JP2504736Y2 - 屋 根 - Google Patents

屋 根

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JP2504736Y2
JP2504736Y2 JP8392292U JP8392292U JP2504736Y2 JP 2504736 Y2 JP2504736 Y2 JP 2504736Y2 JP 8392292 U JP8392292 U JP 8392292U JP 8392292 U JP8392292 U JP 8392292U JP 2504736 Y2 JP2504736 Y2 JP 2504736Y2
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JP
Japan
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hook
roof
right angle
substantially right
bent
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JP8392292U
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JPH0644871U (ja
Inventor
田 秀 雄 藤
Original Assignee
株式会社藤田兼三工業
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の屋根板を縦方向に連結する場合、
従来は図4に示すように、下地板2に形成した溝4内に
結合すべき一対の屋根板6,8のL状の屈折部10,1
2を互いに重ねて配置し、この屈折部10,12の重な
った部分をねじ14によって、溝4の底部に固定してい
る。
【0003】前記溝4内には雨漏りを防止するためコー
キング材16を充填している。屋根板8と18も同様な
構成で縦方向に連結している。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】屋根板の結合部をコ
ーキング材により充填処理すると、コーキング材の経年
変化によって、雨漏りなどが発生するとともに外観的に
も悪くなるという欠陥が存した。本考案は上記欠陥を除
去することを目的とするものである。
【0005】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
考案は、下地板上に配列した複数個の屋根板を互いに縦
方向に結合するようにした屋根において、前記屋根板の
結合部に位置するように前記下地板に横方向に溝を設
け、前記溝の底部に頂部に一部が開放された管状のわん
曲部を有するフックを立設し、前記屋根板の縦方向の一
端近傍に、下向きに略直角に屈折した屈折部と、該屈折
部に対して略直角に形成された水平部と、該水平部に対
して略直角に上向きに屈折された立上り部と、該立上り
部の上部に形成された、前記フックのわん曲部の外側に
脱着可能に嵌合自在な一部が開放された管状の外側引掛
部とを設け、前記屋根板の縦方向の他端近傍に、下向き
に略直角に屈折した屈折部と、該屈折部に対して略直角
に形成された水平部と、該水平部に対して略直角に上向
きに屈折された立上り部と、該立上り部の上部に形成さ
れた、前記フックのわん曲部の内側に脱着可能に嵌合す
るための管状の内側引掛部とを設け、更に前記外側引掛
部に対して脱着自在に嵌合する引掛部を有する化粧板と
を設けたものである。
【0006】
【作用】互いに縦方向に結合すべき一対の屋根板26,
28のうち、一方の屋根板26の外側引掛部Dをフック
24のわん曲部24bの外側に嵌合し、他方の屋根板2
8の内側引掛部D’をフック24のわん曲部24bの内
側に嵌合することによって、一対の屋根板26,28を
縦方向に連結することができる。
【0007】溝22の開口部は、化粧板30を外側引掛
部Dの上からフック24のわん曲部24bに嵌合するこ
とで塞ぐことができる。雨水は、溝22内に配置された
一対の屋根板26,28の端部の屈折部A,A’、水平
部B,B’及び立上り部C,C’とで囲まれた凹入部に
集められ、所定の方向に導かれる。
【0008】
【実施例】以下に、本考案の構成を添付図面に示す実施
例を参照して詳細に説明する。20は合板から成る下地
板であり、これに横方向に溝22が形成されている。溝
22には、板状の直立支持部24aと一部が開放された
管状のわん曲部24bとベース24cを備えた弾力性の
ある金属板から成るフック24が配置され、ベース24
cが溝22の底部に固定されている。
【0009】26,28は金属製の屋根板であり、各々
の縦方向の一端縁部の近傍には、下向きの屈折部Aと、
水平部Bと屈折部Aに平行な立上り部Cと、該立上り部
Cの上部に形成された一部が開放された管状の外側引掛
部Dが形成されている。
【0010】前記外側引掛部Dは、前記フック24のわ
ん曲部24bの外側に嵌合するのに適した寸法に設定さ
れている。屋根板26,28の縦方向の他端縁部の近傍
には、下向きの屈折部A’と、水平部B’と、屈折部
A’に平行な立上り部C’と、該立上り部C’の上部に
形成された一部が開放された管状の内側引掛部D’が形
成されている。
【0011】前記内側引掛部D’は、前記フック24の
わん曲部24bの内側に嵌合するのに適した寸法に設定
されている。30は、化粧板であり、これの下側中央に
引掛部32が形成されている。
【0012】上記した構成において、縦方向に隣接する
一対の屋根板26,28のうち、一方の屋根板26の一
端の外側引掛部Dをフック24の外側に嵌合し、他方の
屋根板28の他端の内側引掛部D’をフック24のわん
曲部24bの内側に嵌合すれば、縦方向に隣接する一対
の屋根板26,28の端部を下地板20の溝22内で結
合することができる。
【0013】屋根板26,28を結合した後は、化粧板
30の引掛部32を、屋根板26の外側引掛部Dの上か
らフック24のわん曲部24bに嵌合する。屋根板28
とこれに縦方向に隣接する他の屋根板34も上記と同様
の構成で結合する。
【0014】上記した構成において、化粧板30と屋根
板26,28との隙間から侵入した雨水は、水平部B,
B’と屈折部A,A’と、立上り部C,C’とで囲まれ
た凹入部に入り、ここから屋根板26,28の両側に配
置されたガター(図示省略)を経て軒先に導かれる。
【0015】
【効果】本考案は、上述の如く構成したので、コーキン
グ処理を必要とすることなく、屋根板を縦方向に簡単に
結合することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】断面図である。
【図2】一部を切り欠いた外観図である。
【図3】フックの正面図である。
【図4】従来技術の断面図である。
【符号の説明】
2 下地板 4 溝 6 屋根板 8 屋根板 10 屈折部 12 屈折部 14 ねじ 16 コーキング材 18 屋根板 20 下地板 22 溝 24 フック 26 屋根板 28 屋根板 30 化粧板 32 引掛部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地板(20)上に配列した複数個の屋
    根板(26)(28)を互いに縦方向に結合するように
    した屋根において、前記屋根板(26)(28)の結合
    部に位置するように前記下地板(20)に横方向に溝
    (22)を設け、前記溝(22)の底部に頂部に一部が
    開放された管状のわん曲部(24b)を有するフック
    (24)を立設し、前記屋根板(26)(28)の縦方
    向の一端近傍に、下向きに略直角に屈折した屈折部
    (A)と、該屈折部(A)に対して略直角に形成された
    水平部(B)と、該水平部(B)に対して略直角に上向
    きに屈折された立上り部(C)と、該立上り部(C)の
    上部に形成された、前記フック(24)のわん曲部(2
    4b)の外側に脱着可能に嵌合自在な一部が開放された
    管状の外側引掛部(D)とを設け、前記屋根板(26)
    (28)の縦方向の他端近傍に、下向きに略直角に屈折
    した屈折部(A’)と、該屈折部(A’)に対して略直
    角に形成された水平部(B’)と、該水平部(B’)に
    対して略直角に上向きに屈折された立上り部(C’)
    と、該立上り部(C’)の上部に形成された、前記フッ
    ク(24)のわん曲部(24b)の内側に脱着可能に嵌
    合するための管状の内側引掛部(D’)とを設け、更に
    前記外側引掛部(D)に対して脱着自在に嵌合する引掛
    部(32)を有する化粧板(30)とを設けたことを特
    徴とする屋根。
JP8392292U 1992-11-11 1992-11-11 屋 根 Expired - Lifetime JP2504736Y2 (ja)

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JPH0644871U JPH0644871U (ja) 1994-06-14
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