JP2503149Y2 - スプライス装置のフラッタリング防止装置 - Google Patents

スプライス装置のフラッタリング防止装置

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JP2503149Y2
JP2503149Y2 JP1990047668U JP4766890U JP2503149Y2 JP 2503149 Y2 JP2503149 Y2 JP 2503149Y2 JP 1990047668 U JP1990047668 U JP 1990047668U JP 4766890 U JP4766890 U JP 4766890U JP 2503149 Y2 JP2503149 Y2 JP 2503149Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、旧紙巻きロールを新紙巻きロールに紙継ぎ
するスプライス装置における走行紙のフラッタリング
(ばたつき)防止装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図にオフマシンコータ用アンワインダのスプライ
ス装置を示す。
このアンワインダでは、オフマシンコータにて使用さ
れ小径となった旧紙巻きロール30と新紙巻きロール31と
がそれぞれ揺動腕1および2に回転自在に支えられ、旧
紙巻きロール30が予め定められた小径になると、旧紙巻
きロール30から巻戻されている走行紙32が新紙巻きロー
ル31にスプライス装置3によって紙継ぎされる。
スプライス装置3には、フレーム33に固設されたブラ
ケット12の軸13を中心に、同じくフレーム33に固設され
たブラケット15に取付けられたジャッキ14により揺動す
るスプライスアーム4、このアーム4に回転自在に支持
されたリードインロール5およびリードオフロール6、
及びこのスプライスアーム4の軸7を支点として、スプ
ライスアーム4に設けられたエアシリンダ8にて揺動す
るスイングアーム9が設けられている。同スイングアー
ム9には、回転自在に取付けられリードインロール5と
リードオフロール6との中間に配置されたゴム巻のスプ
ライスロール10が設けられ、またスプライスアーム4に
は、リードインロール5とスプライスロール10の中間に
おいて取付けられた旧紙巻きロールよりの走行紙32を切
断するナイフ11が設けられている。
このスプライス装置3においては、通常運転時は、第
2図中実線で示すように、旧紙巻きロール30から巻戻さ
れる走行紙32は、リードインロール5、スプライスロー
ル10及びリードオフロール6に案内されて、矢印方向へ
移動する。
また、紙継ぎ時には、第2図中鎖線で示すように、ス
プライスアーム4とスイングアーム9を適宜揺動させて
前記走行紙32をスプライスロール10によってその表面に
糊テープが貼付けられている新紙巻きロール31に押しつ
け接着したのち、ナイフ11で前記走行紙32を切断する。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の従来のスプライス装置において、通常運転時に
は、旧紙巻きロールから巻戻される走行紙の走行によっ
て、新紙巻きロールと走行紙間のリードインロールとス
プライスロールの間においては、新紙巻きロールの外周
面と走行紙に沿って流れる伴流エアが発生し、また新紙
巻きロールと走行紙間のスプライスロールとリードオフ
ロールとの間においては、新紙巻きロールの外周面と走
行紙に沿って流れる流出エアが発生する。また、紙継ぎ
時には、走行紙の走行に新紙巻きロールの回転が加わっ
て、同様な伴流エアと流出エアが発生する。
この伴流エアと流出エアの発生は、この種装置にあっ
ては避け難い宿命的な現象であり、かつ、この伴流エア
と流出エアの存在に起因して、走行紙にばたつきが生
じ、紙切れが起ったり、紙継ぎ不良が起ったりする。
本考案は、従来のスプライス装置の以上の欠点を解消
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のスプライス装置における走行紙のフラッタリ
ング防止装置は、走行紙を案内するリードインロールと
リードオフロールの間に設けられ小径になった旧紙巻き
ロールからの走行紙を新紙巻きロールに押付けるスプラ
イスロール、及びスプライスロールとリードインロール
の間に設けられた前記走行紙を切断する切断用ナイフを
備えた旧紙巻きロールからの走行紙を新紙巻きロールに
紙継ぎするスプライス装置において、リードオフロール
とスプライスロールとの間で流出エアの発生位置、及
び、スプライスロールと切断用ナイフとの間で伴流エア
の発生位置に、それぞれ走行紙に沿って、かつ同走行紙
に対して新紙巻きロールの反対側にフリッタリング防止
板を設けた。
〔作用〕
本考案ではナイフとスプライスロールおよびスプライ
スロールとリードオフロールとの間で伴流エアおよび流
出エアの発生位置に、それぞれ走行紙に沿って、かつ走
行紙に対して新紙巻きロールの反対側にフラッタリング
防止板が設けられており、この位置に設けられたフラッ
タリング防止板によって、走行紙と新紙巻きロールとの
間に発生する伴流エア及び流出エアによる走行紙のフラ
ッタリングが防止される。
従って、走行紙のフラッタリングによる紙切れ及び紙
継ぎ不良の発生が防止される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図によって説明する。
本実施例は、第2図に示される従来のスプライス装置
に、以下に説明する部分を付加したものであり、従来の
スプライス装置と重複する部分には同一の符号を付しそ
の説明を省略する。
本実施例では、スプライスアーム4のナイフ11とスプ
ライスロール10との間およびスプライスロール10とリー
ドオフロール6の間に、それぞれフラッタリング防止板
21,22が、走行紙32の走行方向に沿って、かつ、走行紙3
2に対して新紙巻きロール31の反対側に設置されてい
る。
一方のフラッタリング防止板21は、ブラケット27によ
ってスプライスアーム4に取付けられており、他方のフ
ラッタリング防止板22は、ステー23,24を介してスプラ
イスアーム4に取付けられたブラケット25に固定された
ブラケット26に取付けられている。同ブラケット26は、
U字状の凹部をもち、その中にスイングアーム9の支点
となるスプライスアーム4の軸7が位置している。
前記したように、本実施例において、第1図中実線で
示すスプライス装置3の通常運転時には、走行紙32の走
行によって、また第1図中一点鎖線で示すスプライス装
置3の紙継ぎ時には走行紙32と新紙巻きロール31の回転
によって、リードインロール5とスプライスロール10と
の間及びスプライスロール10とリードオフロール6の間
において、走行紙32と新紙巻きロールとの間に伴流エア
A及び流出エアBが発生する。しかし、これらの部分の
走行紙32に沿って、かつ走行紙32の背後の位置で前記伴
流エアA及び流出エアBに対峙してフラッタリング防止
板21,22がそれぞれ設けられているために、伴流エアA
及び流出エアBによる走行紙32のフラッタリングの発生
が防止される。
従って、本実施例では、走行紙32のフラッタリングを
防止することによって、紙切れ及び紙継ぎ不良の発生を
防止することができる。
〔考案の効果〕 本考案では、スプライス装置のナイフおよびスプライ
スロール及びスプライスロールとリードオフロールとの
間で伴流エア及び流出エアの発生位置にそれぞれフリッ
タリング防止板を、走行紙に沿って、かつ走行紙に対し
新紙巻きロールの反対側に設けることにより、前記伴流
エア及び流出エアに起因して引き起される走行紙のフラ
ッタリング(ばたつき)を防止することができ、このば
たつきに起因する紙切れ及び紙継ぎ不良を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図はオフマシ
ンコータ用アンワインダに設けられた従来のスプライス
装置の正面図である。 4……スプライスアーム、5……リードインロール、6
……リードオフロール、10……スプライスロール、11…
…ナイフ、21,22……フラッタリング防止板、30……旧
紙巻きロール、31……新紙巻きロール、32……走行紙。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行紙を案内するリードインロールとリー
    ドオフロールの間に設けられ小径になった旧紙巻きロー
    ルからの走行紙を新紙巻きロールに押付けるスプライス
    ロール、及びスプライスロールとリードインロールの間
    に設けられた前記走行紙を切断する切断用ナイフを備え
    た旧紙巻きロールからの走行紙を新紙巻きロールに紙継
    ぎするスプライス装置において、リードオフロールとス
    プライスロールとの間で流出エアの発生位置、及び、ス
    プライスロールと切断用ナイフとの間で伴流エアの発生
    位置に、それぞれ走行紙に沿って、かつ同走行紙に対し
    て新紙巻きロールの反対側にフラッタリング防止板を設
    けたことを特徴とするスプライス装置における走行紙の
    フラッタリング防止装置。
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