JPH023519Y2 - - Google Patents

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JPH023519Y2
JPH023519Y2 JP4360485U JP4360485U JPH023519Y2 JP H023519 Y2 JPH023519 Y2 JP H023519Y2 JP 4360485 U JP4360485 U JP 4360485U JP 4360485 U JP4360485 U JP 4360485U JP H023519 Y2 JPH023519 Y2 JP H023519Y2
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engine
emergency pump
power supply
vehicle
stopped
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高所作業車等の作業用車輌の電力節
減回路に関するものである。
(従来技術) 従来、例えば第2図に一般的に示すような高所
作業車では、伸縮ブーム10の基端側が枢着され
ている旋回台11の側部に設けられたコントロー
ル部2と上記伸縮ブーム10の先端に首振可能に
枢着されているバケツト13内に設けられたコン
トロール部3の2つのコントロール部によつて独
立に作業状態のリモートコントロール操作が可能
なように構成されている。従つて、作業姿勢の設
定変更に必要な油圧シリンダ制御用の油圧コント
ロールバルブも上記2つのコントロール部2,3
の各々に設けられ、それらが対応するアクチユエ
ータに対して並列に接続されることになる。そし
て、この場合、上記2組の油圧コントロールバル
ブには安全限界に対応した作業範囲規制制御時に
おいて、安全限界に達した時に上記作業姿勢の危
険側への作動を禁止するために自動停止用の電磁
弁が設けられるのが通常である。この電磁弁は、
一般の高所作業車では上記規制制御のため危険側
回路をアンロードまたは閉成する一方、安全側の
作動を許容する形式で行われる。上記電磁弁は、
電源から当該電磁弁への給電が停止する事故が発
生したときに前記各アクチユエータの作動を停止
させる位置に切り換えられる常時通電型の電磁弁
を使用しており、従来の回路構成ではエンジンの
作動又は停止状態の如何にかかわらず常時バテリ
電源(+24V)に接続されたままとなつている。
ところが、実際の高所作業車の作業状態を考え
て見ると、当該作業車を一旦所定の作業姿勢に設
定すると、一定時間、例えば少なくとも1時間程
度はエンジンを停止させてそのままの状態で作業
を継続するのが一般的である。また、最近では騒
音規制の観点から夜間における作業にあつては相
当長時間に亘つてエンジン停止状態で作業を行う
ことが普通となつている。そして、このような場
合にも上記多くの電磁弁(そのソレノイドコイ
ル)には、バツテリ電源より電源電流が供給され
続けているのであるが、高所作業車が一定の作業
姿勢に固定されたままエンジンが停止されている
いうことは、実質的に作業車の稼動はできず本来
上記コントロールバルブを通電状態にして置くこ
とは意味がないだけでなく、大きな消費電力の無
駄を伴いバツテリの過放電を招来して、場合によ
つてはエンジンの再スタートを不可能にするとい
う問題があつた。この問題は、性能表示ランプ等
の各種インジケータ類にとつても全く同様のこと
が言える。
(考案の目的) 本考案は、上述の問題を改善するためになされ
もので、エンジンの停止状態を検出して上記電源
電流の供給を遮断するようになすとともに非常用
ポンプ作動時は上記電源電流の供給を復帰させる
ようにして消費電力の節減を図りながらかつ同時
に安全機能をも確保し得るようにした高所作業車
又はこれと同種の問題を内包するその他の作業用
車輌のための電力節減回路を提供することを目的
とするものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するために、高所
作業車等の作業用車輌に設けられた電気的手段
と、この電気的手段に電源電流を供給する車載用
電源と、上記作業用車輌のエンジンの停止状態を
検出するエンジン停止状態検出手段と、非常用ポ
ンプの作動状態を検出する非常用ポンプ作動状態
検出手段と、上記エンジン停止状態検出手段によ
りエンジンの停止状態が検出されたときには上記
電気的手段に対する上記車載用電源からの電源電
流の供給を遮断するとともにエンジン停止時にお
いても上記非常用ポンプ作動状態検出手段により
非常用ポンプの作動状態が検出されたときには上
記電源電流の供給遮断状態を解除する電源制御手
段とを備えてなるものである。
(作用) 上記の手段によると、高所作業車等の作業用車
輌に設けられる安全用自動停止装置等の電気的手
段が、当該高所作業車等のエンジンの停止状態に
おいては電源の供給を遮断されるようになつてい
る。従つて、従来のようにエンジンの作動又は停
止状態に関係なく常にバツテリ電源が継続的に消
費されるということはなく無駄な電力消費が防止
され当該バツテリの過放電を防ぐことができる。
しかも、非常用ポンプの作動時には自動的に上
記遮断状態が解除され電源供給状態となるように
構成されているから消費電力の節減を図りながら
なおかつ安全機能も充分に確保することができ
る。
(実施例) 第1図は、本考案を第2図に示す高所作業車に
適用した実施例における電力節減回路の電気的シ
ーケンスを示している。
図中符号1は、上記高所作業車の車体側に設置
されている第1のコントロール部であり、この第
1のコントロール部1にはアウトリガーの張り出
し、格納、ジヤツキの昇降に対応するコントロー
ルバルブとそれらに対応する操作レバー(図示せ
ず)とが設けられている。
また符号2は上述した第2図の高所作業車の旋
回台側に設けられている第2のコントロール部で
あり、この第2のコントロール部2には作業車の
ブームの起伏、伸縮、旋回等の各動作に対応する
操作レバーおよび油圧コントロールバルブ(図示
せず)が設けられている。
さらに、符号3は、バケツト側に設けられてい
る第3のコントロール部であ、この第3のコント
ロール部3には上記第2のコントロール部1と対
応する作業車のブームの起伏、伸縮、旋回動作用
の他にバケツトの首振り動作、ウインチ動作、付
属工具動作の各動作に対応する油圧コントロール
バルブおよび操作レバー等が設けられている。
そして、上記各コントロール部1〜3は、それ
ぞれポンプ回路L1およびタンク回路L2を介して
図示のように油圧ポンプP1並びに油圧タンク9
と接続されている。
また、上記第2および第3の各コントロール部
2および3にはすでに述べたようにそれぞれ安全
装置としての常時通電型の自動停止用電磁弁4〜
6(実用新案登録請求の範囲中の電気的手段に該
当する)が設けられている。
すなわち、電磁弁4は、ブーム起伏用シリンダ
7の倒伏動作およびブーム伸縮用シリンダ8の伸
び動作を停止させるものであり、また電磁弁5と
6は、上記ブームの旋回動作における危険側の動
作を停止させるものでその前段側は旋回モータ1
0の左または右方向への駆動時に昇圧する油路に
接続されており、その後段はタンク回路L2に接
続されている。上記電磁弁4の前段側は、第1の
チエツクV1を介してブーム伸縮用シリンダ8の
伸び側圧油室に、また第2のチエツク弁V2を介
して起伏シリンダ7の倒伏側圧油室に各々接続さ
れており、又その後段側はタンク回路L2に接続
されている。これら各電磁弁4〜6は、後述する
ようにそれぞれOR論理で作動するように並列接
続された第1および第2のリレー接点S1,S2(実
用新案登録請求の範囲中の電源制御手段に該当す
る)を介して作業範囲規制装置AWL出力端に接
続されている。
この作業範囲規制装置Lは、例えばマイクロコ
ンピユータを中心として構成されており、荷重
量、アウトリガー張出幅等に応じた複数段階の切
り替え設定が可能となつており、それらに対応し
た安全限界範囲内での作業が可能となつている。
そして、作業状態が当該安全限界範囲を越えると
出力を発生し、上記第1または第2のリレー接点
S1またはS2を介して上記各電磁弁4〜6を励磁し
て上記コントロール部の危険側の作動を停止させ
るようになつている。この作業範囲規制装置
AWLの入力側は、高所作業車のバツテリ電源
(+24V)B(実用新案登録請求の範囲中の車載用
電源に該当する)に対して直接に、また順方向接
続されたダイオードDを介して高所作業車のオル
タネータAの出力端にそれぞれ電気的に接続され
ている。オルタネータAのロータ軸は、作業車の
エンジンEの回転軸に機械的に連結されている。
一方、符号R1,R2は各々上記第1および第2
のリレー接点S1,S2に対応するリレーコイル(実
用新案登録請求の範囲中のエンジン停止状態検出
手段に該当する)であり、第1のリレーコイル
R1は上記オルタネータAの出力端とアース間に、
また第2のリレーコイルR2は非常用ポンプP2
駆動スイツチS3(実用新案登録請求の範囲中の非
常用ポンプ作動状態検出手段に該当する)、バツ
テリ電源とアース間に接続されている。上記非常
用ポンプ作動用のモータMの回転軸は、非常用ポ
ンプP2のロータ軸に機械的連結されている。
他方、符号P1は正常動作に使用される高所作
業車用の油圧ポンプであり、そのロータ軸は作業
車エンジンEの回転軸に機械的に連結されてお
り、当該作業車のエンジンEの動作によつて駆動
され、必要な油圧を上記各コントロール部1〜3
の各コントロールバルブにそれぞれ供給する。な
お、符号9はオイルタンクである。
次に、上記実施例回路の動作について説明す
る。
今、例えば作業車のエンジンの作動状態下で作
業が行わわれている場合には、オルタネータAも
駆動されており、発電電力も充分にありバツテリ
電源Bの出力も+24Vを充分に維持できることか
ら、第1のリレーコイルR1は当該オルタネータ
Aの出力によつて常時励磁された状態に維持され
その接点S1もメーク状態となる。従つて、上述の
自動停止用各電磁弁4〜6はそれぞれ常時通電状
態となり通常の安全監視を行う。
ところが、一方この状態から作業車のエンジン
Eが停止されると、上記オルタネータAの出力は
停止され第1のリレーコイルR1は非励磁となつ
てその接点S1もブレーク状態となる。しかも、こ
の時上記非常用ポンプP2駆動用のスイツチS3
操作されない限り上記第2のリレーコイルR2
上記状態では非励磁でありその接点S2はブレーク
状態である。従つて、以上のように作業車のエン
ジンEが停止された状態にあり、しかも非常用ポ
ンプP2の作動を必要としない作業状態では上記
各電磁弁4〜6にはいずれも電流が供給されず、
消費電力も生じない。
一方、この状態でわずかだけ作業姿勢を変更さ
せたい時や或いはまたエンジントラブルによつて
作業完了後の降下が不可能となつたような場合に
は、上記非常用ポンプP2作動用のスイツチS3
投入すればモータMが駆動されるとともに上記第
2のリレーコイルR2も励磁されるので安全監視
機能を維持した状態で作業車の作動を可能にする
ことができる。
(考案の効果) 本考案は、以上に説明したように、高所作業車
等の作業用車輌に設けられた電気的手段と、この
電気的手段に電源電流を供給する車載用電源と、
上記作業用車輌のエンジンの停止状態を検出する
エンジン停止状態検出手段と、非常用ポンプの作
動状態を検出する非常用ポンプ作動状態検出手段
と、上記エンジン停止状態検出手段によりエンジ
ンの停止状態が検出されたときには上記電気的手
段に対する上記車載用電源からの電源電流の供給
を遮断するとともにエンジン停止時においても上
記非常用ポンプ作動状態検出手段により非常用ポ
ンプの作動状態が検出されたときには上記電源電
流の供給遮断状態を解除する電源制御手段とを備
えてなることを特徴とするものである。
従つて、本考案によると、高所作業車等の作業
用車輌に設けられる安全用自動停止装置等の電気
的手段が、当該作業用車輌のエンジンの停止状態
においては電源の供給を遮断されるようになつて
いる。従つて、従来のようにエンジンの作動又は
停止状態に関係なく常にバツテリ電源が継続的に
消費されるということはなく無駄な電力消費が防
止され当該バツテリの過放電を防ぐことができ
る。
しかも、非常用ポンプの作動時には自動的に上
記遮断状態が解除され電源供給状態となるように
構成されているから消費電力の節減を図かりなが
らなおかつ安全機能も充分に確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は、本考案を高所作業車に適用した
実施例における電力節減回路の電気的シーケン
ス、第2図は、高所作業車の一般的構成を示す側
面図である。 1……第1のコントロール部、2……第2のコ
ントロール部、3……第3のコントロール部、4
〜6……電磁弁、E……作業車のエンジン、A…
…オルタネータ、B……バツテリ電源、R1……
第1のリレーコイル、R2……第2のリレーコイ
ル、S1……第1のリレー接点、S2……第2のリレ
ー接点、S3……非常用ポンプ駆動スイツチ、P1
……油圧ポンプ、P2……非常用ポンプ、M……
非常用ポンプ駆動用モータ、AWL……作業範囲
規制装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高所作業車等の作業用車輌に設けられた電気的
    手段と、この電気的手段に電源電流を供給する車
    載用電源と、上記作業用車輌のエンジンの停止状
    態を検出するエンジン停止状態検出手段と、非常
    用ポンプの作動状態を検出する非常用ポンプ作動
    状態検出手段と、上記エンジン停止状態検出手段
    によりエンジンの停止状態が検出されたときには
    上記電気的手段に対する上記車載用電源からの電
    源電流の供給を遮断するとともにエンジン停止時
    においても上記非常用ポンプ作動状態検出手段に
    より非常用ポンプの作動状態が検出されたときに
    は上記電源電流の供給遮断状態を解除する電源制
    御手段とを備えてなる高所作業車等の作業用車輌
    の電力節減回路。
JP4360485U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH023519Y2 (ja)

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JP4360485U JPH023519Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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JPS61160199U JPS61160199U (ja) 1986-10-03
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JPH0743448Y2 (ja) * 1989-09-14 1995-10-09 株式会社アイチコーポレーション ハイブリッド油圧ユニット

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JPS61160199U (ja) 1986-10-03

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