JP2505151Y2 - スピ―ドスプレ―ヤの散布切換機構 - Google Patents

スピ―ドスプレ―ヤの散布切換機構

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JP2505151Y2
JP2505151Y2 JP1992079467U JP7946792U JP2505151Y2 JP 2505151 Y2 JP2505151 Y2 JP 2505151Y2 JP 1992079467 U JP1992079467 U JP 1992079467U JP 7946792 U JP7946792 U JP 7946792U JP 2505151 Y2 JP2505151 Y2 JP 2505151Y2
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JP
Japan
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clutch lever
cock
blower
manual switching
passage
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JP1992079467U
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JPH0634767U (ja
Inventor
栄夫 倉石
Original Assignee
初田工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、スピードスプレーヤ
の散布切換機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自走歩行型スピードスプレーヤ
は、走行クラッチレバーが入って走行すると同時に散布
され、走行クラッチレバーを切ると散布が停止するもの
であると共に、また噴頭が配置される送風機は散布時ま
たは散布停止時に係らず一定の回転数で風を噴出してい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のスピードスプレ
ーヤでは、走行クラッチレバーが入って走行すると同時
に散布されるので走行中に散布を停止できないし、また
走行クラッチレバーを切ると散布が停止するので停止状
態での散布が行なえず、散布作業が制約されるという問
題点があった。また、散布時,散布停止時に係らず送風
機は一定の回転数で風を噴出するので、動力源である送
風機用エンジンに不要な負荷が掛かり、不 経済になると
いう問題点があった。
【0004】この考案はかかる問題点を解消するために
なされたもので、散布作業に制約を受けず自在な散布が
行なえると共に、送風機用エンジンに不要な負荷を掛け
ずに経済的な散布が行なえるスピードスプレーヤの散布
切換機構を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案に係るスピード
スプレーヤの散布切換機構は、自走歩行型スピードスプ
レーヤにおいて、送液ポンプに接続される送液路に設け
られて走行クラッチレバーにより開閉されるクラッチレ
バー連動コックと、前記送液路のバイパス路に設けられ
る第1の手動切換コックと、この第1の手動切換コック
と前記クラッチレバー連動コックとの間のバイパス路に
接続されて噴頭に通じる散布路と、この散布路に設けら
れる第2の手動切換コックとを備え、かつ前記噴頭が配
置される送風機を駆動する送風機用エンジンのスロット
ルレバーを前記クラッチレバー連動コックに連繋したも
のである。
【0006】
【作用】この考案においては、走行クラッチレバーが入
って走行しているときに第2の手動切換コックを閉じる
と散布を停止でき、また走行クラッチレバーが切れて停
止しているときに第1の手動切換コックを開くと散布が
できる。また、クラッチレバー連動コックが開いて散布
するときには送風機用エンジンの回転数が上がり,逆に
クラッチレパー連動コックが閉じて散布しないときには
送風機用エンジンの回転数が下がる。
【0007】
【実施例】この考案の一実施例を図1〜図6について説
明する。図1は側面図、図2は平面図、図3は正面図、
図4はカバーを外した平面図、図5は図4の線V−Vか
らみた図、図6は概略機構図である。
【0008】図において、1は地上に設置した送液ポン
プで、図示しない送液タンクに接続されている。2は自
走歩行型台車、3は台車2の自走用キャタピラ、4は台
車2の歩行者用ハンドル、5は台車2のカバー、6は外
周円形で前方に傾斜した風出口6aに複数の風向調節板
7を配置してなる送風機、8は送風機6の風向調節板7
の間に配置した複数の薬液噴出用噴頭、9は送風機6を
駆動する送風機用エンジン、10はエンジン9からVベ
ルト11,中間軸12,ホース巻取クラッチ13,チェ
ン14を介して駆動されるホース自動巻取機で、送液ポ
ンプ1に接続されるホース15の巻取ドラム10Aと、
巻取ドラム10Aの回転軸となる支管10Bと、この支
管10Bの一端側に設けられてチェン14により駆動さ
れるトルクリミッター10Cと、ホース巻取繰出機構1
0Dとで構成されている。16は走行クラッチレバー、
17は走行クラッチレバー16の入切により開閉される
クラッチレバー連動コック、18は支管10Bの他端側
とクラッチレバー連動コック17とを接続する送液路、
19は送液路18のバイパス路、20はバイパス路19
に設けた第1の手動切換コック、21は第1の手動切換
コック20とクラッチレバー連動コック17との間のバ
イパス路19に接続されて噴頭8に通じる散布路、22
は散布路21に設けた第2の手動切換コックである。
【0009】次に動作について説明する。エンジン9を
駆動して送風機6により風を噴出させておく。そして、
走行クラッチレバー16を図6中想像線で示すように入
れると、台車2が走行すると同時に、クラッチレバー連
動コック17が開いて送液ポンプ1からの薬液がホース
15→支管10B→送液路18→クラッチレバー連動コ
ック17→バイパス路19→第2の手動切換コック22
→散布路21の経路を経て噴頭8から散布される。この
走行中に散布を停止したいときには、第2の手動切換コ
ック22を閉じればよい。
【0010】次に、走行クラッチレバー16を図6中実
線で示すように切ると、台車2が停止すると同時に、ク
ラッチレバー連動コック17が閉じて散布が停止する
が、このときに散布をしたいときには第1の手動切換コ
ック20を開けば送液ポンプ1からの薬液がホース15
→支管10B→バイパス路19→第1の手動切換コック
20→第2の手動切換コック22→散布路21の経路を
経て噴頭8から散布される。
【0011】また、図6に示すように送風機用エンジン
9のスロットルレバー9aをスロットルワイヤー23に
よりクラッチレバー連動コック17に連繋しておくと、
クラッチレバー連動コック17が開いて散布するときに
はスロットルワイヤー23により送風機用エンジン9の
回転数が上がり,逆にクラッチレバー連動コック17が
閉じて散布しないときには送風機用エンジン9の回転数
が下がるので、送風機用エンジン9に不要な負荷が掛か
らない。
【0012】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば散布作
業に制約を受けずに自在な散布が行なえると共に、送風
機用エンジンに不要な負荷を掛けずに経済的な散布が行
なえるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】カバーを外した平面図である。
【図5】図4の線V−Vからみた図である。
【図6】図1の概略機構図である。
【符号の説明】
1 送液ポンプ 2 台車 6 送風機 8 噴頭 9 送風機用エンジン 10 ホース自動巻取機 15 ホース 16 走行クラッチレバー 17 クラッチレバー連動コック 18 送液路 19 バイパス路 20 第1の手動切換コック 21 散布路 22 第2の手動切換コック 23 スロットルワイヤー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走歩行型スピードスプレーヤにおい
    て、送液ポンプに接続される送液路に設けられて走行ク
    ラッチレバーにより開閉されるクラッチレバー連動コッ
    ク、前記送液路のバイパス路に設けられる第1の手動切
    換コック、この第1の手動切換コックと前記クラッチレ
    バー連動コックとの間のバイパス路に接続されて噴頭に
    通じる散布路、およびこの散布路に設けられる第2の手
    動切換コックを備え かつ前記噴頭が配置される送風機を駆動する送風機用エ
    ンジンのスロットルレバーを前記クラッチレバー連動コ
    ックに連繋し たことを特徴とするスピードスプレーヤの
    散布切換機構。
JP1992079467U 1992-10-21 1992-10-21 スピ―ドスプレ―ヤの散布切換機構 Expired - Lifetime JP2505151Y2 (ja)

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JPH0634767U JPH0634767U (ja) 1994-05-10
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