JP2505197Y2 - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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JP2505197Y2
JP2505197Y2 JP1990094204U JP9420490U JP2505197Y2 JP 2505197 Y2 JP2505197 Y2 JP 2505197Y2 JP 1990094204 U JP1990094204 U JP 1990094204U JP 9420490 U JP9420490 U JP 9420490U JP 2505197 Y2 JP2505197 Y2 JP 2505197Y2
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JP
Japan
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plate
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blade plate
blade
hinge
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JP1990094204U
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JPH0452178U (ja
Inventor
一男 関根
Original Assignee
高橋金物株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、袋状の着脱体に一方の羽根板が取付けら
れてなる蝶番に関し、詳しくは、扉等の取付位置を傾き
調整可能とした蝶番に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、この種の蝶番では、木枠を掘込んで凹部を形成
し、この凹部に着脱体を嵌め込み、この着脱体に一方の
羽根板を取付けていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、木枠を掘込んで制度の良い凹部を形成する
ことは、技術的な限界があった。そのため、木枠を掘り
込む作業はたいへん時間がかかっていた。また、所定の
精度が得られないために、着脱体が傾いて設置されてし
まい、凹部を形成する作業を所定の精度が得られるまで
何度もやり直すことがあった。
そこで、この考案は、着脱体が傾いて設置されても、
傾きを調整することができ、作業性を向上させた蝶番を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記目的を達成すべく創案されたもの
で、木枠を掘込んで形成された凹部に着脱体が設けら
れ、この着脱体に一方の羽根板が取付けられてなる蝶番
においえ、上記着脱体には、上記凹部に固設される着脱
体固設部と、上記一方の羽根板が取付けられる羽根板取
付部と、この羽根板取付部の上下に設けられその一方を
支点として羽根板取付部を傾き自在に上記着脱体固設部
に保持する調整ねじとが具備されていることを特徴とす
る。
〔作用〕
この考案に係る蝶番では、木枠を掘込んで凹部が形成
され、この凹部に着脱体が設けられ、この着脱体に一方
の羽根板が取付けられる。着脱体に傾きがあれば、調整
ねじによって、羽根板が取付けられる羽根板取付部を凹
部に固設される着脱体固設部に対して傾かせることによ
り、その傾きを吸収させる。
〔実施例〕
第1図乃至第3図はこの考案に係る蝶番の一実施例を
示し、第1図は分解斜視図、第2図は斜視図、第3図は
第2図におけるIII-III線縦断面図である。
蝶番10は、木枠12を掘込んで形成された凹部14に着脱
体16が設けられ、着脱体16に一方の羽根板18が取付けら
れる。着脱体16には、凹部14に固設される着脱体固設部
20と、羽根板18が取付けられる羽根板取付部22と、羽根
板取付部22を着脱体固設部20に対して傾き自在に保持す
る調整ねじ24、26とが具備されている。
次に、上記の各構成要素について詳しく説明する。
着脱体固設部20は、凹部14に嵌装される取付板30と、
羽根板取付部22と対向する固設板32とから構成される。
取付板30には皿穴34、・・が、固設板32にはねじ穴3
6、・・がそれぞれ穿設され、皿ねじ38が皿穴34を挿通
してねじ穴36へ螺合することにより、取付板30に固設板
32が取付けられる。また、取付板30には、その両端に取
付片40、40が形成されている。取付片40、40の皿穴41、
・・へ木ねじ42、を挿通させて、木ねじ42を木枠12のき
り穴44へ螺着させることによって、取付板30が木枠12へ
取付けられる。
羽根板取付部22は、表板50と中板52と裏板54とから構
成される。
中板52は、表板と50と裏板54との間にあって、表板50
と裏板54とにスポット溶接されている。中板52の厚みは
調整ねじ24、26の頭部の長さよりも大きくしてあるの
で、調整ねじ24、26は表板50と裏板54との間に抜止めさ
れた状態に保持される。
表板50は、略コ字状に折り曲げられ、側片56に羽根板
18を挿入する挿入孔58が形成されている。また、表板50
には、調整ねじ24、26の頭部を回動操作するための操作
孔60、60と、羽根板18の皿穴64、・・に対応する位置に
止めねじ65、・・の頭部を挿通可能な直径の丸穴66、・
・とが形成されている。操作孔60、60の直径は、ドライ
バー等の操作具が挿入可能な大きさで、かつ、調整ねじ
24、26の頭部の直径よりも小さくして調整ねじ24、26が
操作孔60、60か抜け落ちないようにしている。
裏板54には、羽根板18の皿穴64、・・に対応する位置
に止めねじ65、・・の螺合部のみを挿通可能な直径の丸
穴68、・・と、調整ねじ24、26の螺合部のみを挿通可能
な直径の挿通孔70、70とが形成されている。
また、固設板32には、止めねじ65と螺合するねじ穴7
4、・・と、調整ねじ24、26と螺合するねじ穴76形成さ
れている。
次に、羽根板18を羽根板取付部22に取付る方法につい
て説明する。
羽根板取付部22は、調整ねじ24、26が、挿通孔70、7
0、を介してねじ穴76、76に螺合することにより、着脱
体固設部20に取付られている。また、第2図に示すよう
に、他方の羽根位置78は扉80に取付けられている。ここ
で、一方の羽根板18を挿入孔58へ挿入させ、止めねじ6
5、・・を丸穴66、・・、68、・・へ挿通させてねじ穴7
4と螺合させることにより、羽根板18が羽根板取付部22
に取付られる。
このとき、着脱体16が例えば後方に傾斜して凹部14に
設置されているとする。まず、止めねじ65、・・を緩め
ておく。そして、操作孔60から操作具を挿入し、調整ね
じ24を左へ回動させる。すると、調整ねじ24とねじ穴76
との螺合量が減少し、調整ねじ24が外へ突出することに
より、調整ねじ24の頭部が表板50の裏面を押圧する。そ
の結果、羽根板取付部22は、調整ねじ26を支点にして回
動し、着脱体固設部20に対して傾きを生じて着脱体16の
傾きを打ち消す。最後に、この状態で止めねじ65、・・
を締めておく。
また、着脱体16が前方に傾斜している場合は、調整ね
じ26を上述と同様に操作して傾きをなくす。
第4図は、この考案に係る蝶番の他の実施例を示す分
解斜視図である。第1図と同一部分には同一番号を付し
説明を省略する。
この蝶番82では、固設板32に皿穴84、・・が形成さ
れ、凹部14にきり穴86、・・が形成されている。そし
て、木ねじ88、・・が、皿穴84、・・を介して、きり穴
86、・・に螺合することにより、固設板32が凹部14に設
置されている。
木枠12十分に厚く、凹部14に木ねじ88、・・を螺合さ
せても問題が生じない場合は、前述の実施例における取
付板30をこの実施例のように省略することができる。
〔考案の効果〕
この考案に係る蝶番によれば、羽根板が取付けられる
羽根板取付部を、調整ねじによって、木枠に固定される
着脱体固設部に対して自在に傾かせることができる。そ
の結果、木枠を堀込んで凹部を形成する作業を簡略化で
き、作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係る蝶番の一実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2図は斜視図、第3図は第
2図におけるIII-III線縦断面図、第4図はこの考案に
係る蝶番の他の実施例を示す分解斜視図である。 10、82……蝶番 12……木枠 14……凹部 16……着脱体 18……一方の羽根板 20……着脱体固設部 22……羽根板取付部 24、26……調整ねじ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】木枠を掘込んで形成された凹部に着脱体が
    設けられ、この着脱体に一方の羽根板が取付けられてな
    る蝶番において、 上記着脱体には、上記凹部に固設される着脱体固設部
    と、上記一方の羽根板が取付けられる羽根板取付部と、
    この羽根板取付部の上下に設けられその一方を支点とし
    て羽根板取付部を傾き自在に着脱体固設部に保持する調
    整ねじとが具備されていることを特徴とする蝶番。
JP1990094204U 1990-09-09 1990-09-09 蝶 番 Expired - Lifetime JP2505197Y2 (ja)

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JP1990094204U JP2505197Y2 (ja) 1990-09-09 1990-09-09 蝶 番

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JP1990094204U JP2505197Y2 (ja) 1990-09-09 1990-09-09 蝶 番

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JPH0452178U JPH0452178U (ja) 1992-05-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59181178U (ja) * 1983-05-09 1984-12-03 株式会社 梅田金属 ドアーの建付装置

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JPH0452178U (ja) 1992-05-01

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