JP2503800B2 - 電磁石装置 - Google Patents

電磁石装置

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JP2503800B2
JP2503800B2 JP9522191A JP9522191A JP2503800B2 JP 2503800 B2 JP2503800 B2 JP 2503800B2 JP 9522191 A JP9522191 A JP 9522191A JP 9522191 A JP9522191 A JP 9522191A JP 2503800 B2 JP2503800 B2 JP 2503800B2
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安男 市村
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクタ等の開閉装
置に使用される電磁石装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁石装置は、通常、鉄
芯に巻回した電磁石コイルが電源入力端子間に接続さ
れ、その電源入力端子間に所定の定格電圧を印加するこ
とにより、電磁石コイルが励磁されて起磁力を発生し、
その起磁力で磁化された鉄芯に可動片が吸引される構成
になっている。そして、この電磁石装置は、可動片の動
作に応動して開閉される接点等の部材を付加したコンタ
クタ等の開閉装置に使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電磁石
装置にあっては、電磁石コイルを励磁するために電源入
力端子間に印加する定格電圧は1種類に限られており、
通常のコンタクタに使用する場合、その電源入力端子間
に印加される所定の電圧に適応した定格電圧の電磁石コ
イルを有するコンタクタを選択することになる。
【0004】ところが、例えば、機械設備等の制御盤で
使用されるコンタクタでは、電源入力端子間に印加され
る電圧として、モータ等の電源となる主回路の電圧を用
いている場合が多く、その場合には、日本と欧州のよう
に主回路の電圧が異なる場所で使われる機械設備では、
その機械設備の働きが同一であるにもかかわらず、主回
路の電圧が異なるということで、それぞれに対応した定
格電圧の電磁石コイルを有するコンタクタに取り替える
必要がある。
【0005】また、現在、日本国内では、配電の100
Vから200Vへの昇圧化が進められているが、これに
対応するためにも、コンタクタを100V定格のものか
ら200V定格のものに取り替える必要がある。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、電源入力端子間に異なる
2種類の領域の電圧が印加されても使用できる電磁石装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の請求項1記載の電磁石装置は、電源入
力端子間にそのコイルが接続され第1電圧領域では動作
しないが第2電圧領域では動作する電圧選択リレーと、
電圧選択リレーが動作又は不動作状態にあるときに電圧
選択リレーの接点が切り換わることにより第1電圧領域
又は第2電圧領域の電圧がそれぞれ選択的に電源から印
加される電磁石コイルと、を有してなる構成にしてい
る。
【0008】その具体的な手段として、請求項2記載の
ものは、前記第1電圧領域及び第2電圧領域をそれぞれ
低電圧領域及び高電圧領域とするとともに、前記電磁石
コイルと、前記電圧選択リレーの常閉接点及び電圧分割
抵抗の並列回路と、を電源入力端子間に直列に接続した
構成にしている。
【0009】また、請求項3記載のものは、前記第1電
圧領域及び第2電圧領域をそれぞれ低電圧領域及び高電
圧領域とするとともに、前記電磁石コイルが、同一仕様
の第1及び第2のコイルからなり、それら第1及び第2
のコイルが、前記電圧選択リレーの接点が切り換わるこ
とにより、電源入力端子間に並列または直列に接続され
てなる構成にしている。
【0010】
【作用】本発明の電磁石装置によれば、電源入力端子間
にそのコイルが接続され第1電圧領域では動作しないが
第2電圧領域では動作する電圧選択リレーと、電圧選択
リレーが動作又は不動作状態にあるときに電圧選択リレ
ーの接点が切り換わることにより第1電圧領域又は第2
電圧領域の電圧がそれぞれ選択的に電源から印加される
電磁石コイルと、を有して構成されているので、異なる
2種類の第1又は第2電圧領域のいずれの電圧を電源入
力端子間に印加した場合でも、本電磁石装置は動作して
使用することができるものとなる。
【0011】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1及び図2に基づ
いて以下に説明する。
【0012】電源入力端子1,2 間に、電圧選択リレーRe
のコイル3 を接続してあり、異なる2種類の第1電圧領
域又は第2電圧領域、つまり本実施例では低電圧領域で
ある100V又は高電圧領域である200Vが、この電
源入力端子1,2 間に印加されることにより、電圧選択リ
レーReは100Vでは動作せずに200Vでは動作する
ように設定されている。
【0013】また、電圧選択リレーReの常閉型の接点4
を、電圧分割抵抗5 と並列に接続し、その並列回路と本
電磁石装置の電磁石コイル6 とを直列にして、電源入力
端子1,2 間に接続してある。そして、電磁石コイル6 は
100V定格仕様に設定され、また電圧分割抵抗5 と電
磁石コイル6 とのインピーダンスは、同じに設定されて
いる。
【0014】次に、この電磁石装置の動作を説明する。
まず、電源入力端子1,2 間に100Vの電圧が印加され
た場合、図1に示すように、この端子間にコイル3 を接
続した電圧選択リレーReは動作しないから、その常閉接
点4 は閉じたままであって、電磁石コイル6 には電源の
100Vが直接印加されるので、本電磁石装置は動作す
る。
【0015】また、電源入力端子1,2 間に200Vの電
圧が印加された場合、図2に示すように、電圧選択リレ
ーReは動作してその常閉接点4が開くから、200Vの
電圧は、電圧分割抵抗5 と電磁石コイル6 との直列回路
間に印加されることになるが、電圧分割抵抗5 と電磁石
コイル6 とのインピーダンスは同じに設定されているの
で、電磁石コイル6 には200Vの半分である100V
が印加されることになって、上記した100Vの電圧が
印加された場合と同様に本電磁石装置は動作する。
【0016】上記のように、電磁石コイル6 は、電圧選
択リレーReが動作又は不動作状態にあるときに、その常
閉型の接点4 が切り換わることにより100V又は20
0Vの電圧がそれぞれ選択的に電源から印加されること
になる。
【0017】次に、第2の実施例を図3及び図4に基づ
いて以下に説明する。第1の実施例と同様にして、電源
入力端子1,2 間に、電圧選択リレーReのコイル3 を接続
してあり、異なる2種類の電圧、つまり100V又は2
00Vが、この電源入力端子1,2 間に印加されることに
より、電圧選択リレーReは100Vでは動作せずに20
0Vでは動作するように設定されている。
【0018】本電磁石装置の電磁石コイル6 は、共に1
00V定格の同一仕様に設定された第1のコイル61と第
2のコイル62とからなり、従ってこれら第1及び第2の
コイル61,62 を直列に接続したときには、200V定格
仕様になる。そして、第1及び第2のコイル61,62 の一
端61a,62a をそれぞれ電源入力端子1,2 に接続してあ
る。
【0019】電圧選択リレーReは、その接点4 が2個の
切換え接点41,42 からなっている。そして、第1のコイ
ル61の一端61a を切換え接点41の常閉接点41b に、他端
61bを切換え接点41の常開接点41a 及び切換え接点42の
常閉接点42b にそれぞれ接続し、第2のコイル62の一端
62a を切換え接点42の中間タップ42c に、他端62b を切
換え接点41の中間タップ41c にそれぞれ接続してある。
【0020】次に、この電磁石装置の動作を説明する。
まず、電源入力端子1,2 間に100Vの電圧が印加され
た場合、図3に示すように、この端子間にコイル3 を接
続した電圧選択リレーReは動作しないから、その2個の
切換え接点41,42 はそのままの状態を維持し、本電磁石
装置の電磁石コイル6 を構成する100V定格の第1及
び第2のコイル61,62 は、共に電源入力端子1,2 間に並
列に接続された状態になって、電源の100Vがそれぞ
れに直接印加されるので、本電磁石装置は動作する。
【0021】また、電源入力端子1,2 間に200Vの電
圧が印加された場合、図4に示すように、電圧選択リレ
ーReは動作してその2個の切換え接点41,42 が切り換わ
るから、第1及び第2のコイル61,62 は、それぞれの他
端61b,62b が接続されるとともに電源入力端子1,2 間に
直列に接続された状態になって、電磁石コイル6 は20
0V定格仕様となるので、電源の200Vが印加される
ことにより、上記した100Vの電圧が印加された場合
と同様に本電磁石装置は動作する。
【0022】上記のように、電磁石コイル6 は、電圧選
択リレーReが動作又は不動作状態にあるときに、その2
個の切換え接点41,42 が切り換わることにより100V
又は200Vの電圧がそれぞれ選択的に電源から印加さ
れることになる。
【0023】かかる電磁石装置にあっては、第1及び第
2の実施例のいずれの場合においても、100V又は2
00Vの電圧が印加される電源入力端子1,2 間に、その
コイル3 を接続した電圧選択リレーReが動作又は不動作
状態にあるときに、その電圧選択リレーReの接点4 が切
り換わることにより、本電磁石装置は、その電磁石コイ
ル6 が、電源から100V又は200Vの電圧がそれぞ
れ選択的に印加されて動作するので、電源入力端子1,2
間に100V又は200Vという異なる2種類の領域の
電圧が印加されても使用できるものとなる。
【0024】従って、この電磁石装置により構成したコ
ンタクタを使用すれば、現在、日本国内で進められてい
る配電の100Vから200Vへの昇圧化においても、
わざわざコンタクタを取り替える必要がなくなる。
【0025】なお、100V及び200Vに限ることな
く、異なる2種類の領域の電圧が存在するような場合で
も、電圧選択リレーRe及び電磁石コイル6 の仕様を適宜
設定すれば同様に使用でき、例えば、日本と欧州のよう
に主回路の電圧が異なる場所で使われる機械設備に利用
した場合、そのコンタクタを取り替える必要がなくな
る。
【0026】
【発明の効果】本発明の電磁石装置は、電源入力端子間
にそのコイルが接続され第1電圧領域では動作しないが
第2電圧領域では動作する電圧選択リレーと、電圧選択
リレーが動作又は不動作状態にあるときに電圧選択リレ
ーの接点が切り換わることにより第1電圧領域又は第2
電圧領域の電圧がそれぞれ選択的に電源から印加される
電磁石コイルと、を有して構成されているので、異なる
2種類の第1又は第2電圧領域のいずれの電圧を電源入
力端子間に印加した場合でも動作して使用することがで
きるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例において、100Vの電
圧を印加した場合の状態を示す内部回路図である。
【図2】同上の200Vの電圧を印加した場合の状態を
示す内部回路図である。
【図3】本発明の第2の実施例において、100Vの電
圧を印加した場合の状態を示す内部回路図である。
【図4】同上の200Vの電圧を印加した場合の状態を
示す内部回路図である。
【符号の説明】
1 電源入力端子 2 電源入力端子 3 電圧選択リレーのコイル 4 電圧選択リレーの接点 5 電圧分割抵抗 6 電磁石コイル 61 第1のコイル 62 第2のコイル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源入力端子間にそのコイルが接続され
    第1電圧領域では動作しないが第2電圧領域では動作す
    る電圧選択リレーと、電圧選択リレーが動作又は不動作
    状態にあるときに電圧選択リレーの接点が切り換わるこ
    とにより第1電圧領域又は第2電圧領域の電圧がそれぞ
    れ選択的に電源から印加される電磁石コイルと、を有し
    てなることを特徴とする電磁石装置。
  2. 【請求項2】 前記第1電圧領域及び第2電圧領域をそ
    れぞれ低電圧領域及び高電圧領域とするとともに、前記
    電磁石コイルと、前記電圧選択リレーの常閉接点及び電
    圧分割抵抗の並列回路と、を電源入力端子間に直列に接
    続したことを特徴とする請求項1記載の電磁石装置。
  3. 【請求項3】 前記第1電圧領域及び第2電圧領域をそ
    れぞれ低電圧領域及び高電圧領域とするとともに、前記
    電磁石コイルが、同一仕様の第1及び第2のコイルから
    なり、それら第1及び第2のコイルが、前記電圧選択リ
    レーの接点が切り換わることにより、電源入力端子間に
    並列または直列に接続されてなることを特徴とする請求
    項1記載の電磁石装置。
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