JPH0742844Y2 - パワーテークオフ制御回路 - Google Patents

パワーテークオフ制御回路

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JPH0742844Y2
JPH0742844Y2 JP8221588U JP8221588U JPH0742844Y2 JP H0742844 Y2 JPH0742844 Y2 JP H0742844Y2 JP 8221588 U JP8221588 U JP 8221588U JP 8221588 U JP8221588 U JP 8221588U JP H0742844 Y2 JPH0742844 Y2 JP H0742844Y2
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JP
Japan
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switch
parking brake
power take
pto
control circuit
Prior art date
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JP8221588U
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English (en)
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JPH025327U (ja
Inventor
幸一 杉山
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパワーテークオフ制御回路に関する。
〔従来の技術〕
オートマチックトランスミッションにパワーテークオフ
(以下PTOという)を付設した特装車では、例えば、第
2図系統図に示すように、エンジン01の出力をトルクコ
ンバータ02及びプラネタリギヤ03よりなるオートマチッ
クトランスミッションを経て車輪を駆動するとゝもに、
入力軸05よりギヤ06を介して出力をPTO04に取出してい
る。こゝで、PTO04は手動レバーにより接続するもの
と、電磁アクチュエーターによるものとがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、PTO付きオートマチックトランスミッション
は現在余り普及していない事情もあって、その扱いに不
馴れな人が少なくない。
そこで、電磁アクチュエーターによってPTOを接続する
ものにおいては、1速、2速,D(ドライブ)速,R(リバ
ース)速スイッチ等よりなるインヒビタースイッチから
の走行レンジ信号とパーキングブレーキ等からの停車信
号とによってPTOの接続を行う関係上、PTOの接続が早す
ぎると、オートマチックトランスミッションの出力軸が
つれ回りしているから、PTOギヤを損傷するし、またそ
の接続が遅すぎると、ギヤを損傷することはないが迅速
なPTOの接続に手間取ることになる。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、PT
Oギヤを損傷することなく、迅速に接続することのでき
る経済的なパワーテークオフ制御回路を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本考案は、オートマチックトランスミッショ
ンにパワーテークオフを付設し、パワーテークオフスイ
ッチのオンにより電磁アクチュエーターを介してパワー
テークオフギヤの嵌脱を行うようにしたパワーテークオ
フ制御回路において、セレクトレバーと連動して上記セ
レクトレバーが走行レンジに位置する状態と停車レンジ
に位置する状態とを検出して、ON,OFF作動をするインヒ
ビタースイッチと、パーキングブレーキ操作手段と連動
して上記パーキングブレーキ操作手段がパーキングブレ
ーキ作動位置に位置する状態とパーキングブレーキ不作
動位置に位置する状態とを検出してON,OFF作動をするパ
ーキングブレーキスイッチと、上記パワーテークオフス
イッチに直列接続されるとともに上記インヒビタースイ
ッチのON,OFF作動と上記パーキングブレーキスイッチの
ON,OFF作動に連動して上記電磁アクチュエーターに供給
される電流を断続する遅延回路付き電磁リレー手段とを
有し、上記セレクトレバーが走行レンジに位置する状態
で、かつ、上記パーキングブレーキスイッチがパーキン
グブレーキ作動位置に位置する状態であるときに上記電
磁アクチュエーターを作動させるよう構成されたことを
特徴とする。
〔作用〕
このような構成により、インヒビタースイッチの走行レ
ンジのいずれかをオンするとゝもに、パーキングブレー
キスイッチ及びPTOスイッチをオンすると、所定の遅延
時間の経過後、リレーはオンとなり、これによりアクチ
ュエーターが作動してPTOギヤの歯合が行われる。
こゝで、リレーの遅延時間をあらかじめオートマチック
トランスミッションの出力軸のつれ回りが停止する時間
に設定しておくことにより、PTOギヤを損傷することな
く可及的迅速にPTOギヤの接続が可能となる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について説明すると、第1図は
その全体回路図である。
上図において1はバッテリ,2はキースイッチ,3は1速,2
速,D速,R速等のスイッチよりなるオートマチックトラン
スミッションのインヒビタースイッチ、4は遅延回路付
きリレー、5はパーキングブレーキの作動によりオンと
なるパーキングブレーキスイッチ、6はPTOスイッチ、
7はPTO表示灯、8はPTOの接続を検出してオンとなるPT
O検出スイッチ、9はPTOギヤを歯合するための電磁アク
チュエーター、10はダイオードである。
このような装置において、PTOの接続は下記の要領で行
われる。
(1)キースイッチ2をオンし、インヒビタースイッチ
3の走行レンジの1速,2速,D速又はR速のいずれかをオ
ンするとゝもにパーキングブレーキスイッチ5をオンす
る。
(2)そうするとリレー4の励磁コイルの回路には、バ
ッテリ1,キースイッチ2,インヒビタースイッチ3及びパ
ーキングブレーキスイッチ5を通る電流が流れてリレー
4を励磁する。
(3)次に、PTOスイッチ6をオンとする。その際、リ
レー4の接点はまだオンになっていないからPTOスイッ
チ6には電流はまだ流れていない。
(4)所定の遅延時間の経過後、リレー4の接点がオン
となると、上記(3)によりPTOスイッチ6は、すでに
オンとなっているので、バッテリ1からキースイッチ2,
リレー4の接点、PTOスイッチ6及びアクチュエーター
9に電流が流れ、アクチュエーター9は作動してPTOギ
ヤの接続を行う。
(5)PTOギヤの接続がなされると、PTO検出スイッチ8
がこれを検出してオンするので、バッテリ1,キースイッ
チ2,PTO検出スイッチ8,PTO表示灯…と電流が流れPTO表
示灯7が点灯する。
こゝでダイオード10は下記の作用を行うために挿入され
ている。
すなわち、PTOの作業を行うときはインヒビタースイッ
チ3がオフの時、つまりN,Pレンジであるため一旦、ア
クチュエーター9を作動させた後、インヒビタースイッ
チ3はオフされる。従って、その時にアクチュエーター
9が非作動にならないようにするために、ダイオード10
を設けて、キースイッチ2,PTO検出スイッチ8,ダイオー
ド10,PTOスイッチ6を介してアクチュエーターを励磁す
るようにしたものである。
このような装置によればリレー4の遅延時間をパーキン
グブレーキ作動からトランスミッションの出力軸のつれ
回り回転が停止するまでの時間に選定しておくことによ
り、PTOギヤを迅速にかつ損傷することなく接続し、作
業機を稼動することが可能となる。
〔考案の効果〕
要するに本考案によれば、オートマチックトランスミッ
ションにパワーテークオフを付設し、パワーテークオフ
スイッチのオンにより電磁アクチュエーターを介してパ
ワーテークオフギヤの嵌脱を行うようにしたパワーテー
クオフ制御回路において、セレクトレバーと連動して上
記セレクトレバーが走行レンジに位置する状態と停車レ
ンジに位置する状態とを検出して、ON,OFF作動をするイ
ンヒビタースイッチと、パーキングブレーキ操作手段と
連動して上記パーキングブレーキ操作手段がパーキング
ブレーキ作動位置に位置する状態とパーキングブレーキ
不作動位置に位置する状態とを検出してON,OFF作動をす
るパーキングブレーキスイッチと、上記パワーテークオ
フスイッチに直列接続されるとともに上記インヒビター
スイッチのON,OFF作動と上記パーキングブレーキスイッ
チのON,OFF作動に連動して上記電磁アクチュエーターに
供給される電流を断続する遅延回路付き電磁リレー手段
とを有し、上記セレクトレバーが走行レンジに位置する
状態で、かつ、上記パーキングブレーキスイッチがパー
キングブレーキ作動位置に位置する状態であるときに上
記電磁アクチュエーターを作動させるよう構成されたこ
とにより、PTOギヤを損傷することなく、迅速に接続す
ることのできる経済的なパワーテークオフ制御回路を得
るから、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体回路図、第2図は
公知の特装車のPTO付パワートランスミッションを示す
系統図である。 1…バッテリ、2…キースイッチ、3…インヒビタース
イッチ、4…遅延回路付リレー、5…パーキングブレー
キスイッチ、6…PTOスイッチ、7…PTO表示灯、8…PT
O検出スイッチ、9…アクチュエーター、10…ダイオー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オートマチックトランスミッションにパワ
    ーテークオフを付設し、パワーテークオフスイッチのオ
    ンにより電磁アクチュエーターを介してパワーテークオ
    フギヤの嵌脱を行うようにしたパワーテークオフ制御回
    路において、セレクトレバーと連動して上記セレクトレ
    バーが走行レンジに位置する状態と停車レンジに位置す
    る状態とを検出して、ON,OFF作動をするインヒビタース
    イッチと、パーキングブレーキ操作手段と連動して上記
    パーキングブレーキ操作手段がパーキングブレーキ作動
    位置に位置する状態とパーキングブレーキ不作動位置に
    位置する状態とを検出してON,OFF作動をするパーキング
    ブレーキスイッチと、上記パワーテークオフスイッチに
    直列接続されるとともに上記インヒビタースイッチのO
    N,OFF作動と上記パーキングブレーキスイッチのON,OFF
    作動に連動して上記電磁アクチュエーターに供給される
    電流を断続する遅延回路付き電磁リレー手段とを有し、
    上記セレクトレバーが走行レンジに位置する状態で、か
    つ、上記パーキングブレーキスイッチがパーキングブレ
    ーキ作動位置に位置する状態であるときに上記電磁アク
    チュエーターを作動させるよう構成されたことを特徴と
    するパワーテークオフ制御回路。
JP8221588U 1988-06-21 1988-06-21 パワーテークオフ制御回路 Expired - Lifetime JPH0742844Y2 (ja)

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JP8221588U JPH0742844Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 パワーテークオフ制御回路

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JP8221588U JPH0742844Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 パワーテークオフ制御回路

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Publication Number Publication Date
JPH025327U JPH025327U (ja) 1990-01-12
JPH0742844Y2 true JPH0742844Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=31306979

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JP8221588U Expired - Lifetime JPH0742844Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21 パワーテークオフ制御回路

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