JP2505317B2 - 給水装置 - Google Patents

給水装置

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JP2505317B2
JP2505317B2 JP3071543A JP7154391A JP2505317B2 JP 2505317 B2 JP2505317 B2 JP 2505317B2 JP 3071543 A JP3071543 A JP 3071543A JP 7154391 A JP7154391 A JP 7154391A JP 2505317 B2 JP2505317 B2 JP 2505317B2
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金江 会田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水器、給湯器または
瞬間湯沸し器等の給水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、給水装置、例えば給湯器にお
いては、器具本体に配置された操作子を操作することに
より給湯の開始および給湯の停止を制御している。な
お、例えば壁に取り付けられて設置されている給湯器に
おいては、桶内に湯を溜めた後に給湯を停止して、桶内
の湯を用いて鍋や皿を洗う場合に、吐出管の吐出口の位
置を壁に接近させるように吐出管を器具本体に対して回
転させて奥に配置しておくと吐出管が洗い作業の邪魔に
ならないので非常に都合が良い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
な従来の給湯器においては、再度使用者が給湯を開始す
る際に、器具本体に設けられた操作子を操作しなければ
給湯が開始しない。したがって、器具本体に設けられた
給湯を開始または停止する操作子の操作とを行うため
に、器具本体と吐出管の吐出口付近との間を手が行き来
することとなる。この結果、従来の給湯器においては、
大きな動きが必要であり、使い勝手が悪いという問題が
あった。
【0004】そこで、給湯器の使い勝手を良くするため
に、吐出管の吐出口付近に使用者の手等の被検知物を検
知する光電センサを設けて、光電センサの前方に手をか
ざすことにより使用者の手を検知して給湯の開始および
給湯の停止を制御することによって、吐出管の回動操作
と給湯を開始または停止する操作との両方の操作を吐出
管の吐出口付近で行えるようにしたものが考えられる。
【0005】ところが、この給湯器においては、吐出管
が洗い作業の邪魔とならないように使用者により吐出管
の位置を壁に接近した位置に戻されると、光電センサが
壁に対向し給湯を開始してしまう可能性がある。また、
器具本体に操作スイッチを設けたものでは、給湯の停止
時に吐出管の位置が壁に近接した位置にある場合に操作
スイッチを閉成すると、光電センサが壁を被検知物とし
て検知して給湯を開始してしまうという不具合が考えら
れる。
【0006】本発明の第1の目的は、給水を開始または
停止する操作を給水配管の吐出口付近に設けた近接セン
サで行えるようにして使い勝手を良くし、さらに近接セ
ンサによる誤作動をなくした給水装置を提供することで
ある。
【0007】本発明の第2の目的は、給水を開始または
停止する操作を給水配管の吐出口付近に設けた近接セン
サで行えるようにして使い勝手を良くし、さらに器具本
体等に設けた操作スイッチを閉成したときの誤作動をな
くした給水装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の目的を解決する手
段として、請求項1に記載の発明は、先端に水を吐出す
る吐出口を有する給水配管と、この給水配管を回動自在
に支持する支持手段と、前記給水配管の前記吐出口付近
に配設され、被検知物を検知する近接センサを有し、こ
の近接センサにより前記被検知物が検知された際、前記
給水配管を開閉する開閉手段と、前記支持手段に対する
前記給水配管の回動位置を検出する検出手段を有し、こ
の検出手段により検出した前記給水配管の回動位置が設
定範囲内のとき前記開閉手段を制御可能とする通電制御
回路とを備えた技術手段を採用した。
【0009】第2の目的を解決する手段として、請求項
2に記載の発明は、先端に水を吐出する吐出口を有する
給水配管と、この給水配管を回動自在に支持する支持手
段と、前記給水配管の前記吐出口付近に配設され、被検
知物を検知する近接センサを有し、この近接センサによ
り前記被検知物が検知された際、前記給水配管を開閉す
る開閉手段と、開閉される操作スイッチ、および前記支
持手段に対する前記給水配管の回動位置を検出する検出
手段を有し、前記操作スイッチが閉成し、且つ前記検出
手段により検出した前記給水配管の回動位置が設定範囲
内のとき前記開閉手段を制御可能とする通電制御回路と
を備えた技術手段を採用した。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、使用者が給水
配管を支持手段に対して回動させると、検出手段によっ
て支持手段に対する給水配管の回動位置が検出される。
このとき、通電制御回路は、検出された支持手段に対す
る給水配管の回動位置が設定範囲内のとき開閉手段を制
御可能とする。そして、開閉手段が制御可能となった時
に、給水配管の吐出口付近に配設された近接センサによ
り被検知物が検知されると、開閉手段が制御され、給水
配管が開かれて給水が開始されるか、あるいは給水配管
が閉じられ、給水が停止される。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、検出手段
によって支持手段に対する給水配管の回動位置が検出さ
れる。そして、検出された支持手段に対する給水配管の
回動位置が設定範囲内であり、且つ操作スイッチが閉成
された時、開閉手段を制御可能とする。そして、開閉手
段が制御可能となった時に、近接センサにより被検知物
が検知された場合は、開閉手段が制御され、給水配管が
開かれて給水が開始されるか、あるいは給水配管が閉じ
られ、給水が停止される。したがって、操作スイッチが
閉成され、且つ近接センサが被検知物を検知する範囲に
壁等があっても、検出手段により検出した給水配管の回
動位置が設定範囲外のとき、開閉手段の制御はなされな
い。
【0012】
【実施例】本発明の給水装置を図1ないし図10に示し
た一実施例に基づき説明する。図1ないし図7は本発明
の第1実施例を示したものである。図1A)はガス給湯
器の制御装置を示したブロック図で、図1B)はガス給
湯器の作用説明図で、図2はガス給湯器を示した図であ
る。
【0013】ガス給湯器1は、本発明の給水装置であっ
て、台所への給湯を行うものである。このガス給湯器1
は、ガスバーナ(図示せず)、給水配管2、水電磁弁
3、マイクロコンピュータ4および通電制御回路5を備
える。
【0014】ガスバーナは、壁6に取り付けられた器具
本体10のハウジング内に収納され、ガス配管11から
供給される燃料ガスと空気とを燃焼する。そのガス配管
11には、このガス配管11を開閉するガス電磁弁12
が配設されている。このガス電磁弁12は、通電される
とガス配管11を開き、通電が停止されるとガス配管1
1を閉じる。
【0015】給水配管2は、吸熱管(図示せず)、給水
管21、吐出管22およびシャワーヘッド23を備え
る。吸熱管は、金属製で、器具本体10のハウジング内
に収納され、ガスバーナで発生した炎および燃焼ガスが
保有する熱によって、内部に流入した水を加熱するもの
である。
【0016】給水管21は、金属製で、水源から吸熱管
内に水を供給するものである。吐出管22は、金属製
で、屈曲自在の蛇腹状を呈し、吸熱管で加熱された湯ま
たは水を台所に供給するものである。この吐出管22
は、洗い物に向かって出湯するように使用者により任意
な形状に曲げることができるものである。また、吐出管
22は、器具本体10の保持部13に約180°の範囲
で回動自在に保持される被保持部24を有する。
【0017】シャワーヘッド23は、図3および図4に
示すように、樹脂製の筒状を呈し、吐出管22の先端部
に嵌め合わされ、吐出方向に向かって湯または水を吐出
する。このシャワーヘッド23の側面には、シャワーヘ
ッド23から吐出される吐出流をシャワー状の吐出流と
ストレート状の吐出流とに切替える切替スイッチ25が
配設されている。
【0018】水電磁弁3は、本発明の開閉手段であっ
て、例えば吸熱管の上流側の給水管21に配設され、マ
イクロコンピュータ4の通電制御により給水配管2を開
閉する。この水電磁弁3は、通電されると給水配管2を
開き、通電が停止されると給水配管2を閉じる。
【0019】マイクロコンピュータ4は、作動電圧値が
供給されることによって作動するとともに、直接反射形
光電センサ41が出力する信号に応じて水電磁弁3、ガ
ス電磁弁12およびスパーカ42などの通電制御を行
う。
【0020】また、マイクロコンピュータ4は、光電セ
ンサ41からの1回目の検出信号により水電磁弁3およ
びガス電磁弁12を通電して水電磁弁3およびガス電磁
弁12を開弁保持し、光電センサ41からの2回目の検
出信号により水電磁弁3およびガス電磁弁12の通電を
停止して水電磁弁3およびガス電磁弁12の開弁状態を
解除(閉弁保持)するホールド回路を内蔵している。な
お、ガス電磁弁12は、水電磁弁3が開いて給水配管2
内を水が流れることを検出する水圧応動手段によって駆
動されることにより開閉するようにしても良い。
【0021】光電センサ41は、本発明の近接センサで
あって、シャワーヘッド23の切替スイッチ25の反対
側の側面に配設されている。この光電センサ41は、投
光器と受光器とを備え、投光器から放射されて被検知物
で反射した光を受光器が受光することにより被検知物を
検知する。そして、光電センサ41は、その受光した光
の受光量を電気信号(例えば電圧値)に変換してマイク
ロコンピュータ4に送る。
【0022】なお、マイクロコンピュータ4は、光電セ
ンサ41から送られてきた電気信号(例えば電圧値)が
所定のレベル以上に上昇した場合、シャワーヘッド23
の側方に存する検知範囲(図4の一点鎖線で囲まれた部
分)内に被検知物が侵入したと判断する。
【0023】スパーカ42は、ガスバーナ付近に配設さ
れ、通電されると点火を行うものである。そして、スパ
ーカ42は、光電センサ41から1回目の検出信号がマ
イクロコンピュータ4に入力されると、マイクロコンピ
ュータ4により設定時間だけ通電されるので設定時間だ
け作動する。
【0024】通電制御回路5は、マイクロスイッチ51
および電源部52を有する。マイクロスイッチ51は、
本発明の検出手段であって、器具本体10の保持部13
付近に配設され、吐出管22の被保持部24の、器具本
体10の保持部13に対する回動位置を検出するもので
ある。
【0025】このマイクロスイッチ51は、吐出管22
の被保持部24のA点が図1B)の設定範囲内(B位置
とC位置との間)に存するときに、図6に示すように、
吐出管22の被保持部24の円弧状の突条部26に接触
して接点を閉じる。また、マイクロスイッチ51は、吐
出管の被保持部24のA点が設定範囲外のDやFに存す
るときに、図5に示すように、突条部26による押圧が
解除されてリターンスプリング53の反力により接点を
開く。
【0026】マイクロスイッチ51は、電源部52とマ
イクロコンピュータ4との間に介入されている。
【0027】図7はマイクロコンピュータ4の作動の一
例を示したフローチャートである。まず、光電センサ4
1から入力した電気信号が所定のレベル以上であるか否
かを判断する(ステップS1)。電気信号が所定のレベ
ル以上ではない(No)時、リターンする。
【0028】ステップS1において、電気信号が所定の
レベル以上である(Yes )時、フラッグが立っているか
否かを判断する(ステップS2)。フラッグが立ってい
ない(No)時、水電磁弁3を通電(オン)し(ステップ
S3)、ガス電磁弁12を通電(オン)し(ステップS
4)、スパーカ42を通電(オン)する(ステップS
5)。そして、設定時間が経過しているか否かを判断す
る(ステップS6)。設定時間が経過していない(No)
時、ステップS6の制御を行う。
【0029】ステップS6において、設定時間が経過し
ている(Yes )時、スパーカ42の通電を停止(オフ)
する(ステップS7)。そして、光電センサ41から入
力した電気信号が所定のレベル以上であるか否かを判断
する(ステップS8)。電気信号が所定のレベル以上で
ある(Yes )時、ステップS8の制御を行う。
【0030】ステップS8において、電気信号が所定の
レベル以上ではない(No)時、フラッグを立てる(ステ
ップS9)。その後にリターンする。
【0031】ステップS2において、フラッグが立って
いる(Yes )時、ガス電磁弁12の通電を停止(オフ)
し(ステップS10)、水電磁弁3の通電を停止(オ
フ)する(ステップS11)。
【0032】そして、光電センサ41から入力した電気
信号が所定のレベル以上であるか否かを判断する(ステ
ップS12)。電気信号が所定のレベル以上である(Ye
s )時、ステップS12の制御を行う。
【0033】ステップS12において、電気信号が所定
のレベル以上ではない(No)時、フラッグを倒す(ステ
ップS13)。その後リターンする。
【0034】本実施例のガス給湯器1の作用を図1ない
し図6に基づき説明する。使用者が洗い物を洗うため
に、使用者がシャワーヘッド23を持って湯の吐出方向
が洗い物のある場所に向くように吐出管22の吐出口の
位置を壁6に接近した奥(D位置)からB位置を通って
前方のE位置に変えようとする。
【0035】このとき、器具本体10の保持部13に対
して吐出管22の被保持部24がB位置を通って設定範
囲内に入ると、マイクロスイッチ51が吐出管22の被
保持部24の突条部26により押圧されて接点を閉じて
電源部52がマイクロコンピュータ4に作動電圧を供給
する。
【0036】すると、マイクロコンピュータ4が作動を
開始して光電センサ41にもマイクロコンピュータ4を
介して電気が供給される。このため、マイクロコンピュ
ータ4によって、光電センサ41から入力する電気信号
のレベルの測定が開始される。
【0037】そして、使用者が光電センサ41の前(図
4の検知範囲内の場所)に手をかざすと、光電センサ4
1の投光器から放射された光が使用者の手で反射し、そ
の反射した光を受光器が受光することにより、使用者の
手(被検知物)が検知される。このため、光電センサ4
1からマイクロコンピュータ4に送られる電気信号のレ
ベルが所定のレベル以上となる。
【0038】このように、電気信号のレベルが所定のレ
ベル以上となった場合、すなわち、検知範囲内で使用者
の手を検知した場合は、マイクロコンピュータ4によっ
て、水電磁弁3、ガス電磁弁12およびスパーカ42が
通電される。このため、シャワーヘッド23の先端から
洗い物に向かって湯が吐出され、給湯が開始される。
【0039】そして、使用者は洗い物を洗うため、光電
センサ41の検知範囲から手を除くことにより、光電セ
ンサ41からマイクロコンピュータ4に送られる電気信
号のレベルが所定のレベルより低下する。この低下によ
ってもホールド回路によって、水電磁弁3およびガス電
磁弁12の通電状態が保持されるので、光電センサ41
の検知範囲から手を除いても給湯が継続される。
【0040】その後に、再度使用者が光電センサ41の
前(検知範囲内の場所)に手をかざすと給湯が停止す
る。
【0041】なお、給湯の停止後に、使用者が吐出管2
2の位置をD位置またF位置のような壁6に接近した位
置に設定すると、光電センサ41が壁6に対向するため
壁6が光電センサ41の検知範囲内に入ってしまう。こ
のため、光電センサ41が壁6を被検知物として検知し
てガス給湯器1が給湯を開始してしまうことが考えられ
る。
【0042】ところが、使用者が吐出管22の位置をD
位置またF位置のような壁6に接近した位置に設定する
ために、器具本体10の保持部13に対して吐出管22
の被保持部24がB位置またC位置を通って設定範囲外
に出てしまうと、マイクロスイッチ51が吐出管22の
被保持部24の突条部26による押圧が解除されてリタ
ーンスプリング53の反力により接点を開く。このた
め、電源部52からマイクロコンピュータ4に作動電圧
が供給されなくなるのでマイクロコンピュータ4の作動
が停止することによって、水電磁弁3、ガス電磁弁12
および光電センサ41の通電も停止される。
【0043】よって、ガス給湯器1を使用しないとき
に、使用者が吐出管22の位置をD位置またF位置のよ
うな壁6に接近した位置に設定しても不必要に給湯が開
始されることはない。
【0044】また、この実施例においては、シャワーヘ
ッド23の側面に設けた光電センサ41による給湯の開
始操作および給湯の停止操作と吐出管22の回動操作に
よる給湯の開始操作および給湯の停止操作との両方の操
作を吐出管22の吐出口付近で行えるので、使い勝手が
非常に良い良好なガス給湯器1を提供することができ
る。なお、通電制御回路として吐出管22の回動位置が
所定の回動範囲内の時、直接水電磁弁3を通電するよう
にしても良い。
【0045】図8および図9は本発明の第2実施例を示
したものである。図8はガス給湯器の制御装置を示した
ブロック図で、図9はガス給湯器を示した図である。こ
の実施例の光電センサ41は、第1実施例の説明に用い
た図4に示したように、シャワーヘッド23の切替スイ
ッチ25の反対側の側面に配設され、例えば赤外線発光
ダイオード等からなる投光器43と例えばフォトトラン
ジスタからなる受光器44とを備えている。
【0046】電源スイッチ54は、本発明の操作スイッ
チであって、例えば器具本体10の前面に設けられ、マ
イクロスイッチ51と直列接続されている。この電源ス
イッチ54は、例えば使用者により使用開始の朝閉じら
れ、使用終了の夜開かれる。
【0047】この実施例の作用を簡単に説明する。ま
ず、電源スイッチ54を閉成する。このように、使用者
が電源スイッチ54を閉じても器具本体10の保持部1
3に対して吐出管22の被保持部24が設定範囲(図1
Bに示したB位置とC位置との間)内になければマイク
ロスイッチ51は閉じないので、マイクロコンピュータ
4および光電センサ41への通電がなされない。
【0048】したがって、壁6に接近した位置(検知範
囲内)に光電センサ41が位置しているときに、電源ス
イッチ54を閉じても吐出管22の被保持部24が設定
範囲内になければマイクロコンピュータ4および光電セ
ンサ41への通電がなされないので、壁6の近くで出水
して水が漏れるという心配はない。
【0049】図10は本発明の第3実施例を示し、ガス
給湯器の制御装置を示したブロック図である。この実施
例では、マイクロスイッチ51が光電センサ41と電源
部52との間に直列接続され、電源スイッチ54がマイ
クロコンピュータ4と電源部52との間に直列接続され
ている。
【0050】この実施例の作用を簡単に説明する。使用
者が電源スイッチ54を閉じるとマイクロコンピュータ
4は通電されるが、器具本体10の保持部13に対して
吐出管22の被保持部24が設定範囲(図1Bに示した
B位置とC位置との間)内になければマイクロスイッチ
51は閉じないので光電センサ41に通電がなされな
い。
【0051】したがって、電源スイッチ54を閉じた時
に壁6に接近した位置(検知範囲内)に光電センサ41
が位置していても吐出管22の被保持部24が設定範囲
内になければ給湯は開始されない。この結果、光電セン
サ41が壁6に接近している時に、電源スイッチ54を
閉じてマイクロコンピュータ4を通電しても光電センサ
41への通電はなされないので、壁6の近くで出水して
水が漏れるという心配はない。
【0052】図11は本発明の第4実施例を示し、ガス
給湯器の制御装置を示したブロック図である。この実施
例では、マイクロスイッチ51が光電センサ41とマイ
クロコンピュータ4との間に直列接続され、電源スイッ
チ54が電源部52とマイクロコンピュータ4および光
電センサ41との間に直列接続されている。
【0053】この実施例の作用を簡単に説明する。使用
者が電源スイッチ54を閉じるとマイクロコンピュータ
4および光電センサ41は通電されるが、器具本体10
の保持部13に対して吐出管22の被保持部24が設定
範囲(図1Bに示したB位置とC位置との間)内になけ
ればマイクロスイッチ51は閉じないので、たとえ光電
センサ41が被検知物を検知してもマイクロコンピュー
タ4へ信号が送られない。
【0054】したがって、電源スイッチ54を閉じた時
に壁6に接近した位置(検知範囲内)に光電センサ41
が位置していても吐出管22の被保持部24が設定範囲
内になければ給湯は開始されない。
【0055】なお、第2〜第4実施例では、操作スイッ
チを電力供給線に設けた電源スイッチ54としたが、操
作スイッチを例えばマイクロコンピュータ4と光電セン
サ41との間の信号線に設けた開閉スイッチとしても良
い。
【0056】〔変形例〕 本実施例では、本発明をガス給湯器に使用したが、本発
明をその他の給湯器または給水器に使用しても良い。本
実施例では、熱源として燃料ガスによって燃焼を行うガ
スバーナを使用したが、熱源として液体燃料によって燃
焼を行うバーナを使用しても良く、電気ヒータを使用し
ても良い。
【0057】本実施例では、検出手段としてマイクロス
イッチ51を使用したが、検出手段として変位センサを
使用して吐出管22の被保持部24の突条部26を検出
しても良い。また、光電センサ、近接スイッチ、赤外線
センサまたは超音波センサなどの近接センサを使用して
壁等を検出したときに開閉手段の通電を停止するように
しても良い。さらに、検出手段で信号線を開閉する場
合、信号線を光ファイバで形成し、検出手段に連動する
シャッタで出入させることにより、光の連絡を断続して
も良い。
【0058】近接センサとしては、直接反射形光電セン
サの他に、その他の光電センサ、赤外線センサまたは超
音波センサなどを使用しても良い。また、光電センサと
光ファイバとを組み合わせたものを使用しても良い。
【0059】操作スイッチとしては、タッチスイッチま
たはプッシュボタンなどの接触式の他の光電センサ、赤
外線センサまたは超音波センサなどの非接触式の操作ス
イッチを使用しても良い。また、光電センサと光ファイ
バとを組み合わせた操作スイッチを使用しても良い。さ
らに、操作スイッチの配設場所は自由に設定できる。
【0060】本実施例では、シャワーヘッドに切替スイ
ッチを設けたが、シャワーヘッドに切替スイッチを設け
なくても良い。また、シャワーヘッドとしてシャワーま
たはストレートのうち一方のみ行えるものを使用しても
良い。本実施例では、給水配管の先端部にシャワーヘッ
ドを配設したが、給水配管の先端部にシャワーヘッドを
配設しなくても良い。本実施例では、吐出管に屈曲自在
の蛇腹管を使用したが、屈曲自在の蛇腹管を使用しなく
ても良い。
【0061】本実施例では、光電センサの前に手をかざ
すことによって水電磁弁の通電および通電の停止を制御
して給水配管の開弁状態の保持および開弁状態の解除を
行ったが、水電磁弁の通電および通電の停止のどちらか
一方のみを制御するようにして給水配管の開弁状態の保
持または開弁状態の解除を行っても良い。また、水電磁
弁の通電制御をタイマーにより制御しても良い。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、給水を開始また
は停止する操作を給水配管の吐出口付近で行うことがで
きるので、使い勝手の良い給水装置を提供することがで
きる。また、吐出管が洗い作業の邪魔にならないよう
に、吐出管の位置を壁等に近接した位置に戻し、近接セ
ンサが壁等に近づいても誤って給水を開始することはな
い。
【0063】請求項2に記載の発明は、給水配管の吐出
口付近に配設された近接センサが壁等に接近していると
きに、器具本体等に配設された操作スイッチを閉成して
も、給水配管の回動位置が設定範囲外のときは、近接セ
ンサへの通電はなされないので、給水は開始することが
なく、使い勝手が良い給水装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】A)は第1実施例のガス給湯器の制御装置を示
したブロック図、B)はガス給湯器の作用説明図であ
る。
【図2】ガス給湯器を示した正面図である。
【図3】シャーヘッドの正面図である。
【図4】シャーヘッドの側面図である。
【図5】ガス給湯器の主要部を示した断面図である。
【図6】ガス給湯器の主要部を示した他の断面図であ
る。
【図7】マイクロコンピュータの作動の一例を示したフ
ローチャートである。
【図8】第2実施例のガス給湯器の制御装置を示したブ
ロック図である。
【図9】ガス給湯器を示した正面図である。
【図10】第3実施例のガス給湯器の制御装置を示した
ブロック図である。
【図11】第4実施例のガス給湯器の制御装置を示した
ブロック図である。
【符号の説明】
1 ガス給湯器(給水装置) 2 給水配管 3 水電磁弁 4 マイクロコンピュータ 5 通電制御回路(制御手段) 10 器具本体 41 光電センサ(近接センサ) 51 マイクロスイッチ(検出手段) 54 電源スイッチ(操作スイッチ)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)先端に水を吐出する吐出口を有する
    給水配管と、 (b)この給水配管を回動自在に支持する支持手段と、 (c)前記給水配管の前記吐出口付近に配設され、被検
    知物を検知する近接センサを有し、 この近接センサにより前記被検知物が検知された際、
    記給水配管を開閉する開閉手段と、 (d)前記支持手段に対する前記給水配管の回動位置を
    検出する検出手段を有し、 この検出手段により検出した前記給水配管の回動位置
    設定範囲内のとき前記開閉手段を制御可能とする通電制
    御回路とを備えた給水装置。
  2. 【請求項2】(a)先端に水を吐出する吐出口を有する
    給水配管と、 (b)この給水配管を回動自在に支持する支持手段と、 (c)前記給水配管の前記吐出口付近に配設され、被検
    知物を検知する近接センサを有し、この 近接センサにより前記被検知物が検知された際、前
    記給水配管を開閉する開閉手段と、 (d)開閉される操作スイッチ、および前記支持手段に
    対する前記給水配管の回動位置を検出する検出手段を有
    し、前記操作スイッチが閉成し、且つ前記 検出手段により検
    出した前記給水配管の回動位置が設定範囲内のとき前記
    開閉手段を制御可能とする通電制御回路とを備えた給水
    装置。
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