JP2503216B2 - 電子写真複写機 - Google Patents

電子写真複写機

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JP2503216B2 JP61282633A JP28263386A JP2503216B2 JP 2503216 B2 JP2503216 B2 JP 2503216B2 JP 61282633 A JP61282633 A JP 61282633A JP 28263386 A JP28263386 A JP 28263386A JP 2503216 B2 JP2503216 B2 JP 2503216B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、原稿の複写時に転写紙等の転写材の1辺の
中央位置を示すセンターマークを該転写材に形成し得る
電子写真複写機に関する。
(従来の技術) 書類は、通常、書類の側部にパンチ(打抜器)等によ
り1対の綴り穴を形成し、複数枚の書類の各綴り穴に紐
等を通して綴り込まれる。この場合、各書類の端部中央
に綴り穴を形成することが、各書類の端部を揃えるため
に必要であり、また書類の損傷を防止するためにも望ま
しい。近時の複写機の普及に伴い、原稿像が複写された
転写紙を綴り込むこともしばしば行われる。転写紙を綴
り込む際に該転写紙の端部中央にパンチにより1対の綴
り穴を形成するためには、転写紙の1辺の中央位置をパ
ンチの所定位置に合わせなければならない。
従来、転写紙の1辺の中央位置にセンターマークを形
成するのは、原稿の1辺の中央位置に予めマークを付し
ておく方法、転写紙を二つ折りにする方法等により行わ
れていた。しかし、原稿に予めマークを付けるのは、原
稿を汚すために好ましくない。また、転写紙を二つ折り
にするのは、作業が面倒である。転写紙が多量であると
きは、その作業は特に困難である。更に、折り目を付け
ることは転写紙を損傷することになり、しかも該折り目
は視認し難いという問題もある。
このようなセンターマーク形成に伴う問題点を解消す
るために、複写機を改良することが幾つか提案されてい
る。例えば、 表示体と、この表示体を原稿載置部の複写可能領域に
対して進退させる操作部材とを備えた電子複写機(実開
昭59−90946号公報)、 プラテンガラスの辺近傍に刻印を設け、コピー用紙の
大きさの対応して該刻印を移動可能にすること(実開昭
60−3842号公報)、 プラテンガラス下面に折目標示板が出没自在に設けら
れた複写機(実開昭60−122933号公報)、 センターマークとして液晶表示装置を用いた複写装置
(特開昭56−52776号公報)。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記の場合には、原稿サイズが変わる毎に
操作部材を所定位置に移動させなければならず面倒であ
り、移動のためのスペースを確保しなければならない。
及びでは、マークを移動させる或いは出没させるた
めの装置が必要である。また、のように液晶表示装置
を使用すると高価である。加えて、上記〜のいずれ
の場合も、原稿地の色によっては転写紙に複写されたマ
ークを判別するのが困難となることがあるという問題が
ある。
本発明は上記従来の諸問題点を解決するものであり、
その目的とするところは、簡単な構成によって、自動的
にセンターマークを転写材に形成することができ、しか
も原稿の地色に関係なくセンターマークを明瞭に形成す
ることができる電子写真複写機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の電子写真複写機は、原稿が載置される、4側
辺部を有するコンタクトガラスの相隣り合う2側辺部で
あって、各種サイズの複数の転写材に応じて各転写材の
辺の中央に対応する位置に形成されたマークと、感光体
の近傍に配列された多数の発光素子を有するブランクラ
ンプと、転写材のサイズ、センターマークの形成および
形成すべき転写紙の辺に関するセンターマーク信号を、
手動操作による設定にて発する信号発生手段と、該セン
ターマーク信号に基づいて該ブランクランプの個々の発
光素子の点灯を制御し、該マークの潜像であって、転写
紙に対してセンターマークとなる部分の潜像が形成され
ている感光体部分の照射を行わないようにし、かつ、該
マークの潜像であって、転写紙に対してセンターマーク
とならない部分の潜像が形成されている感光体部分を照
射するブランクランプ制御手段とを備えており、このこ
とにより上記目的が達成される。
また、本発明の電子写真複写機は、原稿が載置され
る、4側辺部を有するコンタクトガラスの相隣り合う2
側辺部に形成された帯状のマークと、感光体の近傍に配
列された多数の発光素子を有するブランクランプと、転
写材のサイズ、センターマークの形成および形成すべき
転写紙の辺に関するセンターマーク信号を、手動操作に
よる設定にて発する信号発生手段と、該センターマーク
信号に基づいて該ブランクランプの個々の発光素子の点
灯を制御し、該帯状のマークの潜像であって、転写紙に
対してセンターマークとなる部分の潜像が形成されてい
る感光体部分の照射を行わないようにし、かつ、該帯状
のマークの潜像であって、転写紙に対してセンターマー
クとならない部分の潜像が形成されている感光体部分を
照射するブランクランプ制御手段とを備えており、この
ことにより上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明電子写真複写機の1実施例の上部を
示す斜視図である。本実施例の複写機の構成を以下に説
明するが、その構成は後述する部分以外の部分は従来公
知のものと同様とすることができるので、そのような部
分については概略の説明に止める。
本実施例の複写機は、その本体1の上面に、原稿Aが
下向きに載せられるコンタクトガラス2及びカバー3を
有する原稿載置台4を備えている。コンタクトガラス2
の下方には、露光ランプ5を有する光学系6が設けられ
ている(第2図)。光学系6の下方の本体1の中央部に
はドラム状の感光体7が配設されている。感光体7は図
示矢印Bの方向に回転し、露光される部分(露光部7a)
より回転方向上流側には帯電器8が、下流側には現像装
置9がそれぞれ配設されている。現像装置9の更に下流
側の感光体7の下方には、転写・分離装置10が配設され
ている。転写・分離装置10と帯電器8との間にはクリー
ニング装置11が配設されている。感光体7と転写・分離
装置11との間には感光体7の回転方向と順方向に転写紙
12を搬送する搬送路が形成されている。光学系6の露光
ランプ5は、コンタクトガラス2の下を矢印Cの方向に
露光走査し、露光ランプ5が発した光の反射光は光学系
6を介して感光体7の表面の露光部7aに照射される。予
め帯電器8によって帯電されている感光体7の表面に潜
像が形成され、現像装置9によって現像され、転写紙12
に転写される。
また、露光部7aと現像装置9との間には、ブランクラ
ンプ13が感光体7の軸方向に感光体に対向して配設され
ている(第3図(b))。ブランクランプ13はその直下
部13aを露光して、帯電器9により一様に帯電されてい
る感光体7の表面の特定領域を露光して該領域を除電す
るものとして、例えば、転写紙12の感光体7よりの分離
が確実に行えるようにするための先端余白の形成、或い
は転写紙12中に空白部分を形成する編集機能等のため
に、この種の複写機に従来より使用されている。
本実施例に於けるブランクランプ13は、第3図に示す
ように、遮光性のハウジング131内にLED等の多数(簡単
のため、本明細書では18個としている)の発光素子d1〜
d18を1列に配設し、同じく遮光性の仕切り板132で各LE
D間を仕切ったものである。各LEDd1〜d18は後述するブ
ランクランプ制御装置により独立して発光制御可能とさ
れている。
原稿載置台4のコンタクトガラス2及びその近傍を第
4図に示す。本実施例の複写機では、原稿は裏向けにコ
ンタクトガラス2上に、その角部がコンタクトガラス2
の角部2cに位置し、一方の辺がコンタクトガラス2の側
辺2aと、他方の辺がコンタクトガラス2の側辺2bと重な
るように置かれる。各サイズの原稿をコンタクトガラス
2上に置く位置を、第4図に各サイズ記号と共に破線で
示す。また、原稿の各辺が位置するコンタクトガラス2
の側辺2a、2b近傍の原稿載置台には、各サイズ記号とそ
れらの大きさの標示線14とが描かれている。
感光体7の軸方向と平行なコンタクトガラス2の側辺
2aには、3個の三角形のマークM1〜M3が形成されてい
る。感光体7の回転方向と一致するコンタクトガラス2
の側辺2bには、4個の三角形のマークM4〜M7が形成され
ている。尚、これらのマークM1〜M7は判り易くするため
に大きく図示されているが、実際には高さ約1.5〜2mm程
度の三角形とするのが好適である。
マークM1〜M7は夫々、下記の第1表のように各サイズ
の原稿又は転写紙の辺の中央位置に対応して形成されて
いる。
コンタクトガラス2の各マークM1〜M7とブランクラン
プ13との間の関係を、第6図(a)を用いて説明する。
この図では、コンタクトガラス2の左側にブランクラン
プ13の底面図が示されている。ブランクランプ13の18個
のLEDd1〜d18の内、最も手前のLEDd1はマークM4〜M7の
潜像が形成される感光体7の表面領域(l−m間に対応
する領域)を照射し得るようにされている。また、6〜
8番目のLEDd6〜d8はマークM3〜M1の潜像が形成される
感光体7の表面領域(n−o間、p−q間、r−s間に
対応する領域)を夫々照射し得るようにされている。
第5図は、本体1の上面のコンタクトガラス2の手前
側に設けられているキーボード15の拡大平面図である。
複写機の操作はこのキーボードのキーを押すことによっ
て行われる。複写機は本体内に設けられている不図示の
マイクロコンピュータによって、感光体7の回転に伴っ
て発せられるパルス信号に基づいて制御される。
本実施例では、転写紙のサイズはサイズ選択キー16に
よって選択される。サイズランプL1〜L7のうちの点灯し
ているランプによって、選択されているサイズが表示さ
れる。例えば、ランプL1が点灯している場合は、A3の転
写紙サイズが選択されていることを示す。更にキー16を
押すとランプL2〜L7が順次点灯して、A4R、A4、B4、B
5、或いはバイパスのいずれかが選択される。尚、「バ
イパス」は、所謂手差し給紙を示している。
センターマーク選択キー17は、センターマークを形成
するか否かを、及び原稿又は転写紙の向きに応じてセン
ターマークを形成する位置を選択するキーである。ラン
プL8、L9の両方が点灯していない場合は、センターマー
クを形成しないことが選択されていることを示してい
る。この状態でキー17を1回押すと、ランプL8が点灯し
てコンタクトガラス2の側辺2aに対応する転写紙の辺
(例えば、第6図の辺12a)へのセンターマークの形成
が選択されたことを示す。キー17を更に1回押すと、ラ
ンプL8が消灯してランプL9が点灯し、コンタクトガラス
2の側辺2bに対応する転写紙の辺(例えば、第6図の辺
12b)へのセンターマークの形成が選択される。上で選
択された原稿又は転写紙のサイズ、センターマークの形
成、及び形成すべき転写紙の辺についての情報はセンタ
ーマーク信号として前記のマイクロコンピュータ内に保
管され、後述のブランクランプ13の制御の際に使用され
る。
このような構成の複写機に於けるセンターマークの形
成の仕方を第6図乃至第9図を用いて説明する。尚、感
光体7上では露光部7aとブランクランプ13直下の直下部
13aとの間は少し離れているため、露光部7aで形成され
たマークM1〜M7の潜像が直下部13aに達する迄には若干
の時間を要する。第6図乃至第9図では、この時間遅れ
を無視してブランクランプ13の点灯制御のタイミングを
示しているが、実際にはブランクランプ13の点灯制御は
その時間遅れを考慮してなされなければならない。
先ず、転写紙がA5サイズであり、側辺2aに対応する辺
12aにセンターマークCMを形成する場合(第6図(c)
参照)を説明する。第6図(a)はコンタクトガラス2
とブランクランプ13との関係の説明図である。符号a〜
sは、コンタクトガラス2の各部の位置を示しており、
a、k、lはコンタクトガラス2の側辺の端を、b及び
mは該側辺端からマークM1〜M7の高さに相当する距離だ
け離れた位置を、c〜j及びn〜sは各マークの両基端
の位置を示している。
ブランクランプ13の各LEDの点灯制御のタイミングチ
ャートである第6図(b)を用いて、各部の動作を説明
する。
(A1)キーボード15のサイズ選択キー16を操作してラン
プL4を点灯させてA5サイズを選択し、センターマーク選
択キー17を操作してランプL8を点灯させる。これらの情
報はセンターマーク信号としてマイクロコンピュータ内
に取り込まれる。
(A2)原稿を所定位置に置いた後、複写スタートキー18
を押す。
(A3)転写紙12が所定位置迄送り込まれ、該位置で待機
する。露光ランプ5が矢印C方向に露光走査し始め、感
光体7が矢印B方向に回転し、露光部7aへの反射光によ
り感光体7上に潜像が順次形成される。転写紙12が所定
タイミングで転写・分離装置11の方に送り込まれる。
(A4)コンタクトガラス2の側辺端aの潜像が形成され
ている感光体7上の部分が直下部13aに達すると、LEDd6
を除く全てのLEDd1〜d18が点灯する。尚、コンタクトガ
ラス2の各部の潜像が形成されている感光体7上の部分
を、以下では「該部の対応部分」と略す。点bの対応部
分が直下部13aに達すると、点灯していたLEDd1〜d18の
内LEDd1以外は全て消灯する。従って、a〜b間に対応
する感光体7上の細い帯状の領域は(LEDd6の直下を通
過する)マークM3の対応部分を除いて除電され、露光部
7aで形成されていたマークM1、M2の潜像は消滅し、マー
クM3の潜像のみが形成された先端空白領域となる。
(A5)点bが直下部13aを通過した後は、点kが直下部1
3aに達する迄LEDd1のみが点灯し続け、他のLEDは点灯し
ない。露光部7aで形成されていたマークM4〜M7の潜像
は、このLEDd1の点灯によって消滅する。
(A6)マークM3の対応部分はブランクランプ13により照
射されないので、マークM3の潜像のみは消滅せず、該潜
像は現像され、転写紙に転写される。原稿が白地の場合
には、得られた転写紙12は第6図(c)に示すように、
辺12aの中央位置にマークM3の像がセンターマークCMと
して形成されたものとなる。また、原稿が黒地等の場合
には、同図(d)のように辺12aに白色の細い帯状部分
が形成され、該部分中の該辺の中央位置にセンターマー
クCMが形成されたものとなる。
次に、転写紙がA5サイズであり、側辺2bに対応する辺
にセンターマークを形成する場合(第7図(c)参照)
を第7図を用いて説明する。
(B1)キーボード15のサイズ選択キー16を操作してラン
プL4を点灯させてA5サイズを選択し、センターマーク選
択キー17を操作してランプL9を点灯させる。
(B2)上述の(A2)及び(A3)と同様のことを行う。
(B3)コンタクトガラス2の側辺端aの対応部分が直下
部13aに達すると、全LEDd1〜d18が点灯する。点bの対
応部分が該直下部に達すると、LEDd1〜d18の内LEDd1以
外は全て消灯する。従って、a〜b間に対応する感光体
7の細い帯状の領域は除電され、マークM1〜M3の潜像は
消滅し、先端空白領域となる。
(B4)点cの対応部分が直下部13aに達すると、LEDd1は
消灯し、点dの対応部分が直下部13aに達すると、LEDd1
は再び点灯する。従って、側辺2bに対応する感光体7の
細い帯状領域はマークM4の対応部分を除いて除電され、
マークM5〜M7の潜像は消滅し、マークM4の潜像のみが形
成された帯状の空白領域となる。
(B5)マークM4の潜像は現像され、転写紙12に転写され
る。原稿が白地の場合には、得られた転写紙は第7図
(c)に示すように、辺12bの中央位置にマークM4の像
がセンターマークCMとして形成されたものとなる。ま
た、原稿が黒地等の場合には、同図(d)のように辺12
bに白色の細い帯状部分が形成され、該部分中の該辺の
中央位置にセンターマークCMが形成されたものとなる。
転写紙のどちらの側辺にもセンターマークを形成する
必要がない場合は、選択キー17を操作してランプL8、L9
の両方を消灯させる。この場合にも前述のものと同様の
ブランクランプ13の点灯制御がなされるが、(A4)に於
けるLEDd6の消灯及び(B4)に於けるLEDd1の消灯は行わ
れない。従って、全てのセンターマークM1〜M7の潜像は
消滅し、センターマークは転写紙には形成されない。
原稿がその一辺の中央をコンタクトガラスの側辺2a近
傍に設けられた印に合わせて載置される所謂センター基
準方式の複写機の場合には、コンタクトガラスに形成さ
れるマークは1個でよく、センターマークを形成するか
否かの選択に基づいて該マークに対応するLEDを消灯又
は点灯する制御が行われる。
本発明の他の実施例の、前述の第6図及び第7図に対
応する図面を第8図及び第9図に示す。本実施例は、前
述のマークM1〜M3、M4〜M7に代えてコンタクトガラス2
の下面に帯状のマークM8、M9が形成されており、形成さ
れるセンターマークが第8図(c)(d)及び第9図
(c)(d)に示すように方形となること以外は前記の
実施例と同様である。ブランクランプ13の制御の仕方も
第6図及び第7図を用いて説明した前記実施例のそれと
同様であるので説明は省略する。
上述の実施例は縮小機能又は拡大機能を有しないもの
であるので原稿サイズと転写紙サイズとが一致している
が、それらの機能を有する複写機の場合には、転写紙サ
イズに応じてマーク或いはその部分が選択される。
また、上述の実施例では、ブランクランプ13の点灯制
御は転写紙12の辺12a及び12bの全長に対応する部分を除
電するようになされているが、ブランクランプ13の点灯
制御の仕方はそれに限られず、例えば、各マークM1〜M3
及びM4〜M7の対応部分(即ち、n〜s間及びc〜j間)
のみを除電するようにしてもよい。
黒地原稿等の場合には、得られた転写紙の2辺に転写
紙の色を有する細い帯状部分が形成されるが、この部分
は約1.5〜2mm程度の細さであるので殆ど目立たず実用上
は問題とはならない。
(発明の効果) 本発明の電子写真複写機は、このように、マークを出
没自在或いは移動可能にするための部材や液晶表示装置
等の特別の装置を設ける必要がないので構成が簡単であ
り、センターマークが不要な場合やサイズが変わる毎に
マークを移動させたりすることなくセンターマークを自
動的に形成することができ、しかも原稿の地色に拘わり
なく明瞭に識別できるセンターマークを形成できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の要部を示す斜視図、第2図
はその実施例の本体内部の概略構成を説明するための
図、第3図(a)はブランクランプの斜視図、同図
(b)はブランクランプと感光体との関係の説明図、第
4図はコンタクトガラス及びその近傍の拡大平面図、第
5図はキーボードの拡大平面図、第6図及び第7図はそ
の実施例の、第8図及び第9図は他の実施例の動作を説
明するための図であり、それらの図(a)はコンタクト
ガラスとブランクランプとの関係の説明図、同図(b)
はブランクランプの点灯制御のタイミングチャート、同
図(c)は原稿が白地の場合のセンターマークが形成さ
れた転写紙の説明図、同図(d)は原稿が濃色地の場合
のセンターマークが形成された転写紙の説明図である。 2……コンタクトガラス、2a、2b……コンタクトガラス
2の側辺、12……転写紙、13……ブランクランプ、16…
…原稿サイズ選択キー、17……センターマーク位置選択
キー、d1〜d18……LED、CM……センターマーク、M1〜M7
……マーク、M8、M9……帯状のマーク。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿が載置される、4側辺部を有するコン
    タクトガラスの相隣り合う2側辺部であって、各種サイ
    ズの複数の転写材に応じて各転写材の辺の中央に対応す
    る位置に形成されたマークと、 感光体の近傍に配列された多数の発光素子を有するブラ
    ンクランプと、 転写材のサイズ、センターマークの形成および形成すべ
    き転写紙の辺に関するセンターマーク信号を、手動操作
    による設定にて発する信号発生手段と、 該センターマーク信号に基づいて該ブランクランプの個
    々の発光素子の点灯を制御し、該マークの潜像であっ
    て、転写紙に対してセンターマークとなる部分の潜像が
    形成されている感光体部分の照射を行わないようにし、
    かつ、該マークの潜像であって、転写紙に対してセンタ
    ーマークとならない部分の潜像が形成されている感光体
    部分を照射するブランクランプ制御手段と を備えた電子写真複写機。
  2. 【請求項2】前記原稿が前記コンタクトガラスの4側辺
    部の1つの側辺部の中央部に対して位置合わせして該コ
    ンタクトガラス上に載置されるセンター基準方式の電子
    写真複写機であって、1個の前記マークを備え、該マー
    クが各転写材サイズの辺の中央に対応する位置に形成さ
    れており、前記ブランクランプ制御手段が、前記信号に
    基づいて該マークの潜像が形成されている感光体部分の
    照射を行わないように前記ブランクランプを制御する特
    許請求の範囲第1項に記載の電子写真複写機。
  3. 【請求項3】原稿が載置される、4側辺部を有するコン
    タクトガラスの相隣り合う2側辺部に形成された帯状の
    マークと、 感光体の近傍に配列された多数の発光素子を有するブラ
    ンクランプと、 転写材のサイズ、センターマークの形成および形成すべ
    き転写紙の辺に関するセンターマーク信号を、手動操作
    による設定にて発する信号発生手段と、 該センターマーク信号に基づいて該ブランクランプの個
    々の発光素子の点灯を制御し、該帯状のマークの潜像で
    あって、転写紙に対してセンターマークとなる部分の潜
    像が形成されている感光体部分の照射を行わないように
    し、かつ、該帯状のマークの潜像であって、転写紙に対
    してセンターマークとならない部分の潜像が形成されて
    いる感光体部分を照射するブランクランプ制御手段と を備えた電子写真複写機。
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