JP2506148Y2 - 局部洗浄装置付便器 - Google Patents

局部洗浄装置付便器

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JP2506148Y2
JP2506148Y2 JP1990070421U JP7042190U JP2506148Y2 JP 2506148 Y2 JP2506148 Y2 JP 2506148Y2 JP 1990070421 U JP1990070421 U JP 1990070421U JP 7042190 U JP7042190 U JP 7042190U JP 2506148 Y2 JP2506148 Y2 JP 2506148Y2
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勝 市野
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株式会社イナックス
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    • Y02E60/12

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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電池で作動する局部洗浄装置付便器に関
するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、局部洗浄装置付便器には局部洗浄ノズルが内装
されており、この局部洗浄ノズルに湯を供給するための
配管中に電磁弁が設けられ、この電磁弁は従来家庭用電
源にて作動されるものとなっていたが、家庭用電源を使
用する場合には配線が必要となり、その配線の回りに漏
水等が生ずると感電等の危険性があり、水回りに電気配
線を行なうことには問題があった。かと言って、電池式
の電源とすれば、便器内に電池を組み込むことが極めて
困難となり、便器が大型のものとなったり、又、外部に
電池ボックスが突出して見栄性が悪いものとなるという
問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、スッキリとした外観形状で電源用の電池を配置した
局部洗浄装置付便器を提供せんことを目的とし、その要
旨は、カウンターと、該カウンターの前縁部に垂設され
る前板を備えたバスユニット内の前板の前方側に設置さ
れる局部洗浄装置付便器において、該便器の後部には前
記前板を貫いて給水,給湯管が接続されているととも
に、該便器内の局部洗浄装置用電磁弁等の作動用電源と
なる電池を、前記カウンター下部の前板の裏側の前記給
水,給湯管より離れた点検口に近い位置に隠蔽状に配設
したことである。
(作用) 局部洗浄装置用の電磁弁を作動させるために電源とし
て電池が使用されており、この電池は便器を設置したバ
スユニット内のカウンター下部の前板の裏側の給水,給
湯管より離れた点検口に近い位置に隠蔽状に配設されて
いるため、便器に電池を収納させるための特別なスペー
スを必要とせず、便器を小型にかつスッキリとした外観
のものとすることができ、デッドスペースとなっている
前板の裏側を有効に利用することができ、又、前板には
点検口が設けられているため、この点検口から容易に電
池の取り替え及び修理等を行なうことができる。又、電
池を給水,給湯管に邪魔されずに取り付けることがで
き、給水,給湯管が漏水した時には、離れた位置に取り
付けられているため漏電等から守ることができ、安全性
を高めることができる。
(実施例) 以下、本考案の1実施例を図面に基づいて説明する。
第2図はホテル等の室内に設置されるバスユニット1
の正面構成図であり、バスユニット1は、タイルパネル
等にて包囲状に室内空間を形成しており、内部には浴槽
2が配置されているとともに、浴槽2の右側には洗面器
3を備えたカウンター4が水平状に配設されており、こ
のカウンター4の前縁部には垂下状に前板5が配置され
ている。又、この前板5の前方側には便器6が配設され
ており、前記カウンター4の上部にはミラー8が配設さ
れている。尚、前板5の裏側には水及び湯の配管が行な
われるが、これらの配管点検用に前板5には開閉可能な
点検口7が設けられている。第1図はこのバスユニット
1の便器6周辺の平面一部断面構成図であり、第1図に
おいて、前述したカウンター4の前縁部に垂設される前
板5とバスユニット1の壁面間の空間は給水管16及び給
湯管17の配管スペースとなっており、前板5の前方に便
器6が設置されており、この便器6は、本体部6aの上面
に開閉可能に着座可能な便座6bが設けられ、この便座6b
の後方にボックス6cが設けられている。
このボックス6cの下部には、局部洗浄装置を構成する
局部洗浄ノズル9aと、女性局部洗浄ノズル9bが配設され
ており、局部洗浄ノズル9aは用便後に用便者の局部に湯
を噴出させて局部を洗浄するためのものであり、女性局
部洗浄ノズル9bは女性の局部に洗浄水を噴出するもので
ある。この局部洗浄ノズル9aには湯の噴出強さを調節す
る操作ダイヤル10aが接続されており、又、前記女性局
部洗浄ノズル9bにも操作ダイヤル10bが接続されてい
る。又、操作ダイヤル10a及び10bはミキシングサーモ11
に配管接続されており、さらにミキシングサーモ11の下
流側には管路を開閉するために電磁弁12が設けられてい
る。
前記ミキシングサーモ11には前板5を貫いて前述した
給水管16と給湯管17が接続されており、ミキシングサー
モ11内で水と湯が混合されて適温に調節される。前記給
水管16は水道管等と接続されており、止水弁18を有し、
分岐状の分岐管16aを備えており、この分岐管16aは図示
しないロータンクへ水を供給可能である。又、前記給湯
管17にも止水弁18が設けられ、分岐管17aが形成されて
いる。この分岐管17aは前述した洗面器3へ湯を供給可
能となっている。又、給湯管17内には開閉可能な排水弁
19が設けられており、この排水弁19には排水管20が接続
されている。この排水弁19は、例えばホテル等において
は湯元が遠い場所にあるため、この給湯管17まで到達す
る間に湯が冷えているため、使い始めに先ずこの排水弁
19を開けて管路内の冷たくなった湯を排水管20に逃がす
ものである。
この排水弁19にはコードCが接続され、コードCは前
板5の裏側であって前記カウンター4の下部に配置され
た電池ボックス15に接続されている。この電池ボックス
15内にはリチウム電池が内蔵されており、かつ制御基盤
が内蔵されている。この電池ボックス15は前板5から前
記便器6側へ接続された配線パイプ14を介し前述した便
器6内の電磁弁12にも接続され、さらに前記便座6bの下
部に設けられた着座スイッチ13にも接続されている。
尚、この電池ボックス15は前述した前板5に開閉可能に
設けられている点検口7の近傍に配設されており、点検
口7を開けることにより、この電池ボックス15を点検
し、内部のリチウム電池を交換することができるものと
なっている。
このように本例においては、電池ボックス15内のリチ
ウム電池を電源として電磁弁12,着座スイッチ13及び前
記排水弁19が作動されるものであり、家庭用電源を使用
しないため感電等の心配がなく、しかも電池ボックス15
は水滴等の飛散がない前板5の裏側に配設されているた
め、より安全性が高められている。又、前板5の裏側は
広い空間が形成されているため、この空間を有効に利用
して電池ボックス15を隠蔽状に設け、別途便器6側に電
池ボックスを設ける必要がないため、便器6周辺をスッ
キリとした外観に構成することができる。
(考案の効果) 本考案は、カウンターと、該カウンターの前縁部に垂
設される前板を備えたバスユニット内の前板の前方側に
設置される局部洗浄装置付便器において、該便器の後部
には前記前板を貫いて給水,給湯管が接続されていると
ともに、該便器内の局部洗浄装置用電磁弁等の作動用電
源となる電池を、前記カウンター下部の前板の裏側の前
記給水,給湯管より離れた点検口に近い位置に隠蔽状に
配設したことにより、局部洗浄装置用の電磁弁を作動さ
せるために電源として電池が使用されており、この電池
は便器を設置したバスユニット内のカウンター下部の前
板の裏側の給水,給湯管より離れた点検口に近い位置に
隠蔽状に配設されているため、便器に電池を収納させる
ための特別なスペースを必要とせず、便器を小型にかつ
スッキリとした外観のものとすることができ、デッドス
ペースとなっている前板の裏側を有効に利用し電池が外
部から視認されることがなく、スッキリとした外観のバ
スユニットとすることができるとともに、又、前板には
点検口が設けられているため、この点検口から容易に電
池の取り替え及び修理等を行なうことができる。又、電
池を給水,給湯管に邪魔されずに取り付けることがで
き、給水,給湯管が漏水した時には、離れた位置に取り
付けられているため漏電等から守ることができ、又、前
板の裏側であるため電池に水滴等が付着する恐れが少な
く、安全性を高めることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は便器と前板周辺
の一部断面平面構成図、第2図は便器を備えたバスユニ
ットの正面構成図である。 1……バスユニット、4……カウンター 5……前板、6……便器 7……点検口、9a……局部洗浄ノズル 9b……女性局部洗浄ノズル、12……電磁弁 13……着座スイッチ、15……電池ボックス 16……給水管、17……給湯管

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カウンターと、該カウンターの前縁部に垂
    設される前板を備えたバスユニット内の前板の前方側に
    設置される局部洗浄装置付便器において、該便器の後部
    には前記前板を貫いて給水,給湯管が接続されていると
    ともに、該便器内の局部洗浄装置用電磁弁等の作動用電
    源となる電池を、前記カウンター下部の前板の裏側の前
    記給水,給湯管より離れた点検口に近い位置に隠蔽状に
    配設したことを特徴とする局部洗浄装置付便器。
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JPH0430170U JPH0430170U (ja) 1992-03-11
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JPS63116583U (ja) * 1987-01-19 1988-07-27
JP2692708B2 (ja) * 1988-07-05 1997-12-17 東陶機器株式会社 局部洗浄装置

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