JP2501683Y2 - 防水シ―トの接続構造 - Google Patents
防水シ―トの接続構造Info
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- JP2501683Y2 JP2501683Y2 JP1989095661U JP9566189U JP2501683Y2 JP 2501683 Y2 JP2501683 Y2 JP 2501683Y2 JP 1989095661 U JP1989095661 U JP 1989095661U JP 9566189 U JP9566189 U JP 9566189U JP 2501683 Y2 JP2501683 Y2 JP 2501683Y2
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- Japan
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- synthetic resin
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トンネルの一次覆工コンクリートと二次覆
工コンクリートとの間に配設され、一次覆工コンクリー
ト側からの湧水が二次覆工コンクリート側へ浸出するの
を防止するために用いられる防水シート相互の接続構造
に関する。
工コンクリートとの間に配設され、一次覆工コンクリー
ト側からの湧水が二次覆工コンクリート側へ浸出するの
を防止するために用いられる防水シート相互の接続構造
に関する。
従来より、NATM法によるトンネル工事においては、地
山に一次覆工コンクリートを打設したのち、防水シート
を配設し、これを固定部材を利用して固定し、さらに二
次覆工コンクリートを打設することが行われており、こ
のように、一次覆工コンクリートと二次覆工コンクリー
ト間に防水シートを介在させることにより湧水をトンネ
ル外部へ導出して、湧水がトンネル内に浸出することを
防止している。
山に一次覆工コンクリートを打設したのち、防水シート
を配設し、これを固定部材を利用して固定し、さらに二
次覆工コンクリートを打設することが行われており、こ
のように、一次覆工コンクリートと二次覆工コンクリー
ト間に防水シートを介在させることにより湧水をトンネ
ル外部へ導出して、湧水がトンネル内に浸出することを
防止している。
このNATM工法においては、湧水を確実に外部へ導出さ
せるため、防水シート同士を確実に水密的に接合させる
必要があり、防水シートの接合には一般的に熱による接
合が利用されている。
せるため、防水シート同士を確実に水密的に接合させる
必要があり、防水シートの接合には一般的に熱による接
合が利用されている。
一方、防水シートを配設し、二次覆工コンクリートを
打設する間、防水シートはトンネル内に露出した状態の
まま置かれる。
打設する間、防水シートはトンネル内に露出した状態の
まま置かれる。
このため、防水シートの熱接合時の熱や電気配線のシ
ョート,裸電球による熱等で防水シートが燃焼して火災
を生じる危険性があり、防水シートを難燃化する必要が
ある。
ョート,裸電球による熱等で防水シートが燃焼して火災
を生じる危険性があり、防水シートを難燃化する必要が
ある。
しかしながら、防水シートの不透水性プラスチック層
は、ポリエチレン、塩化ビニル等の可燃性プラスチック
を利用しており、これらのプラスチックを難燃化するた
めに、ハロゲン系,燐系,Al(OH)3等の難燃剤を配合す
る方法が知られているが、かかる方法で得られた難燃性
プラスチックは、引張強度、伸度等の機械的強度が著し
く低下するとともに、熱接着性が低下し、接合時に高温
による接着を必要とする。また、かかる高温で熱接着し
ても、得られる熱接着強度が低く、小さな応力で容易に
剥離する場合が多い。
は、ポリエチレン、塩化ビニル等の可燃性プラスチック
を利用しており、これらのプラスチックを難燃化するた
めに、ハロゲン系,燐系,Al(OH)3等の難燃剤を配合す
る方法が知られているが、かかる方法で得られた難燃性
プラスチックは、引張強度、伸度等の機械的強度が著し
く低下するとともに、熱接着性が低下し、接合時に高温
による接着を必要とする。また、かかる高温で熱接着し
ても、得られる熱接着強度が低く、小さな応力で容易に
剥離する場合が多い。
さらに、熱接合にあたって、高温で処理するため接合
部分が熱劣化し、接合部分の引張強度、伸度の機械的強
度が低下し、防水シート配設時や配設後の地山の圧力に
より、この接合部分が破損しやすい等の問題もあった。
部分が熱劣化し、接合部分の引張強度、伸度の機械的強
度が低下し、防水シート配設時や配設後の地山の圧力に
より、この接合部分が破損しやすい等の問題もあった。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、防水シート
相互を接合する場合に良好な熱接着性、熱接着強度を有
し、しかも十分な難燃性を付与した防水シートの接続構
造を提供することを目的とする。
相互を接合する場合に良好な熱接着性、熱接着強度を有
し、しかも十分な難燃性を付与した防水シートの接続構
造を提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するため、トンネルの一次
覆工コンクリートと二次覆工コンクリートとの間に配設
され、一次覆工コンクリート側からの湧水が二次覆工コ
ンクリート側へ浸出することを防止する防水シート相互
の接続構造において、難燃剤を配合したプラスチックシ
ートの一面幅方向両端部に、難燃剤を配合した合成樹脂
層と難燃剤無配合の易熱接着性合成樹脂層との複合体か
らなる接合部材の幅方向基端部をそれぞれ流れ方向一端
部より他端部に亙って取り付けると共に、上記接合部材
の幅方向先端部をそれぞれ上記プラスチックシートの幅
方向両端部より側方に突出させた防水シートを用い、一
の防水シートとこれに接続される他の防水シートとをそ
れぞれ上記プラスチックシートより側方に突出した易熱
接着性合成樹脂層が一次覆工コンクリートに対面するよ
うに配設し、上記一の防水シートの一方の易熱接着性合
成樹脂層と他の防水シートの他方の易熱接着性合成樹脂
層とを合掌させて、この合掌部を熱接着させてなること
を特徴とする防水シートの接続構造を提供する。
覆工コンクリートと二次覆工コンクリートとの間に配設
され、一次覆工コンクリート側からの湧水が二次覆工コ
ンクリート側へ浸出することを防止する防水シート相互
の接続構造において、難燃剤を配合したプラスチックシ
ートの一面幅方向両端部に、難燃剤を配合した合成樹脂
層と難燃剤無配合の易熱接着性合成樹脂層との複合体か
らなる接合部材の幅方向基端部をそれぞれ流れ方向一端
部より他端部に亙って取り付けると共に、上記接合部材
の幅方向先端部をそれぞれ上記プラスチックシートの幅
方向両端部より側方に突出させた防水シートを用い、一
の防水シートとこれに接続される他の防水シートとをそ
れぞれ上記プラスチックシートより側方に突出した易熱
接着性合成樹脂層が一次覆工コンクリートに対面するよ
うに配設し、上記一の防水シートの一方の易熱接着性合
成樹脂層と他の防水シートの他方の易熱接着性合成樹脂
層とを合掌させて、この合掌部を熱接着させてなること
を特徴とする防水シートの接続構造を提供する。
本考案の防水シート相互の接続構造は、難燃剤を配合
したプラスチックシートの一面幅方向両端部に難燃剤を
配合した合成樹脂層と難燃剤無配合の易熱接着性合成樹
脂層との複合体からなる接合部材をそれぞれ上記のよう
に流れ方向に沿って一端部から他端部まで接合した防水
シートを用いたもので、上記接合部材の熱接着すべき易
熱接着性合成樹脂層が一次覆工コンクリート側に対面、
位置するように張設し、防水シート相互を接合する場
合、それらの易熱接着性合成樹脂層相互を合掌して熱接
着するものである。
したプラスチックシートの一面幅方向両端部に難燃剤を
配合した合成樹脂層と難燃剤無配合の易熱接着性合成樹
脂層との複合体からなる接合部材をそれぞれ上記のよう
に流れ方向に沿って一端部から他端部まで接合した防水
シートを用いたもので、上記接合部材の熱接着すべき易
熱接着性合成樹脂層が一次覆工コンクリート側に対面、
位置するように張設し、防水シート相互を接合する場
合、それらの易熱接着性合成樹脂層相互を合掌して熱接
着するものである。
従って、本考案の防水シートの接続構造は、易熱接着
性合成樹脂層同士を熱接着部として接合するので、熱接
着を低温で行うことができ、熱接着作業性が高いと共
に、熱接着強度も高く、防水シートの張設、接合作業を
簡単かつ確実に行うことができる。
性合成樹脂層同士を熱接着部として接合するので、熱接
着を低温で行うことができ、熱接着作業性が高いと共
に、熱接着強度も高く、防水シートの張設、接合作業を
簡単かつ確実に行うことができる。
しかも、防水シートの接合部分のみに接合部材を使用
しており、不透水性シートの大部分が難燃剤を配合した
プラスチックシートであるため、防水シートが燃焼し難
いものである。更に、接合部材として難燃剤を配合した
合成樹脂層と易熱接着性合成樹脂層との複合体を使用す
るので、易熱接着性合成樹脂層を合掌して熱接着する
と、接合部材の外面(二次覆工コンクリート側)が難燃
剤を配合した合成樹脂層で覆われることになるので、接
合後の防水シート全体についても十分な難燃性が得られ
る。
しており、不透水性シートの大部分が難燃剤を配合した
プラスチックシートであるため、防水シートが燃焼し難
いものである。更に、接合部材として難燃剤を配合した
合成樹脂層と易熱接着性合成樹脂層との複合体を使用す
るので、易熱接着性合成樹脂層を合掌して熱接着する
と、接合部材の外面(二次覆工コンクリート側)が難燃
剤を配合した合成樹脂層で覆われることになるので、接
合後の防水シート全体についても十分な難燃性が得られ
る。
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例に係る防水シートを示すも
ので、この防水シート1は、難燃剤を配合したプラスチ
ックシート2の一面幅方向両端部に、難燃剤を配合した
合成樹脂層5と難燃剤無配合の易熱接着性合成樹脂層6
との複合体よりなる接合部材3,4を易熱接着性合成樹脂
層6がプラスチックシート2に対面するように配置し
て、それらの幅方向基端部をそれぞれ流れ方向一端部よ
り他端部に亙って取り付けると共に、接合部材3,4の幅
方向先端部をプラスチックシート2の幅方向両端部より
側方に突出させたものである。
ので、この防水シート1は、難燃剤を配合したプラスチ
ックシート2の一面幅方向両端部に、難燃剤を配合した
合成樹脂層5と難燃剤無配合の易熱接着性合成樹脂層6
との複合体よりなる接合部材3,4を易熱接着性合成樹脂
層6がプラスチックシート2に対面するように配置し
て、それらの幅方向基端部をそれぞれ流れ方向一端部よ
り他端部に亙って取り付けると共に、接合部材3,4の幅
方向先端部をプラスチックシート2の幅方向両端部より
側方に突出させたものである。
ここで、難燃剤を配合した不透水性のプラスチックシ
ートに利用される樹脂としては、ポリエチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン系樹脂、あるいはポリ塩化ビニル樹脂などであ
り、難燃剤としては、塩素化パラフィン,デカブロモビ
フェニールエーテル等のハロゲン系難燃剤、燐酸エステ
ル,トリ(テトラ)メチルホスフェート等の燐系難燃
剤、水酸化アルミニウム,水酸化マグネシウム等、公知
の難燃剤を利用することができる。この場合、難燃剤の
配合割合は、JIS−K−7201に規定する酸素指数が26以
上になるように調整することが好ましく、おおよその配
合量は、25〜40重量%程度である。
ートに利用される樹脂としては、ポリエチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン系樹脂、あるいはポリ塩化ビニル樹脂などであ
り、難燃剤としては、塩素化パラフィン,デカブロモビ
フェニールエーテル等のハロゲン系難燃剤、燐酸エステ
ル,トリ(テトラ)メチルホスフェート等の燐系難燃
剤、水酸化アルミニウム,水酸化マグネシウム等、公知
の難燃剤を利用することができる。この場合、難燃剤の
配合割合は、JIS−K−7201に規定する酸素指数が26以
上になるように調整することが好ましく、おおよその配
合量は、25〜40重量%程度である。
なお、プラスチックシート2の厚さとしては、0.2〜2
mm、特に0.3〜0.8mm程度が好ましい。
mm、特に0.3〜0.8mm程度が好ましい。
一方、接合部材3,4を構成する難燃剤を配合した合成
樹脂層5としては、上記プラスチックシート2と同様の
材質で構成できる。また、易熱接着性合成樹脂6として
は、上記プラスチックシート2の厚さの0.2〜0.6倍の厚
さであり、好ましくは0.05〜1.2mmの厚さを有するもの
であって、有効に使用できる樹脂としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体な
どが挙げられるが、なかでもエチレン−酢酸ビニル共重
合体等のエチレン系共重合体樹脂で、比較的低温で熱接
着可能な樹脂を選定することが好ましい。
樹脂層5としては、上記プラスチックシート2と同様の
材質で構成できる。また、易熱接着性合成樹脂6として
は、上記プラスチックシート2の厚さの0.2〜0.6倍の厚
さであり、好ましくは0.05〜1.2mmの厚さを有するもの
であって、有効に使用できる樹脂としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体な
どが挙げられるが、なかでもエチレン−酢酸ビニル共重
合体等のエチレン系共重合体樹脂で、比較的低温で熱接
着可能な樹脂を選定することが好ましい。
なお、接合部材3,4と難燃剤を配合したプラスチック
シート2との接合はホットメルト接合剤による接着など
の方法により行なうことができる。また、難燃剤を配合
した合成樹脂層5と易熱接着性合成樹脂層6とを複合す
るに際し、例えば押出しラミネート法、共押出しラミネ
ート法で行なうこともできるが、これらに限定されるも
のではない。
シート2との接合はホットメルト接合剤による接着など
の方法により行なうことができる。また、難燃剤を配合
した合成樹脂層5と易熱接着性合成樹脂層6とを複合す
るに際し、例えば押出しラミネート法、共押出しラミネ
ート法で行なうこともできるが、これらに限定されるも
のではない。
上記防水シート1を一次覆工コンクリート表面に張設
し、防水シート1をトンネルの長さ方向に沿って順次張
設しながら連結する場合、第2図に示すように、一方の
防水シート1と他方の防水シート1′とをそれぞれプラ
スチックシート2,2′より側方に突出した易熱接着性合
成樹脂層6,6′が一次覆工コンクリートに対面するよう
に配設し、一の防水シート1の一方の易熱接着性合成樹
脂層6と他の防水シート1′の他方の易熱接着性合成樹
脂層6′とを合掌させて、この合掌部を熱接着すること
により熱接着部7を形成するものである。
し、防水シート1をトンネルの長さ方向に沿って順次張
設しながら連結する場合、第2図に示すように、一方の
防水シート1と他方の防水シート1′とをそれぞれプラ
スチックシート2,2′より側方に突出した易熱接着性合
成樹脂層6,6′が一次覆工コンクリートに対面するよう
に配設し、一の防水シート1の一方の易熱接着性合成樹
脂層6と他の防水シート1′の他方の易熱接着性合成樹
脂層6′とを合掌させて、この合掌部を熱接着すること
により熱接着部7を形成するものである。
従って、本考案の防水シート1は易熱接着性合成樹脂
層6により熱接着部7を形成するので、熱接着を例えば
350℃程度の低温で行なうことができ、接着作業が容易
で接着作業性が良好である上に、熱接着部7が強固に連
結でき、熱接着強度が高いので、連設した防水シート1,
1′間に剥離が生じ難く、このため防水シート1の張
設、接合作業が簡単かつ確実に行えると共に、信頼性が
高いものである。
層6により熱接着部7を形成するので、熱接着を例えば
350℃程度の低温で行なうことができ、接着作業が容易
で接着作業性が良好である上に、熱接着部7が強固に連
結でき、熱接着強度が高いので、連設した防水シート1,
1′間に剥離が生じ難く、このため防水シート1の張
設、接合作業が簡単かつ確実に行えると共に、信頼性が
高いものである。
また、防水シート1が難燃剤を配合したプラスチック
シート2を主体としているので、防水シートが難燃性
で、着火、燃焼し難いものである。更に、接合部材3,4
が難燃剤を配合した合成樹脂層5と易熱接着性合成樹脂
層6との複合体であり、この場合、第2図に示すように
接合部材外面が難燃剤を配合した合成樹脂層5で覆われ
るので、接合した防水シート1,1′全体が十分な難燃性
を有するものとなる。
シート2を主体としているので、防水シートが難燃性
で、着火、燃焼し難いものである。更に、接合部材3,4
が難燃剤を配合した合成樹脂層5と易熱接着性合成樹脂
層6との複合体であり、この場合、第2図に示すように
接合部材外面が難燃剤を配合した合成樹脂層5で覆われ
るので、接合した防水シート1,1′全体が十分な難燃性
を有するものとなる。
なお、本考案は上記実施例に制限されるものではな
く、例えば第3図に示すように防水シートを構成し、第
4図に示すように防水シート相互を接続することもで
き、その他の構成についても本考案の要旨を逸脱しない
範囲で種々変更して差し支えない。
く、例えば第3図に示すように防水シートを構成し、第
4図に示すように防水シート相互を接続することもで
き、その他の構成についても本考案の要旨を逸脱しない
範囲で種々変更して差し支えない。
以上説明したように、本考案の防水シートの接続構造
は、熱接着性を損なわずに十分な難燃性を有し、従っ
て、トンネル覆工の際の防水シート施工を火災の危険な
く安全にかつ作業性よく行えると共に、確実に、防火、
防水効果を発揮し得るものである。
は、熱接着性を損なわずに十分な難燃性を有し、従っ
て、トンネル覆工の際の防水シート施工を火災の危険な
く安全にかつ作業性よく行えると共に、確実に、防火、
防水効果を発揮し得るものである。
第1図は本考案の一実施例に用いる防水シートを示す断
面図、第2図は本考案の一実施例を示す断面図、第3図
は本考案の他の実施例に用いる防水シートを示す断面
図、第4図は本考案の他の実施例を示す断面図である。 1……防水シート 2……難燃剤を配合したプラスチックシート 3,4……接合部材 5……難燃剤を配合した合成樹脂層 6……易熱接着性合成樹脂層 7……熱接着部
面図、第2図は本考案の一実施例を示す断面図、第3図
は本考案の他の実施例に用いる防水シートを示す断面
図、第4図は本考案の他の実施例を示す断面図である。 1……防水シート 2……難燃剤を配合したプラスチックシート 3,4……接合部材 5……難燃剤を配合した合成樹脂層 6……易熱接着性合成樹脂層 7……熱接着部
Claims (1)
- 【請求項1】トンネルの一次覆工コンクリートと二次覆
工コンクリートとの間に配設され、一次覆工コンクリー
ト側からの湧水が二次覆工コンクリート側へ浸出するこ
とを防止する防水シート相互の接続構造において、難燃
剤を配合したプラスチックシートの一面幅方向両端部
に、難燃剤を配合した合成樹脂層と難燃剤無配合の易熱
接着性合成樹脂層との複合体からなる接合部材の幅方向
基端部をそれぞれ流れ方向一端部より他端部に亙って取
り付けると共に、上記接合部材の幅方向先端部をそれぞ
れ上記プラスチックシートの幅方向両端部より側方に突
出させた防水シートを用い、一の防水シートとこれに接
続される他の防水シートとをそれぞれ上記プラスチック
シートより側方に突出した易熱接着性合成樹脂層が一次
覆工コンクリートに対面するように配設し、上記一の防
水シートの一方の易熱接着性合成樹脂層と他の防水シー
トの他方の易熱接着性合成樹脂層とを合掌させて、この
合掌部を熱接着させてなることを特徴とする防水シート
の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989095661U JP2501683Y2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 防水シ―トの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989095661U JP2501683Y2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 防水シ―トの接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336099U JPH0336099U (ja) | 1991-04-09 |
JP2501683Y2 true JP2501683Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31644917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989095661U Expired - Fee Related JP2501683Y2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 防水シ―トの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501683Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5953572A (ja) * | 1982-09-21 | 1984-03-28 | Fujimori Kogyo Kk | シ−トの接続方法 |
JPS62257842A (ja) * | 1986-05-02 | 1987-11-10 | カンボウプラス株式会社 | 透光性を有する不燃性防水シ−ト |
-
1989
- 1989-08-15 JP JP1989095661U patent/JP2501683Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0336099U (ja) | 1991-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |