した構造の噴射弁を有するエアゾール容器にお
いて、前記トップキャップの上部に小孔を設けるととも
に、この小孔を低融点物質で塞ぎ、前記弁ケースのフラ
ンジ及び各ガスケットに、前記低融点物質で塞いだ小孔
へ通じる通気孔を設ける手段を採択している。
第6図のように、上部のガスケットが弁ケースのフラ
ンジの周縁部まで達していない構造のエアゾール容器に
おいては、弁ケースのフランジと、このフランジの裏側
に位置するガスケットとに、低融点物質で塞がれている
小孔に通じるように通気孔を設ける。
低融点物質には、融点が60〜100℃程度の合金又は熱
可塑性合成樹脂を使用する。
低融点物質で塞ぐ小孔の径は特に限定されないが、お
およその目安を示すと0.5〜1.5mm程度とするのが好まし
い。
低融点物質で塞ぐトップキャップの小孔は、複数設け
ることもできる。
「作用」 本発明に係る防爆機構は、外部の温度が低融点物質の
融点まで上昇すると、低融点物質が溶けてトップキャッ
プの小孔が開き、この小孔は、弁ケースのフランジやガ
スケットに開けられた通気孔により容器内部のガスと接
触しているので、この小孔より内部のエアゾールが漏出
して、エアゾール容器の爆発が防止される。
低融点物質は一部が外部に露出しているので、外気温
の変化に対する反応性は良好である。
「実施例」 第1図〜第3図は本発明に係る防爆機構の一実施例を
示す。
金属製のトップキャップ2の中央部に、弁棒32の突出
口22を設け、この突出口22からは、上方に噴射口34を開
口した弁棒32の上部を突出し、この弁棒32の下部を内部
の弁ケース30内に突入させ、前記噴出口34の奥部には弁
孔35を側方に開口させている。
トップキャップ2の裏側には、容器内と弁棒32との間
を気密に封ずるガスケット5を介して、弁ケース30のフ
ランジ31を当接し、このフランジ31の裏側にガスケット
6を挿入し、このガスケット6の外周が接触するトップ
キャップ2の外周部を、外側から図示しないかしめ工具
でかしめて、当該かしめ部21において容器本体1とトッ
プキャップ2との接続部を気密に封ずるとともに、弁ケ
ース30をトップキャップ2の裏側に固定している。
前記組立の際は、弁棒32の下部と弁ケース30の内側凸
部38との間にばね36を挿入し、弁棒32を常時上方のガス
ケット5側に押し付けさせ、弁棒32を下方に押し込んだ
とき、弁孔35及び弁ケース30内を経て噴射口34が容器本
体1内に通じるように構成している。
トップキャップ2の上部には小孔23を開け、この小孔
23に、低融点合金又は低融点熱可塑性合成樹脂等の低融
点物質4を溶融状態で詰め、これを冷却凝固させて前記
小孔23を塞いでいる。
低融点物質4で塞がれた小孔23は、ガスケット5、弁
ケース30のフランジ31、及びガスケット6に開けたそれ
ぞれの通気孔51,37,61(この孔61はガスケット6の内周
の一部を切り欠いた孔)により容器内に通じ、低融点物
質4が常に容器内部のガスと接触した状態を保ってい
る。
この実施例においては、組立時に通気孔61,37,51を低
融点物質4へ正確に照準する手間を省くため、第2図及
び第3図で例示するように、上部のガスケット5の通気
孔51は、前記小孔23の部分を通る円軌跡上を断続するス
リット状に形成するとともに、断続した通気孔51相互間
の接続部52を他の部分より肉薄に形成して、組立状態に
おいては、この接続部52の上下に間隙が生ずるようにな
っている。
前述のように、ガスケット5の通気孔51,フランジ31
の通気孔37及びガスケット6の通気孔61によって、低融
点物質4が内部のガスと接触しているので、外部が高温
になって低融点物質4の融点に達すると、当該物質4が
溶融し、内部のエアゾールが小孔23から漏出してエアゾ
ール容器の爆発を防ぐことができる。
第4図は本発明に係る防爆機構の他の例を示すもの
で、この実施例では、トップキャップ2の突出口22の周
囲に逆皿状の膨出部24を形成し、この膨出部24内に、容
器内と弁棒32との間を密閉するガスケット5を設け、弁
ケース30におけるフランジ31の外周寄り部分の上面が、
トップキャップ2の上部外周部寄り部分の裏面に面して
おり、この外周寄り部分において、トップキャップ2へ
小孔23を形成してこの小孔23を低融点物質4で塞ぎ、容
器内と前記小孔23とが通ずるように、フランジ31及びそ
の裏面のガスケット6に通気孔37,61を形成している。
フランジ31の上下の面には、小孔23の位置を通る円軌
跡上に溝31a及び31bを形成し、組立時に、通気孔37及び
61を低融点物質4と上下方向に一致させる手間が省ける
ようになっている。
上部のガスケット5の厚みによって、フランジ31の外
周寄り部分の上面と、トップキャップ2の外周寄り部分
の裏面との間に所定の空間が生じるような構造の場合
は、ガスケット31上面の溝31aは形成しなくてもよい。
フランジ31は前記のような構造に代えて、第2図及び
第3図のガスケット5におけるような、断続する孔51と
同様に形成してもよい。
「発明の効果」 本発明に係るエアゾール容器の防爆機構は、小径なト
ップキャップを有するエアゾール容器において、低融点
物質は一部が外部に露出しているので外気温に対する反
応性がよく、また、低融点物質はガスケットや弁ケース
のフランジに形成された通気孔によって、常に容器内の
ガスと接触しているので、爆発をより確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る防爆機構の一例を示す部分拡大断
面図、第2図は第1図の防爆機構における上部のガスケ
ットの平面図、第3図は第2図の矢印A-Aに沿う断面
図、第4図は本発明に係る防爆機構の他の例を示す部分
拡大断面図、第5図及び第6図はそれぞれ従来の防爆機
構を示す部分拡大断面図である。 図中主要符号の説明 1は容器本体、2はトップキャップ、21は容器本体とト
ップキャップとのかしめ部、23は小孔、3は噴射弁、30
は弁ケース、31は弁ケースのフランジ、32は弁棒、35は
弁孔、36はばね、37は通気孔、4は低融点物質、5は弁
棒と容器内との間を密封するガスケット、51は通気孔、
6は容器本体とトップキャップとのかしめ部を密封する
ガスケット、61は通気孔である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小団扇 省三 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正 製薬株式会社内 (72)発明者 鈴木 勲 東京都千代田区神田佐久間町2丁目7番 地 株式会社三谷バルブ内 (56)参考文献 実開 平2−40464(JP,U) 特公 昭51−25610(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トップキャップ内に、弁棒と容器内との間
    を密封するガスケットと、弁ケースのフランジと、容器
    本体の前記トップキャップとのかしめ部を密閉するガス
    ケットを順に挿入した構造の噴射弁を有するエアゾール
    容器において、前記トップキャップの上部に小孔を設け
    るとともにこの小孔を低融点物質で塞ぎ、前記弁ケース
    のフランジ及び各ガスケットに前記低融点物質で塞いだ
    小孔へ通じる通気孔を設けたことを特徴とする、エアゾ
    ール容器の防爆機構。
  2. 【請求項2】トップキャップ内に、弁棒と容器内との間
    を密封するガスケットと、弁ケースのフランジと、容器
    本体の前記トップキャップとのかしめ部を密閉するガス
    ケットを順に挿入し、前記フランジの外周寄り部分の上
    面が前記トップキャップの外周寄り部分の裏面に面して
    いる構造の噴射弁を有するエアゾール容器において、前
    記トップキャップの上部に小孔を設けるとともにこの小
    孔を低融点物質で塞ぎ、前記弁ケースのフランジ及び各
    ガスケットに前記低融点物質で塞いだ小孔へ通じる通気
    孔を設けたことを特徴とする、エアゾール容器の防爆機
    構。
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