JP2501569Y2 - 訓練用シミユレ―タ - Google Patents

訓練用シミユレ―タ

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JP2501569Y2
JP2501569Y2 JP1697490U JP1697490U JP2501569Y2 JP 2501569 Y2 JP2501569 Y2 JP 2501569Y2 JP 1697490 U JP1697490 U JP 1697490U JP 1697490 U JP1697490 U JP 1697490U JP 2501569 Y2 JP2501569 Y2 JP 2501569Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、訓練用シミユレータに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第2図は、例えば実開昭59-176068号公報に示された
従来の実際の火力発電プラントと同様の計装制御装置を
備えた訓練用シミユレータの機器構成を示す構成図であ
る。第2図に於て(4)はプラント制御装置の操作端で
あるコントロールステーシヨン、(1)はそのコントロ
ールステーシヨンを備えた訓練操作盤、(2)はプラン
トの様々な動きのシミユレーシヨンを行う計算機、
(3)は実際のプラントで使用している計装制御装置と
同一のH/Wで構成されているシミユレータ用の計装制御
装置である。
次に動作について説明する。
シミユレータで模擬されているプラントの状態量はす
べて計算機(2)がシミユレーシヨンプログラムを処理
することで算出されている。又、実機同様の計装制御装
置(3)は訓練用シミユレータで単にプラントの運転員
の運転訓練を行うだけでなく、プラントの保守員が計装
制御装置のH/W(例えば制御モジユールやカード)を自
分の手で直接メンテナンスする訓練も行えるように訓練
用シミユレータに設けられたものである。したがつてこ
の計装制御装置のH/Wを直接メンテナンスする訓練を臨
場感を持つて行えるようにするために、実機同様の計装
制御装置をシミユレータ用に改造するのは最小限にとど
めなければならない。
この実機同様の計装制御装置(3)からみれば計算機
(2)より算出されたシミユレーシヨンプラントの状態
量(以後、模擬状態量という。)は実際のプラント状態
量と同様であり、実機同様の計装制御装置(3)は実際
のプラントを制御するときに必要とするプラント状態量
と同様の状態量をこの模擬状態量の中から取り込みシミ
ユレータで模擬されているプラントの制御を行う。この
制御方法についても実際のプラントと同様であり制御対
象となつている模擬状態量の中で訓練操作盤(1)上の
コントロールステーシヨン(4)が『自動』となつてい
る模擬状態量については制御を行い『手動』となつてい
る模擬状態量については制御コントロールステーシヨン
(4)からの手動操作によるものとなる。計算機を使用
しているシミユレータの特徴的な機能としてシミユレー
シヨンの一時停止(フリーズ)があるが、このフリーズ
をした場合、計算機(2)はシミユレーシヨンプログラ
ムの処理を停止するためすべての模擬状態量はその時点
で固定値となる。しかしこの時、計装制御装置(3)は
実機同様の機構であるため制御動作を一時的に停止する
ことはできず、このため固定値となつた模擬状態量を見
ながらシミユレータで模擬されているプラントの制御を
しようとし続ける。したがつて、たとえばシミユレーシ
ヨンを一時停止したときの模擬プラントが不安定な状態
で計装制御装置(3)が制御対象とする模擬状態量が静
定していない場合、計装制御装置(3)は既に静定しな
いまま固定値となつているこの模擬状態量を静定させよ
うとして制御し続けるため、出力される制御信号は時間
と共に大きくなり上限(または、下限)まで達してしま
う。以上の様なことを避けるためにシミユレーシヨンを
一時停止する場合は、その前に訓練操作盤(1)上のコ
ントロールステーシヨン(4)をすべて『手動』状態に
して計装制御装置(3)が制御を行わないように制御信
号を一定にする必要がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の実機同様の計装制御装置を備えた訓練用シミユ
レータでは、以上の様に構成されているのでシミユレー
シヨンを一時停止する場合や訓練用のプラント状態の初
期値を作成する場合はそのプラント状態に関わらずすべ
てコントロールステーシヨン(4)を『手動』としなけ
ればならず、訓練がスムーズに行えない、臨場感が損な
われるなどの課題があつた。
この考案は上記のような課題を解決するためになされ
たものであり、コントロールステーシヨン(4)の『自
動』・『手動』の状態を考慮することなくシミユレーシ
ヨンが一時停止できると共に、プラントの各状態に適し
たコントロールステーシヨン状態のままで様々なプラン
ト状態の初期値を作成することが出来る実機同様の計装
制御装置を備えた訓練用シミユレータを得ることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に関する訓練用シミユレータは、実際のプラン
トの計装制御装置のH/Wをメンテナンスする訓練を今ま
で以上に臨場感を持つて行える様、シミユレーシヨンの
起動/停止信号とコントロールステーシヨン(4)から
の自動/手動切替信号をシミユレーシヨンプラント制御
判定装置の中に取り込み一つの信号でシミユレータシス
テムの起動/停止を可能としたものである。
〔作用〕
本考案における訓練用シミユレータではシミユレーシ
ヨンの起動/停止信号とコントロールステーシヨン
(4)からの自動/手動切替信号をシミユレーシヨンプ
ラント制御判定装置の中に取り込み、シミユレーシヨン
が停止した時にはコントロールステーシヨン(4)が
『自動』の状態であつても計装制御装置(3)にはコン
トロールステーシヨン(4)が『手動』の状態であると
認識させるように信号を入力することで計装制御装置
(3)はシミユレーシヨンが停止した時点で制御を停止
しその出力信号はシミユレーシヨンを停止した時のまま
固定値となる。
〔考案の実施例〕
本考案の一実施例について説明する。
本考案の基本的な機器構成については従来のものと同
様である(第3図参照)が、機器間の信号の流れは第1
図の様になつている。第1図に於て(4)はプラントの
運転員がプラントの様々な動きを計装制御装置に制御さ
せるために操作端として使用するコントロールステーシ
ヨン、(2)はシミユレーシヨンされているプラントの
様々な模擬状態量を算出する計算機、(3)はシミユレ
ーシヨンされているプラントを制御するための実際の火
力発電プラントのそれと同様の計装制御装置、(5)は
コントロールステーシヨン(4)が『自動』状態である
か『手動』状態であるかを示す自動/手動切替判定信
号、(6)はシミユレーシヨンが起動しているか停止し
ているかる示すシミユレーシヨン起動/停止信号、
(7)は自動/手動切替信号(5)とシミユレーシヨン
起動/停止信号(6)を見て計装制御装置(3)にシミ
ユレーシヨンされているプラントを制御させるか否かを
判断するシミユレーシヨンプラント制御判定装置、
(8)はシミユレーシヨンプラント制御判定装置(7)
より出力される自動/手動判定信号、(9)はシミユレ
ーシヨン用の計算機(2)より算出される模擬状態量の
中で、計装制御装置がシミユレーシヨンされているプラ
ントを制御するために必要とする制御用データ、(10)
は制御用データ(9)に基づき計装制御装置(3)が出
力する制御信号である。
従来の訓練用シミユレータでは、計装制御装置(3)
はコントロールステーシヨン(4)からの自動/手動切
替信号(5)だけにより制御を行うか否かを判断してい
たが、本考案ではシミユレーシヨンプラント制御判定装
置(7)を設けシミユレーシヨン計算機(2)からのシ
ミユレーシヨン起動/停止信号(6)とコントロールス
テーシヨン(4)からの自動/手動切替信号(5)をこ
のシミユレーシヨンプラント制御判定装置(7)に取り
込み、この中でコントロールステーシヨン(4)が『自
動』状態であり、かつシミユレーシヨンが起動状態であ
れば計装制御装置(3)が制御を行う。シミユレーシヨ
ンが停止しているときはたとえコントロールステーシヨ
ン(4)が『自動』状態であつても自動/手動判定信号
(8)を『手動』状態信号として計装制御装置(3)に
制御を行わないように判断させる。
これにより従来のようにシミユレーシヨンを一時停止
したり初期値を作成する際にすべてのコントロールステ
ーシヨン(4)を『手動』状態としなくてもシミユレー
シヨンを停止するだけで計装制御装置(3)はコントロ
ールステーシヨン(4)が『手動』状態になつていると
認識し制御を停止するので制御対象となつている模擬状
態量が静定しないまま固定値となつていてもこの模擬状
態量を静定させようとして制御し続け、出力される制御
信号が時間と共に大きくなり上限(または、下限)まで
達してしまうことはなくなるのですみやかな訓練の中
断,再開やコントロールステーシヨン(4)を実際のプ
ラント状態と同じままで初期値を作成することが可能と
なるのである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば実機同様の計装制御装置
を備えた訓練用シミユレータに於てシミユレーシヨンの
一時停止や様々なプラント状態の初期値作成の際にわざ
わざコントロールステーシヨンを『手動』とする必要が
ないためいままで以上に臨場感ある訓練をスムーズに効
率良く行うことが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は訓練用シミユレータでの本考案の一実施例に関
する信号の流れを考慮した概略図である。第2図は従来
の訓練用シミユレータの構成図である。 図において、(1)は訓練操作盤、(2)はシミユレー
タ用計算機、(3)は計装制御装置、(4)はコントロ
ールステーシヨン、(5)は自動/手動切替信号、
(6)はシミユレーシヨン起動/停止信号、(7)はシ
ミユレーシヨンプラント制御判定装置、(8)は自動/
手動判定信号、(9)は制御用データ、(10)は制御信
号である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントの模擬状態量を算出しシミユレー
    シヨンを行なう計算機、この計算機で算出された模擬状
    態量を自動制御する実機と同様構成の計装制御装置、上
    記計算機で算出された模擬状態量を手動操作する訓練操
    作盤、この訓練操作盤による手動操作と上記計装制御装
    置による自動制御との切替を行なうコントロールステー
    シヨン、上記計算機におけるシミユレーシヨンが停止さ
    れたとき上記コントロールステーシヨンの手動および自
    動の状態に無関係にすべての模擬状態量を手動操作にし
    て上記計装制御装置の自動制御を停止させる制御判定装
    置を備えた訓練用シミユレータ。
JP1697490U 1990-02-21 1990-02-21 訓練用シミユレ―タ Expired - Lifetime JP2501569Y2 (ja)

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