JP2507125Y2 - カ―ド搬送ユニットボックス - Google Patents

カ―ド搬送ユニットボックス

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JP2507125Y2
JP2507125Y2 JP1990113405U JP11340590U JP2507125Y2 JP 2507125 Y2 JP2507125 Y2 JP 2507125Y2 JP 1990113405 U JP1990113405 U JP 1990113405U JP 11340590 U JP11340590 U JP 11340590U JP 2507125 Y2 JP2507125 Y2 JP 2507125Y2
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浩一 出口
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株式会社高見沢サイバネティックス
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種プリペイドカードの自動販売機、或は
鉄道の乗車券や劇場の入場券等を販売する自動販売機に
用いて好適なカード搬送ユニットボックスに関する。
〔従来の技術〕
周知のように、テレホンカード等のプリペイドカード
やその他各種のチケット等は、自動販売機により販売さ
れることが多くなってきている。この種の自動販売機の
構造は多種にわたるが、その一例を説明すると、例えば
一定の収納スペースを有するストッカー内に多数のカー
ドを積層状態に収納し、料金投入に対応して例えば下端
から券売機外へ一枚ずつ繰り出すように構成したものが
ある。
このような構造にあっては、カード不足にならないよ
うにカード補充を行う必要があるが、頻繁に行うのは人
手の面からみても好ましくない。そこで従来は、複数枚
のカードを積層状態に収納したユニットボックスを券売
機に着脱自在にした構造のものがある。
この方法によれば、ユニットボックスの数を券売機の
数よりも少し多く用意しておくと、カードを補充する際
に、既にカードが収納されたユニットボックスと入れ換
えるだけでよく、カード補充の時における券売機の休止
時間を短くすることができ、カード補充作業を効率的に
行うことができる。
しかし、本願考案者の検討によると、下記のような問
題点を有していることが明らかになった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のユニットボックスにおけるカードの繰り出し
は、最下端のカードからカード繰出機構により順次行う
のであるが、カードの枚数が少なくなってくると、カー
ドが浮き上がり状態になることがある。このような状態
にあっては、カードが繰り出し位置に位置決めされない
ことがあり、正確な繰り出しができなくなってしまう。
このために、積層されたカードの上に板状あるいは適当
な形状の重りをのせることが行われる。しかし、従来の
おもりは単に上にのせる形態のものであるから、ガタ付
きがあり、安定した押え作用を発揮することができなか
った。
本考案は、上記問題点を解消すべくなされたものであ
り、ストッカー内に積層状態に収納したカードの枚数に
関わりなく、ガタ付きがなく安定した押圧ができて、カ
ードの繰り出しを確実に行い得るように構成したカード
搬送ユニットボックスを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係わる課題は、カードを積層した状態で収納
するストッカーの上方にカードを押さえるカード加圧部
材と、ストッカーの下部にカードを繰り出すためのカー
ド繰り出し機構とを有し、カード販売装置に着脱自在で
あるカード搬送ユニットボックスにおいて、 このストッカーの互いに対向する壁面にカード積層方
向に沿って設けられた溝もしくは長孔よりなり、上記カ
ード加圧部材を案内する複数のガイド部と、 更にこのストッカーの互いに対向する壁面にカード積
層方向に沿って設けられ、断面凹凸形状の係止部とを備
え、 上記カード加圧部材が、ガイド部に係合しながら移動
可能とされるスライド部と、ストッカーに積層した状態
で収納されたカードを面で押圧する平板部と、係止部に
係止する戻り防止爪とからなり、 この戻り防止爪が、平板部に回転可能に支持される複
数のプレートと、該プレートの各先端を対応する係止部
方向に各プレートを付勢して係止させるバネとによっ
て、カード加圧部材のカード積層方向上方への移動を制
限するラッチ機構を形成し、 また、この戻り防止爪が、各先端とは反対側位置で各
プレートに互いに摺動可能に連結する解除バーを備え、 この解除バーの摺動範囲が各プレートの係止状態位置
でバネの付勢力を制限する範囲に設定され、バネの付勢
力に抗する解除バーの移動によって係止部と戻り防止爪
との係止を解除するカード搬送ユニットボックスによっ
て解決することができる。
〔作用〕
このように、ストッカー内に積層したカード上に所望
重量の加圧手段を、ストッカーの壁面に設けられたガイ
ド部によって左右及び前後方向の動きを規制した状態に
維持でき、カードを下方向に加圧して、カードの浮き上
がりを防止することができるので、積層されたカードの
加圧が確実に行われる。
更に、加圧手段には、ストッカーの壁面に設けた係止
部に係合し当該加圧部材の浮き上がりを防止すると共に
下方への移動を許容する戻り防止爪を備えた構成である
ので、前記加圧手段が浮き上がるようなガタ付きがなく
極めて正確かつ安定したカードの押圧を保証することが
できる。
[実施例] 以下、第1図〜第4図を参照して本考案を適用したカ
ード搬送ユニットボックスの一実施例を説明する。な
お、第1図は加圧手段の平面図、第2図は第1図の矢印
A方向から見た側面図、第3図は加圧手段の適用したユ
ニットボックスの扉を開いた状態の斜視図、第4図はユ
ニットボックスの外観の斜視図である。また、第5図は
繰り出し装置の要部正面図、第6図はカード繰り出し装
置の要部平面説明図、第7図はカードの収容されている
状態を示す第6図A−A線要部断面図、第8図はカード
が収容されていて、その1枚が放出されようとしている
状態を示す第6図A−A線要部断面図である。
第1図に示す加圧部材1について説明すると、カード
50を押圧する平板部2には、ガイドローラ5a、5b及び6
a、6bにより構成されているスライド部と、ユニットボ
ックスの壁部に設けられた係止部23に係合し当該加圧部
材1の浮き上がりを防止することのできる戻り防止爪4
を備えた構造である。すなわち、加圧部材1を所望重量
が得られる厚さの鉄板等をカードの大きさに合わせた平
板部2、ユニットボックス60の扉63側に取りつけられた
操作レバー3および戻り防止爪4、さらに後述するガイ
ド部21,22に係合するガイドローラ5a、5bおよび6a、6b
により構成されている。
各ガイドローラ5a、5b、6a、6bは、加圧部材1の全体
をストッカー20内で上下方向に案内するためのものであ
る。そして、扉63側に対して後方に位置した一対のガイ
ドローラ5a、5bは、平板部2に対し垂直に形成した板状
のローラ支持部7a、7bにネジ等により回動自在に取り付
けられており、ストッカー20の内壁部に向かい合って形
成され且つ上端が閉塞され溝状のガイド部21(片方のみ
図示)にスライド可能に係合している。また、一対のガ
イドローラ6a、6bは、平板部2に対し垂直に形成したロ
ーラ支持部8a、8bにネジ等により回動自在に取り付けら
れており、ストッカー20の内壁部に向かい合って形成さ
れ且つ上端が開放された溝状のガイド部22(片方のみ図
示)にスライド可能に係合している。
ストッカー20は第3図に示すように四方を壁面で囲ん
だ構造であるが、一側面と上面が扉63として開閉可能は
構造になっている。また、扉63に対してストッカー20内
の左右の壁面には前述した溝状あるいは長孔状のガイド
部21、22が設けられている。なお、第3図には一対のガ
イド部21、22のうち片側のものが図示されている。そし
て、ガイド部21にガイドローラ5a、5bが嵌合し、ガイド
部22にはガイドローラ6a、6bが嵌合して、加圧部材1全
体を上下方向スライド可能に案内する。
又、操作レバー3は、加圧部材1の平板部2から前方
に突出した部分であり、カード50をストッカー20に補充
する際に第3図の想像線にて示すように加圧部材1をス
トッカー20上方側に回動させるときに、手指にて持つと
ころである。
戻り防止爪4は、その形状が例えば略船底状ともいえ
る形状で一対のプレート13a、13bにて構成されており、
平板部2の操作レバー3寄りのところに垂直に形成され
た固定部11a、11bにその一端がネジ17によりそれぞれ嵌
通されており、回転可能に取りつけられている。なお、
戻り防止爪4は、それぞれの固定部11a、11bににスペー
サ12a、12bを介して回動自在に取り付けられていると共
に、両戻り防止爪4は係止部23に引っ掛かる先端とは反
対側において連動するように係合し、且つ特定の方向に
バネ付勢されている。すなわち、プレート13aに固定さ
れた解除バー14が、他方のプレート13bを挿通した構造
である。更にスペーサ12aに巻回され巻きバネ15は、一
端が平板部2に係止し、他端がプレート13aの突起18に
係止されているので、解除バー14を上方(第2図の矢印
B方向)に向くように付勢している。
第2図を参照して上述の戻り防止爪4の作用を説明す
る。
戻り防止爪4の一方のプレート13aは巻バネ15により
スペーサ12aを中心に反時計方向に回動するようにB方
向に付勢されている。一方のプレート13bには長孔状の
挿通孔16が設けられており、この挿通孔16に解除バー14
が遊嵌状に挿通している。したがって、プレート13aは
プレート13bに引かれたようになり、解除バー14と挿通
孔16との引っ掛かりにより、第2図に実線で示す如くそ
の上端縁がほぼ水平となるような状態に維持される。
なお、ストッカー20の内壁面には前述したように、例
えば開口が一定間隔で上下方向に形成された係止部23が
前記先端部a、bに対応するように設けられている。
このように、両プレート13a、13bが適当な付勢力によ
りその両先端部a、bが左右両側に張り出すように維持
されることにより、プレート13a、13bの両先端部a、b
は平板部2の幅寸法から外部に突出するように形成され
ているので、係止部23の開口部分に下方側より引っ掛か
るように係合する。この結果、加圧部材1は上方に浮き
上がることが防止され、かつカード50が送り出されて積
層高さが低くなると、その自重により前記の巻きバネ15
の付勢力に抗して、戻り防止爪4の両プレート13a、13b
はその先端部a、bが第2図に仮想線で示すように加圧
部材内側に引っ込むように回転(矢印C方向およびB方
向)するので、加圧部材1全体が下がることができる。
この動作により両先端部a、bと係止部23の係合が一時
的に外れ、加圧部材1が言わば滑り落ちるようになっ
て、カード50を加圧し続ける。
また、係止部23と両先端部a、bとの係合を意図的に
解除したい場合は、解除バー14を手指等により第2図で
下方に押す操作、すなわち、操作レバー3と解除バー14
とに指を掛けて挟み込むようにすることによりプレート
13a、13bを仮想線で示すように回動する。
上述の構成の加圧部材1を適用したユニットボックス
について説明する。
ユニットボックス60の一側面にカード繰り出し部61が
設けられ、更に電源や制御信号の授受を行うコネクタ62
が設けられている。そして、ユニットボックス60を自動
販売機(図示せず)に装着する場合は、自動販売機のカ
ード繰り出し口に上記カード繰り出し部61が連通するよ
うになされる。なお、ユニットボックス60内部で繰り出
し部61の背面側及び下側には、例えば第5図乃至第8図
に示すカード繰り出し機構が設けられている。
第5図乃至第8図に示されるカード繰り出し機構につ
いて説明する。
このカード繰り出し動作は駆動手段72により行われ
る。この駆動手段72は駆動車73を有しており、例えば小
型DCモータで構成される。74は第1駆動ベルトであっ
て、駆動手段72の回転作用を駆動車73を介して放出車75
及び搬送車76に伝導する。放出車75は放出ローラ77と同
軸となっている。放出ローラ77の頂部は搬送路79に形成
された放出ローラ用開口80から上に僅かに出るようにさ
れ、その上方にはプレスローラ81が設けられる。搬送車
76は搬送ローラ82および駆動断続手段83の原動ディスク
84と同軸である。搬送ローラ82も搬送路79の搬送ローラ
用開口85から上に出るようにされている。
駆動断続手段83は、原動ディスク84、従動ディスク86
及び連結車87で構成される。連結車87が原動ディスク84
及び従動ディスク86から離れている時は原動ディスク84
及び従動ディスク86はフリー状態であり、原動ディスク
84及び従動ディスク86に連結車87が摩擦結合又は圧接す
ると両ディスク84及び86は摩擦結合となり、両者は一体
に駆動される。連結車87の原動ディスク84及び従動ディ
スク86に対する摩擦結合は連結車レバー88がそのピン89
を軸としてソレノイド90の動作でなされる。
第2駆動ベルト92が掛けられた車91は駆動断続手段83
の従動ディスク86と一体であり、第2駆動ベルト92を介
して繰り出し車93に動力を伝達する。繰り出し車93は繰
り出しローラ94と同軸であるがこれは偏心車又はカムと
なっており搬送路79に形成された繰り出しローラ用開口
95から上に間欠的に外周頂部が出るようになっている。
カード繰り出し部61に放出されるカード50を1回に付
き1枚とするのは、例えばストッパー96によりその下部
の間隙を調節することにより行える。カード50が有るか
無いかはカード無し検知器98によりでき、ストッカー20
にカード50が収容されている時はその検知レバー97が押
圧された状態にあり、収容されていない場合は開放状態
となり、これにより、カード50の有無を検知する。101
はカード放出検知器であって、前記プリペイドカード97
の放出を検知する。102は逆入れ阻止手段であり、例え
ば、カード状のものが押し込まれるのを阻止する。
このカード繰り出し動作を説明すると、まず貨幣が投
入され、所定の操作が行われるとDCモータ等の駆動手段
72そしてソレノイド90が動作状態となり、これにより放
出ローラ77、搬送ローラ82そして繰り出しローラ94が回
転して、1枚のカード50がストッカー20から繰り出さ
れ、その後繰り出しローラ94がまず停止し、放出ローラ
77及び搬送ローラ82はなお回転して上記ストッカー20か
ら繰り出されたカード50がカード繰り出し部61に放出さ
れる。
カード繰り出し部61が設けられた側面の反対側面は、
第3図に示したようにユニットボックス60の上部と共に
扉63により開閉されるようになっている。扉63を開いた
状態では、ストッカー20の上部と側面とが開放状態にな
り、カード50の補充作業等が行いやすくなる。
また、第3図に示したように、ガイド部21は閉塞され
ているが、ガイド部22の上端は開放状態になされてい
る。この構成により扉63を第3図に示したように開くこ
とができ、加圧部材1全体を上方に移動させ、ガイドロ
ーラ5a、5bがガイド部21の最上端に持ち上げられた状態
で加圧部材1を回動させると、ガイドローラ6a、6bがガ
イド部22から外れるので、第3図に仮想線で示したよう
に、ユニットボックス1の上端開放部に加圧部材1を立
て掛け状態になすことができる。
この状態では、加圧部材1がストッカー20内に落下す
ることがなく、ストッカー20内が開放状態になる。した
がって、カード50の補充作業を容易に行うことができ、
カード収納作業生が良い。
なお、扉63はキイ64によりユニットボックス60に施錠
されるようになされ、カード50の盗難防止が図られてい
る。また、把手65はユニットボックス60の運搬を容易に
なすためのものである。更に、扉63の内側面にはガイド
66が設けられ、操作レバー3の位置決めを行うようにな
されている。すなわち、扉63を閉じた状態では操作レバ
ー3がガイド部66の溝部66aに嵌合し、左右の位置ずれ
防止がなされる。したがって、加圧部材1はガイド部2
1、22によって案内されると共に、ガイド部66によって
も案内されることになる。
以上に本考案の実施例を説明したが、本考案は上記に
限定されるものではない。
例えば、平板部2の下部にカード50を挟み込むための
折り曲げ部を形成してもよい。
更に、平板部2が厚みを有するように箱型に形成して
もよい。
平板部2の材質は、重量のある金属が好ましいが、カ
ードは磁気カードである場合は、磁性を帯びにくい金
属、例えばアルミニュウム等で形成してもよい。また、
カード50に換えて乗車券の収納と繰り出しにも適用する
ことができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案にかかるカード搬送ユ
ニットボックスは、所望重量を有する板状体からなる加
圧手段によりカード全体を加圧すると共に、上記加圧手
段をカード加圧方向に案内するガイド構造、更に加圧部
材の浮き上がりを防止する係止手段を設けたものであ
る。
したがって、本考案のカード搬送ユニットボックスに
よれば、積層されたカードはガタ付かない加圧部材によ
り常に安定して加圧される。また、ユニットボックスを
持ち運びした時における乱暴な取り扱いや振動によって
も加圧部材が動くことがなく、カードの位置ずれ等が発
生せず安定したカード繰り出しが保証できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にユニットボックスにおける加圧部材の
構造を示す平面図、第2図は加圧部材の戻り防止爪を示
す側面図、第3図はユニットボックスの内部構造を示す
斜視図、第4図はユニットボックスの外観図、第5図乃
至第8図はユニットボックスにおけるカード繰り出し作
用を説明するための概略図である。 図中の符号 1……加圧部材、2……平板部 3……操作レバー、4……戻り防止爪 5a,5b,6a,6b……ガイドローラ 7a,7b,8a,8b……ローラ支持部 11a,11b……固定部 12a,12b……スペーサ 13a,13b……プレート 14……解除バー 15……巻バネ、16……挿通孔 17……ネジ、18……突起 20……ストッカー 21、22、66……ガイド部 23……係止部、50……カード 60……ユニットボックス 61……カード繰り出し部 63……扉 a、b……プレートの先端部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードを積層した状態で収納するストッカ
    ー(20)の上方に前記カードを押さえるカード加圧部材
    (1)と、前記ストッカー(20)の下部にカードを繰り
    出すためのカード繰り出し機構とを有し、カード販売装
    置に着脱自在であるカード搬送ユニットボックスにおい
    て、 前記ストッカー(20)の互いに対向する壁面にカード積
    層方向に沿って設けられた溝もしくは長孔よりなり、前
    記カード加圧部材(1)を案内する複数のガイド部(2
    1,22)と、 前記ストッカー(20)の互いに対向する壁面にカード積
    層方向に沿って設けられ、断面凹凸形状の係止部(23)
    とを備え、 前記カード加圧部材(1)が、ガイド部(21,22)に係
    合しながら移動可能とされるスライド部(5a,5b,6a,6
    b)と、前記ストッカー(20)に積層した状態で収納さ
    れたカードを面で押圧する平板部(2)と、前記係止部
    (23)に係止する戻り防止爪(4)とからなり、 前記戻り防止爪(4)が、平板部(2)に回転可能に支
    持される複数のプレート(13a,13b)と、該プレート(1
    3a,13b)の各先端(a,b)を対応する前記係止部(23)
    方向に各プレート(13a,13b)を付勢して係止させるバ
    ネ(15)とによって、カード加圧部材(1)のカード積
    層方向上方への移動を制限するラッチ機構を形成し、 前記戻り防止爪(4)が、各先端(a,b)とは反対側位
    置で各プレート(13a,13b)を互いに摺動可能に連結す
    る解除バー(14)を備え、 前記解除バー(14)の摺動範囲が各プレート(13a,13
    b)の係止状態位置でバネ(15)の付勢力を制限する範
    囲に設定され、バネ(15)の付勢力に抗する解除バー
    (14)の移動によって前記係止部(23)と戻り防止爪
    (4)との係止を解除することを特徴とするカード搬送
    ユニットボックス。
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JPH01172529U (ja) * 1988-05-26 1989-12-07

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