JP2503536Y2 - パワ―テ―クオフ制御回路 - Google Patents
パワ―テ―クオフ制御回路Info
- Publication number
- JP2503536Y2 JP2503536Y2 JP8221788U JP8221788U JP2503536Y2 JP 2503536 Y2 JP2503536 Y2 JP 2503536Y2 JP 8221788 U JP8221788 U JP 8221788U JP 8221788 U JP8221788 U JP 8221788U JP 2503536 Y2 JP2503536 Y2 JP 2503536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- power take
- operation lever
- work machine
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパワーテークオフ制御回路に関する。
オートマチックトランスミッションにパワーテークフ
オ（以下PTOという）装置を付設し、このPTO装置を用い
て駆動力を取り出して搭載した作業機械を作動させる特
装車では、例えば第２図系統図に示すように、エンジン
01の出力をトルクコンバーター02及びプラネタリギヤ03
よりなるオートマチックトランスミッションを経て車輪
を駆動するとゝもに、入力軸05よりギヤ06を経て出力を
PTO04に取り出している。こゝで、PTO04はギヤ06に手動
レバーにより接続するものと、電磁アクチュエーターに
よるものとがある。
オ（以下PTOという）装置を付設し、このPTO装置を用い
て駆動力を取り出して搭載した作業機械を作動させる特
装車では、例えば第２図系統図に示すように、エンジン
01の出力をトルクコンバーター02及びプラネタリギヤ03
よりなるオートマチックトランスミッションを経て車輪
を駆動するとゝもに、入力軸05よりギヤ06を経て出力を
PTO04に取り出している。こゝで、PTO04はギヤ06に手動
レバーにより接続するものと、電磁アクチュエーターに
よるものとがある。
ところで、PTO付きオートマチックトランスミッショ
ンは現在余り普及していない事情もあって、その扱いに
不馴れな人が少なくない。
ンは現在余り普及していない事情もあって、その扱いに
不馴れな人が少なくない。
そこで、PTOスイッチのオンにより電磁アクチュエー
ターによってPTOを接続するものでは、作業機械を操作
するために設けられている作業用操作レバーが作業機械
を作動させる位置にある状態でPTOスイッチが接続され
ると、作業機械が急に作動して事故を起こす惧れがあ
る。
ターによってPTOを接続するものでは、作業機械を操作
するために設けられている作業用操作レバーが作業機械
を作動させる位置にある状態でPTOスイッチが接続され
ると、作業機械が急に作動して事故を起こす惧れがあ
る。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、
PTOの接続に際して、作業機械が急に作動することを防
止する安全なパワーテークオフ制御回路を提供すること
を目的とする。
PTOの接続に際して、作業機械が急に作動することを防
止する安全なパワーテークオフ制御回路を提供すること
を目的とする。
そのために本考案は、オートマチックトランスミッシ
ョンに設けられたトルクコンバーターの出力軸に作業機
械を作動させるための駆動力を伝達するパワーテークオ
フギヤを係脱させる電磁アクチュエーターと、電源から
上記電磁アクチュエーターに供給される電流を断続する
パワーテークオフスイッチとを備えたパワーテークオフ
装置において、上記作業機械の作動を操作する作業用操
作レバーと連動して上記作業用操作レバーが上記作業機
械を作動させる位置にある状態と上記作業機械を不作動
にする位置にある状態とを検出してON,OFF作動をする作
業用操作レバー位置検出手段と、上記パワーテークオフ
スイッチに直列接続されるとともに上記ON,OFF作動に連
動して上記電磁アクチュエーターに供給される電流を断
続する電磁リレー手段とを設け、上記作業操作レバーが
上記作業機械を作動させる位置にある状態の時に上記電
磁アクチュエーターを不作動状態にするよう構成された
ことを特徴とする。
ョンに設けられたトルクコンバーターの出力軸に作業機
械を作動させるための駆動力を伝達するパワーテークオ
フギヤを係脱させる電磁アクチュエーターと、電源から
上記電磁アクチュエーターに供給される電流を断続する
パワーテークオフスイッチとを備えたパワーテークオフ
装置において、上記作業機械の作動を操作する作業用操
作レバーと連動して上記作業用操作レバーが上記作業機
械を作動させる位置にある状態と上記作業機械を不作動
にする位置にある状態とを検出してON,OFF作動をする作
業用操作レバー位置検出手段と、上記パワーテークオフ
スイッチに直列接続されるとともに上記ON,OFF作動に連
動して上記電磁アクチュエーターに供給される電流を断
続する電磁リレー手段とを設け、上記作業操作レバーが
上記作業機械を作動させる位置にある状態の時に上記電
磁アクチュエーターを不作動状態にするよう構成された
ことを特徴とする。
このような構成によれば、作業用操作レバーが作業機
械を作動させる位置にある状態の時には、作業用操作レ
バー位置検出手段は作業用操作レバーが作業機械を作動
させる位置にある状態であることを検出してON、又はOF
F作動をし、このON、又はOFF作動に連動して電磁リレー
手段は電磁アクチュエーターに供給される電流を遮断す
るので、電磁アクチュエーターが不作動状態になる。従
って、PTOのスイッチの接続により、作業機械が急に作
動する惧れはなくなる。
械を作動させる位置にある状態の時には、作業用操作レ
バー位置検出手段は作業用操作レバーが作業機械を作動
させる位置にある状態であることを検出してON、又はOF
F作動をし、このON、又はOFF作動に連動して電磁リレー
手段は電磁アクチュエーターに供給される電流を遮断す
るので、電磁アクチュエーターが不作動状態になる。従
って、PTOのスイッチの接続により、作業機械が急に作
動する惧れはなくなる。
本考案の一実施例を図面について説明すると、第１図
はその全体回路図である。上図において、１はバッテ
リ、２はキースイッチ、３は作業用操作レバー位置検出
手段である作業用操作レバースイッチ、４は電磁リレー
手段であり常閉リレーは、５はPTOスイッチ、６は図示
しないPTOギヤを接続して図示しない作業機械を作動さ
せる電磁アクチュエーターである。
はその全体回路図である。上図において、１はバッテ
リ、２はキースイッチ、３は作業用操作レバー位置検出
手段である作業用操作レバースイッチ、４は電磁リレー
手段であり常閉リレーは、５はPTOスイッチ、６は図示
しないPTOギヤを接続して図示しない作業機械を作動さ
せる電磁アクチュエーターである。
本考案においては、図示しない作業機械の作動を操作
する図示しない作業用操作レバーに作業用操作レバース
イッチ３が付設されており、作業用操作レバーが作業機
械を作動させる位置にある状態の時には、作業用操作レ
バースイッチ３がONになり、作業機械を不作動にする位
置にある状態の時には、作業用操作レバースイッチ３が
OFFになる。
する図示しない作業用操作レバーに作業用操作レバース
イッチ３が付設されており、作業用操作レバーが作業機
械を作動させる位置にある状態の時には、作業用操作レ
バースイッチ３がONになり、作業機械を不作動にする位
置にある状態の時には、作業用操作レバースイッチ３が
OFFになる。
作業用操作レバーが作業機械を不作動にする位置にあ
る状態の時には、作業用操作レバースイッチ３がOFFに
なるので、同図において、バッテリ１から常閉リレー４
の励磁コイルに電流が供給される、常閉リレー４のリレ
ー接点は接続された状態を維持し、PTOスイッチ５が接
続されれば、バッテリ１からキースイッチ２、常閉リレ
ー４のリレー接点、PTOスイッチ５を介して電磁アクチ
ュエーター６に電流が供給され、電磁アクチュエーター
６が作動して図示しないPTOギヤが接続される。
る状態の時には、作業用操作レバースイッチ３がOFFに
なるので、同図において、バッテリ１から常閉リレー４
の励磁コイルに電流が供給される、常閉リレー４のリレ
ー接点は接続された状態を維持し、PTOスイッチ５が接
続されれば、バッテリ１からキースイッチ２、常閉リレ
ー４のリレー接点、PTOスイッチ５を介して電磁アクチ
ュエーター６に電流が供給され、電磁アクチュエーター
６が作動して図示しないPTOギヤが接続される。
その際、作業用操作レバーは、前記したように作業機
械を不作動にする位置にあるので、作業機械が突然作動
を開始することはない。
械を不作動にする位置にあるので、作業機械が突然作動
を開始することはない。
また、作業用操作レバーが作業機械を作動させる位置
にある状態の時には、作業用操作レバースイッチ３がON
になるので、バッテリ１から常閉リレー４の励磁コイル
に電流が供給されて励磁コイルが励起し、常閉リレー４
のリレー接点は遮断された状態になる。
にある状態の時には、作業用操作レバースイッチ３がON
になるので、バッテリ１から常閉リレー４の励磁コイル
に電流が供給されて励磁コイルが励起し、常閉リレー４
のリレー接点は遮断された状態になる。
従って、この状態でPTOスイッチ５を接続しても電磁
アクチュエーター６に電磁が供給されず、電磁アクチュ
エーター６が不作動状態を維持するため、PTOギヤの接
続が行われない。
アクチュエーター６に電磁が供給されず、電磁アクチュ
エーター６が不作動状態を維持するため、PTOギヤの接
続が行われない。
このような装置によれば、作業用レバーが「作業」位
置にあるときは、PTOスイッチがオンとされても、PTOギ
ヤの接続は行われていないから、従来のようにPTOスイ
ッチのオンにより作業機が急に作動する惧れはなく、安
全なPTO付きトランスミッションの操作ができる。
置にあるときは、PTOスイッチがオンとされても、PTOギ
ヤの接続は行われていないから、従来のようにPTOスイ
ッチのオンにより作業機が急に作動する惧れはなく、安
全なPTO付きトランスミッションの操作ができる。
要するに本考案によれば、オートマチックトランスミ
ッションに設けられたトルクコンバーターの出力軸に作
業機械を作動させるための駆動力を伝達するパワーテー
クオフギヤを係脱させる電磁アクチュエーターと、電源
から上記電磁アクチュエーターに供給される電流を断続
するパワーテークオフスイッチとを備えたパワーテーク
オフ装置において、上記作業機械の作動を操作する作業
用操作レバーと連動して上記作業用操作レバーが上記作
業機械を作動させる位置にある状態と上記作業機械を不
作動にする位置にある状態とを検出してON,OFF作動をす
る作業用操作レバー位置検出手段と、上記パワーテーク
オフスイッチに直列接続されるとともに上記ON,OFF作動
に連動して上記電磁アクチュエーターに供給される電流
を断続する電磁リレー手段とを設け、上記作業用操作レ
バーが上記作業機械を作動させる位置にある状態の時に
上記電磁アクチュエーターを不作動状態にするよう構成
されたことにより上記作業用操作レバーが上記作業機械
を作動させる位置にある状態で上記PTOスイッチが接続
される場合であってもPTOギヤの接続が行われず、PTOス
イッチの接続により作業機械が急に作動することを防止
する安全なパワーテークオフ制御回路を得るから、本考
案は産業上極めて有益なものである。
ッションに設けられたトルクコンバーターの出力軸に作
業機械を作動させるための駆動力を伝達するパワーテー
クオフギヤを係脱させる電磁アクチュエーターと、電源
から上記電磁アクチュエーターに供給される電流を断続
するパワーテークオフスイッチとを備えたパワーテーク
オフ装置において、上記作業機械の作動を操作する作業
用操作レバーと連動して上記作業用操作レバーが上記作
業機械を作動させる位置にある状態と上記作業機械を不
作動にする位置にある状態とを検出してON,OFF作動をす
る作業用操作レバー位置検出手段と、上記パワーテーク
オフスイッチに直列接続されるとともに上記ON,OFF作動
に連動して上記電磁アクチュエーターに供給される電流
を断続する電磁リレー手段とを設け、上記作業用操作レ
バーが上記作業機械を作動させる位置にある状態の時に
上記電磁アクチュエーターを不作動状態にするよう構成
されたことにより上記作業用操作レバーが上記作業機械
を作動させる位置にある状態で上記PTOスイッチが接続
される場合であってもPTOギヤの接続が行われず、PTOス
イッチの接続により作業機械が急に作動することを防止
する安全なパワーテークオフ制御回路を得るから、本考
案は産業上極めて有益なものである。
第１図は本考案の一実施例を示す全体回路図、第２図は
公知の特装車のPTO付きオートマチックトランスミッシ
ョンを示す系統図である。 １……バッテリ、２……キースイッチ、３……作業用操
作レバースイッチ、４……リレー、５……PTOスイッ
チ、６……アクチュエーター
公知の特装車のPTO付きオートマチックトランスミッシ
ョンを示す系統図である。 １……バッテリ、２……キースイッチ、３……作業用操
作レバースイッチ、４……リレー、５……PTOスイッ
チ、６……アクチュエーター
Claims (1)
- 【請求項１】オートマチックトランスミッションに設け
られたトルクコンバーターの出力軸に作業機械を作動さ
せるための駆動力を伝達するパワーテークオフギヤを係
脱させる電磁アクチュエーターと、電源から上記電磁ア
クチュエーターに供給される電流を断続するパワーテー
クオフスイッチとを備えたパワーテークオフ装置におい
て、上記作業機械の作動を操作する作業用操作レバーと
連動して上記作業用操作レバーが上記作業機械を作動さ
せる位置にある状態と上記作業機械を不作動にする位置
にある状態とを検出してON,OFF作動をする作業用操作レ
バー位置検出手段と、上記パワーテークオフスイッチに
直列接続されるとともに上記ON,OFF作動に連動して上記
電磁アクチュエーターに供給される電流を断続する電磁
リレー手段とを設け、上記作業用操作レバーが上記作業
機械を作動させる位置にある状態の時に上記電磁アクチ
ューエーターを不作動状態にするよう構成されたことを
特徴とするパワーテークオフ制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8221788U JP2503536Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | パワ―テ―クオフ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8221788U JP2503536Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | パワ―テ―クオフ制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH025329U JPH025329U (ja) | 1990-01-12 |
| JP2503536Y2 true JP2503536Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31306981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8221788U Expired - Lifetime JP2503536Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | パワ―テ―クオフ制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2503536Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-21 JP JP8221788U patent/JP2503536Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH025329U (ja) | 1990-01-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6923268B2 (en) | Electric rotational tool driving switch system | |
| JPS62122827A (ja) | 電子制御装置における電源制御装置 | |
| EP1637437A3 (en) | Fail-safe mechanism | |
| KR890700092A (ko) | 모터 구동식 동력 조타 장치 | |
| JP2503536Y2 (ja) | パワ―テ―クオフ制御回路 | |
| JP2002362883A (ja) | 補助モータ付きチェーンブロック | |
| WO1996022175A3 (de) | Sicherheitseinrichtung für elektrisch angetriebene handwerkzeuge, insbesondere stich- und kreissägen | |
| JP2606753Y2 (ja) | パワーテークオフ付きオートマチックトランスミッション | |
| JPH0732233Y2 (ja) | パワーテークオフ制御回路 | |
| JPH0716705Y2 (ja) | 自走式クレーンのリモートコントロール装置における無線信号送信器の置き忘れ防止装置 | |
| US4613007A (en) | Multi-function starter device | |
| JPS6173437U (ja) | ||
| JPH0742844Y2 (ja) | パワーテークオフ制御回路 | |
| JPH061901Y2 (ja) | 電動式動力舵取装置 | |
| JPH0616820Y2 (ja) | 動力取出装置の駆動回路 | |
| JPH0716704Y2 (ja) | 自走式クレーンのリモートコントロール装置における無線信号送信器の置き忘れ防止装置 | |
| JP3018228B2 (ja) | 車両における手動変速機の補助動力取出装置 | |
| JPH0527297Y2 (ja) | ||
| JPH0314419Y2 (ja) | ||
| JPH0228459Y2 (ja) | ||
| JP2528282Y2 (ja) | 車両の駆動切換制御装置 | |
| JPH0320516Y2 (ja) | ||
| JPS62133321U (ja) | ||
| JPS6337296Y2 (ja) | ||
| JPH06344929A (ja) | 電動パワーステアリング装置 |