JP2502973B2 - 生体情報自動記入装置 - Google Patents

生体情報自動記入装置

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JP2502973B2 JP61022425A JP2242586A JP2502973B2 JP 2502973 B2 JP2502973 B2 JP 2502973B2 JP 61022425 A JP61022425 A JP 61022425A JP 2242586 A JP2242586 A JP 2242586A JP 2502973 B2 JP2502973 B2 JP 2502973B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は記録紙に生体情報を自動的に記入する装置に
関するものである。
従来技術 生体の手術時あるいは集中治療室などにおける生体の
容体の変化を記録するために血圧、脈拍数、呼吸数など
の生体情報が記録紙の所定の場所に設けられた2次元図
表記録領域に所定の記号を以て経時的に記録される。こ
のような記録作業は、通常、医者や看護婦などにより手
作業にて行われるものである。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、斯る従来の場合には、生体情報を測定
する測定器に表示される値を記録紙の所定場所に設けら
れた2次元図表に記入する作業は、比較的煩雑なもので
あり、しかも医療専門家の員数の確保が困難なことも相
まって繁忙な病院内では比較的負担が大きく、生体情報
の記入が正確に実行され得ない恐れすらある。
そこで、血圧、脈拍数、呼吸数などの生体情報を繰り
返し測定する生体情報測定装置と、その測定された生体
情報を表す記号を記録紙に自動的に記入する記録装置と
を備えた生体情報自動記入装置が提案されている。たと
えば、特開昭59-62030号公報に記載された麻酔経過記録
装置がそれである。このような装置によれば、生体情報
測定装置により測定された生体情報が記録紙へ自動的に
記入されるので、煩雑であり且つ負担であった生体情報
の記録紙への記入に関する作業が全く解消されるととも
に記入の誤りが防止されるのである。
しかしながら、かかる生体情報自動入装置において用
いられる記録紙として、所定の場所にあらかじめ2次元
図表記録領域が印刷されている記録紙(病院などにおい
て従来用いられてきた記録紙)を用いると、医療関係者
の抵抗感も少なく、管理上も便利であるが、このような
記録紙には、その2次元図表記録領域内に通常一定の間
隔のセクションが印刷されており、生体情報測定装置に
より測定された値が記録装置により記入される際に、印
刷ずれや記録紙の伸縮に起因して2次元図表記録領域の
位置および大きさがばらついたり歪んだり、また、載置
台上における記録紙の載置ずれなどによって載置台上で
2次元図表記録領域が傾いたりして、2次元図表記録領
域内の所定の位置へ正確に記入されない欠点がある。
課題を解決するための手段 本発明は以上の事情を背景として為されたものであ
り、その要旨とするところは、生体の血圧、脈拍数、呼
吸数などの生体情報の内少なくとも一つを繰り返し測定
し、かつ測定された生体情報を表す記号を記録紙の所定
の場所に設けられた略矩形の2次元図表記録領域内に自
動的に記入する生体情報自動記入装置であって、(a)
前記生体情報を測定する生体情報測定装置と、(b)前
記記録紙を載置するための載置台と、その載置台上で記
録紙に対して相対移動させられる筆記具とを備え、その
筆記具を用いて載置台上の記録紙に前記生体情報を記入
する記録装置と、(c)その筆記具を前記記録紙上の所
望の位置へ移動させるために手動操作される筆記具駆動
操作入力手段と、(d)前記載置台上に載置された記録
紙の2次元図表記録領域の位置、大きさ、傾きおよび歪
に関する情報を入力するために、前記筆記具駆動操作入
力手段による操作にしたがって前記筆記具が前記2次元
図表記録領域の実際の四隅の各点へ移動させられる毎に
手動により設定操作される記録領域入力手段と、(e)
前記生体情報測定装置によって測定された測定時刻およ
びその生体情報測定装置によって測定された生体情報の
値から、前記記録領域入力手段によって入力された前記
2次元図表記録領域の四隅の点の位置に基づく2次元図
表記録領域の位置、大きさ、傾きおよび歪に応じて、2
次元図表記録領域内の記入位置を算出し、その記入位置
に生体情報を表す記号を前記記録装置に記入させる制御
装置とを、含むことにある。
このようにすれば、記録装置により生体情報を表す記
号が自動的に記入される2次元図表記録領域の位置、大
きさ、傾きおよび歪は、前記記録領域入力手段により、
記入に先立って、筆記具駆動操作入力手段による操作に
したがって筆記具が前記2次元図表記録領域の実際の四
隅の各点へ移動させられることにより入力されており、
制御装置により、前記生体情報測定装置によって測定さ
れた測定時刻および生体情報の値から、前記記録領域入
力手段によって入力された前記2次元図表記録領域の四
隅の点の位置に基づく2次元図表記録領域の位置、大き
さ、傾きおよび歪に応じて、2次元図表記録領域内の記
入位置を算出し、その記入位置に生体情報を表す記号が
前記記録装置により記入されることから、印刷ずれや記
録紙の伸縮に起因して2次元図表記録領域の位置および
大きさがばらついたり歪んだり、また、載置台上におけ
る記録紙の載置ずれなどによって載置台上で2次元図表
記録領域が傾いたとしても、2次元図表記録領域内の所
定の位置へ正確に記入される。
しかも、記録紙は記録装置の載置台上に載置されるよ
うになっているので、生体情報の自動記入中であっても
投薬した薬剤の名称や投薬時刻、あるいは生体に施した
医学的処置など他の記録項目を記録紙の所定場所に手書
きにて記入できる利点がある。
実施例 以下、本発明の一実施例、すなわち手術中などにおい
て麻酔記録紙へ生体情報を自動記入する装置を図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図は本実施例のシステム構成を示す図であって、
10は本実施例の生体情報測定装置に相当する心電計を備
えた自動血圧計である。この自動血圧計10には電極12お
よびカフ14が接続されており、そこでは定期的あるいは
手動入力操作に応答して被測定者の生体情報、たとえば
最高最低血圧値、脈拍数、呼吸数などが自動的に測定さ
れるとともに、その測定値を表す信号が自動血圧計10か
ら制御装置16へ出力されるようになっている。制御装置
16は入力信号に基づいて麻酔記録紙18の所定の位置に設
けられた二次元図表記録領域20内の記録位置を決定し、
入力信号が供給される毎にX-Yプロッタ22に記入させ
る。なお、制御装置16は自動血圧計10やX-Yプロッタ22
と一体に設けられ得る。また、この麻酔記録紙18は麻酔
中の被測定者の生体情報のトレンドや投薬した薬品など
を経時的に記録するためのものであり、位置決めされる
2辺(2方の縁)から略一定の場所に設けられている。
そして、二次元図表記録領域20内には通常一定の間隔の
セクションが印刷されており、たとえば第2図に示すよ
うに、横軸が時間軸として、また縦軸が血圧値や脈拍数
などの測定値を示す軸として用いられる。
X-Yプロッタ22は、本実施例の記録装置に相当するも
のであって、第3図に詳しく示すように、麻酔記録紙18
を載置するための載置台24と、X方向パルスモータ26に
よってX方向に駆動され且つ位置決めされる移動台28
と、この移動台28の移動方向(X方向)と直交する方向
(Y方向)に移動台28に設けられたガイドロッド30によ
ってY方向に案内され且つY方向パルスモータ32によっ
て位置決めされるキャリジ34と、このキャリジ34に設け
られ且つ上下ソレノイド36によって上下される筆記用の
ペン38とを備えている。上記載置台24には麻酔記録紙18
を予め定められた一定の位置へ正確に位置決めするため
の位置決め板40が固定されており、また、必要に応じて
麻酔記録紙18を載置台24上に固定するための空気吸引手
段或いは静電吸着手段が用いられる。そして、載置台24
上に麻酔記録紙18が載置されたことを検出するための紙
センサ42が埋設されている。この紙センサ42は、第4図
に示すように、麻酔記録紙18の裏面に向かって光を投射
する発光素子44と麻酔記録紙18からの反射光を検出する
受光素子46とから成り、受光素子46における反射光の有
無によって載置台24上の麻酔記録紙18の有無が検出され
るとともに、その有無を表す信号が前記制御装置16へ供
給されるようになっている。また、上記X-Yプロッタ22
には、第5図に示す制御回路が設けられている。図にお
いて、制御装置16から入力ポート48に供給された信号は
前記二次元図表記録領域20内の記入位置および記入すべ
き記号を表すものであり、CPU50はRAM52の記憶機能を利
用しつつROM54に予め記憶されたプログラムにしたがっ
て入力信号を処理し、入力信号が示す記入位置に入力信
号が示す記号が記入されるように、X方向パルスモータ
26に駆動電力を供給する駆動回路56、Y方向パルスモー
タ32に駆動電力を供給する駆動回路58、上下ソレノイド
36に駆動電力を供給する駆動回路60へ駆動信号を供給す
る。
制御装置16は、第6図に示すように、I/Oポート62
と、CPU64と、ROM66と、RAM68と、時計回路70と、数字
キー(所謂テンキー)69、4個の方向キー71a乃至71d、
設定キー73、確認キー75、起動停止押釦72、および取替
指令ランプ80などを有する入力コンソール74とを備えて
おり、CPU64はRAM68の記憶機能を利用しつつROM66に予
め記憶されたプログラムにしたがって入力信号を処理
し、二次元図表記録領域20内の記入位置を示す信号およ
び記入する記号の種類を示す信号をX-Yプロッタ22へ供
給する。
以下、上記制御装置16の作動を説明する。第7図に示
すフローチャートは上記起動停止押釦72が押圧操作され
ることによって実行される制御ルーチンを示すものであ
り、この制御ルーチンは次に起動停止押釦72が押圧操作
されることにより実行が停止される。
通常、起動停止押釦72の操作に先立って自動血圧計10
が起動させられ、被測定者の血圧値、脈拍数、呼吸数な
どの生体情報が一定のサイクルで繰り返し自動的に測定
される状態とされる。次いで、起動停止押釦72が押圧操
作されると、先ずステップS1が実行されることにより種
々の初期処理が実行される。この初期処理では、たとえ
ば第8図に示す記録領域入力ルーチンが実行されて前記
二次元図表記録領域20の位置およびその縦横寸法が設定
されるとともに、二次元図表記録領域20の縦軸76および
横軸79のフルスケール値が設定される。
第8図に示す記録領域入力ルーチンは、方向キー71a
乃至71dを操作しつつペン38を二次元図表記録領域20の
四隅に位置させ且つ設定キー73を操作することにより、
その二次元図表記録領域20の位置および大きさを入力さ
せるとともに、数字キー69を操作し且つ設定キー73を操
作することにより縦軸78および横軸78のフルスケール値
を入力させるものである。すなわち、ステップSN1にお
いてX-Yプロッタ22のペン38を原点に位置させるための
信号がX-Yプロッタ22へ供給されることによりペン38が
その可動領域の内たとえば第3図の左下隅の位置(X0
Y0)へ移動させられるとともに、後述のレジスタXおよ
びレジスタYの内容が零にクリアされる。続くステップ
SN2では二次元図表記録領域20の左上点P1の位置(X1,Y
1)が入力させられる。この入力は前記4個の方向キー7
1a乃至71d、すなわち、右スイッチ71a、左スイッチ71
b、上スイッチ71c、下スイッチ71dが操作されることに
より実行される。すなわち、上記ステップSN2では第9
図に示す点位置入力ルーチンが実行される。先ずステッ
プST1において右スイッチ71aがオン、すなわち操作され
ているか否かが判断され、操作されていると判断された
場合にはステップST2が実行されてペン38を1ステップ
右方向へ移動させる信号がX-Yプロッタ22へ供給されて
ペン38が第3図の右方向へ1ステップ移動させられると
ともに、入力する点のX方向位置を示すレジスタXの内
容に1が加算される。右スイッチ71aが操作されている
うちはこのような作動が繰り返される。ステップST1に
おいて右スイッチ71aが操作されていないと判断された
場合にはステップST3が実行されて左スイッチ71bが操作
されているか否かが判断される。操作されている場合に
はステップST4が実行されてペン38が第3図の左方向へ
1ステップ移動させられるとともに、入力する点のX方
向位置を示すレジスタXの内容から1が減算される。ス
テップST3において左スイッチ71bが操作されていないと
判断された場合にはステップST5が実行されて上スイッ
チ71cが操作されているか否かが判断される。操作され
ている場合にはステップST6が実行されてペン38が第3
図の上方向へ1ステップ移動させられるとともに、入力
する点のY方向位置を示すレジスタYの内容に1が加算
される。ステップST5において上スイッチ71cが操作され
ていないと判断された場合にはステップST7が実行され
て下スイッチ71dが操作されているか否かが判断され
る。操作されている場合にはステップST8が実行されて
ペン38が第3図の下方向へ1ステップ移動させられると
ともに、入力する点のY方向位置を示すレジスタYの内
容から1が減算される。このようにして右スイッチ71
a、左スイッチ71b、上スイッチ71c、下スイッチ71dが操
作されて、ペン38が二次元図表記録領域20の左上点P1
位置(X1,Y1)に一致させられると、設定キー73が操作
されるので、ステップST9における判断が肯定されてス
テップST10が実行される。このステップST10では、レジ
スタXおよびレジスタYの内容が左上点P1の位置として
読み込まれる。
第8図に戻って、各ステップSN3、SN4、SN5におい
て、上述のステップSN2と同様の作動および操作にした
がって二次元図表記録領域20の右下点P2の位置(X2
Y2)、左下点P3の位置(X1,Y2)および右上点P4の位置
(X2,Y1)がそれぞれ決定され且つ記憶される。続くス
テップSN6では横軸78のフルスケール値が数字キー69を
用いて入力され且つ設定キー73が操作されることにより
それが読み込まれる。同様に、ステップSN7では縦軸76
のフルスケール値が読み込まれる。たとえば、横軸78の
全長を3時間に相当する長さとする場合には300が入力
され、縦軸の全長を200mmHgとする場合には、200が入力
されるのである。以上のように入力された二次元図表記
録領域20の実際の位置、大きさおよびフルスケール値を
示すデータはRAM68内の図表寸法記憶領域82内に記憶さ
れるようになっている。このように二次元図表記録領域
20の実際の位置および寸法が入力されるので、本実施例
では、方向キー71a乃至71dが筆記具駆動操作入力手段に
相当し、設定キー73が記録領域入力手段に相当するので
ある。
そして、ステップSN8では、各点P1,P2,P3,P4の位
置の入力が正確に行われたかを確認するために、確認キ
ー75の操作に応答して、ペン38を点P1,P3,P2,P4,P1
へ順次移動させるための信号がX-Yプロッタ22へ出力さ
れる。これによりペン38が点P1,P3,P2,P4を角とする
矩形を描いて移動するので、作業者が目視により位置入
力を確認できる。
第7図に戻って、ステップS2では、自動血圧計10から
の生体情報を表す信号が供給されたか否かが判断され
る。信号が供給されない場合にはステップS2が繰り返し
実行されることにより待機状態とされるが、信号が供給
されるとステップS3が実行されて、入力信号が示すデー
タが読み込まれるとともに入力時刻が時計回路70の出力
信号に基づいて読み込まれる。続くステップS4では、予
め図表寸法記憶領域82に記憶された四隅の各点の位置P1
〜P4に基づく2次元図表記録領域20の位置、大きさ、傾
きおよび歪に応じて、ステップS3にて読み込んだ入力時
刻およびデータから、2次元図表記録領域20内における
生体情報の記入位置および記入記号を決定する。この決
定方法は、実時間を示す横軸78上において上記入力時刻
に対応した位置を通る、縦軸76に平行な線を決定すると
ともに、フルスケール値が設定された縦軸76上において
入力データの大きさを示す位置を算出し、この位置を上
記平行な線上において決定するのである。
次いで、ステップS5では、ステップS4にて決定された
記入位置が二次元図表記録領域20の枠外であるか否かが
判断される。この判断は専ら記入位置が時間軸(横軸7
8)のフルスケールから外れたかを判断するものであ
る。通常は記入位置が枠内であるので続くステップS6が
実行されて、記入位置および記号を示す信号がX-Yプロ
ッタ22へ出力され、このX-Yプロッタ22によって自動血
圧計10から供給された生体情報の測定値が上記信号が示
す位置に上記信号が示す記号で記入される。たとえば起
動直後では第2図のa線に沿って記号が記入され、10分
経過後ではb線に沿って記号が記入される。なお、第2
図では、記号>−<は最高血圧値および最低血圧値を示
しており、記号○は呼吸数,記号・は脈拍を示してい
る。また、データの記入毎或いは予め定められた一定の
回数毎に二次元図表記録領域20内の時間軸近傍に時刻が
記入される。
以上のステップが繰り返し実行されると、二次元図表
記録領域20内の時間軸上にはたとえば第2図に示すよう
な血圧値を示す記号や他の記号が順次記入され、生体情
報のトレンドが表示される。そして、このような状態が
持続されるうちに起動後の経過時間が予め設定された時
間軸のフルスケールの時間を超えると、ステップS5にお
いて、前記ステップS4にて決定された記入位置が時間軸
(横軸78)のフルスケールから外れると判断される。こ
の状態ではステップS7が実行されて麻酔記録紙18の取替
を示す警報出力が出されて取替指令ランプ80が点灯され
るとともに図示しない発音装置から警報音が出される。
続くステップS8では、時間軸のフルスケールが自動的に
新たに設定されるとともに、新たなフルスケールに基づ
いて新たな記入位置が決定される。この新たなフルスケ
ール値は現在から時間軸の長さに相当する時間経過後の
時刻となる。そして、ステップS9において麻酔記録紙18
の取替が判断される。この判断は前記紙センサ42からの
信号が一旦オフ状態となった後オンとなったことをもっ
て判断される。麻酔記録紙18の取替が行われないとステ
ップS9が繰り返し実行されて待機状態とされるが麻酔記
録紙18が取替えられると前記ステップS6以下が実行され
る。
上述のように、本実施例によれば、X-Yプロッタ22に
より生体情報を表す記号が自動的に記入される2次元図
表記録領域20の位置、大きさ、傾きおよび歪は、記入に
先立って、設定キー73により、方向キー71a乃至71dによ
る操作にしたがってペン38が2次元図表記録領域20の四
隅の各点P1〜P4へ移動させられることにより入力されて
おり、制御装置16により、自動血圧計10によって測定さ
れた測定時刻および生体情報の値から、設定キー73によ
って入力された2次元図表記録領域20の四隅の点P1〜P4
の位置に基づく2次元図表記録領域20の位置、大きさ、
傾きおよび歪に応じて、2次元図表記録領域20内の記入
位置を算出し、その記入位置に生体情報を表す記号が記
入される。したがって、煩雑であり且つ負担であった生
体情報の麻酔記録紙18への記入に関する作業が全く解消
されるとともに記入の誤りが防止される。また、印刷ず
れや麻酔記録紙18の伸縮に起因して2次元図表記録領域
20の位置および大きさがばらついたり歪んだり、また、
載置台24上における麻酔記録紙18の載置ずれなどによっ
て載置台24上で2次元図表記録領域20が傾いたとして
も、2次元図表記録領域20内の所定の位置へ正確に記入
されるのである。したがって、本実施例では、載置台24
上に描かれた印線上に麻酔記録紙18を適当に載置するよ
うにしても良く、前記位置決め板40は必ずしも必要では
ないのである。
しかも、麻酔記録紙18はX-Yプロッタ22の載置台24上
に載置されるようになっているので、生体情報の自動記
入中であっても投薬した麻酔剤の名称や投薬時刻など他
の記録項目を麻酔記録紙18の所定場所に手書きにて記入
できる利点がある。
また、本実施例によれば、記号の記入位置が2次元図
表記録領域20内の時間軸(横軸78)のフルスケールを超
えると自動的に警報が出力され且つ新たな麻酔記録紙18
に替えられてから記号の記入が実行されるので、麻酔記
録紙18への記入が的確に行われる利点がある。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の
説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符
号を付して説明を省略する。
本実施例は、記録領域入力手段において前述の実施例
と異なるものであって、第10図に示すようにX-Yプロッ
タ22のX方向パルスモータ26およびY方向パルスモータ
32にはペン38の移動位置を検出するためのロータリエン
コーダ84および86がそれぞれ設けられ、それらロータリ
エンコーダ84および86の出力パルスは制御装置16へ出力
されるようになっている。なお、この出力パルスにはペ
ン38の移動方向の正逆に関連して変化する信号が含まれ
ており、X方向(第3図の左右方向)の正負およびY方
向(第3図の上下方向)の正負がそれぞれ判定されるよ
うになっている。
本実施例では、ペン38を前記各点P1,P3,P2,P4に手
動にて位置させることによりそれらの点P1,P3,P2,P4
の位置を入力させる、所謂ティーチイン操作により位置
入力を行うようにしたものであって、前記第9図に示す
フローチャートに替わる第11図に示すフローチャートに
したがって作動を説明する。先ずステップSE1が実行さ
れてロータリエンコーダ84からX方向の正のパルスが出
力されたか否かが判断される。この判断が肯定された場
合にはステップSE2が実行されてレジスタXの内容に1
が加算される。このステップSE1およびSE2はロータリエ
ンコーダ84から正パルスが出力される毎に実行される。
ステップSE1における判断が否定された場合にはステッ
プSE3が実行されてロータリエンコーダ84からX方向の
負のパルスが出力されたか否かが判断される。この判断
が肯定された場合にはステップSE4が実行されてレジス
タXの内容から1が減算される。ついでステップSE5が
実行されてロータリエンコーダ86からY方向の正のパル
スが出力されたか否かが判断される。この判断が肯定さ
れた場合にはステップSE6が実行されてレジスタYの内
容に1が加算される。ステップSE5における判断が否定
された場合にはステップSE7が実行されてロータリエン
コーダ86からY方向の負のパルスが出力されたか否かが
判断される。この判断が肯定された場合にはステップSE
8が実行されてレジスタYの内容から1が減算される。
このようにしてペン38が手動にて操作されることにより
二次元図表記録領域20の左上点P1の位置(X1,Y1)に一
致させられると、設定キー73が操作されるので、ステッ
プSE9における判断が肯定されてステップSE10が実行さ
れる。このステップSE10では、レジスタXおよびレジス
タYの内容が左上点P1の位置として読み込まれるのであ
る。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明した
が、本発明はその他の態様においても適用され得るので
ある。
また、前述の実施例では血圧値、脈拍数、呼吸数など
を測定できる自動血圧計10が用いられていたが、それに
替えて、生体監視に必要とされる他の生体情報を測定す
る装置を設けてもよいのである。
また、前述の実施例ではX-Yプロッタ22が用いられて
いたが、多数のドットにて図形をシリアル或いはパラレ
ルに記録できるドットプリンタ、インクジェットプリン
タ、或いはX-Yレコーダなどの他の形式の記録装置であ
っても差支えない。
また、前述の実施例のX-Yプロッタ22には第5図に示
す制御回路が設けられていたが、制御装置16がX方向パ
ルスモータ26、Y方向パルスモータ32、上下ソレノイド
36を直接制御するようにしても良いのである。
また、前述の実施例の制御装置16には時計回路70が設
けられているが、自動血圧計10から測定時刻を表す信号
が供給される場合には除去され得る。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であ
り、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加
えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステム構成を示す図であ
る。第2図は第1図の装置に用いられる麻酔記録紙の所
定場所に設けられた二次元図表記録領域を示す図であ
る。第3図は第1図の装置に用いられるX-Yプロッタの
構成を示す平面図である。第4図は第3図のX-Yプロッ
タの載置台に設けられた紙センサの構成を説明する図で
ある。第5図は第3図のX-Yプロッタの制御回路図であ
る。第6図は第1図の実施例の制御装置の構成を示すブ
ロック線図である。第7図、第8図、第9図は第6図の
制御装置の作動をそれぞれ説明するフローチャートであ
る。第10図および第11図は本発明の他の実施例における
第6図および第9図にそれぞれ相当する図である。 10:自動血圧計(生体情報測定装置) 16:制御装置 18:麻酔記録紙(記録紙) 20:2次元図表記録領域 22:X-Yプロッタ(記録装置) 24:載置台 38:ペン(筆記具) 71a〜71d:方向キー(筆記具駆動操作入力手段) 73:設定キー(記録領域入力手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体の血圧、脈拍数、呼吸数などの生体情
    報の内少なくとも一つを繰り返し測定し、かつ測定され
    た生体情報を表す記号を記録紙の所定の場所に設けられ
    た略矩形の2次元図表記録領域内に自動的に記入する生
    体情報自動記入装置であって、 前記生体情報を測定する生体情報測定装置と、 前記記録紙を載置するための載置台と、該載置台上で該
    記録紙に対して相対移動させられる筆記具とを備え、該
    筆記具を用いて該載置台上の記録紙に前記生体情報を記
    入する記録装置と、 該筆記具を前記記録紙上の所望の位置へ移動するために
    手動操作される筆記具駆動操作入力手段と、 前記載置台上に載置された記録紙の2次元図表記録領域
    の位置、大きさ、傾きおよび歪に関する情報を入力する
    ために、前記筆記具駆動操作入力手段による操作にした
    がって、前記筆記具が前記2次元図表記録領域の実際の
    四隅の各点へ移動させられる毎に手動により設定操作さ
    れる記録領域入力手段と、 前記生体情報測定装置によって測定された測定時刻およ
    び該生体情報測定装置によって測定された生体情報の値
    から、前記記録領域入力手段によって入力された前記2
    次元図表記録領域の四隅の各点の位置に基づく該2次元
    図表記録領域の位置、大きさ、傾きおよび歪に応じて、
    該2次元図表記録領域内の記入位置を算出し、該記入位
    置に該生体情報を表す記号を前記記録装置に記入させる
    制御装置と、 を含むことを特徴とする生体情報自動記入装置。
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