JPH0634652B2 - 芝刈機 - Google Patents

芝刈機

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JPH0634652B2
JPH0634652B2 JP63100534A JP10053488A JPH0634652B2 JP H0634652 B2 JPH0634652 B2 JP H0634652B2 JP 63100534 A JP63100534 A JP 63100534A JP 10053488 A JP10053488 A JP 10053488A JP H0634652 B2 JPH0634652 B2 JP H0634652B2
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JP
Japan
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outside air
discharge duct
lawn
outlet
grass
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JP63100534A
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JPH01269421A (ja
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良造 今西
信行 山下
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モーアの刈芝出口に、この刈芝出口からの刈
芝排出方向に対して交差した方向に沿って排出通路を形
成した排出ダクトを接続してある芝刈機モーアの刈芝出
口に排出ダクトを接続してある芝刈機に関する。
〔従来の技術〕
機体の全長を長くしないでより多くの刈芝を回収するた
めには、集草容器を上下に長くして容量を増大させる方
法があるが、そのためには排出ダクトの排出口を集草容
器の高い位置に設けなければならず、モーアに設けられ
ているファンだけでは刈芝を排出口まで搬送していくの
に風量が不足気味であった。
そこで、送風機を用いて排出ダクトの始端側に外気を供
給し、刈芝の風搬送を補助するようにしてものが知られ
ている(米国特許第4,433,532号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記で引例に挙げた芝刈機は、排出ダクトの途中にある
外気吹き出し口から外気を供給するものであり、モーア
の刈芝出口から外気吹出し口にかけての部分では、普通
の芝刈機と同じようにして刈芝を風搬送する。
従って、普通の芝刈機と同じように、刈芝出口に臨んで
いる排出ダクトの始端部における屈曲した箇所の内壁
に、排出された刈芝や土が当たって付着し、壁塗り状に
成長して排出を妨げることが生じ易いものであった。
すなわち、モーアの刈刃ブレードで跳ね飛ばされ、排出
ダクトの排出方向とは交差する方向でモーアの刈芝排出
口より排出される刈芝等は排出ダクトの始端部における
屈曲箇所により搬送の流れに乱れが生じ易く、それによ
りその屈曲箇所での内壁に当たって付着し易いものであ
った。
本発明は、このような実情に着目し、外気吹出し口から
の外気を合理的に利用することによって、前述した排出
ダクトにおいてもっとも刈芝や土等が付着し易い屈曲箇
所の内壁への刈芝の付着を防止することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる芝刈機は、上記目的を達成するために、
モーアの刈芝出口に、この刈芝出口からの刈芝排出方向
に対して交差した方向に沿って排出通路を形成した排出
ダクトを接続してある芝刈機であって、前記モーアの刈
芝出口から前記排出ダクトの前記排出通路に至る箇所
で、前記排出ダクトの排出通路内における刈芝の流れ方
向に向けて送風するように、吸い込んだ外気を前記排出
ダクト内に供給して刈芝の搬送を補助する送風機を設け
るとともに、前記刈芝出口に臨んでいる前記排出ダクト
の入口における前記通路が屈曲形成された箇所の内壁
に、前記送風機からの外気を吹き付けるように、前記送
風機に連通された外気吹出し口を前記排出ダクトの始端
部位に設けてあることを特徴構成とする。
そして、回転するエアーノズルに前記外気吹出し口を設
けてあり、その吹出し方向を回転軸芯に対して傾けてあ
ると好ましい。
〔作用〕
つまり、送風機によって外気を吸い込み、その外気を送
風機に連通する外気吹出し口から排出ダクト内に供給
し、刈芝の搬送を補助する。外気吹出し口が排出ダクト
の始端部位に設けられ、その外気吹出し口から供給され
た外気は排出ダクトの通路が屈曲した箇所の内壁に吹き
付けられ、刈芝の該箇所への付着を阻止するとともに、
付着した刈芝や土の剥離を促進する。
また、エアーノズルを回転させると、外気吹出し口の吹
出し方向も回転し、刈芝出口に臨んでいる排出ダクトの
内壁には、強弱を繰り返す状態で外気が吹き付けられる
ようになる。それによって、刈芝や土の付着防止作用が
より高まることになる。
〔発明の効果〕
本発明により、刈芝や土等が最もこびり付き易い、又そ
れにより刈芝や土等が最も詰まり易い排出ダクトにおけ
る通路が屈曲した箇所の内壁への刈芝等の付着を防止し
て詰まりを無くし、排出ダクト内における刈芝の風搬送
を円滑に行えるようになった。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図に本考案を適用した乗用型芝刈機が示されてい
る。走行機体(A)の下腹部にモーア(M)を設けるととも
に、後部に縦長の集草容器(B)を設けてあり、モーア(M)
の刈芝出口(1)には、刈芝を集草容器(B)に送るための排
出ダクト(2)を接続してある。
第2図に示すように、前記モーア(M)の前部には送風機
の一例であるエアーコンプレッサ(3)を設けてあり、加
圧した外気をフレキシブルホース(4)とエアーノズル(5)
を介して排出ダクト(2)内に供給し、刈芝出口(1)から排
出された刈芝を上方へ風搬送するようになっている。
尚、フレキシブルホース(4)とエアーノズル(5)とはクイ
ックカプラー(15)を介して接続してあり、容器に分離す
ることができる。
第1図に示すように、前記エアーノズル(5)は、排出ダ
クト(2)の始端部位に配置してあり、大小3つの外気吹
出し口(6a),(6b),(6c)を有している。大きい方の外気吹
出し口(6a)は、排出ダクト(2)の主たる排出通路に沿っ
て向けられており、搬送用の外気を供給する。また、小
さい方の外気吹出し口(6b),(6c)は、排出ダクト(2)の前
記排出通路に対してやや斜めに向けられており、エアー
ノズル(5)周辺の刈芝溜りを防止するための外気を供給
する。特に、一方の外気吹出し口(6b)は、刈芝出口(1)
に臨んでいる排出ダクト(2)の内壁(2a)に外気を吹き付
けるように、すなわち、モーア(M)の刈芝出口(1)より排
出ダクト(2)に切断芝が出ていく排出方向に対して交差
した排出ダクト(2)の前記排出通路に向かうように屈曲
形成された排出ダクト(2)の内壁(2a)に外気を吹き付け
るようになっており、該箇所における刈芝の付着を効果
的に防止する。
前記走行機体(A)は、前部に空冷式の縦軸エンジン(E)を
搭載した四輪駆動式である。エンジン(E)の上部には、
燃料タンク(T)下方から吸い込んだ外気をエンジン(E)上
方に導き、シリンダヘッド(Ea)の周囲を通して前下方へ
送る冷却ファン(8)を備えてあり、かつ、エンジンフレ
ーム内の熱気を冷却ファン(8)で吸引しないようにエン
ジン上部に仕切板(7)を設けてある。
〔別実施例〕 第4図に示すように、エアーノズル(5)を前記排出ダク
ト(2)に対して回転自在に設けるとともに、フレキシブ
ルホース(4)に対して回転自在に接続してある。また、
エアーノズル(5)にプーリ(9)を設け、このプーリ(9)と
モーア(M)のプーリ(10)とに亘ってベルト(11)を巻架
し、モーア(M)の駆動に連動してエアーノズル(5)が回転
するようになっている。
前記エアーノズル(5)には大小3つの外気吹出し口(6)を
設けてある。大きい方の外気吹出し口(6a)は、回転軸芯
(D)に対してやや斜めに向けられており、回転すること
によって排出ダクト(2)のやや上側の内壁に外気を満遍
なく吹き付けるようになっている。また、小さい方の外
気吹出し口(6b),(6c)は、排出ダクト(2)の始端側に向け
られており、回転することによってその近辺の内壁の外
気を満遍なく吹き付けるようになっている。それによっ
て、刈芝の付着をより効果的に防止するのである。
〔別実施例〕 第5図に示すように、モーア(M)の右側部に位置する排
出ダクト(2)の始端部位に軸流ファン式の送風機(3)を設
けてある。送風機(3)におけるファン(12)の軸(12a)は排
出ダクト(2)に沿って向けてあり、吸い込んだ外気をそ
のまま排出ダクト(2)へ供給するようになっている。フ
ァン軸(12a)の外端には駆動プーリ(13)を取り付けてあ
り、この駆動プーリ(13)とモーア(M)の入力プーリ(10)
とに亘ってベルト(14)を巻架してある。モーア(M)が駆
動されると同時に送風機(3)が外気を供給するようにな
っている。また、送風機(3)の外気吹出し口(6)は、4つ
に分割されていて、その一つは、刈芝出口(1)に臨んで
いる排出ダクト(2)の内壁(2a)に外気を吹き付けるよう
になっている。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る芝刈機の実施例を示し、第1図は要
部の横断平面図、第2図はモーアの一部横断面図、第3
図は全体側面図であり、第4図と第5図は別実施例を示
すモーアの一部横断平面図である。 (1)……刈芝出口、(2)……排出ダクト、(2a)……内壁、
(3)……送風機、(5)……エアーノズル、(6)……外気吹
出し口、(M)……モーア、(P)……回転軸芯。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーア(M)の刈芝出口(1)に、この刈芝出口
    (1)からの刈芝排出方向に対して交差した方向に沿って
    排出通路を形成した排出ダクト(2)を接続してある芝刈
    機であって、前記モーア(M)の刈芝出口(1)から前記排出
    ダクト(2)の前記排出通路に至る箇所で、前記排出ダク
    ト(2)の排出通路内における刈芝の流れ方向に向けて送
    風するように、吸い込んだ外気を前記排出ダクト(2)内
    に供給して刈芝の搬送を補助する送風機(3)を設けると
    ともに、前記刈芝出口(1)に臨んでいる前記排出ダクト
    (2)の入口における前記通路が屈曲形成された箇所の内
    壁(2a)に、前記送風機(3)からの外気を吹き付けるよう
    に、前記送風機(3)に連通された外気吹出し口(6)を前記
    排出ダクト(2)の始端部位に設けてある芝刈機。
  2. 【請求項2】回転するエアーノズル(5)に前記外気吹出
    し口(6)を設けてあり、その吹出し方向を回転軸芯(P)に
    対して傾けてある請求項1記載の芝刈機。
JP63100534A 1988-04-22 1988-04-22 芝刈機 Expired - Lifetime JPH0634652B2 (ja)

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JP63100534A JPH0634652B2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 芝刈機

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JP63100534A JPH0634652B2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 芝刈機

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JPH01269421A JPH01269421A (ja) 1989-10-26
JPH0634652B2 true JPH0634652B2 (ja) 1994-05-11

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ID=14276625

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JP63100534A Expired - Lifetime JPH0634652B2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 芝刈機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0454750Y2 (ja) * 1986-02-20 1992-12-22
JPS62149921U (ja) * 1986-03-18 1987-09-22
JPS62175825U (ja) * 1986-04-28 1987-11-09

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JPH01269421A (ja) 1989-10-26

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