JPH08282884A - テープレススプライス装置及びウェブ巻取機 - Google Patents

テープレススプライス装置及びウェブ巻取機

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Publication number
JPH08282884A
JPH08282884A JP11652295A JP11652295A JPH08282884A JP H08282884 A JPH08282884 A JP H08282884A JP 11652295 A JP11652295 A JP 11652295A JP 11652295 A JP11652295 A JP 11652295A JP H08282884 A JPH08282884 A JP H08282884A
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JP
Japan
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winding
arm
web
splice
roll
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Application number
JP11652295A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takiguchi
正幸 滝口
Noboru Uehara
昇 上原
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターレット式巻取装置においてウェブを旧巻
芯から新巻芯に巻き姿を乱すことなく切換可能な且つ小
スペースに設置可能なテープレススプライス装置を提供
する。 【構成】 巻取装置32へのウェブ1の走行路の片側
に、旋回可能なスプライスアーム43とニップロールア
ーム56を設け、スプライスアーム43には、ガイドロ
ール45、補助ロール47、切断装置53等を保持さ
せ、ニップロールアーム56にはニップロール57を保
持させておき、巻芯切換時に、補助ロール47、ニップ
ロール57でウェブを新巻芯4bに抱き込むようにニッ
プし、ウェブを新巻芯4bに巻き付けた後は、ニップロ
ールでニップした状態でまず補助ロール47を後退さ
せ、次いでタッチロール36bを新巻芯4bに押し付け
た後、ニップロール57を後退させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機、コーター等の
ターレット式巻取装置において、一方の巻取軸に保持さ
れた巻芯上に巻取中のウェブを、他方の巻取軸に保持さ
れた巻芯に、ウェブ先端固定用の粘着テープを用いるこ
となく巻付けて切り換えることの可能なテープレススプ
ライス装置、及びそのテープレススプライス装置を用い
たウェブ巻取機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として図9に示すもの
が知られている。図9において、1はウェブ、2はその
ウェブ1を巻き取るためのターレット式巻取装置であ
り、支点Oを中心として旋回可能なターレット3と、そ
の両端にそれぞれ保持され、紙管等の巻芯4a、4bを
保持して回転させる巻取軸5a、5bと、両巻取軸5
a、5bの中間位置の両側に配置されたガイドロール6
a、6b等を備えている。7は、ウェブ走行方向に関し
て巻取装置2の上流側に配置されているフィードフレー
ム、8はフィードフレーム7に設けられたガイドロー
ル、10は巻取装置2に対して巻芯切換を行うスプライ
ス装置である。このスプライス装置10は、支点O1
中心として旋回可能なスプライスアーム11と、その先
端に支点O2 を中心として旋回可能に保持されたニップ
ロールアーム12及び補助ロールアーム13と、そのニ
ップロールアーム12及び補助ロールアーム13にそれ
ぞれ保持されたニップロール14及び補助ロール15
と、ニップロールアーム12及び補助ロールアーム13
をそれぞれ駆動するエアシリンダ16、17と、スプラ
イスアーム11に保持されたガイドロール18、19
と、スプライスアーム11を支点O1 を中心として旋回
させる油圧シリンダ20と、スプライスアーム11の回
転支点O1 よりも上方の支点O3 を中心として旋回可能
なカッター用アーム21と、その先端に保持されたガイ
ドロール22と、ウェブ1を切断するナイフ23a及び
そのナイフ23aを出し入れするエアシリンダ23bを
備えた切断装置23と、ナイフ23aの近傍に配置さ
れ、切断されたウェブに空気を吹き付けるエアノズル
(図示せず)と、カッター用アーム21を支点O3 を中
心として旋回させる空圧シリンダ25等を備えている。
【0003】このスプライス装置10によるウェブ切換
動作は次のように行われる。すなわち、通常、ターレッ
ト3は図9に示す状態となっており、フィードフレーム
7に近い側の位置P1 (以下巻取位置という)に位置す
る巻芯4a上にウェブ1が巻き取られており、且つその
ウェブ1はスプライスアーム11上のガイドロール1
8、19、補助ロール15等で案内されている。この状
態の時に、巻取位置P1とは反対側の位置P2 (以下巻
芯交換位置という)にある他方の巻取軸5bに空の巻芯
4bをセットする(以下この巻芯4bを新巻芯、ウェブ
巻取中の巻芯4aを旧巻芯という)。旧巻芯4a上のウ
ェブの巻取量が多くなって切換が必要となってくると、
図10に示すように、ターレット3を反時計方向に回転
させて旧巻芯4aを巻芯交換位置P2 に、新巻芯4bを
巻取位置P1 に移動させる。これにより、ウェブ1は新
巻芯4b及びガイドロール6bで案内される経路を通っ
て旧巻芯4aに巻き取られる。次に、スプライスアーム
11が上方に旋回し、図11に示すように、ニップロー
ル14及び補助ロール15がウェブ1を抱き込むように
して新巻芯4bにニップする。更に、カッター用アーム
21が上方から旋回して降下し、ガイドロール22でウ
ェブ1を案内した状態で、切断装置23が作動してウェ
ブ1を切断し、同時にエアノズルが切断位置の直ぐ上流
のウェブ1にエアを吹き付けることにより、切断された
ウェブの端部が新巻芯4bに巻き付く。これ以後は、ウ
ェブ1は新巻芯4bに巻き取られることとなる。その
後、図12に示すように、スプライスアーム11及びカ
ッター用アーム21が元の位置に旋回して戻り、次の切
換動作に備える。以上によって、巻芯の切換動作が終了
し、適当な時期に巻芯交換位置P2 にあるウェブを巻き
取った旧巻芯4aを取り外し、空の巻芯をセットして次
の動作に備える。
【0004】なお、図9〜図12に示す従来のスプライ
ス装置10は、巻取装置2の巻芯4a又は4bの上側に
ウェブ1を巻き取ってゆくタイプ即ち上巻きの巻取装置
2に対して設けたものであり、巻取装置が下巻きの場合
には、スプライスアーム11とカッター用アーム21の
位置を入れ替えた構造となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
テープレススプライス装置は、上下に配置されるスプラ
イスアーム11とカッター用アーム21を必要とするの
で、設置に大きいスペースを必要とするという問題があ
った。また、スプライスアーム11とカッター用アーム
21を上下に配置しているので、巻取装置が上巻き或い
は下巻きのいずれか1方向で巻取を行う場合にしか使用
できず、従って、上巻き、下巻きのいずれにも巻取可能
な巻取装置には使用できないという問題があった。更
に、従来のテープレススプライス装置では、新巻芯にウ
ェブを巻き付かせた後、スプライスアーム11を下方に
旋回させてニップロール14と補助ロール15を新巻芯
から離した後でないと、新巻芯に巻取装置に設けている
タッチロール(図示せず)を押し付けることができず、
このため、新巻芯にウェブを巻き付けた後、ニップロー
ル14と補助ロール15を新巻芯から離してからタッチ
ロールを押し付けるまでの間は、ウェブを新巻芯に押し
付けているものが何もなく、このため、巻き取られてい
るウェブ間への空気の抱き込みが生じ、巻き不良を生じ
ることがあるという問題もあった。
【0006】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みて為
されたもので、従来よりも小さいスペースに設置可能
な、且つ巻き不良を生じることなく巻芯切り換えを行う
ことの可能なテープレススプライス装置を提供すること
を目的とする。また、本発明は、ウェブを上巻き、下巻
きのいずれにも巻取可能なターレット式巻取装置にテー
プレススプライス装置を組み合わせ、ウェブの上巻き、
下巻きのいずれの動作時にも、ウェブを巻き取る巻芯を
切り換えることを可能としたウェブ巻取機を提供するこ
とも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決すべく
為された本発明のテープレススプライス装置は、ターレ
ット式巻取装置へのウェブ走行路に関して巻芯へのウェ
ブ巻き側に、定位置にある支点を中心として旋回可能に
設けられたスプライスアームと、該スプライスアーム
を、巻取装置によるウェブ巻取に干渉しない退避位置と
ウェブを旧巻芯から新巻芯へ切り換えるスプライス位置
とに往復動させる第一駆動装置と、前記スプライスアー
ムの先端に設けられ、該スプライスアームがスプライス
位置に旋回した時、旧巻芯に向かって走行しているウェ
ブを新巻芯に接触させるように案内するガイドロール
と、前記スプライスアームに設けられ、該スプライスア
ームがスプライス位置に旋回した時、旧巻芯に向かって
走行しているウェブを新巻芯にニップする補助ロール
と、前記スプライスアームに設けられ、前記補助ロール
とガイドロールとの間を走行しているウェブを切断する
切断装置と、ウェブ走行路に関して前記スプライスアー
ムと同じ側に、定位置にある支点を中心として旋回可能
に設けられたニップロールアームと、該ニップロールア
ームを、巻取装置によるウェブ巻取に干渉しない退避位
置とウェブを旧巻芯から新巻芯へ切り換えるスプライス
位置とに往復動させる第二駆動装置と、前記ニップロー
ルアームに設けられ、前記ニップロールアームがスプラ
イス位置に旋回した時、前記補助ロールの上流側でウェ
ブを新巻芯に抱き込むようにニップするニップロールと
を有していることを特徴とする。
【0008】また、本発明のウェブ巻取機は、ウェブを
上巻き、下巻きのいずれにも巻取可能なターレット式巻
取装置に、上記構成のテープレススプライス装置を、前
記巻取装置へのウェブ走行路の上下にそれぞれ配置した
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のテープレススプライス装置は上述構成
により、巻取装置の巻芯切換に際し、ターレットをウェ
ブ巻取中の旧巻芯がテープレススプライス装置側を通過
するように回転させ、走行中のウェブを新巻芯とテープ
レススプライス装置との間に走行させ、その状態でニッ
プロールアーム及びスプライスアームをスプライス位置
に旋回させることにより、そのニップロールアーム及び
スプライスアームに保持しているニップロールと補助ロ
ールとが走行中のウェブを新巻芯に抱き込むようにニッ
プし、且つスプライスアーム先端のガイドロールが新巻
芯から旧巻芯に向かって走行中のウェブを案内でき、次
いで、切断装置を動作させることにより、補助ロールと
ガイドロールとの間のウェブを切断して新巻芯に巻き付
かせることができ、その後、ニップロールを新巻芯に押
し付けた状態でスプライスアームを元に戻し、新巻芯に
巻取装置に設けているタッチロールを押し当てた後、ニ
ップロールアームを元の位置に戻すことにより、新巻芯
に対する通常の巻取状態とすることができる。かくし
て、ウェブ走行路の片側のみに配置したスプライスアー
ム及びニップロールアームの旋回動作で巻芯切換を行う
ことができ、設置に要するスペースを小さくできる。ま
た、新巻芯にウェブを巻き付かせた後、ニップロールを
押し付けた状態で補助ロールを保持したスプライスアー
ムを元の位置に戻し、新巻芯にタッチロールを押し付け
た後、ニップロールを離してニップロールアームを退避
させているので、新巻芯にウェブを巻き取っている時に
は常に、ニップロール或いはタッチロールが押し付けら
れており、ウェブ間に空気を巻き込むことによる巻き不
良を生じることがない。
【0010】また、本発明のウェブ巻取機は上述構成に
より、巻取装置が上巻きを行っている時には、巻芯切換
に際し、ターレットをウェブ巻取中の旧巻芯が上方を通
過するようにターレットを回転させ、ウェブ走行路の上
側に配置したテープレススプライス装置を用いて巻芯切
換を行うことができ、又、巻取装置が下巻きを行ってい
る時には、巻芯切換に際し、ターレットをウェブ巻取中
の旧巻芯が下方を通過するようにターレットを回転さ
せ、ウェブ走行路の下側に配置したテープレススプライ
ス装置を用いて巻芯切換を行うことができ、結局、上巻
き、下巻きのいずれでも巻芯切換を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例によるスプライス装置
を備えた印刷機のウェブ巻取機を、通常の巻取時の状態
で示す概略断面図、図2〜図5は同じ部分を異なる作動
状態で示す概略断面図であり、図9〜図12に示す従来
例と同一又は同様な部品には同一符号を付けて示してい
る。図1において、32はウェブ1を巻き取るためのタ
ーレット式巻取装置であり、支点Oを中心に旋回可能な
ターレット3と、その両端にそれぞれ保持され、紙管等
の巻芯4a、4bを保持して回転させる巻取軸5a、5
bと、両巻取軸5a、5bの中間位置の両側に配置され
たガイドロール6a、6b等を備えている。なお、この
巻取装置32は、巻芯4aに対してウェブ1を下側に巻
き付ける下巻きのものである。
【0012】ターレット3には、それぞれ支点O4 、O
5 を中心として旋回可能な一対のタッチロールアーム3
4a、34bと、それを旋回させるエアシリンダ35
a、35bが設けられており、且つ各タッチロールアー
ム34a、34bの先端には、巻芯4a、4bに接触す
る位置にタッチロール36a、36bが取り付けられて
いる。
【0013】38は、巻取位置P1 の近傍に且つフィー
ドフレーム7に取り付けられた支持台、39はその支持
台38に保持されたガイドロール、40はテープレスス
プライス装置(以下スプライス装置と略称する)であ
る。スプライス装置40は、ガイドロール39によって
定められるウェブ走行路の下側に、すなわち、巻芯4a
に対するウェブの巻き側に配置されている。
【0014】スプライス装置40は、支持台38に支点
6 を中心として旋回可能に設けられたスプライスアー
ム43と、そのスプライスアーム43を、巻取装置32
によるウェブ巻取に干渉しない退避位置(図1に示す位
置)とウェブを旧巻芯4aから新巻芯4bへ切り換える
スプライス位置(図3に示す位置)とに往復動させる第
一駆動装置44を備えている。第一駆動装置44として
は、油圧、空圧等のシリンダ機構、モータ等任意をもの
を使用できるが、スプライスアーム43の円滑な動きを
可能とするよう油圧シリンダを用いる事が好ましい。
【0015】スプライスアーム43には、その先端に、
スプライスアーム43がスプライス位置に旋回した時、
旧巻芯4aに向かって走行しているウェブ1を新巻芯4
bに接触させるように案内するガイドロール45が取り
付けられており、且つそのガイドロール45よりも支点
に近い側に、該スプライスアーム43がスプライス位置
に旋回した時、旧巻芯4aに向かって走行しているウェ
ブ1を新巻芯4bに押し付けニップする補助ロール47
が設けられている。図6から良く分かるように、この補
助ロール47はスプライスアーム43に対して旋回可能
な補助アーム49に保持され且つエアシリンダ等のシリ
ンダ機構50で駆動される構成となっている。かくし
て、シリンダ機構50を動作させることにより、補助ロ
ール47を新巻芯4bに押し付けたり、新巻芯4bから
離すことができる。この補助ロール47の取付位置は、
新巻芯4bの外周を通ってガイドロール45に至るウェ
ブ1が新巻芯4bを離れる位置の少し上流で、ウェブ1
を新巻芯4bにニップするように定められている。
【0016】スプライスアーム43には更に、補助ロー
ル47とガイドロール45との間を走行しているウェブ
1を切断する切断装置53が取り付けられている。この
切断装置53は、ウェブ1を切断するナイフ53aを保
持した移動ブロック53bと、その移動ブロック53b
を往復動させるエアシリンダ53cを備えており、且つ
その移動ブロック53bにはナイフ53aによる切断位
置よりも上流側にウェブ1にエアを吹き付けるエアノズ
ル54が設けられている。
【0017】図1において、スプライス装置40は更
に、ウェブ走行路の下側に、且つスプライスアーム43
と同じ支点O6 を中心として旋回可能に設けられたニッ
プロールアーム56と、そのニップロールアーム56
を、巻取装置32によるウェブ巻取に干渉しない退避位
置(図1に示す位置)とウェブを旧巻芯4aから新巻芯
4bへ切り換えるスプライス位置(図3に示す位置)と
に往復動させる第二駆動装置(図示せず)を備えてい
る。この第二駆動装置にも、油圧、空圧等のシリンダ機
構、モータ等任意のものを用いることができるが、後述
するように、ニップロールアーム56をスプライスアー
ム43で旋回させることがあるので、その際ニップロー
ルアーム56の旋回に干渉しないよう、エアシリンダを
用いることが好ましい。
【0018】ニップロールアーム56には、該ニップロ
ールアーム56がスプライス位置に旋回した時、旧巻芯
4aに向かって走行しているウェブ1を新巻芯4bに抱
き込むようにニップするニップロール57が設けられて
いる。図6から良く分かるように、このニップロール5
7はニップロールアーム56に対して旋回可能な補助ア
ーム58に保持され且つエアシリンダ等のシリンダ機構
59で駆動される構成となっている。かくして、シリン
ダ機構59を動作させることにより、ニップロール57
を新巻芯4bに押し付けたり、新巻芯4bから離すこと
ができる。このニップロール57の取付位置は、補助ロ
ール47よりも上流でウェブ1を新巻芯4bにニップす
るように、且つウェブ1を新巻芯4bに対して極力大き
い巻付け角で巻き付けることができるように定めるもの
であり、本実施例では180°以上の巻付け角で巻き付
けることができるように定められている。このように大
きい巻付け角を用いると、ウェブ1を新巻芯4bに巻き
付ける動作が確実となる利点が得られる。
【0019】スプライスアーム43には、スプライスア
ーム43に対するニップロールアーム56の、待機位置
に向かう方向の位置を規制するストッパ61が設けられ
ている。このため、図1、図2に示すように、ニップロ
ールアーム56をストッパ61に突き当たる位置とした
状態で、スプライスアーム43をスプライス位置に向か
って旋回させると、ニップロールアーム56を第二駆動
装置で旋回させなくても、スプライスアーム43と一緒
にスプライス位置に向かって旋回させることができる。
【0020】次に、上記構成のスプライス装置40の動
作を説明する。通常の巻取時は図1に示すように、巻取
位置P1 に位置する旧巻芯4a上にウェブ1が巻き取ら
れており、その上にタッチロール36aが押し付けられ
ている。また、スプライスアーム43及びニップロール
アーム56はウェブ巻取に干渉しない待機位置となって
いる。巻芯4a上のウェブの巻取量が多くなって切換が
必要となってくると、ターレット3が時計方向に回転
し、ウェブ巻取中の旧巻芯4aを、下側即ちスプライス
装置40側を通過させて巻芯交換位置P2 に移動させ
る。これにより、図2に示すように、ウェブ1は下方に
位置するガイドロール6aで案内されて走行する状態と
なり、その上方に、巻取位置P1 に移動してきた新巻芯
4bが位置することとなる。この時、新巻芯4bに対応
して設けているタッチロール36bは新巻芯4bから離
れた位置で待機している。
【0021】次いで、新巻芯4bが回転駆動された状態
で、スプライスアーム43に連結された第一駆動装置4
4がスプライスアーム43を上方に旋回させる。これに
より、スプライスアーム43が上方に旋回すると共にニ
ップロールアーム56も上方に旋回させ、両者はスプラ
イス位置に移動し、その位置に停止する。この時、図6
に示すように、スプライスアーム43の先端のガイドロ
ール45がウェブ1を押し上げて新巻芯4bに接触さ
せ、次いでニップロールアーム56に設けたニップロー
ル57がウェブ1を新巻芯4bに抱き込むようにニップ
し、次に補助ロール47がウェブ1をニップする。この
事により走行中のウェブ1を新巻芯4bの外周に良好に
且つ安定して沿わせることができる。
【0022】次に、切断装置53が作動し、ナイフ53
aが前進して走行中のウェブ1を切断し、同時にそのウ
ェブ1にエアノズル54がエアを吹き付ける。これによ
り、切断されたウェブ1の端部が新巻芯4bに巻き付け
られる。その後、シリンダ機構50が補助ロール47を
新巻芯4bから離し、次いで、第一駆動装置44がスプ
ライスアーム43を下方に旋回させ、図4に示すよう
に、元の待機位置に戻す。なおこの時、ニップロールア
ーム56は、それに組み合わせられている第二駆動装置
(図示せず)によってスプライス位置に保持されてお
り、ニップロール57は新巻芯4bに押し付けられた状
態に保たれている。このため、新巻芯4b上に巻き取ら
れているウェブ1が空気を巻き込むことがなく、従っ
て、新巻芯4b上に良好にウェブが巻き取られ続ける。
次いで、図5に示すように、巻取装置32に設けている
タッチロール36bが新巻芯4bに押し付けられ、巻き
取られているウェブ1を押さえ、その後、シリンダ機構
59がニップロール57を新巻芯4bから離し、第二駆
動装置がニップロールアーム56を下方に旋回させ、元
の待機位置に戻す。以上によって、巻芯の切換動作が終
了する。この切換時において、新巻芯4b上にウェブ1
が巻き取られる状態になった後は、常にニップロール5
7又はタッチロール36bが新巻芯4bに押し付けられ
ているので、良好な巻取が可能であり、巻き姿が崩れる
ということがない。切換動作終了後、適当な時期に巻芯
交換位置P2 にあるウェブを巻き取った旧巻芯4aを取
り外し、空の巻芯をセットして次の動作に備える。
【0023】なお、上記実施例では、スプライスアーム
43をスプライス位置に旋回させる時、同時にストッパ
61がニップロールアーム56を押してスプライス位置
に旋回させる構成としている。この構成は、簡単な構造
でスプライスアーム43とニップロールアーム56を同
期して旋回させることができ、ウェブ1を補助ロール4
7とニップロール57によって新巻芯4bに抱き込むよ
うに且つ円滑に巻き付けてニップすることができるとい
う利点を有している。しかしながら、本発明はこの構成
に限らず、スプライスアーム43とニップロールアーム
56をそれぞれ第一駆動装置、第二駆動装置を用いて別
個に旋回させる構成としてもよい。また、上記実施例で
は、スプライスアーム43とニップロールアーム56を
同じ支点O6 を中心として旋回可能に設けている。この
構成は、スプライスアーム43とニップロールアーム5
6の支持構造を簡単とすると共に、スプライスアーム4
3及びニップロールアーム57を旋回させた時にも、両
アームに保持しているロールの位置関係を一定に保つこ
とができる利点を有している。しかしながら、本発明は
この構成にも限定されず、スプライスアーム43とニッ
プロールアーム56とを別個の支点を中心として旋回可
能な構成としてもよい。
【0024】更に、上記実施例では、補助ロール47を
スプライスアーム43に対して旋回可能な補助アーム4
9に保持させ、シリンダ機構50で駆動する構成として
いるが、この構成に代えて、補助ロール47をスプライ
スアーム43に直接取り付け、スプライスアーム43を
旋回させる第一駆動装置44による駆動力によって補助
ロール47を新巻芯4bに押し付ける構成としてもよ
い。しかしながら、図示実施例の構成とすると、装置に
寸法誤差等があっても、補助ロール47を確実に新巻芯
4bに押し付けてウェブ1をニップすることができ、し
かも、その際補助アーム49がスプライスアーム43に
比べて軽量であるので、ニップ圧の調整が容易となる利
点が得られる。また、上記実施例では、ニップロール5
7をニップロールアーム56に対して旋回可能な補助ア
ーム58に保持させ、シリンダ機構59で駆動する構成
としているが、この構成に代えて、ニップロール57を
ニップロールアーム56に直接取り付ける構成とするこ
とも可能である。しかしながら、この場合にも、図示実
施例の構成とすると、ニップロール57を確実に新巻芯
4bに押し付けてウェブ1をニップすることができると
共にニップ圧の調整が容易となり、更に、ウェブ1を新
巻芯4bに対して180°以上の巻付け角となるように
巻き付けることができ、切断後のウェブの巻付けが確実
となるという利点が得られ、好ましい。
【0025】上記実施例は、下巻き方式の巻取装置32
に対して設けたスプライス装置40を示しているが、本
発明は、上巻き方式の巻取装置に対しても適用可能であ
る。上巻き方式の巻取装置に対して用いるスプライス装
置としては、図1に示すスプライス装置40をガイドロ
ール39の上方に、上下対称な形で設置すればよい。
【0026】更に、本発明のスプライス装置は、ウェブ
を上巻き、下巻きのいずれにも巻取可能なターレット式
巻取装置と組み合わせ、上巻き、下巻きのいずれでも切
換可能なウェブ巻取機を構成することも可能である。図
7、図8はその場合の実施例を示すもので、このウェブ
巻取機は、ウェブを上巻き、下巻きのいずれにも巻取可
能なターレット式巻取装置32Aと、その巻取装置32
Aへのウェブ走行路の上下に配置された一対のスプライ
ス装置40、40Aを備えている。ここで、巻取装置3
2Aは、巻芯4a、4bを保持する巻取軸5a、5bが
正逆両方向に回転可能な点、及びターレット3が正逆両
方向に旋回可能な点を除いて、図1〜図6に示す実施例
の巻取装置32と実質的に同一構成のものである。ま
た、ウェブ走行路の下方に設けたスプライス装置40は
図1〜図6に示す実施例のスプライス装置40と実質的
に同一構成のものであり、上方に設けたスプライス装置
40Aは、下方のスプライス装置40を上下対称な形で
設置したものである。
【0027】この構成のウェブ巻取機では、ウェブ1を
図7で二点鎖線で示すように、巻芯4aの下側に巻き取
る下巻き方式で巻き取っている際には、巻芯交換時に、
図1〜図6の実施例で示したように、ターレット3を時
計方向に旋回させ、ウェブ1を図8に二点鎖線で示すよ
うに、新巻芯4bの下側に通し、次いで、下方のスプラ
イス装置40を動作させることにより、ウェブ1を新巻
芯4bに巻き付けることができる。また、ウェブ1を図
7で実線で示すように、巻芯4aの上側に巻き取る上巻
き方式で巻き取っている際には、巻芯交換時に、ターレ
ット3を反時計方向に旋回させ、ウェブ1を図8に実線
で示すように、新巻芯4bの上側に通し、次いで、上方
のスプライス装置40Aを動作させることにより、図1
〜図6の実施例で説明したのと同様な手順でウェブ1を
新巻芯4bに巻き付けることができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のテープレススプライス装置は、巻取装置へのウェブ走
行路の片側のみに配置されているので、設置スペースを
小さくすることができ、また、新巻芯にウェブを巻き付
けた後は、その新巻芯にタッチロールを押し付けるま
で、ニップロールで押圧を継続できるので、新巻芯に巻
き取られるウェブに巻き崩れを生じることがなく、高品
質の巻取を可能とするという効果を有している。
【0029】ここで、ニップロールアームに設けるニッ
プロールを、ニップロールアームに対して旋回可能な補
助アームに保持させ、且つシリンダ機構で駆動する構成
とすると、装置に寸法誤差等があってもニップロールを
確実に新巻芯に押し付けてウェブをニップすることがで
きると共にニップ圧の調整が容易となり、更に、ウェブ
を新巻芯に対して180°以上の巻付け角となるように
巻き付けることができ、ウェブを新巻芯に対して確実に
巻き付け、切換ミスをほとんど無くすことができるとい
う効果が得られる。
【0030】また、スプライスアームに設ける補助ロー
ルを、スプライスアームに対して旋回可能な補助アーム
に保持させ、且つシリンダ機構で駆動する構成とする
と、装置に寸法誤差等があっても補助ロールを確実に新
巻芯に押し付けてウェブをニップすることができると共
にニップ圧の調整が容易となり、やはりウェブの新巻芯
への巻付けを確実とすることができるという効果が得ら
れる。
【0031】更に、スプライスアームの支点と前記ニッ
プロールアームの支点とを同一直線上に配置しておく
と、スプライスアームとニップロールアームの支持構造
を簡単とすると共に、スプライスアーム及びニップロー
ルアームを旋回させた時にも、両アームに保持している
ロールの位置関係を一定に保つことができ、走行中のウ
ェブを新巻芯に押し付けてニップする動作を確実とする
ことができるとうい効果が得られる。
【0032】更に、スプライスアームに、該スプライス
アームに対するニップロールアームの、待機位置に向か
う方向の位置を規制するストッパを設けておくと、簡単
な構造でスプライスアームとニップロールアームを同期
してスプライス位置に旋回させることができ、ウェブを
補助ロールとニップロールによって新巻芯に抱き込むよ
うに且つ円滑に巻き付けてニップすることができ、切換
ミスをほとんど無くすことができるという効果が得られ
る。
【0033】本発明のウェブ巻取機は、ウェブを上巻
き、下巻きのいずれにも巻取可能なターレット式巻取装
置へのウェブ走行路の上下に、それぞれ上記構成のテー
プレススプライス装置を配置した構成としているので、
巻取装置が上巻きを行っている時には上側に配置したテ
ープレススプライス装置を用いることで、ウェブを旧巻
芯から新巻芯に切り換えることができ、また、巻取装置
で下巻きを行っている時には、下側に配置したテープレ
ススプライス装置を用いることで、ウェブを旧巻芯から
新巻芯に切り換えることができ、結局、上巻き、下巻き
のいずれでも巻芯切換を行うことができるという効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスプライス装置を備え
た印刷機のウェブ巻取機を、通常の巻取時の状態で示す
概略断面図
【図2】図1と同じ部分を、ターレットを180°回転
させた状態で示す概略断面図
【図3】図2と同じ部分を、スプライス装置を動作させ
た状態で示す概略断面図
【図4】図3と同じ部分を、スプライスアームを後退さ
せた状態で示す概略断面図
【図5】図4と同じ部分を、切換動作終了後の状態で示
す概略断面図
【図6】図3に示す部分の一部を拡大して示す概略断面
【図7】本発明のウェブ巻取機の実施例を、通常の巻取
時の状態で示す概略断面図
【図8】図7と同じ部分を、ターレットを180°回転
させた状態で示す概略断面図
【図9】従来のスプライス装置を備えた印刷機のウェブ
巻取機を、通常の巻取時の状態で示す概略断面図
【図10】図9と同じ部分を、ターレットを180°回
転させた状態で示す概略断面図
【図11】図10と同じ部分を、スプライスアーム及び
カッター用アームを動作させた状態で示す概略断面図
【図12】図11と同じ部分を、切換動作終了後の状態
で示す概略断面図
【符号の説明】
1 ウェブ 3 ターレット 4a 旧巻芯 4b 新巻芯 5a、5b 巻取軸 6a、6b ガイドロール 7 フィードフレーム 8 ガイドロール 32 巻取装置 36a、36b タッチロール 39 ガイドロール 40 スプライス装置 43 スプライスアーム 44 第一駆動装置 45 ガイドロール 47 補助ロール 49 補助アーム 50 シリンダ機構 53 切断装置 53a ナイフ 53c エアシリンダ 54 エアノズル 56 ニップロールアーム 57 ニップロール 58 補助アーム 59 シリンダ機構 61 ストッパ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターレット式巻取装置に対するスプライ
    ス装置であって、前記巻取装置へのウェブ走行路に関し
    て巻芯へのウェブ巻き側に、定位置にある支点を中心と
    して旋回可能に設けられたスプライスアームと、該スプ
    ライスアームを、巻取装置によるウェブ巻取に干渉しな
    い退避位置とウェブを旧巻芯から新巻芯へ切り換えるス
    プライス位置とに往復動させる第一駆動装置と、前記ス
    プライスアームの先端に設けられ、該スプライスアーム
    がスプライス位置に旋回した時、旧巻芯に向かって走行
    しているウェブを新巻芯に接触させるように案内するガ
    イドロールと、前記スプライスアームに設けられ、該ス
    プライスアームがスプライス位置に旋回した時、旧巻芯
    に向かって走行しているウェブを新巻芯にニップする補
    助ロールと、前記スプライスアームに設けられ、前記補
    助ロールとガイドロールとの間を走行しているウェブを
    切断する切断装置と、ウェブ走行路に関して前記スプラ
    イスアームと同じ側に、定位置にある支点を中心として
    旋回可能に設けられたニップロールアームと、該ニップ
    ロールアームを、巻取装置によるウェブ巻取に干渉しな
    い退避位置とウェブを旧巻芯から新巻芯へ切り換えるス
    プライス位置とに往復動させる第二駆動装置と、前記ニ
    ップロールアームに設けられ、前記ニップロールアーム
    がスプライス位置に旋回した時、前記補助ロールの上流
    側でウェブを新巻芯に抱き込むようにニップするニップ
    ロールとを有していることを特徴とするテープレススプ
    ライス装置。
  2. 【請求項2】 前記ニップロールが前記ニップロールア
    ームに対して旋回可能な補助アームに保持され、且つシ
    リンダ機構で駆動される構成となっていることを特徴と
    する請求項1記載のテープレススプライス装置。
  3. 【請求項3】 前記補助ロールが前記スプライスアーム
    に対して旋回可能な補助アームに保持され、且つシリン
    ダ機構で駆動される構成となっていることを特徴とする
    請求項1又は2記載のテープレススプライス装置。
  4. 【請求項4】 前記スプライスアームの支点と前記ニッ
    プロールアームの支点とが同一直線上に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の
    テープレススプライス装置。
  5. 【請求項5】 前記スプライスアームが、該スプライス
    アームに対する前記ニップロールアームの、待機位置に
    向かう方向の位置を規制するストッパを有することを特
    徴とする請求項4記載のテープレススプライス装置。
  6. 【請求項6】 ウェブを上巻き、下巻きのいずれにも巻
    取可能なターレット式巻取装置と、該巻取装置へのウェ
    ブ走行路の上下に配置された一対の、請求項1から5の
    いずれか1項に記載のテープレススプライス装置とを備
    えたウェブ巻取機。
JP11652295A 1995-04-18 1995-04-18 テープレススプライス装置及びウェブ巻取機 Pending JPH08282884A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010085041A (ko) * 2001-07-25 2001-09-07 성안기계공업주식회사 그라비아 인쇄기의 리와인더 터치 롤 장치
CN103318674A (zh) * 2013-07-15 2013-09-25 汕头市华鹰软包装设备总厂有限公司 收卷直线切刀装置

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