JP2507486Y2 - 開口フレ―ムの取付構造 - Google Patents

開口フレ―ムの取付構造

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JP2507486Y2
JP2507486Y2 JP8234691U JP8234691U JP2507486Y2 JP 2507486 Y2 JP2507486 Y2 JP 2507486Y2 JP 8234691 U JP8234691 U JP 8234691U JP 8234691 U JP8234691 U JP 8234691U JP 2507486 Y2 JP2507486 Y2 JP 2507486Y2
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opening frame
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rail
attached
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JP8234691U
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正樹 瀬戸口
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Daiwa House Industry Co Ltd
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建物の上下梁間に窓
や出入口のような開口部を形成するために取付けられる
開口フレームの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、開口フレームの取付構造は、図2
で示したように構成されており、この図において、A,
Bは建物の上下に所定間隔をおいて配設された梁、C,
Dは上下の梁A,Bに固定されるL形の接合ブラケッ
ト、Eは各接合ブラケットC,Dを介して上記上下の梁
A,B間に固定される開口フレーム、Fは開口フレーム
Eの外側に取り付けられるALC板からなる外壁パネ
ル、Gは上側の梁Aに固定され、上記外壁パネルFの上
部を当て付けた状態で支持する当てレール、Hは下側の
梁Bに固定され、上記外壁パネルFの下部を載置した状
態で支持する受けレールである。
【0003】そして、上記開口フレームEを上記上下の
梁A,B間に固定するに際しては、先ず、下側の梁Bの
上部に受けレールHを載せ、かつ、この受けレールH上
に下側の接合ブラケットDを載せて、これら接合ブラケ
ットDと受けレールHを上記下側の梁Bに固定ボルトI
とナットJとで共締めする。他方、上側の梁Aの下部側
に上側の接合ブラケットCを、上部側に当てレールGを
それぞれ当て付け、接合ブラケットCの室内側を上側の
梁Aに固定ボルトIとナットJとで固定し、室外側と当
てレールGを、固定ボルトIとナットJとで上側の梁A
に共締めする。この後上記各接合ブラケットC,Dにボ
ルト・ナットのような締結部材Kを介して上記開口フレ
ームEを固定する。また、当てレールGの外部側に上記
外壁パネルFの上部側を当て付け、かつ、この外壁パネ
ルFの下部側を上記受けレールH上に載置した状態で、
上記外壁パネルFを稲妻プレート(図示せず)を介して
上記当てレールGと受けレールHにそれぞれ取り付け
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
な取付構造では、上記開口フレームEを上下の梁A,B
間に固定するにあたって、接合ブラケットC,Dなどの
ほか、多くの固定ボルトIおよびナットJ(図2では5
つ)を必要として、構成部品点数が多くなるばかりか、
上記開口フレームEを固定するための作業工程も複雑と
なる。その上、上記各梁A,Bに対し上記開口フレーム
Eや外壁パネルFの出入調整を行うときには、上記固定
ボルトIとナットJの多くを回動操作して、上記各ブラ
ケットC,Dと上記各レールH,Gとを移動させる必要
があって、上記開口フレームEの出入調整が面倒であっ
た。
【0005】この考案は以上のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、建物の上下梁間に開口フレー
ムを固定するのに必要な構成部品点数を少なくして、上
下梁間への上記開口フレームの固定作業を簡単に行うこ
とができ、また、この開口フレームや外壁パネルの上下
の梁に対する出入調整も簡単に行うことができる開口フ
レームの取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、開口フレームの上下部にそれぞれ接合部
材を固定するとともに、下側の梁に外壁パネルの下部を
載置する受けレールを取付け、上側の梁に外壁パネルの
上部を当て付ける当てレールを取付けて、上記開口フレ
ームを上記接合部材を介して上記受けレールおよび当て
レールに取付けたものである。
【0007】
【作用】上記開口フレームを上下の梁間に取付ける場合
には、先ず、この上下の梁に上記受けレールと当てレー
ルとをそれぞれ取付け、これら各レールに上記開口フレ
ームの上下に設けた各接合部材を固定することにより、
上記開口フレームが上下の梁間に少ない部品点数で簡単
に取付けられる。また、上記開口フレームや外壁パネル
を上下の梁に対し出入調整するときには、上記各レール
を上記各梁に対し移動させることにより簡単に行うこと
ができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、1,2は建物の上下に所定間隔
をおいて配設された梁、3は窓や出入口のような外壁の
開口部を形成するための開口フレームで、正面ほぼ矩形
状の枠部材31によって開口32を形成している。4は
この開口フレーム3の室外側に取付けられ、その開口3
2と対向する開口41を有するALC板からなる外壁パ
ネルである。
【0009】そして、上下の各梁1,2間に上記開口フ
レーム3を、次のようにして取付ける。まず、上記開口
フレーム3の上下部に、L形の第1及び第2の接合部材
5,6を溶接しておく。他方、上側の梁1下面側には、
C形の当て付ける当てレール7を、そのウエブ71で固
定ボルト20およびナット21によって固定しており、
この当てレール7の室内側のフランジ72に上記第1の
接合部材5を、固定ボルト20およびナット21によっ
て固定する。当てレール7の室内外のフランジ73に
は、上記外壁パネル4の上部側を当て付けた状態で、こ
の上部側を稲妻プレート(図示せず)などにより係止す
る。
【0010】また、下側の梁2には、上記外壁パネル4
の下部側を載置する受けレール8を取付ける。この受け
レール8は、水平なウエブ81と、その両側に設けられ
たフランジ82,83と、上記ウエブ81から外方へ水
平に延びた受部84とから構成されている。そして、上
記ウエブ81を上記梁2の上面側に、上記当てレール7
の場合と同じく、固定ボルト20およびナット21によ
って固定し、また、室内側のウエブ82に上記第2の接
合部材6を、固定ボルト20およびナット21によって
固定する。さらに、上記外壁パネル4の下部側を、室外
側のフランジ83に押し当て、かつ、上記受け部84上
に載置させた状態で、稲妻プレート(図示せず)などに
より係止している。
【0011】次に、以上の取付構造による作用について
説明する。施工現場において、上記開口フレーム3を上
記各梁1,2間に取付ける場合には、先ず、これら各梁
1,2の上下部に、上記当てレール7と受けレール8の
各ウエブ71,81を、それぞれ固定ボルト20および
ナット21によって固定し、この後、上記各レール7,
8の室内側のフランジ72,82に上記開口フレーム3
の上下部に溶接した各接合部材5,6を、やはりボルト
20およびナット21によって固定する。
【0012】以上のように、開口フレーム3を各梁1,
2間に取付けるにあたっては、各レール7,8と複数
(図1では4つ)の固定ボルト20およびナット21と
だけが使用されるので、施工現場での必要部品点数が少
なくなる。しかも、現場では、上記各レール7,8の各
梁1,2に対する固定ボルト20およびナット21によ
る固定作業と、各レール7,8に対する各接合部材5,
6の固定ボルト20およびナット21による固定作業だ
けを行えば良いこととなり、このため上記開口フレーム
3の各梁1,2に対する取付作業も簡単になる。
【0013】また、上記開口フレーム3や外壁パネル4
を梁1,2に対し出入調整するときには、各梁1,2と
上記各レール7,8とを固定する固定ボルト20および
ナット21(図1では2つ)を回動操作して、上記各梁
1,2に対し上記各レール7,8を移動させるだけで、
上記開口フレーム3や外壁パネル4の出入調整が簡単に
行われる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、この考案にかかる
開口フレームの取付構造によれば、この開口フレームの
上下部にそれぞれ接合部材を固定するとともに、下側の
梁に外壁パネルの下部を載置する受けレールを取付け、
上側の梁に外壁パネルの上部を当て付ける当てレールを
取付けて、上記開口フレームを上記接合部材を介して上
記受けレールおよび当てレールに取付けるようにしたか
ら、上記開口フレームを固定するのに必要な構成部品点
数を少なくできて、上下の梁間への上記開口フレームの
固定作業を簡単に行うことができ、また、この開口フレ
ームや外壁パネルの上記梁に対する出入調整も簡単に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる開口フレームの取付構造を示
す縦断側面図である。
【図2】従来にかかる開口フレームの取付構造を示す縦
断側面図である。
【符号の説明】
1・・・ 上側の梁、2・・・ 下側の梁、3・・・ 開口フレー
ム、4・・・ 外壁パネル、5,6・・・ 接合部材、7・・・ 当
てレール、8・・・ 受けレール。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下の梁の間に、外壁の開口部を形成す
    る開口フレームを取付ける取付構造であって、上記開口
    フレームの上下部にそれぞれ接合部材が固定されてお
    り、下側の梁に外壁パネルの下部が載置される受けレー
    ルが取付けられ、上側の梁に外壁パネルの上部が当て付
    けられる当てレールが取付けられ、上記開口フレームが
    上記接合部材を介して上記受けレールおよび当てレール
    に取付けられている開口フレームの取付構造。
JP8234691U 1991-09-13 1991-09-13 開口フレ―ムの取付構造 Expired - Lifetime JP2507486Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0524867U JPH0524867U (ja) 1993-03-30
JP2507486Y2 true JP2507486Y2 (ja) 1996-08-14

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ID=13772010

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