JP2503906Y2 - キッチン用シンク - Google Patents

キッチン用シンク

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JP2503906Y2
JP2503906Y2 JP1989057698U JP5769889U JP2503906Y2 JP 2503906 Y2 JP2503906 Y2 JP 2503906Y2 JP 1989057698 U JP1989057698 U JP 1989057698U JP 5769889 U JP5769889 U JP 5769889U JP 2503906 Y2 JP2503906 Y2 JP 2503906Y2
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sink
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detergent
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徹 岡
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東陶機器株式会社
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キッチンキャビネットに組み込まれるシン
クに関する。
〔従来の技術〕
キッチン用のシンクは、シングル又はダブル等のよう
に槽の数を変えたり、深さにもバリエーションを持たせ
たものが従来から採用されている。これらのシンクは、
食器等を洗うスペースを確保すること、排水が速やかに
行われること及び水栓の使い勝手が良いこと等を基本思
想として設計されている。
また、食器や食品等の洗い物作業に使う洗剤をその容
器から入れ換えて使うソープディスペンサをシンクの傍
に備え付けたものもある。ソーブディスペンサは容器の
中に液状の洗剤等を入れておき、ノズル又はヘッド部分
を手で押すことによって必要な量を注いで食器,食品及
び手等を簡単に洗えるようにしたものである。
第6図は従来のシンクに対するソープディスペンサの
配置を示す概略平面図である。
第6図(a)はシングルシンクの場合であり、洗い物
作業はシンク50の中で行うので、ソープディスペンサ51
はシンク50の後方に設置されノズル52はシンク50の中ま
で伸びた配置となっている。そして、ノズル52を旋回で
きるようにして、広い範囲で洗剤が手軽に使えるように
している。また、第6図(b)はダブルシンクの例であ
り、ソープディスペンサ51は小シンク50aと大シンク50b
の間に設置され、両方のシンク50a,50bに兼用できるよ
うにすることが一般に行われている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、シングル及びダブルのいずれの場合でも、
ソープディスペンサ51はシンクの後方に設置されるの
で、ノズル52の先端から洗剤をシンクの中に落とし込め
る範囲の旋回角度は比較的小さい。つまり、第6図
(a)のシングルの場合では、ノズル52の旋回角度は90
°程度であり、同図(b)のダブルの例では各シング50
a,50bに対して有効な旋回角度はきわめて小さい。この
ため、洗剤が使える領域がシンクの全体に対して小さ
く、使い勝手の面で難点があり、特にダブルシンクの場
合では問題が大きい。
これに対し、ノズル52の突き出した長さを大きくすれ
ば、ノズル52の旋回角度も大きくなる。しかしながら、
ノズル52が左右に首を振った状態ではシンクの奥側に退
避するので洗い物作業に支障はないが、正面を向くとシ
ンク側に大きく突き出てしまう。このため、食器や食品
をシンクに出し入れする際に邪魔になり、出し入れの度
にノズル52を奥側へ退避させる必要がある。したがっ
て、ノズル52の旋回角度は大きくできても、新たな使い
勝手上の問題が生じてしまう。
そこで、本考案は、ソープディスペンサのノズルの旋
回角度が大きくとれしかも洗い物作業の邪魔にならない
ようにして使い勝手を更に向上させることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のキッチン用シンクは、以上の目的を達成する
めに、カウンターの下部にアンダーカウンター式として
取り付けるシンクにおいて、前記シンクの奥側の内周壁
から前方に膨出して突き出ると共にその上端面を前記カ
ウンターの上面よりも低くしたベースを形成し、洗剤を
前記シンクの中に供給するソープディスペンサの本体の
下端部を前記ベースの上端面に含ませて取り付け、前記
本体に取り付けた洗剤吐出用のノズルを旋回可能とする
と共に、前記ノズルの先端を前記ベースの上端面の輪郭
線よりも外側へ突き出したことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を具体的
に説明する。
第1図は本考案のキッチン用シンクの要部を示す斜視
図、第2図は概略平面図である。
シンク1は、キッチンキャビネット2の上に載せたカ
ウンター3の下部にアンダーカウンター式として取り付
けられている。シンク1の後方のほぼ中央部には水栓4
が取り付けられ、左側に偏った位置に排水口5が設けら
れている。そして、水栓4よりも右側にはソープディス
ペンサ6が配置されている。
ソープディスペンサ6は、シンク1の内部まで突き出
たベース7に固定されている。ベース7の上端は第3図
の縦断面図に示すように、カウンター3よりも下のレベ
ルに位置し、背部側には洗剤用の容器6aを納める程度の
空間を持っている。なお、シンク1は取付け金具3aによ
ってカウンター3の下面をカウンター3よりも低くして
いるので、ベース7の上に洗剤がこぼれても簡単にシン
ク1の中に流し落とすことができる。また、第1図及び
第2図に示すようにソープディスペンサ6のノズル6bは
ベース7の輪郭よりも外側へ突き出る長さを持ち、180
度以上の範囲で旋回できるようになっている。
第4図はソープディスペンサ6をその容器6aを除いて
示す縦断面図であり、ベース7の取付け孔7aを貫通して
固定される本体6cの上端にノズル6bを旋回及び上下に移
動可能に取り付けている。そして、本体6cの内部には、
ノズル6bを一旦押し下げたときの内圧の変化を利用して
洗剤をほぼ定量ずつ吸引して吐出させるための弁機構6d
が収納されている。ノズル6bはこの弁機構6dの上端部に
旋回可能に連接されたもので、その内部に形成した流路
6eから洗剤が吐出される。
以上の構成において、第1図及び第2図のようにソー
プディスペンサ6はシンク1の中に突き出るベース7に
固定されているので、ノズル6bの長さをベース7の輪郭
から外へ出る程度にしておけば、ノズル6bの旋回角度を
180度以上に設定できる。このため、シンク1に対して
洗剤を供給できる領域が従来のものに比べて格段に広く
なる。したがって、水栓4に近い側にノズル6bをセット
したり逆に右側へ振る操作等によって、水栓4の絡みの
作業にバリエーションを持たせることができ、各種の洗
い物作業に最も適した形態でソープディスペンサ6を使
うことができる。また、ノズル6bの長さを大きくしなく
ても、洗剤をシンク1の中に供給できる旋回範囲が広く
なり、食器や食品等をシンク1に出し入れする際の邪魔
になることもない。
なお、ベース7をシンク1の中に突き出すことによっ
て、シンク1の内容量は小さくなる。しかし、ノズル6b
を余り長くせずに洗い物作業の邪魔にならないようにし
たりソープディスペンサ6を使うときには手をノズル6b
まで延ばす必要があること等の点から、シンク1の後方
にソープディスペンサ6を配置するよりも利点が大き
い。すなわち、ノズル6bを長くしないで済み、腕を長く
突き出さなくても楽に使えるので、洗い物作業の際の使
い勝手の向上の一助となる。
第5図は別の例を示すシンク1の概略平面図であり、
同図(a)はベース7をシンク1の奥側の中央に設け、
これにソープディスペンサ6と共に水栓4を固定した例
である。この場合でも、ソープディスペンサ6のノズル
6bはシンク1内で正面を向く姿勢から右側へ向けて大き
な範囲で旋回可能であり、前記実施例の場合と同様に使
い勝手の向上が図られる。また、水栓4とソープディス
ペンサ6とが前側に出ているので、シンク1の奥行きを
従来よりも長くしたキッチンに特に有効である。
第5図(b)はベース7を前側に大きく突き出してソ
ープディスペンサ6と水栓4とを前後に配列したもので
ある。ソープディスペンサ6は前側に位置しているの
で、水栓4と干渉しない範囲で180度以上の旋回角度を
ノズル6bに持たせることができる。そして、ベース7が
シンク1のほぼ中央で前側に突き出て左右に空間を分け
るようになっているので、たとえば右側をソープディス
ペンサ6による洗い物作業とし、左側を水栓4による濯
ぎとする使い方ができる。このため、シンク1全体と漫
然と洗い物作業に使うだけでなく、洗剤による洗い物作
業と濯ぎ作業とに区分けできる。したがって、洗剤が付
着したまま食器や食品等をシンク1から取り出すような
ことがなく、衛生面でも都合がよい。
〔考案の効果〕
本考案では、ソープディスペンサのノズルからシンク
に向けての洗剤の吐出範囲が広くなるほか、ノズルの旋
回角度も従来のものに比べて大きくなるので、洗剤を用
いた洗い物作業の使い勝手が向上すると共にノズルを長
くしなくて済むので食器や鍋等の洗い物との干渉のない
作業が簡単に行える。
また、ベースの上端面はカウンターよりも低いので、
洗剤を浴びてもシンク側に速やかに流し落とすことがで
き、シンク周りのカウンターに洗剤が及ぶことがない。
このため、たとえば洗った後の食器等をカウンターに載
せておいても洗剤が付着することがなく、シンク周りを
清潔に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のキッチン用シンクの要部をしめす斜視
図、第2図は概略平面図、第3図はソープディスペンサ
の取付け構造を示す縦断面図、第4図は容器を除いて示
すソープディスペンサの縦断面図、第5図(a)及び
(b)は他の例を示す概略平面図、第6図は従来例を示
すものである。 1:シンク、2:キッチンキャビネット 3:カウンター、4:水栓 5:排水口、6:ソープディスペンサ 6a:容器、6b:ノズル 6c:本体、6d:弁機構 6e:流路、7:ベース 7a:取付け孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カウンターの下部にアンダーカウンター式
    として取り付けるシンクにおいて、前記シンクの奥側の
    内周壁から前方に膨出して突き出ると共にその上端面を
    前記カウンターの上面よりも低くしたベースを形成し、
    洗剤を前記シンクの中に供給するソープディスペンサの
    本体の下端部を前記ベースの上端面に含ませて取り付
    け、前記本体に取り付けた洗剤吐出用のノズルを旋回可
    能とすると共に、前記ノズルの先端を前記ベースの上端
    面の輪郭線よりも外側へ突き出したことを特徴とするキ
    ッチン用シンク。
JP1989057698U 1989-05-18 1989-05-18 キッチン用シンク Expired - Lifetime JP2503906Y2 (ja)

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JPH02148067U JPH02148067U (ja) 1990-12-17
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JPS62134444U (ja) * 1986-02-20 1987-08-24

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