JP2504635Y2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2504635Y2
JP2504635Y2 JP971694U JP971694U JP2504635Y2 JP 2504635 Y2 JP2504635 Y2 JP 2504635Y2 JP 971694 U JP971694 U JP 971694U JP 971694 U JP971694 U JP 971694U JP 2504635 Y2 JP2504635 Y2 JP 2504635Y2
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JP
Japan
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pipe
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heat exchange
heat exchanger
inlet pipe
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JP971694U
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JPH0722274U (ja
Inventor
利治 新村
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Sanden Holdings Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷房装置の凝縮器や車
両用ラジエタ−等に用いられる熱交換器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、一対のヘッダ
−パイプ21と、ヘッダ−パイプ21に連通状態で架設
された複数の熱交換チュ−ブ22と、熱交換チュ−ブ2
2の間に介装された伝熱フィン23と、伝熱フィン23
の最上下位置においてヘッダ−パイプ21に架設された
サイドプレ−ト24とからなり、一方のヘッダ−パイプ
21の幅方向の側面上部に熱交換媒体の入口管25を、
他方のヘッダ−パイプ21の幅方向の側面上部に出口管
26を夫々突設した熱交換器が知られている。
【0003】図5及び図6に示すように、上記の熱交換
チュ−ブ22はその両端部をヘッダ−パイプ21に形成
された接続穴21aに挿入しろう付け等で連結されてお
り、また上記の入口管25及び出口管26はその一端部
をヘッダ−パイプ21に形成された接続穴21bに挿入
しろう付け等で連結されている(例えば、実開昭63−
142586号公報)。
【0004】また、前述の熱交換器とは別に、熱交換媒
体の入口管及び出口管をヘッダ−パイプの上下端に連結
するようにしたものも知られている(例えば、特開昭6
3−161394号公報)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱交換器では、熱交換媒体の入口管25及び出口管26
がヘッダ−パイプ21から幅方向または高さ方向に突出
しているため、熱交換器の幅または高さ方向の寸法が大
きくなって熱交換器の設置に大きなスペ−スが必要にな
るという問題点があり、また熱交換器の設置スペ−スが
予め決っている場合には入口管25及び出口管26の突
出分を考慮して熱交換器を設計せねばならず、当然なが
ら熱交換面積を小さくせねばならないという問題点があ
った。
【0006】この問題を解決するため、図6に2点鎖線
で示すように、入口管及び出口管をヘッダ−パイプ21
の正面側または背面側に挿入し連結することも考えられ
るが、熱交換チュ−ブ22の挿入端が入口管及び出口管
の挿入の邪魔になって各管の挿入寸法が充分に取れず、
ろう付け等による連結に不良を生じ易い。
【0007】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、入口管及び出口管をヘッ
ダ−パイプの正面側または背面側に連結できるようにし
て、設置に大きなスペ−スを必要とせず、また設置スペ
−スを有効に利用して設計を行なうことができる熱交換
器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、請求項1の考案は、伝熱フィンが介装された
複数の熱交換チュ−ブの両端部を一対のヘッダ−パイプ
に夫々挿入し連結すると共に、入口管及び出口管の一端
部をヘッダ−パイプに挿入し連結してなる熱交換器にお
いて、入口管及び出口管の少なくとも挿入端の高さ方向
の寸法を熱交換チュ−ブの挿入端の間隔以下とし、入口
管及び出口管の挿入端を熱交換チューブの挿入端の間に
差し込んだことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の考案では、入口管及び出口管の少な
くとも挿入端の高さ方向の寸法を熱交換チュ−ブの挿入
端の間隔以下とすることで、両管の挿入端を熱交換チュ
−ブの挿入端の間に差し込むことができる。つまり、入
口管及び出口管をヘッダ−パイプの正面または背面側に
連結する場合でも、熱交換チュ−ブの挿入端が入口管及
び出口管の挿入の妨げになることがない。
【0010】
【実施例】図1乃至図3は本考案の一実施例を示すもの
で、図1は熱交換器の斜視図、図2は図1の要部縦断面
図、図3は図2のA−A線断面図である。
【0011】図において、1は断面円形の一対のヘッダ
−パイプで、上下端を蓋1aで閉塞されている。各ヘッ
ダ−パイプ1はチュ−ブ連結用の複数の接続穴1bを対
向面側の上下方向に所定間隔Lで有している。また、一
方のヘッダ−パイプ1の背面側上部には入口管連結用の
接続穴1cが、他方のヘッダ−パイプ1の正面側下部に
は出口管連結用の接続穴1dが夫々設けられている。
【0012】2は断面偏平形の熱交換チュ−ブで、両端
部をヘッダ−パイプ1の接続穴1bに挿入され、該挿入
端をろう付け等でヘッダ−パイプ1に連結されている。
【0013】3はコルゲ−トフィン等からなる伝熱フィ
ンで、熱交換チュ−ブ2の間に介装され、ろう付け等で
該熱交換チュ−ブ2に連結されている。
【0014】4は補強用のサイドプレ−トで、伝熱フィ
ン3の最上下位置においてヘッダ−パイプ1に架設され
ている。
【0015】5は断面偏平形の入口管で、端部の高さ方
向の寸法Hを熱交換チュ−ブ2の挿入端の間隔Lよりも
小さく形成されている。この入口管5はその端部をヘッ
ダ−パイプ1の接続穴1cに挿入され、該挿入端を熱交
換チュ−ブ2の挿入端の間に差し込まれた状態で、ろう
付け等によりヘッダ−パイプ1に連結されている。
【0016】6は断面偏平形の出口管で、端部の高さ方
向の寸法を入口管5と同様に熱交換チュ−ブ2の挿入端
の間隔Lよりも小さく形成されている。この出口管6は
その端部をヘッダ−パイプ1の接続穴1dに挿入され、
該挿入端を熱交換チュ−ブ2の挿入端の間に差し込まれ
た状態で、ろう付け等によりヘッダ−パイプ1に連結さ
れている。
【0017】この熱交換器は冷房装置の凝縮器や車両用
ラジエタ−等に用いられ、入口管5から一方のヘッダ−
パイプ1内に流入した熱交換媒体、例えば冷媒やブライ
ン等は熱交換チュ−ブ2を流通して熱交換された後、他
方のヘッダ−パイプ1の出口管6から流出する。
【0018】本実施例の熱交換器では、入口管5及び出
口管6の挿入端の高さ方向の寸法Hを熱交換チュ−ブ2
の挿入端の間隔Lよりも小さくすることで、両管5,6
の挿入端を熱交換チュ−ブ2の挿入端の間に差し込むこ
とができるので、入口管5及び出口管6をヘッダ−パイ
プ1の正面または背面側に連結する場合でも熱交換チュ
−ブ2の挿入端が両管5,6の挿入の妨げになることが
ない。
【0019】つまり、入口管5及び出口管6をヘッダ−
パイプ1の正面または背面側に連結する場合でも両管
5,6の挿入寸法を充分に取ることができるので、ろう
付け等による連結を不良なく確実に行なうことができ
る。
【0020】また、これにより、入口管5及び出口管6
をヘッダ−パイプ1の正面または背面側に連結すること
が可能となり、熱交換器をコンパクトに構成して設置に
要するスペ−スを小さくできると共に、熱交換器の設置
スペ−スが予め決っている場合では該設置スペ−スを有
効に利用して熱交換面積を充分に備えた熱交換器を設計
することができる。
【0021】更に、入口管5及び出口管6の挿入端を図
示例のような偏平楕円形とすれば、該挿入端によってヘ
ッダーパイプ1に対する両管5,6の回り止めを行っ
て、ろう付け等による連結作業を安定して行うことがで
きる。
【0022】尚、本実施例における入口管及び出口管は
少なくとも挿入端が部分的に偏平になっているものでも
よく、また挿入端の高さ方向の寸法Hは熱交換チュ−ブ
の挿入端の間隔L以下であれば用をなす。
【0023】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案によれば、
入口管及び出口管をヘッダ−パイプの正面または背面側
に連結する場合でも両管の挿入寸法を充分に取ることが
できるので、ろう付け等による連結を不良なく確実に行
なうことができる。また、これにより、入口管及び出口
管をヘッダ−パイプの正面または背面側に連結すること
が可能となり、熱交換器をコンパクトに構成して設置に
要するスペ−スを小さくできると共に、熱交換器の設置
スペ−スが予め決っている場合では該設置スペ−スを有
効に利用して熱交換面積を充分に備えた熱交換器を設計
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る熱交換器の斜視図
【図2】図1の要部縦断面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】従来例に係る熱交換器の斜視図
【図5】図4の要部縦断面図
【図6】図5のB−B線断面図
【符号の説明】
1…ヘッダ−パイプ、2…熱交換チュ−ブ、3…伝熱フ
ィン、5…入口管、6…出口管。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝熱フィンが介装された複数の熱交換チ
    ュ−ブの両端部を一対のヘッダ−パイプに夫々挿入し連
    結すると共に、入口管及び出口管の一端部をヘッダ−パ
    イプに挿入し連結してなる熱交換器において、 入口管及び出口管の少なくとも挿入端の高さ方向の寸法
    を熱交換チュ−ブの挿入端の間隔以下とし、入口管及び
    出口管の挿入端を熱交換チューブの挿入端の間に差し込
    んだ、 ことを特徴とする熱交換器。
JP971694U 1994-08-08 1994-08-08 熱交換器 Expired - Lifetime JP2504635Y2 (ja)

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JP971694U JP2504635Y2 (ja) 1994-08-08 1994-08-08 熱交換器

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JP971694U JP2504635Y2 (ja) 1994-08-08 1994-08-08 熱交換器

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JPH0722274U JPH0722274U (ja) 1995-04-21
JP2504635Y2 true JP2504635Y2 (ja) 1996-07-10

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