JP2504433Y2 - パタつかぬスリッパ― - Google Patents

パタつかぬスリッパ―

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JP2504433Y2
JP2504433Y2 JP864693U JP864693U JP2504433Y2 JP 2504433 Y2 JP2504433 Y2 JP 2504433Y2 JP 864693 U JP864693 U JP 864693U JP 864693 U JP864693 U JP 864693U JP 2504433 Y2 JP2504433 Y2 JP 2504433Y2
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JP
Japan
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slipper
slippers
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tread
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JP864693U
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English (en)
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Inventor
欽一 山本
Original Assignee
欽一 山本
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Publication date
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  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、室内で使用する履物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、室内で使用するスリッパーがあつ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があつた。 (イ) 従来のスリッパーは「つまかけ」はあるが、靴
の様な「かがと」がないので、スリッパーの踏面の後方
部分が、パタパタして早く歩く事が出来なかつた。 (ロ) 従来、スリッパーの収納は、片方のスリッパー
の踏面を、他方の「つまかけ」の中へ差込む事が多く、
片方のスリッパーの汚い底裏が他方の踏面に重なり、不
潔であつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】スリッパーの踏面(1)
へ、面フアスナーの凸面片(3)を取付け、つまかけ
(2)の表面へ、面フアスナーの凹面片(4)を取付
け、これとは別に、靴下(6)の踏面側へ、面フアスナ
ーの凹面片(7)を取付けたスリッパーと靴下からなる
セットとした構成にする。
【0005】
【作用】このスリッパーを使用する時は、靴下の踏面側
に面フアスナーの凹面片(7)を取付けた靴下(6)を
履き、足のかがとを浮かせて、爪先側をスリッパーの、
つまかけ(2)の下へ奥深く入れる。次に足のかがとを
スリッパーの踏面におろすと、面フアスナーの凹面片
(7)と凸面片(3)が重なつて、スリッパーの踏面の
後部がパタパタしなくり、早く歩行できる様になる。
又、スリッパーを収納する時は、片方のスリッパーを、
逆向きにして裏返し、他方のスリッパーの上に乗せる
と、つまかけ(2)に取付けた面フアスナーの凹面片
(4)と、踏面(1)に取付けた面フアスナーの凸面片
(3)が重なつて、2個のスリッパーは、小さい1個の
束となり収納しやすくなる。
【0006】
【実施例】以下、本案の実施例について説明する。 (イ) スリッパーの踏面(1)へ、面フアスナーの凸
面片(3)を取付け、つまかけ(2)の表面へ、面フア
スナーの凹面片(4)を取付ける。 (ロ) 靴下(6)の踏面側へ、面フアスナーの凹面片
(7)を取付ける。本案は以上のような構造で、これを
使用するとき、使用する人は、面フアスナーの凹面片
(7)を取付けた靴下(6)を履き、足の「かがと」を
少し浮かせて、爪先側をスリッパーのつまかけ(2)の
下へ奥深くいれる。次に足の「かがと」を下におろす
と、凹面片(7)はスリッパーの踏面(1)に取付けら
れた凸面片(3)に重なり、スリッパーの踏面(1)
の、かがと部分がパタつかぬ様になり、早く歩行が出来
る様になる。次に、スリッパーを収納する時は、片方の
スリッパーを逆向きにし、裏返して重ねると、踏面側に
取付けた、面フアスナーの凸面片(3)と、つまかけ
(2)に取付けた、面フアスナーの凹面片(4)が重な
り、2個のスリッパーは小さい1個の束となり、収納し
やすくなる。そして、この場合、2個のスリッパーは汚
い底裏が、綺麗な表側に重ならないので、清潔に収納出
来るスリッパーと靴下からなるセットになる。 (ニ) このスリッパーと靴下からなるセットとして、
靴下(6)に面フアスナーの凹面片(7)を取付けた
が、靴下の製品の中で、表面が起毛された靴下を使用す
ると、面フアスナーの凹面部分と同様の機能があるの
で、凹面片(7)を取付けなくても良い。この方が、む
しろ便利であり、凹面片を取付けた専用の靴下を作る必
要がない。 (ホ) 面フアスナーの組合わせによる、スリッパーと
靴下のセットは、靴の様に足の大小による、サイズの区
別は不要である。その為、誰でも利用出来るスリッパー
として大量生産が出来る。 (ヘ) このセットは、使用するとき、スリッパーの踏
面の、かがと側がパタついても困らない場合は、面フア
スナーが取付けてあつても、スリッパーだけで、従来の
スリッパーと同様に使用できる。この場合、踏面に取付
けた凸面片(3)が少し気になるが、小片なので苦にな
らない。 (ト) このセットは、普通、室内で、上履きのスリッ
パーとして使用するが、戸外の軽量の履物にも適してい
る。例としては、履きやすい幼児の軽量履物、歩行が少
し困難な老人、身体障害者の履物に利用できる。
【0007】
【考案の効果】(イ) スリッパーがパタつかなくな
り、早く歩行が出来る様になつた。又、歩行中のパタパ
タする騒音がなくなつた。 (ロ) 2個のスリッパーの表側を面フアスナーで合わ
せ1個の束として収納出来るので、底裏の汚れが踏面に
付着せず清潔に収納出来る様になつた。 (ハ) 病院の入院患者で歩行が不自由な人は、歩行中
にスリッパーが脱げやすくて困つていたが、このセット
のスリッパーと靴下により、脱げなくなつた。 (ニ) このセットのスリッパーと靴下は、使用する人
の足の大小に関係なく、利用する事が出来るので、靴の
様に、サイズ別に、製造する必要がない。又、スリッパ
ーのメーカーは、従来のスリッパーへ、面フアスナーを
取付けるだけで良い。又、靴下の方は、表面が起毛され
た靴下なら、面フアスナーを取付けた、特製の靴下を製
造しなくても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスリッパーを使用している状態の断面
図である。
【図2】本考案の面フアスナーを取付けたスリッパーの
平面図である。
【図3】本考案の面フアスナーを取付けた靴下の側面図
である。
【図4】本考案の面フアスナーを取付けた2個のスリッ
パーが、逆向きで裏返しの状態で、面フアスナーの凹面
片と凸面片が重なり、1個の束となる状態の断面図でで
ある。
【符号の説明】
1 スリッパーの踏面。 2 スリッパーの「つまかけ」。 3 面フアスナーの凸面片。 4 面フアスナーの凹面片。 5 使用する人の足。 6 使用する人の靴下。 7 面フアスナーの凹面片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリッパーの踏面(1)へ、面フアスナ
    ーの凸面片(3)を取付け、つまかけ(2)の表面へ、
    面フアスナーの凹面片(4)を取付け、これとは別に、
    靴下(6)の踏面側へ、面フアスナーの凹面片(7)を
    取付けたスリッパーと靴下からなるセットにおいて、こ
    の靴下を着用して、スリッパーを履く時は、かがとを下
    へ、おろせば、面フアスナーの凹面片(7)が面フアス
    ナーの凸面片(3)に重なる事により、スリッパーの踏
    面(1)の、かがと部分がパタつかぬ様になり、又、ス
    リッパーを使用しない時は片方のスリッパーを逆向に
    し、裏返して重ねると、踏面側に取付けた面フアスナー
    の凸面片(3)と、つまかけ(2)に取付けた面フアス
    ナーの凹面片(4)が重なり、2個のスリッパーは小さ
    い1個の束となり収納の場所が小さくなる様に構成され
    たスリッパーと靴下からなるセット。
JP864693U 1993-01-22 1993-01-22 パタつかぬスリッパ― Expired - Lifetime JP2504433Y2 (ja)

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JPH0657201U JPH0657201U (ja) 1994-08-09
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