JP2503994Y2 - 袋入粘性物注出装置 - Google Patents
袋入粘性物注出装置Info
- Publication number
- JP2503994Y2 JP2503994Y2 JP1989106363U JP10636389U JP2503994Y2 JP 2503994 Y2 JP2503994 Y2 JP 2503994Y2 JP 1989106363 U JP1989106363 U JP 1989106363U JP 10636389 U JP10636389 U JP 10636389U JP 2503994 Y2 JP2503994 Y2 JP 2503994Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- piston
- cylinder
- lid
- viscous material
- Prior art date
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 電線はアルミスリーブへ挿入圧着して接続させるが、
その際同スリーブ内に空隙を残さないようにするため、
粘性物（例えばジンククロメート）を圧入する。本考案
はこの圧入のために用いる装置に関するものである。
その際同スリーブ内に空隙を残さないようにするため、
粘性物（例えばジンククロメート）を圧入する。本考案
はこの圧入のために用いる装置に関するものである。
［従来の技術］ 上記目的の装置としては実開昭56−131694が公知であ
る。シリンダ中へ装填した粘性物Ｐを油圧ピストン６で
押圧し、ヘッド２に設けたホース３から送出する構造で
ある。即ち１回注出を終わるごとに、粘性物Ｐ再装填の
ため、ヘッド２の着脱を行わねばならない。この再装填
は頻度の高い作業であるため、簡易化が望まれていた。
る。シリンダ中へ装填した粘性物Ｐを油圧ピストン６で
押圧し、ヘッド２に設けたホース３から送出する構造で
ある。即ち１回注出を終わるごとに、粘性物Ｐ再装填の
ため、ヘッド２の着脱を行わねばならない。この再装填
は頻度の高い作業であるため、簡易化が望まれていた。
［問題点解決の手段］ 上記ヘッドに相当する部分を、開閉容易な蝶番構造で
のふたに変え、ふたへ直接ノズルを設ける。また粘性物
は数回分の装填量を袋に収納したものが、市販されてい
るので、これをそのままシリンダへ収納し、ピストンの
押圧によって自動的にノズル附近で開口するよう、ノズ
ル附近に破挿用突起を設ける。
のふたに変え、ふたへ直接ノズルを設ける。また粘性物
は数回分の装填量を袋に収納したものが、市販されてい
るので、これをそのままシリンダへ収納し、ピストンの
押圧によって自動的にノズル附近で開口するよう、ノズ
ル附近に破挿用突起を設ける。
［実施例］ 図面について説明する。シリンダ１は固定ふた1aを備
え、ピストン２を内臓する。粘性物の袋Ｐは、ピストン
を後退させたとき、その前方へ収納可能である。シリン
ダ１の他端一部には軸受金具1bが突出固着され、開閉ふ
た３が軸11によって開閉自在に蝶着されている。係止ピ
ン3aは蝶着位置の反対側で開閉ふたに植込んであり、こ
れに対応してシリンダ１に係止金具４が装着してある。
係止金具にはキャッチクリップの名称で市販されている
ものを、そのまま利用できる。開閉ふた３の中心にはノ
ズル５が突出固着され、その内面入口附近に突起６が設
けてある。固定ふた1aには減速装置７を収納したケース
８が固着してあり、これにモータＭが接続する。ピスト
ンロッド９は固定ふた1a及びケース８を出入可能に貫通
し、外端部にはラック溝9aが刻んである。減速装置を介
しモータＭで駆動するピニオン10がこのラックとかみ合
う。即ちモータＭの正逆回転によりピストンは進退可能
である。
え、ピストン２を内臓する。粘性物の袋Ｐは、ピストン
を後退させたとき、その前方へ収納可能である。シリン
ダ１の他端一部には軸受金具1bが突出固着され、開閉ふ
た３が軸11によって開閉自在に蝶着されている。係止ピ
ン3aは蝶着位置の反対側で開閉ふたに植込んであり、こ
れに対応してシリンダ１に係止金具４が装着してある。
係止金具にはキャッチクリップの名称で市販されている
ものを、そのまま利用できる。開閉ふた３の中心にはノ
ズル５が突出固着され、その内面入口附近に突起６が設
けてある。固定ふた1aには減速装置７を収納したケース
８が固着してあり、これにモータＭが接続する。ピスト
ンロッド９は固定ふた1a及びケース８を出入可能に貫通
し、外端部にはラック溝9aが刻んである。減速装置を介
しモータＭで駆動するピニオン10がこのラックとかみ合
う。即ちモータＭの正逆回転によりピストンは進退可能
である。
本考案は以上の如く構成される。ピストン前方に袋を
収納して開閉ふたを閉し、ピストンを前進させると、押
圧された袋は突起６で破られる。そのとき、袋が開閉ふ
たの内面に押圧されてシールするので、粘性物はすぐそ
ばのノズルから押出される。またシリンダ１内の空気は
開閉ふた３とシリンダ端面との隙間から逃げる。
収納して開閉ふたを閉し、ピストンを前進させると、押
圧された袋は突起６で破られる。そのとき、袋が開閉ふ
たの内面に押圧されてシールするので、粘性物はすぐそ
ばのノズルから押出される。またシリンダ１内の空気は
開閉ふた３とシリンダ端面との隙間から逃げる。
第３図に他の実施例を示す。開閉ふた３をスカート部
3b付のカップ状に形成し、スカート部3b内面にねじを刻
み、これへ外周にねじを備えた調節ふた12を螺合させて
いる。ノズル５及び突起６は何れも調節ふた12に設け
る。開閉ふたの蝶着部或はキャッチクリップによる係止
部に製作誤差がある場合、調節ふた12とシリンダ端面と
の隙間が大きくなり、袋がその内圧により隙間からはみ
出る。調節ふた12のねじ込み或はねじ戻し調節によっ
て、シリンダ内の空気だけを逃がす適当な隙間にでき
る。
3b付のカップ状に形成し、スカート部3b内面にねじを刻
み、これへ外周にねじを備えた調節ふた12を螺合させて
いる。ノズル５及び突起６は何れも調節ふた12に設け
る。開閉ふたの蝶着部或はキャッチクリップによる係止
部に製作誤差がある場合、調節ふた12とシリンダ端面と
の隙間が大きくなり、袋がその内圧により隙間からはみ
出る。調節ふた12のねじ込み或はねじ戻し調節によっ
て、シリンダ内の空気だけを逃がす適当な隙間にでき
る。
以上はモータ駆動の場合を例示したが、これを油圧駆
動とすることも可能である。その場合ピストンロッドに
戻りばねの附設を要するが、それは設計次元の問題であ
る。
動とすることも可能である。その場合ピストンロッドに
戻りばねの附設を要するが、それは設計次元の問題であ
る。
［効果］ シリンダへ粘性物袋をそのまま収納し、一端からピス
トンで押圧し、他端ノズルから注出する構造は、特公昭
49−24747及び実開昭63−173369で公知である。両者は
何れも押圧の完結後には袋がノズル側の狭小面へ圧着さ
れているので、次の袋に入れ替える前に、これを完全に
除去しておかねばならない。適当な引っかけ工具を用い
るとしても、これをピストン側から挿入して袋破片を残
すことなく完全除去するのは容易でない。これに対し本
考案ではこの使用済みの袋がふたの内面へ附着してお
り、ふたは搖動により全面開放できるので、袋の除去が
極めて容易となる。これが本考案の特徴である。
トンで押圧し、他端ノズルから注出する構造は、特公昭
49−24747及び実開昭63−173369で公知である。両者は
何れも押圧の完結後には袋がノズル側の狭小面へ圧着さ
れているので、次の袋に入れ替える前に、これを完全に
除去しておかねばならない。適当な引っかけ工具を用い
るとしても、これをピストン側から挿入して袋破片を残
すことなく完全除去するのは容易でない。これに対し本
考案ではこの使用済みの袋がふたの内面へ附着してお
り、ふたは搖動により全面開放できるので、袋の除去が
極めて容易となる。これが本考案の特徴である。
第１図は本考案の正面図、第２図はAA断面矢視図、第３
図は他の実施例の部分正面図である。 １…シリンダ、２…ピストン、３…開閉ふた、４…係止
金具、５…ノズル、６…突起、７…減速装置、８…ケー
ス、９…ピストンロッド、10…ピニオン、Ｐ…袋、Ｍ…
モータ。
図は他の実施例の部分正面図である。 １…シリンダ、２…ピストン、３…開閉ふた、４…係止
金具、５…ノズル、６…突起、７…減速装置、８…ケー
ス、９…ピストンロッド、10…ピニオン、Ｐ…袋、Ｍ…
モータ。
Claims (1)
- 【請求項１】一端に固定ふたを備えピストンを内臓しピ
ストン外方に粘性物入袋を収納可能なシリンダと、シリ
ンダの他端へ開閉可能に蝶着され中央にノズルを突出さ
せた開閉ふたと、シリンダの固定ふたを貫通するピスト
ンロッドと、ピストンロッドの外端部と係合し同ロッド
を圧入可能な駆動装置とから成り、開閉ふたのノズル入
口附近に上記袋を破挿可能な突起を設けたことを特徴と
する袋入粘性物注出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989106363U JP2503994Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 袋入粘性物注出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989106363U JP2503994Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 袋入粘性物注出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0344890U JPH0344890U (ja) | 1991-04-25 |
| JP2503994Y2 true JP2503994Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31655094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989106363U Expired - Fee Related JP2503994Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 袋入粘性物注出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2503994Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1721588B1 (de) * | 2005-05-10 | 2008-07-30 | Dentaco Dentalindustrie und -marketing GmbH | Einmal-Spendevorrichtung |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4924747A (ja) * | 1972-07-04 | 1974-03-05 | ||
| JPS63173369U (ja) * | 1987-04-25 | 1988-11-10 |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP1989106363U patent/JP2503994Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0344890U (ja) | 1991-04-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |