JP2505578B2 - プリント基板の取り出し装置 - Google Patents

プリント基板の取り出し装置

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JP2505578B2
JP2505578B2 JP13602689A JP13602689A JP2505578B2 JP 2505578 B2 JP2505578 B2 JP 2505578B2 JP 13602689 A JP13602689 A JP 13602689A JP 13602689 A JP13602689 A JP 13602689A JP 2505578 B2 JP2505578 B2 JP 2505578B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、穴明け加工後のワークからプリント基板を
自動的に取り出すのに好適なプリント基板の取り出し装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
プリント基板は、穴明け加工後、めっき、エッチング
などの工程を経て製造される。
そして、前記穴明け加工時には、1ないし複数のプリ
ント基板と上板および下板(あるいは下板のみ)を積層
し、1ないし複数の基準ピンと複数の固定ピン(あるい
は粘着性のテープで)周縁部を固定したワークとして、
穴明け加工機に供給される。
このため、穴明け加工後、めっき工程にプリント基板
を送る場合、穴明け加工機から排出されたワークからプ
リント基板を取り出すことが必要になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来からこのような作業は、全て人手により
行なわれているため、作業性が悪い。また、プリント基
板生産ラインの自動化の障害になっていた。
本発明の目的は、上記の事情に鑑み、穴明け加工機か
ら排出されたワークからプリント基板を自動的に取り出
すことができるようにしたプリント基板の取り出し装置
を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本出願の第1の発明にお
いては、プリント基板および下板を積層したワークに立
設された複数のピンを抜くピン抜き装置と、前記ワーク
を反転する反転装置と、ワークから下板を排出する下板
排出装置と、プリント基板を回収するプリント基板回収
装置とを設けた。
また、第2の発明においては、上板とプリント基板お
よび下板を積層したワークに立設された複数のピンを抜
くピン抜き装置と、前記ワークから上板を排出する上板
排出装置と、上板の除かれたワークを反転する反転装置
と、ワークから下板を排出する下板排出装置と、プリン
ト基板を回収するプリント基板回収装置とを設けた。
さらに、第3の発明においては、上板とプリント基板
および下板を積層したワークに立設された複数のピンを
抜くピン抜き装置と、前記ワークを固定するするように
その周縁の複数箇所に貼られたテープの下板側を剥がす
テープ剥がし装置と、ワークから上板を排出する上板排
出装置と、上板の除かれたワークを反転する反転装置
と、ワークから下板を排出する下板排出装置と、プリン
ト基板を回収するプリント基板回収装置とを設けた。
〔作用〕
そして、第1の発明においては、穴明け加工機から排
出されたワークに立設された複数のピンをピン抜き装置
で抜いた後、反転装置でワークを反転させて下板を下板
排出装置で排出し、プリント基板回収装置でプリント基
板を取り出す。
また、第2の発明においては、穴明け加工機から排出
されたワークに立設された複数のピンをピン抜き装置で
抜き、上板排出装置で上板を排出した後、反転装置でワ
ークを反転させて、下板排出装置で下板を排出し、プリ
ント基板回収装置でプリント基板を取り出す。
さらに第3の発明においては、穴明け加工機から排出
されたワークに立設された複数のピンをピン抜き装置で
抜き、ワークに貼られたテープの下板側をテープ剥がし
装置で剥がし、このテープが上板に付いた状態で、上板
排出装置で上板を排出した後、反転装置でワークを反転
させて、下板排出装置で下板を排出し、プリント基板回
収装置でプリント基板を取り出す。
このようにして、ワークからプリント基板を取り出す
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第19図に基づ
いて説明する。
同図において、穴明け加工機で加工されるワークW
は、第3図に示すように、複数枚積層されたプリント基
板Pの上下に上板1と下板2を重ね、その長手方向の両
端部の所定の位置に基準ピン3が圧入され、各板が一体
に固定され、さらに、その両側にテープ4が貼られてい
る。
プリント基板Pの取り出し装置は、第1図および第2
図に示すように、プリント基板Pの穴明け加工機Aから
排出されたワークWを受け入れて、基準ピン3を抜くピ
ン抜き装置Bと、ワークWに貼られたテープ4の下板2
側を剥がすテープ剥がし装置Cと、基準ピン3が抜か
れ、テープ4が剥がされたワークWから上板1を排出す
る上板排出装置Dと、上板1が排出されたワークWの上
下を反転する反転装置Eと、反転されたワークWから下
板2を排出する下板排出装置Fと、のこされたプリント
基板Pを回収するプリント基板回収装置Gとにより構成
されている。
前記ピン抜き装置Bは、ワークWを搬送する搬送ユニ
ットB1と、ワークWの位置決めをする位置決めユニット
B2と、基準ピン3を抜くピン抜きユニットB3からなり、
第5図および第6図に示す構成になっている。
前記搬送ユニットB1は、第6図に示す構成になってい
る。
同図において、11はフレーム。12aおよび12bは回転軸
で、フレーム11に固定された軸受13に回転可能に支持さ
れている。14はプーリで、回転軸12a、12bに所定の間隔
で固定されている。15はベルトで、プーリ14に掛け渡さ
れている。16はスプロケットで、回転軸12bの一端に固
定されている。17はモータで、フレーム11に固定されて
いる。18はスプロケットで、モータ17の回転軸に固定さ
れている。19はチェーンで、スプロケット16とスプロケ
ット18に掛け渡されている。20はガイドで、所定の間隔
でベルト15と平行に配置されている。
このような構成で、モータ17が作動すると、スプロケ
ット18、チェーン19およびスプロケット16を介して回転
軸12bが回転し、ベルト15を走行させる。そして、この
ベルト15上にワークWが送りこまれると、ワークWをベ
ルト15の走行方向に搬送する。このとき、ワークWの基
準ピン3は、ガイド20に案内されて移動する。
前記位置決めユニットB2は、第5図に示す構成になっ
ている。
同図において、21は梁で、ベルト15の下方に位置する
ようにフレーム11に固定されている。23はベースで、梁
21に固定されている。24はV溝が形成されたブロック
で、ベース23にベルト15で搬送されるワークWの基準ピ
ン3の通路に突出するように固定されている。25はクラ
ンパで、ブロック24との間で基準ピン3を位置決めする
ように、ベース23にピン26を介して回転可能に支持され
ている。27はシリンダで、ベース23とクランパ25の間に
それぞれ回動可能に結合されている。
このような構成で、ベルト15によって搬送されるワー
クWの基準ピン3がブロック24のV溝に当接すると、シ
リンダ27が作動して、クランパ25を回動させ、クランパ
25で基準ピン3をブロック24に押し付けて、基準ピン3
の位置決めをする。
なお、28はパイプで、ブロック24のV溝の下方に位置
するようにベース23に固定されている。29は収容箱で、
パイプ28の下に配置されている。
そして、ワークWから抜き出された基準ピン3をパイプ
28で案内して収容箱29に回収する。
前記ピン抜きユニットB3は、第5図に示す構成になっ
ている。
同図において、22は梁で、ベルト15に上方に位置する
ようにフレーム11に固定されている。30はブラケット
で、梁22に固定されている。31は案内装置で、ブラケッ
ト30に支持されている。32はシリンダで、ブラケット30
に支持されている。33はピン抜き用のロッドで、案内装
置31の可動部材に支持され、シリンダ32に結合されてい
る。
このような構成で、前記位置決めユニットB2によるワ
ークWの基準ピン3の位置決めが終わると、シリンダ32
が作動してロッド33を下降させ、ロッド33で基準ピン3
をワークWから押し出す。
なお、35はワークW搬送用のコンベアで、穴明け加工
機AのワークW排出位置とベルト15を結ぶようにプーリ
36に掛けわたされ、図示しない駆動源で駆動される。
前記テープ剥がし装置Cは、移動ユニットC1と、テープ
剥がしユニットC2からなり、第5図ないし第8図に示す
構成になっている。
前記移動ユニットC1は第6図に示す構成になってい
る。
同図において、41は梁で、フレーム11に固定されてい
る。42は案内装置で、ワークWの搬送方向と平行にフレ
ーム11に固定されている。43は稼動梁で、案内装置42の
可動部材に支持されている。44はシリンダで、ブラケッ
ト45を介してフレーム11に固定されている。そして、シ
リンダ44の可動部材は、ブラケット46を介して可動梁43
に結合されている。47はロッドレス型のシリンダで、そ
れぞれブラケット48を介して梁41と可動梁43に支持され
ている。49はシリンダ47のスライダ。50は案内装置で、
それぞれ梁41と可動梁43に取付けられている。51はスラ
イダで、それぞれ一端がスライダ47の移動路に突出する
ように案内装置50の可動部材に支持されている。52はば
ねで、それぞれスライダ51に植設されたピン53に掛け渡
されている。
このような構成で、シリンダ44が作動すると、可動梁
43が案内装置42に沿って移動する。また、シリンダ47が
作動すると、前記テープ剥がしユニットC2が案内装置50
に沿って移動する。
前記テープ剥がしユニットC2は、それぞれスライダ51
に支持され、第7図および第8図に示す構成になってい
る。
同図において、55はフレームで、スライダ51に固定さ
れている。56は支持アームで、フレーム55のワークW側
端部に固定されている。57はシリンダで、ブラケット58
を介してフレーム55のワークW側端部に、支持アーム56
と対向するように取付けられている。59は、クランプゴ
ムで、支持アーム56と対抗するように、プレート60を介
してシリンダ57の可動部材に支持されている。61は案内
装置で、フレーム55に支持されている。62はスライダ
で、案内装置61の可動部材に支持されている。63はブラ
ッケトで、スライダ52に固定されている。64は連結棒
で、ブラケット63に固定されている。65はスライダで、
連結棒64を介してブラケット63に結合されている。66は
カムで、連結棒64に移動可能に支持されている。67は支
持軸で、ブラケット68を介してスライダ65に支持されて
いる。69は揺れアームで、支持軸67に揺動可能に支持さ
れている。70はばねで、スライダ64と揺れアーム69のワ
ークWの端部に装着されている。71はナイフで、揺動ア
ーム69のワークW側の端面に固定されている。72はロー
ラで、揺動アーウ69の後端に回転可能に支持され、ばね
70の抗圧力でカム66に接している。73はシリンダで、ブ
ラケット74を介してフレーム55に固定されている。そし
て、シリンダ73の可動部材は、スライダ62に結合されて
いる。
このような構成で、シリンダ73が作動して、スライダ
62をワークW側へ移動させると、スライダ65、カム66お
よび揺動アーム69もワークW側へ移動する。そして、距
離1だけ移動すると、カム66はフレーム55の溝の端面に
当接しその移動を止められる。このとき、スライダ65と
揺動アーム69がさらに移動するため、ローラ72とカム66
の係合位置が移動して、揺動アーム69のワークW側の端
部がばね70に押し上げられ、ナイフ71がワークWの下板
2に押し付けられる。
そして、ナイフ71が距離Lだけ移動すると、シリンダ
73がその作動方向を反転させる。すると、スライダ65と
揺動アーム69がシリンダ73側へ移動する。そして、ナイ
フ71で下板2をこするようにして、テープ4を下板2か
ら剥がす。このとき、カム66はローラ72に押されてシリ
ンダ73側へ移動する。そして、カム66は距離1だけ移動
すると、フレーム55の溝の端面に当接して止まる。さら
に、スライダ65と揺動アーム69がシリンダ73側へ移動す
ると、ローラ73とカム66の係合位置が移動して、揺動ア
ーム69がばね70の抗圧力に抗して揺動し、ナイフ71を下
板2と接触しない位置へ移動させる。
このような操作を1ないし複数回繰返すことにより、
テープ4を下板2から剥がす。
前記上板排出装置Dは、ワークWを搬送する搬送ユニ
ットD1と、ワークWを所定の位置に止める停止ユニット
D2と、上板1を排出する排出ユニットD3からなり、第9
図および第10図に示す構成になっている。
前記搬送ユニットD1は、第9図に示す構成になってい
る。
同図において、80はフレーム。81は回転軸で、軸受82
を介してフレーム80に回転可能に支持されている。83は
プーリで、回転軸81に固定されている。84はベルトで、
プーリ83に掛け渡されている。85はスプロケットで、回
転軸81に固定されている。86はモータで、ブラケット89
を介してフレーム80に支持されている。87はスプロケッ
トで、モータ86の回転軸に固定されている。88はチェー
ンで、スプロケット85とスプロケット87に掛け渡されて
いる。
このような構成で、モータ86が作動すると、スプロケ
ット87、チェーン88およびスプロケット85を介して回転
軸81が回転し、ベルト84を走行させる。そして、このベ
ルト84上にワークWが送りこまれると、ワークWをベル
ト84の走行方向に搬送する。
前記停止ユニットD2は、第10図に示す構成になってい
る。
同図において、90は梁で、フレーム80に固定されてい
る。91は案内装置で、ブラケット92を介して梁90に支持
されている。93はストッパで、案内装置91の可動部材に
固定されている。94はシリンダで、ブラケット92に固定
されている。そして、シリンダ94の可動部材は、ストッ
パ93に結合されている。
このような構成で、基準ピン3が抜かれ、下板2から
テープ4が剥がされたワークWが、前記搬送ユニットB1
から搬送ユニットD1に送りこまれると、シリンダ94が作
動して、ストッパ93をワークWの搬送路に突出させる。
そして、ワークWがストッパ93に当接して止まりベルト
84が停止すると、シリンダ94が作動してストッパ93をワ
ークWの搬送路から退避させる。
前記排出ユニットD3は、第9図に示す構成になってい
る。
同図において、95は案内装置で、フレーム80に、ワー
クWの搬送方向と直行する方向に支持されている。96は
送りねじで、軸受97を介してフレーム80に回転可能に支
持されている。98はモータで、ブラケット99を介してフ
レーム80に固定されている。そして、このモータ98の回
転軸は、送りねじ96と結合されている。100は可動梁
で、案内装置95の可動部材に固定され、ブラケット101
を介して、送りねじ96に螺合するナット102に結合され
ている。103はチャックで、ブラケット104を介して可動
梁100に支持されている。
なお、前記チャック103は、第11図に示す構成になっ
ている。
同図において、105はシリンダで、ブラケット104に固
定されている。106はブラケットで、シリンダ105に固定
されている。107はフィンガで、ピン108を介してブラケ
ット106に回転可能に支持されている。109はチップで、
フィンガ107の対向面に固定されている。110はジョイン
トで、シリンダ105の可動部材に固定され、ピン111でフ
ィンガ107に結合されている。
このような構成で、シリンダ105が作動して、ジョイ
ント110をシリンダ105側に移動させるとフィンガ107が
閉じ、ジョイント110を反シリンダ105側に移動させると
フィンガ107が開く。個のようにして、フィンガ107を開
閉して、対象物(上板1)を保持解放することができ
る。
112は送りねじで、軸受113に回転可能に支持されてい
る。114はモータで、ブラケット115を介してフレーム80
に固定されている。そして、このモータ114の回転軸は
送りねじ112に結合されている。116は可動梁で、案内装
置95の可動部材に固定され、ブラケット117を介して、
送りねじ112に螺合するナット118に結合されている。11
9はシリンダで、ブラケット120を介して可動梁116に固
定されている。121はホルダで、シリンダ119の可動部材
に固定されている。122は吸着パッドで、ホルダ121に固
定されている。この吸着パッド122は、図示しない切り
替え弁を介して真空供給源に接続されている。
このような構成で、ワークWが所定の位置に停止する
と、シリンダ119が作動して吸着パッド122を下降させ、
吸着パッド122を上板1に押し付け吸着させる。この状
態で、シリンダ119がその作動方向を反転させ、吸着パ
ッド122を上昇させると、上板1がプリント基板Pから
剥がされる。そして、モータ114が作動して、送りねじ1
12を回転させ、吸着パッド122を所定の位置まで移動さ
せると、受け渡し位置で待機するチャック103のフィン
ガ107の間に上板1を挿入する。すると、チャック103が
作動して上板1を保持する。同時に、吸着パッド122内
が大気に連通され、上板1が吸着パッド122から解放さ
れる。すると、モータ114が作動して送りねじ112を反転
させ、吸着パッド122を待機位置へ戻す。
一方、モータ98が作動して送りねじ96を回転させ、チ
ャック103を上板1の排出位置まで移動させる。そし
て、排出位置でチャック103が開き上板1を解放する
と、モータ98が反転して送りねじ96を反転させて、チャ
ック103を上板1の受け渡し位置へ移動させ、つぎの上
板排出まで待機させる。
123は圧縮空気源に接続されたノズルで、ブラケット1
24を介してフレーム80に固定されている。このノズル12
3は、ワークWのプリント基板Pと上板1の積層位置に
対向するように位置決めされている。
そして、前記吸着パッド122が上板1を持ち上げると
き、上板1とプリント基板Pの間に向けて圧縮空気を吹
き出して、上板1をプリント基板Pから分離させる。
125は案内装置で、フレーム80に固定されている。126は
送りねじで、ブラケット127を介してフレーム80に固定
された軸受128に回転可能に支持されている。129はモー
タで、ブラケット130を介してフレーム80に固定されて
いる。131はスプロケットで、モータ129の回転軸に固定
されている。132はスプロケットで、送りねじ126の一端
に固定されている。133はチェーンで、スプロケット131
とスプロケット132に掛け渡されている。134はリフタ
で、送りねじ126に螺合するナットが形成され、案内装
置125の可動部材に固定されている。135は台車で、上板
受台136が固定されている。
このような構成で、モータ129が作動すると、スプロ
ケット131、チェーン133およびスプロケット132を介し
て送りねじ126が回転し、リフタ134を昇降させることが
できる。そして、リフタ134は、排出された上板1の量
に合わせて移動され、下降端に達したときリフタ134上
の上板1が台車135に移される。
前記反転装置Eは、第12図に示す構成になっている。
同図において、140はフレーム。141は回転軸で、フレ
ーム140に回転可能に支持されている。142は胴で、回転
軸141に固定されている。143は受け板で、胴142に所定
の間隔で固定されている。144は歯車で、回転軸141に固
定されている。145はモータで、フレーム140に固定さ
れ、その回転軸にはスプロケット146を固定している。1
47は割出装置で、ブラケット148を介してフレーム140に
固定されている。この割出装置147の入力軸にはスプロ
ケット149が固定され、出力軸には歯車144に噛み合う歯
車150が固定されている。151はチェーンで、スプロケッ
ト146とスプロケット149に掛け渡されている。
このような構成で、前記搬送ユニットD1のベルト84に
よって搬送されてきたワークWが、受け板143に挿入さ
れると、モータ145が作動して、スプロケット146、チェ
ーン151およびスプロケット149を介して割出装置147を
作動させる。すると、歯車150が回転して歯車144を回転
させ、回転軸141を回して胴142を1ピッチ回動させる。
このようにして、胴142が180度回転すると、ワークW
はその上下が反転される。
前記下板排出装置FはワークWを搬送する搬送ユニッ
トF1と、ワークWを所定の位置に止める停止ユニットF2
と、下板2を排出する排出ユニットF3からなり、第13図
および第14図に示す構成になっている。
前記搬送ユニットF1は第13図に示す構成になってい
る。
同図において、155はフレーム、156は回転軸で、軸受
157を介してフレーム155に回転可能に支持されている。
158はプーリで、回転軸156に固定されている。159はベ
ルトで、プーリ158に掛け渡されている。160はスプロケ
ットで、回転軸156に固定されている。161はモータで、
ブラケット162を介してフレーム155に支持されている。
163はスプロケットで、モータ161の回転軸に固定されて
いる。164はチェーンで、スプロケット160とスプロケッ
ト163に掛け渡されている。
このような構成で、モータ161が作動すると、スプロ
ケット163、チェーン164およびスプロケット160を介し
て回転軸156が回転し、ベルト159を走行させる。このベ
ルト159の上に、前記反転装置Eで反転されたワークW
が乗せられると、そのワークWをベルト159の走行方向
に搬送する。
前記停止ユニットF2は、第14図に示す構成になってい
る。
同図において、166は梁で、フレーム155に固定されて
いる。167は案内装置で、ブラケット168を介して梁166
に支持されている。169はストッパで、案内装置167の可
動部材に固定されている。170はシリンダで、ブラケッ
ト168に固定されている。そして、シリンダ170の可動部
材は、ストッパ169に結合されている。
このような構成で、前記反転装置Eで反転され、下板
2がプリント基板Pの上になったワークWが前記搬送ユ
ニットF1に渡されると、シリンダ170が作動して、スト
ッパ169をワークWの搬送路に突出させる。そして、ワ
ークWがストッパ169に当接して止まり、ベルト159が停
止すると、シリンダ170が作動してストッパ169をワーク
Wの搬送路から退避させる。
前記排出ユニットF3は、第13図に示す構成になってい
る。
同図において、171は案内装置で、フレーム155にワー
クWの搬送方向と直交する方向に支持されている。172
は送りねじで、軸受173を介してフレーム155に回転可能
に支持されている。174はモータで、ブラケット175を介
してフレーム155に固定されている。そして、このモー
タ174の回転軸は、送りねじ172と結合されている。176
は可動梁で、案内装置171の可動部材に固定され、ブラ
ケット177を介して送りねじ172に螺合するナット178に
結合されている。179はチャックで、可動梁176に支持さ
れている。
なお、前記チャック179は、第15図に示す構成になっ
ている。
同図において、180は案内装置で、可動梁176に固定さ
れている。181はシリンダで、可動梁176に固定されてい
る。182はクランパで、案内装置180の可動部材に固定さ
れ、シリンダ181の可動部材に結合されている。183はシ
リンダで、クランパ182に固定されている。184は案内装
置で、クランパ182に固定されている。185はクランパ
で、案内装置184の可動部材に固定され、シリンダ183の
可動部材に結合されている。
このような構成で、シリンダ183の作動によりクラン
パ185を移動させることにり、チャック179の開閉を行な
う。そして、シリンダ181の作動により、クランパ182の
位置決めを行なう。このようにして、クランパ182の位
置決めを行なうとともにチャック179の開閉を行なうこ
とにより、対象物(下板2)を保持解放することができ
る。
186は送りねじで、軸受187を介してフレーム155に回
転可能に支持されている。188はモータで、ブラケット1
89を介してフレーム155に固定されている。190はナット
で、送りねじ186に螺合し、案内装置171の可動部材に結
合されている。191は可動梁で、ナット190と同じ可動部
材に固定されている。192はプッシャで、可動梁191に支
持されている。
なお、前記プッシャ192は、第15図に示す構成になっ
ている。
同図において、193は案内装置で、可動梁191に固定さ
れている。194はスライダで、案内装置193の可動部材に
固定されている。195はシリンダで、可動梁191に固定さ
れ、その可動部材はスライダ194に結合されている。196
はシリンダで、スライダ194に固定されている。197はフ
ックで、シリンダ196の可動部材に固定され、その下面
に下板2の厚さより小さい段差198が形成されている。
このような構成で、ワークWが所定の位置に停止する
と、モータ188が作動して、送りねじ186を回転させ、可
動梁191をプリント基板Pの大きさに合わせた所定の位
置に移動させる。
すると、シリンダ196が作動してフック197を下降させ
る。そして、フック197が下板2に接触すると、シリン
ダ195が作動して、フック197をチャック179側へ移動さ
せる。すると、下板2は、その一端がフック197に押さ
れてチャック179のクランパ182とクランパ185の間に挿
入される。
この状態で、チャック179が下板2を保持すると、シ
リンダ195とシリンダ196の作動により、フック197が下
板2から離脱しモータ188の回転により待機位置へ戻
る。
このような構成で、ワークWが所定の位置に停止する
と、モータ188が作動してフック197をワークWの上方に
移動させる。すると、シリンダ196が作動して、フック1
97を下板2に接触させる。そして、シリンダ195が作動
して、下板2をチャック179側へ押すと、下板2の一端
はクランパ182とクランパ185の間に挿入される。する
と、シリンダ183が作動して、クランパ185を上昇させて
クランパ182とクランパ185で下板2を保持する。そし
て、シリンダ195とシリンダ196の作動によりフック197
が下板2から離脱して待機位置へ戻る。
一方、モータ174が作動して送りねじ172を回転させ、
チャック179を下板2の排出位置まで移動させる。そし
て、排出位置で、シリンダ183が作動して、下板2を解
放すると、モータ174が反転して送りねじ172を反転させ
て、チャック179を下板2の受け渡し位置へ移動させ、
つぎの下板排出まで待機させる。
200は案内装置で、フレーム155に固定されている。20
1は送りねじで、ブラケット202を介してフレーム155に
固定された軸受203に回転可能に支持されている。204は
モータで、ブラケット205を介してフレーム155に固定さ
れている。206はスプロケットで、モータ204の回転軸に
固定されている。207はスプロケットで、送りねじ201の
一端に固定されている。208はチェーンで、スプロケッ
ト206とスプロケット207に掛け渡されている。209はリ
フタで、送りねじ201に螺合するナットが形成され、案
内装置200の可動部材に固定されている。210は台車で、
下板受台211が固定されている。
このような構成で、モータ204が作動すると、スプロ
ケット206、チェーン208およびスプロケット207を介し
て送りねじ201が回転し、リフタ209を昇降させることが
できる。そして、リフタ209は排出された下板2の量に
あわせて移動され、下降端に達したときリフタ209上の
下板2が台車210に移される。
プリント基板回収装置Gは、プリント基板Pを搬送す
る搬送ユニットG1と、搬送ユニットG1からプリント基板
Pを受け取り排出ユニットG2と、排出されたプリント基
板Pを受け取る回収ユニットG3からなり、第16図ないし
第19図に示す構成になっている。
前記搬送ユニットG1は、前記下板排出装置Fの搬送ユ
ニットF1と同様の構成であるので、詳細な構成の図示は
省略してある。第16図において、215はフレーム。216は
プーリで、フレーム215に回転可能に支持され、図示し
ないモータで駆動される。217はベルトで、プーリ216に
掛け渡されている。
そして、ベルト217上に送りこまれたプリント基板P
を搬送する。
前記排出ユニットG2は、第16図ないし第18図に示す構
成になっている。
同図において、220は梁で、フレーム215に固定されて
いる。221は案内装置で、梁220に支持されている。22
2、223はブラケットで、互いに対向するように、それぞ
れ案内装置221の可動部材に固定されている。224はロー
ラで、それぞれブラケット222またはブラケット223に回
転可能に支持されている。225はスプロケットで、各ロ
ーラ223の一端に固定されている。226はスプロケット
で、それぞれブラケット222またはブラケット223に回転
可能に支持されている。227はモータで、それぞれブラ
ケット222またはブラケット223に固定されている。228
はスプロケットで、それぞれモータ227の回転軸に固定
されている。229はチェーンで、それぞれスプロケット2
25、スプロケット226およびスプロケット228に掛け渡さ
れている。
このような構成で、モータ227を作動させるとローラ2
24が回転する。そして、前記搬送ユニットG1からローラ
224上に送りこまれたプリント基板Pを、ローラ224の回
転により搬送する。
230は回転型のシリンダで、ブラケット231を介して梁
220に固定されている。232はクランクバで、シリンダ23
0の回転軸に固定されている。233はリンクで、それぞれ
一端がクランクバ232の一端にピン234で回転可能に結合
されている。235はピンで、リンク233の自由端をブラケ
ット222に回転可能に結合している。
このよう構成で、シリンダ230が作動するとクランク
バ232が回転し、リンク233を介してブラケット222を案
内装置221に沿って移動させる。そして、ブラケット222
の移動によりローラ224の間隔を変え、ローラ224に支持
されているプリント基板Pを落下させる。
236はストッパで、フレーム215に固定されている。
前記回収ユニットG3は、第16図および第19図に示す構
成になっている。
同図において、240は案内装置で、フレーム215に固定
されている。241は送りねじで、ブラケット242を介して
フレーム215に固定された軸受243に回転可能に支持され
ている。244はモータで、ブラケット245を介してフレー
ム215に固定されている。246はスプロケットで、モータ
244の回転軸に固定されている。247はスプロケットで、
送りねじ241の一端に固定されている。248はチェーン
で、スプロケット246とスプロケット247に掛け渡されて
いる。249はリフタで、送りねじ241に螺合するナットが
形成され、案内装置240の可動部材に固定されている。
このリフタ249は、第19図に示すように櫛状に形成され
ている。
250は台車で、プリント基板受台251が固定されてい
る。
このような構成で、モータ244が作動すると、スプロ
ケット246、チェーン248およびスプロケット247を介し
て送りねじ241が回転し、リフタ249を昇降させることが
できる。そして、リフタ249は排出されたプリント基板
Pの量に合わせて移動され、下降端に達したときリフタ
249上のプリント基板Pが台車250に移される。
上記の構成において、穴明け加工機Aからコンベア35
に排出されたワークWはベルト15側へ送られる。そし
て、モータ17の作動のより走行するベルト15に送りこ
む。すると、ベルト15は、ワークWをピン抜き装置B側
へ搬送する。
ベルト15によって搬送されるワークWの基準ピン3が
ブロック24のV溝に当接すると、シリンダ27が作動して
クランパ25を回動させ、クランパ25で基準ピン3をブロ
ック24に押し付けて位置決めする。
そして、前記位置決めユニットB2によるワークWの基
準ピン3の位置決めが終わると、シリンダ32が作動して
ロッド33を下降させ、ロッド33で基準ピン3をワークW
から押し出す。基準ピン3がワークWから抜かれると、
シリンダ27が作動して、クランパ25を回動させ、待機位
置へ移動させる。すると、ワークWから押し出された基
準ピン3は、パイプ28内を通り収容箱29に回収される。
同時に、テープ剥がし装置Cのシリンダ73が作動し
て、スライダ62をワークW側は移動させると、スライダ
65、カム66および揺動アーム69がワークW側へ移動す
る。そして、距離1だけ移動すると、カム66はフレーム
55に当接しその移動を止められる。このとき、スライダ
65と揺動アーム69がさらに移動するため、ローラ72とカ
ム66の係合位置が移動して、揺動アーム69が揺動しナイ
フ71をワークWの下板2に押し付ける。そして、ナイフ
71が距離Lだけ移動すると、シリンダ73がその作動方向
を反転させる。すると、スライダ65と揺動アーム69がシ
リンダ73側へ移動する。そして、ナイフ71で下板2をこ
するようにして、テープ4を下板2から剥がす。
このとき、カム66はローラ72に押されてシリンダ73側
へ移動する。そして、カム66は距離1だけ移動すると、
フレーム55に当接して止まる。さらに、スライダ65と揺
動アーム69がシリンダ73側へ移動すると、ローラ73とカ
ム66の係合位置が移動して、揺動アーム69が揺動してナ
イフ71を、下板2と接触しない位置へ移動させる。
このような操作を1ないし複数回繰返して、テープ4
を下板2から剥がす。
ついで、モータ17が作動し、ワークWを上板排出装置
D側へ移動させると、ワークWの後端側に立設された基
準ピン3がブロック24のV溝に当接する。
すると、再びシリンダ27が作動してクランパ25を回動
させて、クランパ25で基準ピン3をブロック24に押し付
けて位置決めする。ついで、シリンダ32が作動して、ロ
ッド33を下降させて基準ピン3をワークWから押し出
す。
同時に、シリンダ44が作動して、テープ剥がしユニッ
トC2をワークWの後端側に残るテープ4に対応する位置
へ移動させる。そして、前記と同じ操作を繰り返して、
テープ4を下板2から剥がす。
そして、シリンダ32の作動によりロッド33が上昇する
と、モータ17が作動して、ワークWを上板排出装置D側
へ移動させる。一方、シリンダ27が作動して、クランパ
25を待機位置へ移動させると、基準ピン3はパイプ28を
通り収容箱29に回収される。
このようにして、基準ピン3が抜かれ、テープ4が下
板2から剥がされたワークWがベルト15から、モータ86
で駆動されているベルト84に送りこまれると、シリンダ
94が作動して、ストッパ93をワークWの搬送路に突出さ
せる。そして、ワークWがストップ93に当接して止まる
と、モータ86が止まり、ストッパ93が待機位置へ戻る。
すると、吸着パッド122が真空供給源に連通され、シ
リンダ119が作動して、吸着パッド122を上板1に押し付
ける。同時に、ノズル123から圧縮空気を吹き出す。
この状態で、シリンダ119がその作動方向を反転さ
せ、吸着パッド122を上昇させると、上板1がプリント
基板Pから剥がされる。このとき、上板1の上昇により
上板1とプリント基板Pの間が負圧になりプリント基板
Pが浮き上がるのを圧縮空気の吹き付けで防止してい
る。
そして、モータ114が作動して、送りねじ112を回転さ
せ、吸着パッド122を所定の位置まで移動させると、受
け渡し位置で待機するチャック103のフインガ107の間に
上板1を挿入する。すると、シリンダ105が作動して、
フインガ107が閉じて上板1を保持する。同時に、吸着
パッド122内が大気に連通され、上板1が吸着パッド122
から解放される。すると、モータ114が作動して送りね
じ112を反転させ、吸着パッド122を待機位置へ戻す。
一方、モータ98が作動して送りねじ96を回転させ、チ
ャック103をリフタ134の上方の上板1の排出位置まで移
動させる。そして、排出位置でチャック103が開き上板
1を解放すると、モータ98が反転して送りねじ96を反転
させて、チャック103を上板1の受け渡し位置へ移動さ
せ、次の上板排出まで待機させる。
一方、上板1がワークWから排出されると、モータ86
が作動してベルト84を走行させ、ワークWを反転装置E
へ搬送する。
ベルト84によって搬送されてきたワークWが反転装置
Eの受け板143に挿入されると、モータ145が作動して、
回転軸141を回して胴142を1ピッチ回動させる。そし
て、胴142が180度回転すると、ワークWはその上下が反
転され、下板排出装置Fのベルト159に移される。
すると、モータ161が作動してベルト159を走行させ、
ワークWをベルト159の走行方向に搬送する。同時に、
シリンダ170が作動してストッパ169をワークWの搬送路
に突出させる。
そして、ワークWがストッパ169に当接して止まり、
ベルト159が停止すると、シリンダ170が作動してストッ
パ169をワークWの搬送路から退避させる。
ワークWが所定の位置に停止すると、モータ188が作
動してフック197をワークWの上方に移動させる。する
と、シリンダ196が作動して、フック197を下板2に接触
させる。そして、シリンダ195が作動して、下板2をチ
ャック179側へ押すと、下板2の一端がクランパ182とク
ランパ185の間に挿入される。
すると、チャック179のシリンダ183が作動して、クラ
ンパ185を上昇させてクランパ182とクランパ185で下板
2を保持する。すると、シリンダ195とシリンダ196の作
動によりフック197が下板2から離脱する。
一方、モータ174が作動して送りねじ172を回転させ、
チャック179をリフタ209の上方の下板2の排出位置へ移
動させる。そして、排出位置で、チャック179が開き下
板2を解放すると、モータ174が反転して送りねじ172を
反転させ、チャック179を下板2の受け渡し位置へ移動
させ、つぎの下板排出まで待機させる。
一方、下板2がワークWから排出されると、モータ16
1が作動してベルト159を走行させ、プリント基板Pをプ
リント基板回収装置Gへ送る。
そして、プリント基板Pがベルト159からベルト217上
に送りこまれると、ベルト217はプリント基板Pを排出
ユニットG2に搬送する。
ベルト217上にプリント基板Pが送りこまれると、モ
ータ227が作動してローラ224を回転させる。そして、ベ
ルト217からローラ224上にプリント基板Pが送りこまれ
ると、ローラ224の回転により、プリント基板Pをスト
ッパ236に当接するまで搬送する。そして、プリント基
板Pがストッパ236に当接して止まると、モータ227が止
まる。
すると、シリンダ230が作動してクランクバ232を回転
させ、リンク233を介してブラケット222を案内装置221
に沿って互いに離間する方向に移動させる。そして、ロ
ーラ224をプリント基板Pの下から退避させ、プリント
基板Pをリフタ249上に落下させる。プリント基板Pが
リフタ249上に落下すると、シリンダ230が作動して、ブ
ラケット222を互いに近接する方向に移動させ、つぎの
プリント基板の排出まで待機させる。
一方、リフタ249は、モータ244が作動して排出された
プリント基板Pの量に合わせて下降される。そして、リ
フタ249が下降端に達したとき、リフタ249上のプリント
基板Pが台車250に移される。
上記のように、穴明け加工機Aから排出されたワーク
Wから、基準ピン3、上板1および下板2を取り除き、
プリント基板Pを取り出すことができる。
なお、上記の実施例においては、ワークWの周囲をテ
ープで止めた場合について説明したが、固定ピンを用い
て固定した場合には、テープ剥がし装置Cに変えて複数
のピン抜き装置を配置することができる。
また、ワークWに上板1を設けない場合には、上板排
出装置Bを設ける必要はない。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、穴明け加工された
ワークからプリント基板を自動的に取り出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるプリント基板の取り出し装置の
正面図、第2図は、第1図の平面図、第3図は、本発明
で取り扱うワークの一例を示す平面図、第4図は、本発
明のプリント基板の取り出し装置の工程図、第5図は、
ピン抜き装置と、テープ剥がし装置の正面断面図、第6
図は、テープの剥がし装置の平面図、第7図は、テープ
剥がしユニットの側面図、第8図は、第7図の正面断面
図、第9図は、上板排出装置の側面断面図、第10図は、
第9図の正面断面図、第11図は、上板排出装置のチャッ
クの側面部分断面図、第12図は、反転装置の正面部分断
面図、第13図は、下板排出装置の側面断面図、第14図
は、第13図の正面断面図、第15図は、下板排出装置のチ
ャックと、プッシャの側面部分断面図、第16図は、プリ
ント基板回収装置の正面部分断面図、第17図は、第16図
の平面図、第18図は、第16図の側面図、第19図は、リフ
タと台車の関係を示す平面図である。 W:ワーク、1:上板、2:下板、3:基準ピン、4:テープ、P:
プリント基板、B:ピン抜き装置、B1:搬送ユニット、B2:
位置決めユニット、B3:ピン抜きユニット、C:テープ剥
がし装置、C1:移動ユニット、C2:テープ剥がしユニッ
ト、D:上板排出装置、D1:搬送ユニット、D2:停止ユニッ
ト、D3:排出ユニット、103:チャック、E:反転装置、F:
下板排出装置、F1:搬送ユニット、F2:停止ユニット、F
3:排出ユニット、179:チャック、192:プッシャ、G:プリ
ント基板回収装置、G1:搬送ユニット、G2:排出ユニッ
ト、G3:回収ユニト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 祐二 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立 精工株式会社内 審査官 長谷川 一郎 (56)参考文献 実開 昭63−120749(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板および下板を積層したワーク
    に立設された複数のピンを抜くピン抜き装置と、前記ワ
    ークを反転する反転装置と、ワークから下板を排出する
    下板排出装置と、プリント基板を回収するプリント基板
    回収装置とを設けたことを特徴とするプリント基板の取
    り出し装置。
  2. 【請求項2】上板とプリント基板および下板を積層した
    ワークに立設された複数のピンを抜くピン抜き装置と、
    前記ワークから上板を排出する上板排出装置と、上板の
    除かれたワークを反転する反転装置と、ワークから下板
    を排出する下板排出装置と、プリント基板を回収するプ
    リント基板回収装置とを設けたことを特徴とするプリン
    ト基板の取り出し装置。
  3. 【請求項3】上板とプリント基板および下板を積層した
    ワークに立設された複数のピンを抜くピン抜き装置と、
    前記ワークを固定するようにその周縁の複数箇所に貼ら
    れたテープの下板側を剥がすテープ剥がし装置と、ワー
    クから上板を排出する上板排出装置と、上板の除かれた
    ワークを反転する反転装置と、ワークから下板を排出す
    る下板排出装置と、プリント基板を回収するプリント基
    板回収装置とを設けたことを特徴とするプリント基板の
    取り出し装置。
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