JPH062926Y2 - 合成樹脂製キャップ - Google Patents

合成樹脂製キャップ

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JPH062926Y2
JPH062926Y2 JP6488488U JP6488488U JPH062926Y2 JP H062926 Y2 JPH062926 Y2 JP H062926Y2 JP 6488488 U JP6488488 U JP 6488488U JP 6488488 U JP6488488 U JP 6488488U JP H062926 Y2 JPH062926 Y2 JP H062926Y2
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JP
Japan
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lid
shaped
top wall
cap
base plate
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JP6488488U
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茂雄 飯塚
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、合成樹脂製で特に弾性反転型のキャップに関
するものである。
「従来の技術」 この種キャップとして、頂壁に注出孔を穿設したキャッ
プ本体と、上記注出孔に嵌脱させる棒状栓を裏面から垂
設して上記頂壁上面部に開閉可能に配設された蓋体とか
らなり、この蓋体の後部側を逆L形の帯状に切離し、こ
の帯状部上下端を薄肉ヒンジで蓋体とキャップ本体の周
壁上部とに結合し、また帯状部両側の蓋体後部を薄肉ヒ
ンジで上記頂壁後部に結合した3点支持機構を有するも
のがある。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、上記従来のキャップにあっては、3点支持機
構をも含めてキャップ本体と蓋体とが合成樹脂材を用い
て一体成形されていたため、金型設計等が複雑となって
コスト高になるという問題点があった。
そこで本考案は、3点支持機構を二体に分けて構成し
て、安価に製作できる合成樹脂製キャップを提供するこ
とを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本考案に係る合成樹脂製キ
ャップは、容器体口頸部嵌合用周壁4を第1頂壁6から
垂設したキャップ本体1と、該キャップ本体上面に台板
13を嵌合させた補助部材2と、上記キャップ本体後縁の
左右両部に第1ヒンジ19,19を介して蓋体後縁を結合さ
せてキャップ本体及び台板上面を第2頂壁20で開閉自在
に閉塞させた蓋体3とからなり、上記第1頂壁及び台板
に注出孔5を貫通するとともに該注出孔に嵌脱させる棒
状栓23を第2頂壁20下面から垂設し、かつ上記台板後面
から第2ヒンジ15を介して逆L形の帯状板16を延出して
該帯状板で上記蓋体後部に穿設した切欠き22を閉塞する
とともに、該帯状板先端に第3ヒンジ17を介して連結し
たリング状部18を上記棒状栓に嵌合させ、上記第1ヒン
ジ19,19を中心として蓋体を回動させることで、上記帯
状板が弾性変形したのち弾性復元して蓋体が弾性反転可
能に形成したことを特徴とする。
「作用」 例えば第2図及び第3図の状態から第1ヒンジ19,19を
中心に蓋体3を閉蓋方向に回動させると、帯状板16が拡
開方向へ弾性変形したのち弾性復元して、蓋体が弾性反
転により閉塞状態に保持される(第4図参照)。
上記状態から蓋体を逆方向へ回動させると、帯状板が上
述したのと同様に作動して、蓋体が弾性反転により開放
状態に保持されることは自明である。
「実施例」 以下添付図面に基づいて本考案キャップの一実施例を説
明する。
第1図ないし第4図に示すように、本考案キャップは、
キャップ本体1と、補助部材2と、蓋体3とからなる。
キャップ本体1は、容器体口頸部嵌合用の第1周壁4を
ノズル状注出孔5付きの第1頂壁6から垂設するととも
に、該第1頂壁6周縁から化粧筒7を垂設した合成樹脂
製のものである。また、上記第1頂壁6から短筒部8が
起立され、該短筒部8の後部には切欠き9が穿設される
とともに左右両部内面に嵌合溝10,10が横設されてい
る。なお、図中11はシール用の嵌合筒を示す。
補助部材2は、上述した短筒部8内に、同じく上述した
注出孔5が嵌合する嵌合孔12付きの台板13を嵌合させた
合成樹脂製のものである。図中14,14が上述した嵌合溝
10,10内に嵌合する係合突条を示す。また、上記台板13
の後面下部から第2薄肉ヒンジ15を介して逆L形の帯状
板16が上述した切欠き9を介して後外方へ延出されてい
る。上記帯状板16の先端には第3薄肉ヒンジ17を介して
リング状部18が付設されている。
蓋体3は、上述した切欠き9の左右両側方に位置した短
筒部8上縁に第1薄肉ヒンジ19,19を介して、短筒部8
及び台板13上面を閉塞する第2頂壁20周縁から垂設した
第2周壁21後縁を結合させた合成樹脂製のものである。
また、蓋体後部には、上述した帯状板16で閉塞された切
欠き22を穿設するとともに、上記第2頂壁20下面から、
上述した注出孔5及び嵌合孔12に嵌脱する棒状栓23を垂
設して、該棒状栓23に上述したリング状部18を嵌合させ
ている。
そして、上述した第1薄肉ヒンジ19,19を中心として蓋
体3を回動させることで、帯状板16が弾性変形したのち
弾性復元して蓋体が弾性反転可能に形成させている。
従って、本実施例では、キャップ本体1と蓋体3とが一
体成形される一方これら両部材と補助部材2とが互いに
色分けするなどして別体に形成されるのである。
第5図及び第6図は、キャップ本体1の第1頂壁6か
ら、短筒部8(第1図ないし第4図参照)を起立する代
りに、切欠き9付きの後壁24と注出孔5周りに円形の嵌
合凸部25を起立する一方、補助部材2の台板13下面に嵌
合凹部26を穿設して、該嵌合凹部26内に上記嵌合凸部25
を嵌合させるようにした例である。
この実施例では、キャップ本体1側と色分けした補助部
材2の台板13側面を閉蓋状態でも露出させることができ
る。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、3点支持機構を構
成する帯状板付きの補助部材をキャップ本体及び蓋体と
別体に形成するようにしたので、各部材の構造を簡略化
でき、依って金型設計等が容易になってコストダウンが
図れる。また、補助部材をキャップ本体側と色分けして
意匠性を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案キャップの一実施例を示す分解斜視図、
第2図はその組立斜視図、第3図は開蓋状態の断面図、
第4図は閉蓋状態の断面図である。第5図は本考案キャ
ップの別の実施例を示す分解斜視図、第6図はその組立
斜視図である。 1……キャップ本体、2……補助部材 3……蓋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器体口頚部嵌合用周壁4を第1頂壁6か
    ら垂設したキャップ本体1と、該キャップ本体上面に台
    板13を嵌合させた補助部材2と、上記キャップ本体後縁
    の左右両部に第1ヒンジ19,19を介して蓋体後縁を結合
    させてキャップ本体及び台板上面を第2頂壁20で開閉自
    在に閉塞させた蓋体3とからなり、上記第1頂壁及び台
    板に注出孔5を貫通するとともに該注出孔に嵌脱させる
    棒状栓23を第2頂壁20下面から垂設し、かつ上記台板後
    面から第2ヒンジ15を介して逆L形の帯状板16を延出し
    て該帯状板で上記蓋体後部に穿設した切欠き22を閉塞す
    るとともに、該帯状板先端に第3ヒンジ17を介して連結
    したリング状部18を上記棒状栓に嵌合させ、上記第1ヒ
    ンジ19,19を中心として蓋体を回動させることで、上記
    帯状板が弾性変形したのち弾性復元して蓋体が弾性反転
    可能に形成したことを特徴とする合成樹脂製キャップ。
JP6488488U 1988-05-17 1988-05-17 合成樹脂製キャップ Expired - Lifetime JPH062926Y2 (ja)

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JP6488488U JPH062926Y2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 合成樹脂製キャップ

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JPH01170643U JPH01170643U (ja) 1989-12-01
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JP2521084Y2 (ja) * 1990-04-24 1996-12-25 釜屋化学工業株式会社 容器のキャップ

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JPH01170643U (ja) 1989-12-01

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