JP2506344Y2 - 回転ベゼルを有する表ぶた付腕時計 - Google Patents

回転ベゼルを有する表ぶた付腕時計

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JP2506344Y2
JP2506344Y2 JP4103590U JP4103590U JP2506344Y2 JP 2506344 Y2 JP2506344 Y2 JP 2506344Y2 JP 4103590 U JP4103590 U JP 4103590U JP 4103590 U JP4103590 U JP 4103590U JP 2506344 Y2 JP2506344 Y2 JP 2506344Y2
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JP
Japan
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rotating bezel
front lid
bezel
wristwatch
rotating
Prior art date
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JP4103590U
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JPH041481U (ja
Inventor
勝信 井口
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、回転ベゼルを有する表ぶた付腕時計、特
にその回転ベゼルの回転を表ぶたの開閉によってロック
および解除する表ぶた付腕時計に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、回転ベゼル付表ぶた付腕時計において、
表ぶたの一側の蝶番部には単に穴があいていてピンなど
を軸に回転する構造であり、他側はロック構造として胴
に食いつき爪を有するボタンとの嵌合によりなってい
る。またこのとき蝶番部は胴に設けられたばね付ピンに
よって絶えずふたが開くようになっている。さらに表ぶ
たには、下面に凹凸を有する回転ベゼルが取り付いてお
り胴の一部に設けられた凸部と表ぶたの開閉によって回
転を止める機構を嵌合によってなしている。
〔従来の技術〕
従来の回転ベゼル付腕時計は、回転ベゼルを胴本体ま
たはガラス縁に取り付けており、回転ベゼルを開閉自在
の表ぶたに組み込んだ腕時計は存在しなかった。第5図
(a)は従来の技術の1例で、回転ベゼル14aは胴15の
外周に沿って取り付けられているものを示し、回転ベゼ
ルのロック方式も、回転ベセル14aの下面に設けられた
回転ベゼル凹凸部14bが、胴15に設けられた板ばね13aと
噛み合う構成となっている。第5図(b)は、その詳細
図で、胴本体15に傾斜した板ばね13aを固定し、その傾
斜部13bを回転ベゼル14aの下面に設けた凹凸部14bに嵌
合させて一方向回転のみを可能にさせ、逆回転を阻止す
る構成となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような回転ベゼル付腕時計の用途に、ダイバーズ
ウオッチとしての使用がある。その場合回転ベゼルは空
気ボンベの残量を時間で表示していた。
空気ボンベの残量はダイバーの生死に係わるものだけ
に、間違っても長すぎる方向に指示がされないように
し、むしろ短い方向に指示される分には止むを得ないと
されていた。そのため、第5図に示したように、一方向
回転のみを許し、逆回転を防止する構成を採用してい
た。
この構成はダイバーの安全のためには有利な構成であ
るが、誤動作すると実際の空気残量よりも短く指示する
ことがあり、この点はダイバーにとり不満であり、正確
な指示をするダイバーウオッチの出現が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、この考案が採用した手段
は、 開閉自在の表ぶた1aの外周面に沿って凹凸部9bを下面
に有する回転ベゼル9aを設け、胴本体3aには前記回転ベ
ゼル9aの凹凸部9bに噛み合う凸部12aを設けた点を特徴
とするものである。
〔作用〕
前記構成により、機械的に確実に回転ベゼルをロック
することができ、誤動作を確実に防止できる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この考案の回転ベゼル付表ぶたのロックお
よび解除機構による食付状態の断面図、第2図は、この
考案の回転ベゼル付表ぶたの蝶番部の食付状態の断面
図、第3図は、この考案の回転ベゼル付表ぶたの回転止
め部が設けられた部分の断面図、第4図は、この考案の
回転ベゼル付表ぶたの回転止め部がない部分の断面図、
第5図は、従来の回転ベゼル付腕時計の断面図を示す。
第1図において、表ぶた1aの外周に沿って回転ベゼル
9aが回転自在に取り付けられている。胴3aには、食付爪
付ボタン6aが取り付けられ、ばね7aにより外方へ付勢さ
れている。8aは止め輪でボタン6aの脱出を防止してい
る。
使用時は、食付爪付ボタン6aにより回転ベゼル9aはロ
ックされて閉蓋状態となるとともに、第3図で説明する
が、回転ベゼル9aの下面に形成された凹凸部と胴3aに設
けられたロックダボ凸部12aと噛み合い、その回転を阻
止する。時間設定は、食付爪付ボタン6aを押し込むこと
によりなされる。押し込み操作により、回転ベゼル9aは
ロック状態を外れ、後に説明する表ぶた蝶番部1bの押し
上げ力により上方へ開く。そのため回転ベゼル9aはロッ
クダボ凸部12aの拘束を脱し、回転可能な状態な状態と
なる。なお、9bは回転ベゼルの下面に設けられた凹凸部
で、11aは目盛付板、10aはガラスを示す。
第2図において、押しピン4aは胴3aに取り付けられば
ね5aで常時外方へ付勢され、その頭は角度θをもって表
ぶた蝶番部1bの内側で、ピン2aの上方に突き当たってい
る。表ぶた蝶番部1bはピン2aを中心に胴3aに回転自在に
取り付けられている。そのため、表ぶた1aは押しぴん4a
の押圧力によりピン2aを中心に開放方向に常時付勢され
ている。したがって、第1図に示す食付爪付ボタン6aの
ロックが解除れると、表ぶた1aに取り付けられた回転ベ
ゼル9aはピン2aを中心に上に開く。これにより回転ベゼ
ル9aの回転が自由になることは既に説明した。
第3図は、胴3aの一部にロックダボ凸部12aが形成さ
れている箇所をしめし、回転ベゼル9aの下面に設けられ
た回転ベゼル凹凸部9aと噛み合っているところを示して
いる。第4図は、胴3aにロックダボ凸部12aが形成され
ていない箇所の状態を示している。
以上説明したように、ダイバーの使用時には、回転ベ
ゼル9aは閉じられているために、胴3aの一部に設けられ
たロックダボ凸部12aと、回転ベゼル9aの下面に設けら
れた回転ベゼル凹凸部9bとが噛み合い、回転ベゼル9aの
回転は全く不可能な状態になる。また、時間を設定する
際には、食い付き爪ボタン6aを押し込んで回転ベゼル9a
を開けることにより上述した噛み合い状態から開放され
て回転自在となるので、自由な設定が可能になる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、使用時に、
回転ベゼルが回転することが絶対にないので常に正確な
表示がなされ、使用時の信頼性は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の回転ベゼル付表ぶたのロックおよ
び解除機構による食付状態の断面図、第2図は、この考
案の回転ベゼル付表ぶたの蝶番部を示す断面図、第3図
は、この考案の回転ベゼル付表ぶたの回転止め部が設け
られ噛み合い状態にある部分の断面図、第4図は、この
考案の回転ベゼル付表ぶたの回転止め部がない部分の断
面図、第5図は、従来の回転ベゼル付腕時計の断面図を
示す。 符号の説明 1a……表ぶた、1b……表ぶた蝶番部、2a……ピン 3a……胴、4a……押しピン、5a……ばね 6a……食付爪付ボタン、7a……ばね、8a……止め輪 9a……回転ベゼル、9b……回転ベゼル凹凸部、10a……
ガラス 12a……ロックダボ凸部、11a……目盛付板、13a……板
ばね 13b……板ばね斜面部、13c……板ばね回転止め部 14a……回転ベゼル、14b……回転ベゼル凹凸部、15……

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表ぶた1aが、胴本体3aの一側に蝶番部1bを
    介して開閉自在に取り付けられ、かつ、胴本体3aの他側
    に表ぶた1aの開閉をロックおよび解除する機構6aが設け
    られた表ぶた付腕時計において、 前記表ぶた1aには、その外周面に沿って下面に凹凸部9b
    を有する回転ベゼル9aが設けられ、胴本体3aには、前記
    表ぶた1aが閉じられロックされたときに前記凹凸部9bと
    噛み合う凸部12aが設けられていることを特徴とする回
    転ベゼルを有する表ぶた付腕時計。
JP4103590U 1990-04-17 1990-04-17 回転ベゼルを有する表ぶた付腕時計 Expired - Lifetime JP2506344Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH041481U JPH041481U (ja) 1992-01-08
JP2506344Y2 true JP2506344Y2 (ja) 1996-08-07

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2777944B2 (ja) * 1992-02-28 1998-07-23 本田技研工業株式会社 自動車の各種制御機能の検査方法
JP2869846B2 (ja) * 1994-03-01 1999-03-10 日産アルティア株式会社 車両の制動性能測定装置

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Publication number Publication date
JPH041481U (ja) 1992-01-08

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