JP2503409Y2 - 電気掃除機用集塵袋 - Google Patents

電気掃除機用集塵袋

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JP2503409Y2
JP2503409Y2 JP1986171843U JP17184386U JP2503409Y2 JP 2503409 Y2 JP2503409 Y2 JP 2503409Y2 JP 1986171843 U JP1986171843 U JP 1986171843U JP 17184386 U JP17184386 U JP 17184386U JP 2503409 Y2 JP2503409 Y2 JP 2503409Y2
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昭 西村
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電気掃除機用集塵袋に関する。さらに詳しく
は、種々の機種の電気掃除機の集塵部に容易に装着しう
る電気掃除機用集塵袋に関する。
[従来の技術およびその問題点] 近年、電気掃除機の集塵部には吸引したダニを捕える
ことができる電気掃除機用集塵袋が装着されている。
しかしながら、従来の電気掃除機用集塵袋の口紙など
の支持部は、特定の機種の電気掃除機の集塵部にのみ適
合させることができるものであり、異なる機種の電気掃
除機に対して互換性を有さないため、それぞれの機種に
応じた形状を有する支持部を設けた電気掃除機用集塵袋
を製造する必要がある。
[考案が解決しようとする問題点] そこで本考案者らは、前記のごとく従来技術に鑑みて
種々の機種の電気掃除機の集塵部に適合させうる電気掃
除機用集塵袋をうるべく鋭意研究を重ねた結果、かかる
電気掃除用集塵袋を見出し、本考案を完成するにいたっ
た。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本考案は塵埃を導入する導入口を有する口
紙を、材を袋状に形成してなる集塵袋本体の開口部に
配してなる集塵袋であって、種々の電気掃除機の集塵部
に適用するための大きさ調整手段として、前記口紙に鍔
部と、該鍔部を複数に分離しうるガイドと、切り欠きま
たは切り欠きを形成するためのガイドとが設けられ、前
記鍔部を複数に分離しうるガイドが、前記導入口を中心
にして、少なくとも前記切り欠きまたは切り欠きを形成
するためのガイドと相対する側に配されたことを特徴と
する電気掃除機用集塵袋に関する。
[作用および実施例] 本考案の電気掃除機用集塵袋は、塵埃を導入する導入
口を、材を袋状に形成してなる集塵袋本体の開口部に
配してなる集塵袋の口紙に、種々の電気掃除機の集塵部
に適用するための大きさ調整手段として、鍔部と、該鍔
部を複数に分離しうるガイドと、切り欠きまたは切り欠
きを形成するためのガイドとを、前記鍔部を複数に分離
しうるガイドが、前記導入口を中心にして、少なくとも
前記切り欠きまたは切り欠きを形成するためのガイドと
相対する側に配するように設けることによってえられた
ものである。
前記のごとく口紙には塵埃を導入する導入口および鍔
部を有するが、前記導入口は、口紙に設けられていれば
よく、その設けられる位置は任意である。しかしなが
ら、口紙を種々の機種の電気掃除機の集塵部に適合させ
ることができるようにするためには、導入口は口紙のほ
ぼ中央部に設けられていることが好ましい。
前記鍔部は、口紙の導入口の周囲に集塵袋本体の開口
部を一体化することによって形成されるが、種々の電気
掃除機の集塵部に適用しうるようにするためには、前記
開口部は、導入口の近傍に設けられ、鍔部が大きいこと
が好ましい。また前記導入口の大きさは、電気掃除機の
吸込口の大きさによって異なるが、通常の電気掃除機の
吸込口は、円形状をなしており、また電気掃除機の吸引
ホースの直径よりもやや小さいという点から、前記吸引
口よりもやや大きく、すなわちその直径が40〜60mmとな
るように設定したばあいには、種々の電気掃除機に適合
させることができるので、前記範囲内で適宜調整される
ことが好ましい。
前記鍔部は、前記口紙を適宜切り離すことによってそ
の大きさを調整し、種々の機種の電気掃除機に適合させ
ることができるようにするために設けられたものであ
り、鍔部には、切り離すための手段として複数のガイド
が設けられている。
前記したような点から、前記口紙には、鍔部で容易に
切断されうるようにするために、たとえばパルプ、天然
または合成繊維、天然または合成樹脂、ゴム、金属など
の材料を紙、フィルム、織布、不織布、シートまたはプ
レートなどの素材に加工し、これら素材を単独または積
層したものが用いられる。
前記集塵袋本体は、集塵された塵埃を収集し、さらに
ダニなどの害虫をも捕獲するための防除袋本体として用
いられるものであり、その素材としては、たとえばパル
プ、天然または合成繊維、天然または合成樹脂、ゴム、
金属などの材料を紙、フィルム、織布、不織布、シー
ト、プレート、ピースまたは棒状体などの素材に加工し
た材を単独または積層したものが用いられるが、その
形状は袋状であればよく、たとえば蛇腹状、角筒状、円
筒状など種々の形状のものを用いることができる。
前記集塵袋本体には、捕獲されたダニをはじめ、シバ
ンムシ、アルガタバチ、ゴキブリ、シラミ、ノミ、ナン
キンムシ、アリなどの害虫を防除するために活性物質を
付着させてもよく、また該集塵袋本体内に前記活性物質
を固定化したマットまたはシートを設けてもよい。
前記活性物質としては、殺ダニ剤、殺菌剤、殺虫剤お
よび/または忌避剤があげられる。前記殺ダニ剤および
殺虫剤としては、たとえばピレトリン、ジョチュウギク
エキス、アレスリン、d-アレスリン、ペルメトリン、フ
ェノトリン、レスメトリン、d-レスメトリン、フタルス
リン、フラメトリン、ベーパースリン、シフェノトリン
などのピレスロイド系化合物;フェニトロチオン、ダイ
アジノン、フェンチオン、カルグロホス、シアホス、ジ
クロルボス、テメホス、ナレド、トリクロルホン、フェ
ンクロホス、マラチオン、ピリダフェンチオンなどの有
機リン系化合物;カーバリール、プロポクサー、ジメチ
ランなどのカーバメート系化合物などがあげられ、これ
らを単独で用いてもよく、また2種以上併用してもよ
い。
前記殺菌剤としては、p-クロロメタクレゾール、p-ク
ロロ‐m-キシレノール、o-フェニルフェノール、α‐ブ
ロムシンナムアルデヒド、2,4,4′‐トリクロロ−2′
‐ハイドロオキシジフェニルエーテル、N-(フルオロジ
クロロメチルチオ)‐フタルイミド、N,N-ジメチル‐
N′‐フェニル‐(N-フルオロジクロロメチルチオ)‐
スルファミド、2-(4-チアゾリル)ベンズイミダゾー
ル、クロルヘキシジン、第4級アンモニウム塩、8-オキ
シキノリン銅、2-ピリジンチオール‐1-オキサイド塩な
どがあげられ、これらを単独で用いてもよく、また2種
以上併用してもよい。また前記忌避剤としては、N,N-ジ
メチル‐m-トルアミド、フタル酸ジメチル、フタル酸ジ
エチル、フタル酸ジブチル、2-エチル‐ヘキサン‐1,3-
ジオールなどがあげられ、これらを単独で用いてもよ
く、また2種以上を併用してもよい。
さらにこれら活性物質には、必要に応じて共力剤、安
定剤、香料、消臭剤、防錆剤、保留剤などを添加しても
よい。
前記活性物質を集塵袋本体に固定化する方法として
は、たとえば前記活性物質を直接または間接的に集塵袋
本体に含浸、練込、塗布または印刷するなどの種々の方
法があげられ、本考案においては、これらのみに限定さ
れず、他の方法によって活性物質を固定化してもよい。
前記活性物質の集塵袋本体への処理量は、該集塵袋本
体の材質、形態または活性物質の種類などにより異なる
が、通常、集塵袋1個あたり有効成分として10mg〜10
g、さらに必要ならば飽和含浸量までのあいだで調整し
て処理することが好ましい。
さらに集塵袋本体の内面および外面の両面に活性物質
を固定化せしめたばあいには、その固定化された活性物
質の有する性能が高められるので好ましい。
さらに活性物質を固定化せしめた集塵袋本体の表面に
集塵袋本体の通気性を阻害しない蒸散抑制シートをラミ
ネートして長期間活性物質の効力が持続するようにして
もよい。
また、集塵袋本体の中に前記活性物質を固定化させた
マットまたはシートなどを貼付、または挿入するなどの
手段によって設けてもよい。
つぎに本考案の電気掃除機用集塵袋の実施例を図面に
基づいてさらに詳細に説明するが、本考案がかかる実施
例のみに限定されるものではない。
第1図は、塵埃を導入する導入口(3)および鍔部
(4)を有する口紙(2)にガイド(5)が複数箇所設
けられ、該口紙(2)が集塵袋本体(1)の開口部と一
体化された本考案の電気掃除機用集塵袋の一実施例の斜
視図である。口紙(2)は、集塵袋本体(1)を電気掃
除機に取りつけるための支持部を構成している。ガイド
(5)は、鍔部(4)に設けられており、用いる電気掃
除機の集塵部に適合しうるようにガイド(5)で鍔部
(4)を適宜切り離すことによって使用に供することが
できる。かかるガイド(5)は、第1図においては、口
紙(2)上で縦および横方向にそれぞれ2本ずつ設けら
れているが、本考案においてはさらに1本以上設けて、
該口紙(2)の大きさを微調整することができるように
してもよい。口紙(2)に設けられる該ガイド(5)
は、種々の電気掃除機に適用することができるようにす
るために複数箇所設けられるが、該ガイド(5)が設け
られる位置は、えられる電気掃除機用集塵袋が種々の電
気掃除機の集塵部に適用されうるかぎり任意である。
また、電気掃除機の集塵部に電気掃除機用集塵袋を装
着させるために位置決めとなる凸部などが設けられてい
るものにも適合させることができるようにするために、
口紙(2)には、第1図に示されるように切り欠き
(7)が設けられ、また必要により、孔(6)が設けら
れていてもよい。
かかる孔(6)および切り欠き(7)とは、あらかじ
め形成されたもののみならず、たとえば第13a〜13e図に
示されるように、ミシン目(7a)、切り込み(6a)など
のガイドを入れておき、使用時に必要に応じて切り離し
たり、抜いたりすることができるように構成されたもの
を意味する。
第2図は、本考案の他の実施例を示す斜視図である。
集塵袋本体(1)の形状は、立方体状であるが、本考案
においてはかかる集塵袋本体(1)の形状にはとくに限
定がなく、電気掃除機の集塵部に適用しうる形状であれ
ばよく、かかる形状としては、たとえば球状、円柱状、
三角柱状や多角柱状などがあげられる。
また第2図に示された電気掃除機用集塵袋は、集塵袋
本体(1)と口紙(2)との境界面(8)が上方に膨ら
んだ形状となっているが、たとえば第3図に示されるよ
うにかかる境界面に膨らみを設けずに、集塵袋本体
(1)と口紙(2)の底面とが同一平面をなすように形
成されていてもよい。
第3図に示された電気掃除機用集塵袋は、集塵袋本体
(1)の上面が口紙(2)よりも大きくなっているが、
該口紙(2)が第4図に示されるように集塵袋本体
(1)の上面よりも大きくなるようにしてもよい。
さらに第5a図に示されるように集塵袋本体(1)の上
面に折り目(9)を入れ、第5b図に示されるように折り
曲げて電気掃除機の集塵部内に収納されやすくしてもよ
い。なお、第5a図においては、折り目(9)は、集塵袋
本体(1)の上面の両端に1本ずつ設けられているが、
本考案においてはかかる折り目(9)をさらに1本以上
設けて該集塵袋本体(1)の上面の大きさを微調整する
ことができるようにしてもよい。
第1図において、口紙(2)の形状は、四角形である
が、本考案においては、かかる形状のみに限定されず、
たとえば円形、多角形などのように電気掃除機の集塵部
に適用しうる形状であれば、いかなる形状であってもよ
い。
ここでガイドとは、たとえばミシン目や切溝などのよ
うに簡単に手で切り裂いたり、切り取り線などのように
鋏などの切り取り手段を用いて切り取ることができるよ
うにするために設けられた手段をいう。なお、本考案に
おいては、これらのガイドのみに限定されず、他のガイ
ドを採用してもよい。
第6図は、導入口(3)の周囲にシールパッキン(1
2)が設けられた態様を示す説明図である。シールパッ
キン(12)は、口紙(2)の外側または内側のいずれに
設けられていてもよいが、電気掃除機の集塵部との密着
性を良好なものとするために、可撓性に優れた素材、た
とえばゴムや軟質ウレタンなどを用いるのが好ましい。
なお、シールパッキン(12)を必要としない機種の電気
掃除機の集塵部に適用させることができるようにするた
めに、シールパッキンは導入口(3)に固定されるので
はなく、その取り外しが容易なものでもよい。
第7図は、導入口(3)に十字状の切目を入れたフラ
ップ(13)が設けられた状態を示す説明図である。フラ
ップ(13)は、電気掃除機を吸引状態にしたときに、そ
の吸引力により、集塵袋本体(1)の内方向に折れ曲が
り、集塵袋本体(1)の導入口(3)を形成し、吸引し
ないときには、導入口(3)を閉じる役割を果たすもの
である。フラップ(13)は、その開閉を容易ならしめる
ために、たとえばゴムや軟質ウレタンなど復元性に優れ
た素材のものを用いることが好ましい。集塵袋は、使用
後、集塵袋本体(1)がフラップ(13)によって外気と
隔絶された状態に維持され、ダニなどの害虫が外部に進
出するのが妨げられるため、その防除効果が大きく、さ
らに使用後には、ダストポットとしてそのまま廃棄しう
るので、使用性が非常によいので好ましい。また、該フ
ラップ(13)は、口紙(2)の外側および内側のいずれ
に設けられていてもよく、さらに、電気掃除機の吸い込
み方向にのみ動くようにして集塵袋本体(1)の密閉度
が向上するようにしてもよい。なおフラップ(13)は、
たとえば第7a図に示されるようにフラップ(13)の機能
を損なわない範囲で、それらの端縁(13a)同士をたが
いに重ねるように設けられていてもよい。そのばあいに
は、活性物質の効果が高まり、しかもダニなどが逃げ出
すのを一層防止しうるという利点がある。
第8図は、導入口(3)の周囲に複数のガイド(14)
が同心円状に設けられた本考案の他の実施例を示す斜視
図である。前記ガイド(14)は、ミシン目、切溝および
切り取り線のいずれであってもよく、電気掃除機の集塵
部の開口径の大きさに適合するようにガイド(14)に沿
って適宜取り除くことによって導入口(3)の大きさを
調節することができる。
第9図には、第8図に示された同心円状のガイド(1
4)に加えて、さらに導入口(3)を中心として放射線
状に複数のガイド(15)が設けられた電気掃除機用集塵
袋が示されている。このばあい、ガイド(15)を電気掃
除機の集塵部の開口径の大きさに合う同心円状ガイドま
で切り、前記ガイド(14)に沿って折り曲げることによ
って形成された折り曲げ片を導入口(3)の上方向に伸
ばし、電気掃除機の集塵部のホース差込口に挿入したば
あい、電気掃除機用集塵袋を安定に集塵部に固定するこ
とができる。
第10a図および第10b図は、集塵袋本体(1)が蛇腹状
である本考案の他の実施例を示す斜視図である。第10a
図は、蛇腹状の集塵袋本体(1)を伸ばした状態の電気
掃除機用集塵袋を示し、また第10b図は、集塵袋本体
(1)を縮めて偏平状としたときの電気掃除機用集塵袋
である。かかる形状を有する電気掃除機用集塵袋を電気
掃除機の集塵部に挿入してダニなどの害虫とともに塵な
どを吸引したばあい、集塵袋本体(1)の内面の蛇腹部
分で空気が拡散し、ダニなどの害虫が落下するので、塵
埃中のダニを含む微粉末の塵埃が落下しやすく、その防
除効果が高くなるので好ましい。さらには、保管時にか
さばらずに収納することができるので好ましい。
第11a図および第11b図には、第10a図および第10b図と
同様に、集塵袋本体(1)の胴部が蛇腹状である電気掃
除機用集塵袋が示されている。第11a図には、蛇腹が伸
ばされた状態の電気掃除機用集塵袋が示され、また第11
b図には、集塵袋本体(1)を縮めて偏平状としたとき
の電気掃除機用集塵袋が示されている。
第12a図および第12b図は、本考案の他の実施例を示す
斜視図である。第12a図には、集塵袋本体(1)が伸ば
されたときの電気掃除機用集塵袋が示され、また第12b
図には、集塵袋本体(1)を縮めたときの電気掃除機用
集塵袋が示されている。集塵袋本体(1)の側面には、
集塵袋本体(1)の底面および口紙(2)と垂直となる
ようにフレーム(16)やプリーツなどが設けられてい
る。このばあい、集塵袋本体(1)の底面と口紙(2)
とをねじることにより、設けられたフレーム(16)がね
じられた方向に傾き、集塵袋本体(1)は偏平状に折り
たたまれる。
第13a〜13e図は、本考案の電気掃除機用集塵袋の他の
実施例を示し、それぞれ第13a図から順に電気掃除機用
集塵袋が折りたたまれる過程が示されている。第13a図
は、集塵袋本体(1)の口紙(2)が取り付けられてい
る面が上方向に膨んだ、全体に楔形の電気掃除機用集塵
袋が示されている。この電気掃除機用集塵袋は、口紙
(2)を下方向に押し下げて第13b図に示されるように
口紙(2)の底面と集塵袋本体(1)の上面とが同一平
面上にあるように変形される。つぎに第13b図におい
て、集塵袋本体(1)の上面および側面は罫線(A1)で
谷折り、罫線(A2)で山折りにされ、第13c図に示され
るように折り曲げられる。つぎに、前記集塵袋本体
(1)は、罫線(A3)で山折りにされ、ついで第13d図
に示されるように矢印(A4)方向に集塵袋本体(1)の
下部を折り曲げ、さらに口紙(2)と重なるよう折り曲
げて、第13e図に示されるように偏平状に折りたたまれ
る。
第14a〜14d図は、本考案の電気掃除機用集塵袋の他の
実施例を示し、それぞれ第14a図から順に電気掃除機用
集塵袋が折りたたまれる過程が示されている。集塵袋本
体(1)は、その側面が紡錘形状である袋体であり、そ
の側面には、罫線(B1)が設けられており、罫線(B1)
に沿って谷折りすることにより第14b図に示されるよう
に折りたたむことができる。さらに集塵袋本体(1)を
小さく折りたたむ必要があるばあいには、第14b図に示
された罫線(B2)および(B3)を第14c図に示されるよ
うに山折りにし、第14d図に示されるようにコンパクト
に折りたたんでもよい。
第15a〜15c図は、第14a図に示された形状の電気掃除
機用集塵袋の他の折りたたみ方法を示す説明図である。
まず第15a図に示された集塵袋本体(1)の罫線(C1)
を谷折りにして集塵袋本体(1)を折りたたむ。つぎに
第15a図に示される罫線(C2)および(C3)を山折りに
折り、また罫線(C4)および(C5)を谷折りにすること
により、第15b図および第15c図に示される順で折りたた
まれる。
第16a〜16c図は本考案の他の実施例を示し、それぞれ
第16a図から順に電気掃除機用集塵袋が折りたたまれる
過程が示されている。集塵袋本体(1)は、四角柱状を
有するものであり、第16a図において集塵袋本体(1)
の右側面に設けられた罫線(D1)を山折り、罫線(D2)
および(D3)を谷折りにし、また左側面をその中央付近
で底辺と平行に谷折りすることにより、第16b図に示さ
れるように集塵袋本体(1)が折りたたまれ、ついで第
16c図に示されるように偏平状に折りたたまれる。
第17a〜17d図は、集塵袋本体(1)が直方体状である
電気掃除機用集塵袋の折りたたみ方の一例を示す説明図
である。
第17a図において、集塵袋本体(1)に設けられた罫
線(E1)〜(E9)をそれぞれを谷折りすることにより、
第17b図に示されるように折りたたまれ、ついで罫線(E
10)を谷折りするとともに同方向に口紙(2)を折り曲
げることにより、第17c図に示されるように折りたたま
れる。つぎに罫線(E11)を谷折りにし、ついで罫線(E
12)を山折りすることにより、第17d図に示されるよう
に折りたたまれる。
また、第18a図および第18b図は、集塵袋本体(1)が
四角柱状であり、その側面に蛇腹が設けられたものであ
るが、該集塵袋本体(1)の側面に罫線(F)が設けら
れており、罫線(F)を谷折りにすることにより、第18
b図に示されるように折りたたまれる。
第19a〜19e図は、集塵袋本体(1)が楔形である本考
案の電気掃除機用集塵袋の他の実施例を示し、それぞれ
第19a図から順に該電気掃除機用集塵袋が折りたたまれ
る過程が示されている。第19a図は、集塵袋本体(1)
の口紙(2)が取り付けられている面が上方向に膨んだ
電気掃除機用集塵袋である。第19a図に示される罫線(G
1)および(G2)で山折りに、罫線(G3)、(G4)およ
び(G5)で谷折りに折り曲げることにより、集塵袋本体
(1)は、第19b図に示されるように該口紙(2)の底
面と集塵袋本体(1)の上面とが同一平面をなすように
折りたたまれる。つぎに第19b図の罫線(G6)および(G
7)に沿って谷折りにし、また罫線(G8)および(G9)
に沿って山折りにし、ついで罫線(G10)、(G11)およ
び(G12)を山折りにすることによって第19c図に示され
るように矢印(G13)方向に折り曲げられる。つぎに第1
9c図において、罫線(G6)および(G9)を谷折りにし、
矢印(G13)方向に折り曲げることにより、第19d図に示
されるように折りたたまれる。ついで第19d図に示され
るように罫線(G14)および(G15)で山折りに折り曲げ
ることによって、第19e図に示されるように折りたたま
れる。
[考案の効果] 本考案の電気掃除機用集塵袋は、塵埃を導入する導入
口を有する口紙を、材を袋状に形成してなる集塵袋本
体の開口部に配してなる集塵袋であるが、前記口紙に鍔
部および該鍔部を複数に分離しうるガイドおよび切り欠
きが設けられているので、そのガイドに沿って鍔部を適
宜に切り取ることにより、種々の電気掃除機をはじめ、
ハンディクリーナーなどの集塵部に適合させることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図、第5a図および第5b図はそれぞれ本考案の電
気掃除機用集塵袋の一実施例を示す概略斜視図、第6図
は本考案にかかわる導入口の周囲にシールパッキンが設
けられた態様を示す説明図、第7図は本考案にかかわる
フラップが設けられた態様を示す説明図、第7a図は本考
案にかかわるフラップの実施例を示す斜視図、第8図お
よび第9図はそれぞれ本考案の電気掃除機用集塵袋の他
の実施例を示す概略斜視図、第10a図および第10b図、第
11a図および第11b図、第12a図および第12b図、第13a〜1
3e図、第14a〜14d図、第15a〜15c図、第16a〜16c図、第
17a〜17d図、第18a〜18b図ならびに第19a〜19e図はそれ
ぞれ本考案の電気掃除機用集塵袋の一実施例の折りたた
み方法を示す概略説明図である。 (図面の主要符号) (1):集塵袋本体 (2):口紙 (3):導入口 (4):鍔部 (5):ガイド (7):切り欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西村 昭 赤穂市松原町9−14 (56)参考文献 実開 昭51−21263(JP,U) 実開 昭52−98969(JP,U) 実開 昭51−144963(JP,U) 実公 昭35−11187(JP,Y1) 実公 昭52−26783(JP,Y1)

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塵埃を導入する導入口を有する口紙を、
    材を袋状に形成してなる集塵袋本体の開口部に配してな
    る集塵袋であって、種々の電気掃除機の集塵部に適用す
    るための大きさ調整手段として、前記口紙に鍔部と、該
    鍔部を複数に分離しうるガイドと、切り欠きまたは切り
    欠きを形成するためのガイドとが設けられ、前記鍔部を
    複数に分離しうるガイドが、前記導入口を中心にして、
    少なくとも前記切り欠きまたは切り欠きを形成するため
    のガイドと相対する側に配されたことを特徴とする電気
    掃除機用集塵袋。
  2. 【請求項2】導入口の周囲にシールパッキンが設けられ
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の電気掃除機
    用集塵袋。
  3. 【請求項3】導入口に開閉フラップが設けられてなる実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の電気掃除機用集塵
    袋。
  4. 【請求項4】ガイドがミシン目、切溝および切り取り線
    からなる群より選ばれたものである実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の電気掃除機用集塵袋。
  5. 【請求項5】集塵袋本体の胴部の形状が蛇腹状、角筒状
    および円筒状からなる群より選ばれたものである実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の電気掃除機用集塵袋。
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