JP2504755Y2 - 画像情報の平均化回路 - Google Patents

画像情報の平均化回路

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JP2504755Y2
JP2504755Y2 JP5078489U JP5078489U JP2504755Y2 JP 2504755 Y2 JP2504755 Y2 JP 2504755Y2 JP 5078489 U JP5078489 U JP 5078489U JP 5078489 U JP5078489 U JP 5078489U JP 2504755 Y2 JP2504755 Y2 JP 2504755Y2
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克宜 財津
信光 矢野
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は画像情報の平均化回路に関する。より詳細に
は、本考案は、画像情報の記憶分野において、平均化さ
れた画像情報を抽出するための回路の新規な構成に関す
る。
従来の技術 平均化回路においては、例えば連続した3本の走査線
から、上ライン:中心ライン:下ラインの割合が1/4:1/
2:1/4となるような情報が抽出される。ここで、従来の
この種の平均化回路では、平均化情報の抽出に際して、
その平均化のための比率は固定されていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、例えば上記のような、上ライン:中心
ライン:下ライン=1/4:1/2:1/4という比率では、最終
的に得られる画質のコントラストが弱まるという欠点が
ある。
一方、平均化をせずに、中心ラインの情報のみから画
像情報を抽出した場合は、上ラインおよび下ラインの情
報は無視され、ここに含まれる情報は画像面に一切出力
されないという問題がある。
そこで、本考案は、上記従来技術の問題点を解決し、
平均化の比率を変化しながら使用することのできる新規
な平均化回路を提供することをその目的としている。
課題を解決するための手段 即ち、本考案に従うと、画像を走査して得た画像信号
をA/D変換して得た画像情報から、連続する複数の走査
線の情報を平均化して圧縮した画像情報を生成する処理
を含む画像処理を実行するシステムにおいて、該走査線
情報の平均化処理を実行する回路であって、それぞれ独
自の演算方式に従って平均化処理を行う複数の演算回路
と、平均化の対象となる走査線データ相互の間の差を抽
出する減算回路と、該減算回路により得られた差信号と
外部から入力する基準データとを比較してその比較結果
により前記演算回路のうちの1つの出力を選択的に外部
に出力する出力選択回路とを備えることを特徴とする画
像情報平均化回路が提供される。
作用 前述したように、従来の画像平均化回路では、平均化
する際の演算処理の特性が、予め定められた1つの方式
に固定されていたので、入力される画像情報によって
は、適切な平均化が実現されない場合があった。
これに対して、本考案による画像情報の平均化回路で
は、平均化方式の異なる2種以上の演算回路をそなえ、
後述する基準データの設定により、平均化の際に2通り
またはそれ以上の演算方法を自由に使い分けることがで
きる。
また、基準データを可変の外部入力とすることによ
り、画面に応じてまたは用途に応じて平均化処理の選択
を自由に調整することができる。
以下に、図面を参照して本考案をより具体的に詳述す
るが、以下の開示は本考案の一実施例に過ぎず、本考案
の技術的範囲を何ら限定するものではない。
実施例 各入力信号が4ビットに量子化された画像信号の平均
化処理を例に挙げて、本考案に係る画像情報平均化回路
について説明する。
第1図は、本考案に係る画像情報平均化回路の構成例
を示すブロック図である。
第1図に示すように、この回路は、入力選択部10、減
算回路11、比較回路12、第1および第2演算回路13a、1
3bおよび出力選択部14より構成されている。尚、この回
路に入力される信号は、画像情報より抽出された上ライ
ン、中ラインおよび下ラインの各画像信号A0〜A3、C
0〜C3、B0〜B3と、後述する処理において参照される
基準信号X0〜X3が供給される。CRTはクロック信号で
ある。
上述のような回路に入力された画像信号のうち(A0,
A1,A2,A3)と下ライン信号(B0,B1,B2,B3)は、まず、
入力選択部10において時分割される。入力選択部10にお
いて生成された信号は、減算回路11において、中心ライ
ン信号(C0,C1,C2,C3)との差が抽出され、更に、比較
回路12において、この差信号(A0,A1,A2,A3)および
(B0,B1,B2,B3)が基準信号(X0,X1,X2,X3)と大小を
判定される。ここで、比較回路12は、上・下ライン差信
号(A0,A1,A2,A3)および(B0,B1,B2,B3)が、共に基
準信号より大きい場合はOSE=1を、そうでない場合はO
SE=0を出力し、後述する出力選択部14をこのOSE信号
により制御する。
一方、各入力画像信号A0〜A3、C0〜C3、B0〜B3
は、第1および第2演算回路13a、13bにもそれぞれ入力
される。ここで、第1演算回路13aは、上ライン:中心
ライン:下ライン=1/4:1/2:1/4なる比率に基づく平均
化処理を行い、第2演算回路13bは、上ライン:中心ラ
イン:下ライン=1/8:3/4:1/8の比率に基づいて平均化
処理を行うように構成されている。各演算回路13aおよ
び13bの出力は、出力選択部14を介して、どちらか一方
が外部に出力されるように構成されており、何れの演算
回路の演算結果を出力するかは、前述の比較回路の出力
により決定される。
第2図は、第1図に示した平均化回路における入力選
択部10の構成例を示す論理回路図である。
第2図に示すように、この回路は、クロックCRTが
“1"のときは上ライン信号(A0,A1,A2,A3)を、CRTが
“0"のときには下ライン信号(B0,B1,B2,B3)が出力さ
れるように構成されている。
第3図は、第1図に示した平均化回路における演算回
路11の論理回路図である。この減算回路における演算方
法はCiにAiまたはBiの2の補数を加算する方法をと
っている。尚、以下の記述において、上ライン信号(A
0,A1,A2,A3)および下ライン信号(B0,B1,B2,B3)と中
ライン信号(C0,C1,C2,C3)との差は、以下のように表
す。
CAi=Ci−Ai CBi=Ci−Bi (但し、i=0,1,2,3) 第4図は、第1図に示した平均化回路における比較回
路12の論理回路図である。
ここでは、 2進数値(CA3CA2CA1CA0Bおよび 2進数値(CB3CB2CB1CB0Bと、 2進数値(X3210Bとの大小判別を行い、 (CA3CA2CA1CA0B>(X3210Bまたは、 (CB3CB2CB1CB0B>(X3210Bの場合に、OSET
=1を出力する。
更に、CTRをクロック入力するD−Latch1および2と
D−FF3とにより、 (CA3CA2CA1CA0B>(X3210B且つ、 (CB3CB2CB1CB0B>(X3210Bの場合にOSE=
1を出力する。
第5図は、第1演算回路13a、第2演算回路13bおよび
出力選択回路14の構成を示す論理回路図である。
第1演算回路13aにおいては、式; D1i=(Ai+Bi+2Ci)÷4=1/4Ai+1/2Ci+1/4Bi に従う演算が行われ、更に第2演算回路13bにおいて、
式; D2i(D1i+Ci)÷2=1/8Ai+3/4Ci+1/8Bi に従う演算が実行される。
これらの演算結果は、出力選択部14において、何れか
一方が選択的に出力される。即ち、出力選択部14におい
て、 OSE=1の場合はD2iが、 OSE=0の場合はD1iが 演算結果Oiとして出力される。
以上のように構成された平均化回路においては、外部
入力の基準データ(X0,X1,X2,X3)を変化することによ
り、2通りの演算方法を自由に使い分けることができ
る。
例えば、基準データを (X0,X1,X2,X3)=(0.0,0,1)とした場合、上ライン
が (A0,A1,A2,A3)=(0,0,0,0)であり、下ラインが (B0,B1,B2,B3)=(0,0,0,0)であり、中心ラインが (C0,C1,C2,C3)=(0,0,1,1)であれば、出力値は (O0,O1,O2,O3)=(D20,D21,D22,D23)=(1,0,0,1) となる。
また、基準データを (X1,X1,X2,X3)=(0,1,1,1)に変更したとすれば、
出力値は (O0,O1,O2,O3=(D10,D11,D12,D13)=(1,0,0,1)と
なる。
即ち、中心ラインと上ラインとの差または、中心ライ
ンと下ラインとの差が共に基準データより大きい場合
は、演算は上ライン:中心ライン:下ライン=1/8:3/4:
1/8となるように行われ、中心ラインの情報を強い比率
で画面に出力する。一方、中心ラインと上ラインとの差
または中心ラインと下ラインとの差のどちらか一方が、
基準データ以下ならば、演算は上ライン:中心ライン:
下ライン=1/4:1/2:1/4の比率で行われ、下ラインや下
ラインの情報を重視した画像情報が画面に出力される。
考案の効果 以上説明したように、本考案による画像情報の平均化
回路では、基準データの設定により、2通りまたはそれ
以上の演算方法を自由に使い分けて平均化処理を実行す
ることができる。
更に、基準データを可変の外部入力とすることで、画
面に応じて、または用途に応じて自由に調整することも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る画像情報平均化回路の構成例を
示すブロック図であり、 第2図は、第1図に示した平均化回路における入力選択
部の構成例を示す論理回路図であり、 第3図は、第1図に示した平均化回路における減算回路
の論理回路図であり、 第4図は、第1図に示した平均化回路における比較回路
の論理回路であり、 第5図は、第1図に示した平均化回路における第1演算
回路、第2演算回路および出力選択回路の構成を示す論
理回路図である。 〔主な参照番号〕 10……入力選択部、11……減算回路、12……比較回路、
13a……第1演算回路、13b……第2演算回路、14……出
力選択部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を走査して得た画像信号をA/D変換し
    て得た画像情報から、連続する複数の走査線の情報を平
    均化して圧縮した画像情報を生成する処理を含む画像処
    理を実行するシステムにおいて、該走査線情報の平均化
    処理を実行する回路であって、 それぞれ独自の演算方式に従って平均化処理を行う複数
    の演算回路と、平均化の対象となる走査線データ相互の
    間の差を抽出する減算回路と、該減算回路により得られ
    た差信号と外部から入力する基準データとを比較してそ
    の比較結果により前記演算回路のうちの1つの出力を選
    択的に外部に出力する出力選択回路とを備えることを特
    徴とする画像情報平均化回路。
JP5078489U 1989-04-28 1989-04-28 画像情報の平均化回路 Expired - Lifetime JP2504755Y2 (ja)

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JPH02143664U JPH02143664U (ja) 1990-12-05
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