JP2502175Y2 - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JP2502175Y2
JP2502175Y2 JP1989149462U JP14946289U JP2502175Y2 JP 2502175 Y2 JP2502175 Y2 JP 2502175Y2 JP 1989149462 U JP1989149462 U JP 1989149462U JP 14946289 U JP14946289 U JP 14946289U JP 2502175 Y2 JP2502175 Y2 JP 2502175Y2
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JP
Japan
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sorting
threshing
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JPH0385837U (ja
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孝夫 庄村
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、受網から漏下した脱穀処理物を選別する揺
動選別装置と、選別回収された2番物を再処理して揚送
し、脱穀装置側壁に形成した還元口から前記揺動選別装
置上へ放出する揚送スクリューを備えてある脱穀装置に
関する。
〔従来の技術〕
揺動選別装置から回収された2番物を揚送スクリュー
により再び揺動選別装置上に還元する際、揺動選別板上
に均一に2番物が還元されるようにして選別性能を高め
るため、従来例えば特開平1-87623号公報に示されるも
ののように、揺動選別板上に仕切部材を立設したものが
あった。また、本発明者らは、第3図に示すように受網
(5)の下側に縦板状のガイド部材(12)を垂設したも
のについて検討した。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記引例及び本発明者らが検討した方法の場合には、
穀粒は還元口から勢いよく放出され、穀粒の放出軌跡が
狭い範囲内に集中するため、仕切部材やガイド部材のわ
ずかな高さの差によって放出2番物の揺動選別板上での
分布が大きく変化しやすく、2番物を均一に分布させる
には不十分であった。
本考案の目的は、ガイド部材の合理的な設置によって
2番物を揺動選別板上に均一な状態で分布させ、揺動選
別装置の選別性能を向上させることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、前記還元口から放出される放出
2番物の飛散経路に臨んで放出2番物と接当するガイド
部材を前記受網の周方向中間部位から垂設するととも
に、前記ガイド部材よりも還元口側で、かつ、前記ガイ
ド部材の下端より下方に位置させて仕切部材を前記揺動
選別装置上に立設した点にある。
〔作用〕
上記構成によると、第1図中に示すように、前記還元
口(9)から放出された2番物の一部は受網(5)やガ
イド部材(12)に衝突して反射し、反射した2番物の一
部は仕切部材(10)よりも還元口(9)側に、また一部
は仕切部材(10)よりも還元口(9)と反対側において
揺動選別装置(6)上に供給される。又、還元口(9)
から放出された2番物の他の一部は受網(5)で反射さ
れ、あるいは反射されることなく直接にガイド部材(1
2)と仕切部材(10)の間を通って揺動選別装置(6)
上に供給される。
つまり、2番物の反射方向に違う前記ガイド部材(1
2)と前記仕切部材(10)を組み合わせることにより、
ガイド部材(12)単独或いは仕切部材(10)単独の使用
では得られない、キメの細かい2番物の落下位置の調節
ができ、放出された2番物は前記揺動選別装置上に均一
に分布する。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、2番物及び受網から漏下し
た脱穀処理物が揺動選別装置上を均一に分布した状態で
選別を行うことができ、揺動選別装置の選別性能を一段
と向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に脱穀部(A)、選別部(B)、回収部(C)
から成るコンバインの脱穀装置(1)が示されている。
前記脱穀部(A)は、フィードチェーン(2)により
挾持搬送される穀稈を扱き処理する扱胴(3)を扱室
(4)内に軸架するとともに、超高分子量ポリエチレン
樹脂で一体成型された受網(5)を張設して構成され、
扱き処理を受けた処理物が受網(5)を漏下して揺動選
別装置(6)上に落下するようになっている。
前記選別部(B)は、比重差選別を行うグレンパン
(8)を備えた揺動選別装置(6)と、この揺動選別装
置(6)に選別風を送る唐箕(7)とからなっている。
前記回収部(C)は、前記選別部(B)からの1番物
を回収する1番物回収部(13)と、枝付き籾等の2番物
を回収する2番物回収部(14)とから成っている。そし
て、1番物回収部(13)及び2番物回収部(14)には回
収された1番物及び2番物を横一側へ搬送するための1
番スクリュー(13a)及び2番スクリュー(14a)が備え
てある。
前記2番スクリュー(14a)の終端部には、図示しな
い回転処理刃と固定受刃とによって2番物を再処理する
処理装置(15)が設けてあり、この処理装置(15)によ
り再処理された2番物が揚送スクリュー(16)で揚送さ
れ、スクリュー先端に設けた羽根(16a)により還元口
(9)から揺動選別装置(6)前部のグレンパン(8)
上へ放出されるようになっている。
第1図及び第2図に示すように、前記グレンパン
(8)の左右中央よりもやや還元口(9)寄りの箇所に
は縦壁状の仕切部材(10)が立設してあり、また、前記
受網(5)を下方から支持して下方への変形を阻止する
べく周方向複数箇所において扱胴軸心方向に沿って配備
固定してある横棧状の受網支持部材(11)のうち、扱胴
(3)の直下によりやゝフィードチェーン(2)側に位
置する受網支持部材(11)に、前記還元口(9)から放
出される放出2番物の飛散経路に臨んで放出2番物と接
当する縦板状のガイド部材(12)を垂設固定してある。
そして、このガイド部材(12)は、前記仕切部材(10)
よりも還元口(9)から遠い、位置にあり、かつ、ガイ
ド部材(12)の下端が仕切部材(10)の上端よりも高い
位置にあるよう設定してある。
上記構成によると、前記還元口(9)から放出される
再処理2番物は、第1図中の矢印に示すように、受網
(5)、ガイド部材(12)及び仕切部材(10)に衝突反
射するとともに、ガイド部材(12)及び仕切部材(10)
の間を通過してグレンパン(8)上に左右に分散して供
給される。
尚、前記ガイド部材(12)の取付角度は鉛直以外に任
意に設定すればよく、また、処理物の状況に応じて取付
角度を調節可能にしておくと一層よい。また、仕切部材
(10)及びガイド部材(12)を夫々高さ調節可能にして
実施するもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る脱穀装置の実施例を示し、第1図
は、脱穀装置の縦断正面図、第2図は脱穀装置の縦断側
面図、第3図は比較構造例を示す要部の縦断正面図であ
る。 (5)……受網、(6)……揺動選別装置、(16)……
揚送スクリュー、(9)……還元口、(10)……仕切部
材、(12)……ガイド部材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受網(5)から漏下した脱穀処理物を選別
    する揺動選別装置(6)と、選別回収された2番物を再
    処理して揚送し、脱穀装置側壁に形成した還元口(9)
    から前記揺動選別装置(6)上へ放出する揚送スクリュ
    ー(16)を備えてある脱穀装置であって、前記還元口
    (9)から放出される放出2番物の飛散経路に臨んで放
    出2番物と接当するガイド部材(12)を前記受網(5)
    の周方向中間部位から垂設するとともに、前記ガイド部
    材(12)よりも還元口側で、かつ、前記ガイド部材(1
    2)の下端より下方に位置させて仕切部材(10)を前記
    揺動選別装置(6)上に立設してある脱穀装置。
JP1989149462U 1989-12-25 1989-12-25 脱穀装置 Expired - Lifetime JP2502175Y2 (ja)

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JPH0385837U JPH0385837U (ja) 1991-08-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926133U (ja) * 1972-06-06 1974-03-06
JPH0613672Y2 (ja) * 1987-12-03 1994-04-13 株式会社クボタ 脱穀装置

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JPH0385837U (ja) 1991-08-30

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