JP2503998Y2 - 安全弁 - Google Patents

安全弁

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JP2503998Y2
JP2503998Y2 JP1465590U JP1465590U JP2503998Y2 JP 2503998 Y2 JP2503998 Y2 JP 2503998Y2 JP 1465590 U JP1465590 U JP 1465590U JP 1465590 U JP1465590 U JP 1465590U JP 2503998 Y2 JP2503998 Y2 JP 2503998Y2
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JP
Japan
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cap
safety valve
hexagonal
bending
top plate
Prior art date
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JP1465590U
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雅志 平野
龍平 谷垣
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Pacific Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Pacific Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、特に安全弁の吹出口より吹き出すガスの
方向を規制できるようにしたカーエアコンの冷媒回路に
装着する安全弁の改良に関するものである。
[従来の技術] 本願出願人は、吹出口より吹き出すガスの方向を規制
できるようにした安全弁を、実願平1-107024号で出願し
ている。そして、この従来の安全弁は第3図に示すよう
に、 六角部材よりなるボディー(1)は、キャップ(9)
のダボ(10)が嵌着できるように、その外周部に、リン
グ状の凹溝(8)が設けられている。そして、このボデ
ィー(1)内の弁座部上方には、弁体(2)に加硫接着
等で弁パッキン(3)を組み込んだ弁体アッシー(4)
と、スプリング(5)および吹出口(6)を有するプレ
ート(7)が順次収納され、これらの部品は、前記ボデ
ィー(1)の上部開口縁をプレート上縁にかしめること
によって固定されている。
一方、キャップ(9)は、バネ鋼やステンレス鋼をプ
レス加工等により折り曲げることによって、六角面のう
ちの四面を折り曲げにより形成した壁部(13a)とこれ
に続く両端部より各々内方へ弧状に折り曲げられた挟着
爪(13b)と、この上部に吐出ガスの流れを直角方向に
曲げるための天板(14)とを一体的に設けると共に、前
記の各壁部(13a)の内面に内側に向けた半球状のダボ
(10)が設けられている。尚、このダボ(10)は、前記
ボディー(1)の凹溝(8)にキャップ(9)を嵌着し
た際に、安全弁の吹出口(6)とキャップの天板(14)
との間の開口部(12)に隙間δを持たせると共にキャッ
プがボディー(1)の上下方向に抜け落ちないように作
用している。また、前記壁部(13a)の1辺の長さは、
ボディー(1)の六角部材の1辺の長さ寸法と同じか、
これよりも少し長くなっている。そして、これらの折り
曲げ角度は、ボディー(1)の六角部材の角部より若干
小さくしておくことによってキャップ(9)がボディー
(1)に強固に圧着され、キャップ(9)が安全弁から
離脱したり、あるいは振動するのを防止していた。
[考案が解決しようとする課題] 従来の安全弁は以上のように、キャップ(9)のボデ
ィー(1)への装着固定は壁部(13a)をボディー
(1)に面接触させることにより行っていたので、ボデ
ィー(1)のクランプ力を充分に得るためには、壁部
(13a)の1辺の長さ及び折り曲げ角度等の寸法精度を
上げなくてはならず、量産性に欠け、高コストの製品に
なってしまう。
また、前記寸法精度のバラツキに基く、面接触による
前記壁部(13a)のクランプ力のバラツキを解消させる
ために、ボディー(1)の凹溝(8)に点接触する半球
状のダボ(10)を設けているものの、冷媒ガス吹出時の
キャップ(9)吹き抜け力に対してキャップ(9)の挟
着力が弱いという問題があった。
この考案は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、キャップ(9)の寸法精度を従来品より
もラフにして製作したとしても、キャップ(9)が冷媒
ガス吹出時に発生する吹抜け力によって吹き飛ばされな
いようにしたものである。また、キャップ(9)の製作
が容易で量産性に富み、かつ、ボディーへの装着も容易
に行えるようにした安全弁の提供を目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] この考案に係る安全弁は、外形部を六角筒形に形成し
てなる安全弁のボディー(1)の外周部に、リング状の
凹溝(8)を設け、 一方、六角面のうちの四面を折り曲げにより形成した
壁部(13a)の内、後方の二面を波目形状に形成し、残
りの左右の二面には第2図(イ)に示す如き横方向の切
り溝(13c)を設けて、上方部分を六角部材の角部より
若干小さい角度で曲げると共に下方部分の両端部を前記
凹溝(8)を挟持するように各々内方へ弧状に折り曲げ
られた挟着爪(13b)と、この上部に吐出ガスの流れを
直角方向に曲げるための天板(14)とを一体的に設けて
キャップ(9)を構成し、 安全弁の吹出口(6)とキャップ(9)の天板(14)
との間の開口部(12)に隙間δを持たせるように、前記
キャップ(9)を安全弁のボディーに嵌着したことを特
徴とするものである。
[作用] この考案に係るキャップ(9)は、キャップの左右壁
部のそれぞれ中程に横方向の切り溝(13c)を設け、そ
の下方部分を挟着爪(13)としてボディー(1)の凹溝
(8)に挟着させるようになっているので、安全弁の吹
抜け力でキャップ(9)が吹き飛ばされることがない。
[考案の実施例] 以下、本考案の実施例を第1〜2図に基づいて詳細に
説明する。
六角部材よりなるボディー(1)は、後述するキャッ
プ(9)のダボ(10)が嵌着できるように、その外周部
に、リング状の凹溝(8)が設けられている。
一方、キャップ(9)は、バネ鋼やステンレス鋼をプ
レス加工等により折り曲げることによって、六角面のう
ちの四面を折り曲げにより形成した壁部(13a)の内、
後方の二面を縦方向の波目形状に形成し、これに続く左
右の二面には壁部の中程に横方向の切り溝(13c)を設
けて、上方部分を六角部材の角部より若干小さい角度で
内方へ折り曲げると共に下方部分の両端部を前記凹溝
(8)を挟持するように各々内方へ折り曲げられた挟着
爪(13b)と、この上部に吐出ガスの流れを直角方向に
曲げるための天板(14)とが一体的に設けられている。
尚、前記クランプ部(13)の挟着爪(13b)は、前記
ボディー(1)の凹溝(8)にキャップ(9)を嵌着し
た際に、安全弁の吹出口(6)とキャップの天板(14)
との間の開口部(12)に隙間δを持たせると共に、前記
挟着爪(13b)の持つボディー(1)を挟着する力と波
目形状の壁部(13a)に前記挟着力に対応する反力を持
たせることによりキャップ(9)をボディー(1)に強
力に固定して安全弁が冷媒ガスを吹出した際、キャップ
がボディー(1)の上下方向に抜け落ちたり、振動しな
いように作用している。
また、前記壁部(13a)の1辺の長さは、ボディー
(1)の六角部材の1辺の長さ寸法と同じか、これより
も少し長くなっている。そして、これらの折り曲げ角度
は、ボディー(1)の六角部材の角部より若干小さくし
ておくことによってキャップ(9)がボディー(1)に
強固に圧着され、キャップ(9)が安全弁から離脱した
り、あるいは振動するのを防止するようになっている。
[考案の効果] この考案によれば、キャップ(9)の挟着爪(13b)
をボディー(1)の凹溝(8)に嵌着させることによ
り、ボディー(1)に対するキャップ(9)の挟着力
は、壁部(13a)の波目、形状部とボディー(1)外周
面に線接触させることにより、キャップ(9)をボディ
ー(1)に強力に固定することができる。
また、前記挟着爪(13b)は無理に手で広げない限り
確実に凹溝に嵌まる構造としているので、、ラフな寸法
公差でのプレス加工が行えるから低コストで量産性に適
した安全弁を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この考案による安全弁で、(イ)は平面図、
(ロ)は半縦断側面図、(ハ)は右側面図、(ニ)は
(ロ)のA−A断面図。 第2図は、第1図の安全弁に装着されたキャップで、
(イ)は側面図、(ロ)は平面図を示す。 第3図は、従来の安全弁で、(イ)は平面図、(ロ)は
半縦断側面図、(ハ)は右側面図、(ニ)は(ロ)のB
−B断面図。 第4図は、第3図の安全弁に装着されたキャップで
(イ)は側面図、(ロ)は平面図。 (1)……ボディー、(6)……吹出口 (8)……凹溝、(9)……キャップ (12)……開口部、(13a)……壁部 (13b)……挟着爪、(14)……天板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外形部を六角筒形に形成してなる安全弁の
    ボディー(1)の外周部に、リング状の凹溝(8)を設
    け、 一方、六角面のうちの四面を折り曲げにより形成した壁
    部(13a)の内、後方の二面を横断面波目形状に形成
    し、残りの左右の二面には横方向の切り溝(13c)を設
    けて、上方部分を六角部材の角部より若干小さい角度で
    曲げると共に下方部分の両端部を前記凹溝(8)に嵌っ
    て挟持するように各々内方へ弧状に折り曲げられた挟着
    爪(13b)と、この上部に吐出ガスの流れを直角方向に
    曲げるための天板(14)とを一体的に設けてキャップ
    (9)を構成し、 安全弁の吹出口(6)とキャップ(9)の天板(14)と
    の間の開口部(12)に隙間δを持たせるように、前記キ
    ャップ(9)を安全弁のボディーに嵌着したことを特徴
    とする安全弁。
JP1465590U 1990-02-15 1990-02-15 安全弁 Expired - Lifetime JP2503998Y2 (ja)

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JP3038681B2 (ja) * 1995-12-13 2000-05-08 サンデン株式会社 圧縮機の安全弁
JP5227273B2 (ja) * 2009-08-20 2013-07-03 株式会社ケーヒン 圧縮機
JP6296968B2 (ja) * 2014-12-04 2018-03-20 太平洋工業株式会社 リリーフバルブ

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