JP2519371Y2 - メタルガスケット成形型 - Google Patents

メタルガスケット成形型

Info

Publication number
JP2519371Y2
JP2519371Y2 JP1990055764U JP5576490U JP2519371Y2 JP 2519371 Y2 JP2519371 Y2 JP 2519371Y2 JP 1990055764 U JP1990055764 U JP 1990055764U JP 5576490 U JP5576490 U JP 5576490U JP 2519371 Y2 JP2519371 Y2 JP 2519371Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bead
molding
height
metal gasket
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990055764U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0417313U (ja
Inventor
直彦 中園
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP1990055764U priority Critical patent/JP2519371Y2/ja
Publication of JPH0417313U publication Critical patent/JPH0417313U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519371Y2 publication Critical patent/JP2519371Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、金属板材の表面にゴム状弾性材の被覆を施
されて成るラバーコートメタルをもって成形され、密封
対象接合面に加圧されるビードを備えたメタルガスケッ
トの製作に使用される成形型の構造に関する。
(従来の技術) 第2図の断面図及び第3図の要部詳細図に例示するよ
うに、金属板材1の表面にゴム状弾性材の被覆2を施さ
れて成るラバーコートメタルに、曲げ加工によって略円
弧状の断面形状を示すビード3を形成されたメタルガス
ケットは、密封対象接合面に挾圧された際に、ゴム状弾
性材の被覆2の弾性力及び断面略円弧状に曲げられた金
属板材1のばね力によって優れた密封性能を示す。
上記したメタルガスケットは、第4図に示すように、
ビード3の凸面側と同等の断面形状を示す成形用溝5を
有する下型4及びビード3の凹面側と同等の断面形状を
示す成形用突起8を有する上型7の間に、金属板材1の
両面にゴム状弾性材の被覆2を施されて成るラバーコー
トメタルを挾み、上下両型4,7を加圧してビード3を形
成させることによって製作されていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術によるメタルガスケットの成形型
においては、下型4の成形用溝5及び上型7の成形用突
起8が、それぞれ、ビード3の凸面側と同等の断面形状
及び凹面側と同等の断面形状を示す曲面に形成されてい
るために、成形用溝5の曲面及び成形用突起8の曲面を
精密に加工することを要求されるので、製作コストが高
くなるのを避けることができない。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記した従来の技術によるメタルガスケッ
ト成形型における問題点を考慮して、ゴム状弾性材の被
覆を施された金属板材をもって成形され、略円弧状の断
面形状を示すビードを付されたメタルガスケットを製作
するための下型に、前記ビードの基部の幅と同等の幅寸
法及び前記ビードの高さ以上の深さを備え、開口側の角
部の断面形状を略円弧状に形成された成形用溝を設ける
とともに、上型に、前記成形用溝よりも狭い幅寸法及び
前記ビードの高さと同等の高さを備え、前記ビードの凹
面の中央部分と同等の断面形状に形成された成形用突起
を設けた構成となるものである。
(作用) 上記した構成を備えた本考案のメタルガスケット成形
型においては、ラバーコートメタルを挿入された下型及
び上型が加圧された際に、下型の成形用溝の開口側の略
円弧状に断面形状が形成された角部は、ラバーコートメ
タルとの接触面に滑りが作用してもゴム状弾性材の被膜
を損傷させることなく、ラバーコートメタルのビードの
基部の曲面を角部略円弧状形状に倣って成形させるとと
もに、ビードの高さと同等の高さを備え且つビードの凹
面の中央部分と同等の円弧状の断面形状に形成された上
型の成形用突起の円弧面が、ビードの頭部部分の曲面を
突起円弧面形状に倣って成形させる。
(実施例) 第1図の実施例においては、下型4に、メタルガスケ
ットに設けられるビード3の基部の幅Bと略同等の幅寸
法及びビード3の高さH以上の深さを備え、開口側の角
部6を略円弧状の断面形状に形成された成形用溝5が設
けられるとともに、上型7に、成形用溝5の半分程度の
幅寸法とビード3の高さHと同等の高さを備えた成形用
突起8が成形用溝5に対向して設けられている。
上記の実施例によるメタルガスケットの製作に際して
は、ラバーコートメタルを下型4の上に載置し、上型7
を重ねて加圧すると、ラバーコートメタルが、下型4の
成形用溝5の開口側の角部6に支えされるとともに、上
型7の成形用突起8に押圧されてビード3を形成する。
(考案の効果) 本考案のメタルガスケット成形型が、上記したよう
に、ゴム状弾性材の被覆を施された金属板材をもって成
形され、略円弧状の断面形状を示すビードを付されて成
るメタルガスケットを製作するための下型が、前記ビー
ドの基部の幅と同等の幅寸法及び前記ビードの高さ以上
の深さを備え、開口側の角部の断面形状を円弧状に形成
された成形用溝を有するとともに、上型が、前記成形用
溝よりも狭い幅寸法及び前記ビードの高さと同等の高さ
を備え、前記ビードの凹面の中央部分と同等の断面形状
に形成された成形用突起を有する構成を備えていること
により、成形用溝及び成形用突起の加工が容易であり、
ラバーコートメタルが、下型の成形用溝の角部に支えら
れて上型の成形用突起に押圧されるので、メタルガスケ
ットのビードの形状が正確に形成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の断面図、第2図は、本考案
のメタルガスケット成形型によって製作される対象製品
の断面図、第3図は、同製品の要部の断面図、第4図
は、従来のメタルガスケット成形型の一例の断面図であ
る。 1……金属板材、2……弾性材被覆、3……ビード、4
……下型、5……成形用溝、6……角部、7……上型、
8……成形用突起、B……ビードの幅、H……ビードの
高さ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム状弾性材の被覆(2)を施された金属
    板材(1)をもって製作されるメタルガスケットに設け
    られる略円弧状の断面形状を示すビード(3)の基部の
    幅(B)と略同等の幅寸法及び前記ビード(3)の高さ
    (H)以上の深さを備え、開口側の角部(6)の断面形
    状を略円弧状に形成された成形用溝(5)を有する下型
    (4)と、前記成形用溝(5)よりも狭い幅寸法及び前
    記ビード(3)の高さ(H)と同等の高さを備え、前記
    ビード(3)の凹面の中央部分と同等の断面形状に形成
    された成形用突起(8)を有する上型(7)とより成る
    メタルガスケット成形型。
JP1990055764U 1990-05-28 1990-05-28 メタルガスケット成形型 Expired - Fee Related JP2519371Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990055764U JP2519371Y2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 メタルガスケット成形型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990055764U JP2519371Y2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 メタルガスケット成形型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0417313U JPH0417313U (ja) 1992-02-13
JP2519371Y2 true JP2519371Y2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=31579005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990055764U Expired - Fee Related JP2519371Y2 (ja) 1990-05-28 1990-05-28 メタルガスケット成形型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519371Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2640800B2 (ja) * 1993-05-26 1997-08-13 株式会社ケットアンドケット 金属ガスケットのビード成形用型

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02211919A (ja) * 1988-10-31 1990-08-23 Kuniaki Numaya 金属ガスケットのビード形成用雄金型の成形方法及びその雄金型

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0417313U (ja) 1992-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2519371Y2 (ja) メタルガスケット成形型
JP2549214Y2 (ja) 溝付き金属積層形ガスケット
JPH0235086Y2 (ja)
JPH0197915U (ja)
JPH056452Y2 (ja)
JPH0414176Y2 (ja)
JPS628459Y2 (ja)
JPS58101981U (ja) ビ−ド
JPH0470212U (ja)
JPH0545457Y2 (ja)
JPH0430771Y2 (ja)
JPH0520499Y2 (ja)
JPS6029356B2 (ja) 成形品へのホツトスタンピング方法
JPH0439179Y2 (ja)
JP2636256B2 (ja) 板硝子押えを有する樹脂金型
JPH04128816U (ja) 成形型
JPS588868Y2 (ja) ドア用額縁
JPS61190330U (ja)
JPS5932369Y2 (ja) 金属洋食器の柄
JPS5913721U (ja) スペ−サ
JPS6030324A (ja) ガスケツトの製造方法
JPH0623719U (ja) ポリウレタン発泡型の接合部のシール構造
JPS6094911U (ja) 型枠のシ−ル構造
JPS6432537U (ja)
JPS643059U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees