JP2507401Y2 - 過負荷保護回路のリセツト装置 - Google Patents

過負荷保護回路のリセツト装置

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JP2507401Y2
JP2507401Y2 JP1986090188U JP9018886U JP2507401Y2 JP 2507401 Y2 JP2507401 Y2 JP 2507401Y2 JP 1986090188 U JP1986090188 U JP 1986090188U JP 9018886 U JP9018886 U JP 9018886U JP 2507401 Y2 JP2507401 Y2 JP 2507401Y2
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淳 竹内
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はモータなどの被制御機器の電流又は電圧が設
定以上に変化したときにこれに基づいてその過負荷動作
を検出し、被制御機器をオフ維持する過負荷保護回路の
リセット装置に関する。
「従来の技術」 従来、被制御機器をこの過負荷によりオフにする制御
回路を設けると共に、その再運転に際して、電圧印加に
より制御信号を反転させるフリップフロップ等のリセッ
ト回路を設け、制御回路をリセットして設定負荷以下で
被制御機器を作動させる技術があった。
「考案が解決しょうとする問題点」 前記従来技術は、制御回路の保護機能をリセットする
ために特別にリセット回路を設けていたので、リセット
回路の取付により構成部品数の削減によるコスト低下な
どを簡単に行い得ないと共に、前記リセット回路のリセ
ットスイッチ操作により再作動させる必要があるから、
取扱い操作性並びに機能の向上などを容易に図り得ない
等の問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、被制御機器の負荷電流値に比例し
た検出電圧と基準電圧とを入力するコンパレータと、検
出電圧が基準電圧より大きくコンパレータのハイレベル
出力により作動して被制御機器の動作を停止させる制御
回路とから成る過負荷保護回路において、前記コンパレ
ータの出力側に抵抗及びコンデンサを含む遅延回路を設
けると共に、コンパレータのハイレベル出力を検出電圧
の入力端子に帰還させるダイオードを含む帰還回路を設
け、被制御機器の停止後電源印加までは帰還回路により
検出電圧を基準電圧より大に維持し、電源印加によって
遅延回路と帰還回路により検出電圧を基準電圧より小さ
くし、コンパレータ出力をローレベルにして制御回路を
リセットするように構成したものである。
「作用」 従って、電源をオン操作するだけで前記制御回路を自
動的にリセット動作させ得、従来のようなリセット回路
及びスイッチを不要にして自動組立作業の簡略化並びに
構成部品数の削減によるコスト低下などを従来よりも簡
単に行い得ると共に、電源をオンにするだけで再作動す
るから、従来に比べて取扱い操作性並びに機能の向上な
どを容易に図り得るものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は要部の回路図、第2図は全体の回路図であり、被
制御機器(1)に保護回路(2)を介してパワースイッ
チ(3)を接続すると共に、被制御機器(1)の電流変
化を保護回路(2)により検出し、パワースイッチ
(3)の電源入力操作により設定負荷以下で被制御機器
(1)を作動させるように構成している。
第1図に示す如く、前記保護回路(2)は、被制御機
器(1)の電流変化を検出する負荷検出回路であるコン
パレータ(4)と、その機器(1)を設定負荷以下で作
動させる制御回路(5)とにより構成するもので、コン
パレータ(4)の+入力端子に被制御機器(1)からの
電流値に比例した検出電圧(I・R1=Vin)を印加する
と共に、前記コンパレータ(4)の−入力端子に基準値
抵抗(R3及びR4)により決定する基準電圧(VREF)を印
加する。前記基準電圧(VREF)はコンパレータ(4)の
ハイレベル出力よりも常に小さくなるように設定してい
る。
また前記コンパレータ(4)の出力側に設ける制御入
力素子である抵抗(R5)及びコンデンサ(C2)とダイオ
ード(D1)とを備え、コンパレータ(4)の出力側を抵
抗(R5)及びコンデンサ(C2)に接続すると共に、ダイ
オード(D1)をコンパレータ(4)出力端子とこの+入
力端子の間に接続させ、パワースイッチ(3)をオンに
したとき、コンデンサ(C2)が充電されてこの電圧がダ
イオード(D1)による電圧降下分(例えば0.7ボルト)
に至るコンパレータ(4)の+入力端子をローレベル
(0ボルト)に維持させ、被制御機器(1)からの電流
値に比例した電圧(I・R1)のみによって+入力端子の
検出電圧が決定されるように構成している。
本実施例は上記の如く構成するもので、被制御機器
(1)が設定負荷以下で正常に動作しているとき、基準
電圧(VREF)よりも検出電圧(Vin)が小さく、コンパ
レータ(4)出力がローレベル(0ボルト)となり、被
制御機器(1)は所定の動作を続行するもので、被制御
機器(1)に異常が発生して過負荷となり、この電流出
力が増加して検出電圧(Vin)が基準電圧(VREF)より
も大きくなったとき、コンパレータ(4)のハイレベル
出力により制御回路(5)が作動して被制御機器(1)
の動作を停止し、その機器(1)を保護してこの損傷な
どを防ぐ。このときにコンパレータ(4)のハイレベル
出力はダイオード(D1)を介して+入力端子に帰還され
ているから、基準電圧(VREF)よりも検出電圧(Vin
が大きな状態が持続され、被制御機器(1)は動作を停
止した状態で維持される。
前記の被制御機器(1)を再び作動させる場合、パワ
ースイッチ(3)をオン操作することにより、第3図の
如く、コンパレータ(4)の−入力端子の基準電圧(V
REF)はそれと同時に立上がるが、+入力端子の検出電
圧(Vin)は、抵抗(R5)とコンデンサ(C2)により決
まる時定数によってコンデンサ(C2)が充電され、この
電圧がダイオード(D1)による電圧降下分(0.7ボル
ト)に至るまでは0ボルトを維持する。そのため基準電
圧(VREF)に比べて検出電圧(Vin)が小さくなり、コ
ンパレータ(4)出力がローレベルとなって制御回路
(5)をリセットするものであり、前記コンパレータ
(4)の出力は抵抗(R5)及びコンデンサ(C2)に接続
しているから、コンパレータ(4)の出力はローレベル
(0ボルト)となり、コンデンサ(C2)が充電されない
から、コンパレータ(4)の+入力端子の検出電圧(V
in)は被制御機器(1)の電流に比例した電圧(I・
R1)のみにより決定されるもので、前記コンパレータ
(4)に設けて被制御機器(1)の過負荷保護状態を維
持する帰還回路のダイオード(D1)を利用し、電圧印加
によるリセット動作を行わせるから、従来のようなフリ
ップフロップなどリセット回路を設ける必要がない。
「考案の効果」 以上実施例からも明らかなように本考案は、被制御機
器(1)の負荷電流値に比例した検出電圧(Vin)と基
準電圧(VREF)とを入力するコンパレータ(4)と、検
出電圧(Vin)が基準電圧(VREF)より大きくコンパレ
ータ(4)のハイレベル出力により作動して被制御機器
(1)の動作を停止させる制御回路(5)とから成る過
負荷保護回路において、前記コンパレータ(4)の出力
側に抵抗(R5)及びコンデンサ(C2)を含む遅延回路を
設けると共に、コンパレータ(4)のハイレベル出力を
検出電圧(Vin)の入力端子に帰還させるダイオード(D
1)を含む帰還回路を設け、被制御機器(1)の停止後
電源印加までは帰還回路により検出電圧(Vin)を基準
電圧(VREF)より大に維持し、電源印加によって遅延回
路と帰還回路により検出電圧(Vin)を基準電圧
(VREF)より小さくし、コンパレータ(4)出力をロー
レベルにして制御回路(5)をリセットするように構成
したもので、電源をオン操作するだけで前記制御回路
(5)を自動的にリセット動作させることができ、従来
のようなリセット回路及びスイッチを不要にして自動組
立作業の簡略化並びに構成部品数の削減によるコスト低
下などを従来よりも簡単に行うことができると共に、電
源をオンにするだけで再作動するから、従来に比べて取
扱い操作性並びに機能の向上などを容易に図ることがで
きる等の実用的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の回路図、第2図
は全体の回路図、第3図はコンパレータの入力線図であ
る。 (1)……被制御機器 (4)……コンパレータ(過負荷検出回路) (5)……制御回路 (R5)……抵抗(制御入力素子) (C2)……コンデンサ(制御入力素子) (D1)……ダイオード(制御入力素子)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被制御機器(1)の負荷電流値に比例した
    検出電圧(Vin)と基準電圧(VREF)とを入力するコン
    パレータ(4)と、検出電圧(Vin)が基準電圧
    (VREF)より大きくコンパレータ(4)のハイレベル出
    力により作動して被制御機器(1)の動作を停止させる
    制御回路(5)とから成る過負荷保護回路において、前
    記コンパレータ(4)の出力側に抵抗(R5)及びコンデ
    ンサ(C2)を含む遅延回路を設けると共に、コンパレー
    タ(4)のハイレベル出力を検出電圧(Vin)の入力端
    子に帰還させるダイオード(D1)を含む帰還回路を設
    け、被制御機器(1)の停止後電源印加までは帰還回路
    により検出電圧(Vin)を基準電圧(VREF)より大に維
    持し、電源印加によって遅延回路と帰還回路により検出
    電圧(Vin)を基準電圧(VREF)より小さくし、コンパ
    レータ(4)出力をローレベルにして制御回路(5)を
    リセットするように構成したことを特徴とする過負荷保
    護回路のリセット装置。
JP1986090188U 1986-06-12 1986-06-12 過負荷保護回路のリセツト装置 Expired - Lifetime JP2507401Y2 (ja)

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