JP2501704B2 - 自穿孔ロックボルト用接続金具 - Google Patents
自穿孔ロックボルト用接続金具Info
- Publication number
- JP2501704B2 JP2501704B2 JP4022691A JP2269192A JP2501704B2 JP 2501704 B2 JP2501704 B2 JP 2501704B2 JP 4022691 A JP4022691 A JP 4022691A JP 2269192 A JP2269192 A JP 2269192A JP 2501704 B2 JP2501704 B2 JP 2501704B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock bolt
- self
- drilling
- drilling lock
- connection bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Earth Drilling (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、接続金具、特に自穿孔
ロックボルトに対し、個々にねじ込まれる接続金具に関
するものである。
ロックボルトに対し、個々にねじ込まれる接続金具に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】自穿孔ロックボルトは例えばトンネルの
安全なアーチ施工等の土木現場でアーチに対し周囲の岩
石に対してほぼ放射状に嵌入し、セメントミルク、ウレ
タン薬液等を圧入して定着固定するほか崖などの傾斜面
の崩れ止め用アンカー等に使われている。
安全なアーチ施工等の土木現場でアーチに対し周囲の岩
石に対してほぼ放射状に嵌入し、セメントミルク、ウレ
タン薬液等を圧入して定着固定するほか崖などの傾斜面
の崩れ止め用アンカー等に使われている。
【０００３】このような自穿孔ロックボルトの重要な役
目は、種々の付属品を装着して土や岩石の層内の進路に
所定の間隔で嵌入させて地層内に残すことである。そし
て、作業時にロックボルト部材は、お互いに第４図に示
すような円筒カップリング（イ）で接続されるが、円筒
カップリング（イ）には両側からはじまる円筒形のめね
じ（ロ）（ロ′）が配列されているのでロックボルトは
どちらからでもねじ込むことができる。又めねじの末端
は円筒カップリング（イ）のほぼ中央にあり、ねじ込ま
れたロックボルト部材の先端面が接触するように逃げ溝
（ホ）を設けて丸味がある肩部（ハ）が成形されてい
る。このめねじ付きの接続金具はねじの端部にロックボ
ルトを接続するため前記の逃げ溝（ホ）があるので接続
された２条のロックボルトの端面は穿孔中の衝撃エネル
ギーを逃がすが互いに打撃し合う。一般には増加する結
合部の残留力を逃がすために円筒全長にわたりテーパー
をつけたねじカップリング筒が使用されるが、このテー
パーつきねじカップリング筒はロックボルトの平行ねじ
との不確実な接合によりテーパー領域で圧着接合を生じ
てロックボルトをゆるめることが不可能或いは著しく困
難になると同時に衝突エネルギーを逃しにくくなる。
目は、種々の付属品を装着して土や岩石の層内の進路に
所定の間隔で嵌入させて地層内に残すことである。そし
て、作業時にロックボルト部材は、お互いに第４図に示
すような円筒カップリング（イ）で接続されるが、円筒
カップリング（イ）には両側からはじまる円筒形のめね
じ（ロ）（ロ′）が配列されているのでロックボルトは
どちらからでもねじ込むことができる。又めねじの末端
は円筒カップリング（イ）のほぼ中央にあり、ねじ込ま
れたロックボルト部材の先端面が接触するように逃げ溝
（ホ）を設けて丸味がある肩部（ハ）が成形されてい
る。このめねじ付きの接続金具はねじの端部にロックボ
ルトを接続するため前記の逃げ溝（ホ）があるので接続
された２条のロックボルトの端面は穿孔中の衝撃エネル
ギーを逃がすが互いに打撃し合う。一般には増加する結
合部の残留力を逃がすために円筒全長にわたりテーパー
をつけたねじカップリング筒が使用されるが、このテー
パーつきねじカップリング筒はロックボルトの平行ねじ
との不確実な接合によりテーパー領域で圧着接合を生じ
てロックボルトをゆるめることが不可能或いは著しく困
難になると同時に衝突エネルギーを逃しにくくなる。
【０００４】円筒形のめねじ及びおねじの正確な接合に
よって作業中にゆるみを生じないで、強い力を逃がすこ
とが可能なものもあるが、筒状カップリング内の肩部に
接するロックボルト端部の平面部分は衝撃穿孔中に相対
的な動きの発生を避けることができず、発熱して接合部
の安定度は減少し、筒状カップリングのゆるみによりね
じ山の永久破壊を生じると共に前述したセメントミルク
その他の圧入剤の漏れを生ずることが多い。そのためロ
ックボルト部分と筒状カップリングとの間に予め応力が
与えられている状態の接合が要求される。
よって作業中にゆるみを生じないで、強い力を逃がすこ
とが可能なものもあるが、筒状カップリング内の肩部に
接するロックボルト端部の平面部分は衝撃穿孔中に相対
的な動きの発生を避けることができず、発熱して接合部
の安定度は減少し、筒状カップリングのゆるみによりね
じ山の永久破壊を生じると共に前述したセメントミルク
その他の圧入剤の漏れを生ずることが多い。そのためロ
ックボルト部分と筒状カップリングとの間に予め応力が
与えられている状態の接合が要求される。
【０００５】一方ロックボルトと筒状カップリングは、
岩石等の中に置き去られる部材なので、出来る限り安価
な価格で製作されることが望ましい。
岩石等の中に置き去られる部材なので、出来る限り安価
な価格で製作されることが望ましい。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、接続
するロックボルトが確実に密嵌し、穿孔作業時に使用さ
れるフラシング液（水冷液）や高圧で圧入されるセメン
トミルク及びウレタン薬液が漏洩することがなくしかも
安価に製作できる自穿孔ロックボルト用接続金具を提供
することにある。
するロックボルトが確実に密嵌し、穿孔作業時に使用さ
れるフラシング液（水冷液）や高圧で圧入されるセメン
トミルク及びウレタン薬液が漏洩することがなくしかも
安価に製作できる自穿孔ロックボルト用接続金具を提供
することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次のとお
りである。両端側からめねじを形成した円筒形本体から
構成され、前記めねじ領域に続いてねじ込んだ自穿孔ロ
ックボルトのおねじ先端を絞り込むテーパー部を形成し
た自穿孔ロックボルト用接続金具。
りである。両端側からめねじを形成した円筒形本体から
構成され、前記めねじ領域に続いてねじ込んだ自穿孔ロ
ックボルトのおねじ先端を絞り込むテーパー部を形成し
た自穿孔ロックボルト用接続金具。
【０００８】
【作用】ロックボルトが本体にねじ込まれてめねじの先
のテーパー部で無理に押込まれて絞られ図１のように密
着する。
のテーパー部で無理に押込まれて絞られ図１のように密
着する。
【０００９】即ち、連続した衝撃穿孔によるねじ接合で
応力が生じ、互いにねじが接近してピッタリと接合され
ロックボルトの先端はテーパー部の箇所で締付けられて
密着する。
応力が生じ、互いにねじが接近してピッタリと接合され
ロックボルトの先端はテーパー部の箇所で締付けられて
密着する。
【００１０】
【実施例】図中１は連結金具本体、２はロックボルトで
ある。本体１の両端側の円筒断面ａにめねじ８を形成
し、ロックボルト２のおねじ９をめねじ８にねじ込む。
本発明においては、本体１はめねじ８，８に連続してテ
ーパー部ｂを設ける。なお図示実施例ではねじ部の深さ
及びピッチは円筒領域ａ及びテーパー状領域ｂとは分か
れテーパーの角度αが連結部における接合する金属同志
間の臨界摩擦角よりやや大きくしている。又本体１は中
央断面Ｑを境に前後が対称で、めねじ８が台形ねじで円
筒内面６と斜面５の境界部に丸み４があってロックボル
ト２のおねじ９がねじ込み易くなっている。おねじ９の
先端が本体１のテーパー部ｂにより絞られて、図１のよ
うに密着部Ｘが生じて安定した結合状態が得られる。更
に円筒領域ａは少なくともロックボルト２のおねじ９の
外径ｃの１．５倍に相当する長さに加工されておりテー
パーの範囲ｂは外径ｃの１／３の長さに加工されてい
る。
ある。本体１の両端側の円筒断面ａにめねじ８を形成
し、ロックボルト２のおねじ９をめねじ８にねじ込む。
本発明においては、本体１はめねじ８，８に連続してテ
ーパー部ｂを設ける。なお図示実施例ではねじ部の深さ
及びピッチは円筒領域ａ及びテーパー状領域ｂとは分か
れテーパーの角度αが連結部における接合する金属同志
間の臨界摩擦角よりやや大きくしている。又本体１は中
央断面Ｑを境に前後が対称で、めねじ８が台形ねじで円
筒内面６と斜面５の境界部に丸み４があってロックボル
ト２のおねじ９がねじ込み易くなっている。おねじ９の
先端が本体１のテーパー部ｂにより絞られて、図１のよ
うに密着部Ｘが生じて安定した結合状態が得られる。更
に円筒領域ａは少なくともロックボルト２のおねじ９の
外径ｃの１．５倍に相当する長さに加工されておりテー
パーの範囲ｂは外径ｃの１／３の長さに加工されてい
る。
【００１１】
【効果】本発明によれば接続されたロックボルトの先端
は接続金具のめねじに密嵌し、圧入剤等の流体の漏洩は
来たさない。又従来のものに比べ加工は容易で安くでき
る効果がある。
は接続金具のめねじに密嵌し、圧入剤等の流体の漏洩は
来たさない。又従来のものに比べ加工は容易で安くでき
る効果がある。
【図１】縦断正面図。
【図２】図１の一部の拡大図。
【図３】他の実施例を示す半部縦断正面図。
【図４】従来の接続金具の縦断側面図。
１ 本体 ２ 自穿孔ロックボルト ８ めねじ ９ おねじ ｂ テーパー部
Claims (1)
- 【請求項１】 両端側からめねじを形成した円筒形本体
から構成され、前記めねじ領域に続いてねじ込んだ自穿
孔ロックボルトのおねじ先端を絞り込むテーパー部を形
成した自穿孔ロックボルト用接続金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4022691A JP2501704B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 自穿孔ロックボルト用接続金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4022691A JP2501704B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 自穿孔ロックボルト用接続金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05214898A JPH05214898A (ja) | 1993-08-24 |
| JP2501704B2 true JP2501704B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=12089903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4022691A Expired - Fee Related JP2501704B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 自穿孔ロックボルト用接続金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2501704B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5545133Y2 (ja) * | 1977-11-28 | 1980-10-23 | ||
| CA1117330A (en) * | 1978-11-13 | 1982-02-02 | Erwin C. Witte | Self-locking nut |
| JPH063919Y2 (ja) * | 1988-05-24 | 1994-02-02 | 株式会社ケー・エフ・シー | 自穿孔グラウト式ロックアンカー |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP4022691A patent/JP2501704B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05214898A (ja) | 1993-08-24 |
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Legal Events
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