JP2501531Y2 - 光記録媒体 - Google Patents
光記録媒体Info
- Publication number
- JP2501531Y2 JP2501531Y2 JP1989112900U JP11290089U JP2501531Y2 JP 2501531 Y2 JP2501531 Y2 JP 2501531Y2 JP 1989112900 U JP1989112900 U JP 1989112900U JP 11290089 U JP11290089 U JP 11290089U JP 2501531 Y2 JP2501531 Y2 JP 2501531Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- optical recording
- substrate
- epoxy resin
- core material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は光記録媒体に関し、特に光ディスク装置に用
いられる光記録媒体に関する。
いられる光記録媒体に関する。
従来技術 従来、この種の光記録媒体においては、基板の一方の
側に記録膜を有しており、この基板の変形を防止するた
めに内部に芯材を収容して密封することにより構成され
ている。
側に記録膜を有しており、この基板の変形を防止するた
めに内部に芯材を収容して密封することにより構成され
ている。
記録膜に記録されている情報を読出すためのレーザ光
線は基板を通過して記録膜に到達し、その反射光は基板
を通過して読取られる。
線は基板を通過して記録膜に到達し、その反射光は基板
を通過して読取られる。
このような従来の光記録媒体では、基板と芯材との間
に空気層を設けて密封構造としていたので、空気層が圧
力の変化により膨脹・収縮するために基板が変形した
り、熱膨張により基板が変形するという欠点がある。
に空気層を設けて密封構造としていたので、空気層が圧
力の変化により膨脹・収縮するために基板が変形した
り、熱膨張により基板が変形するという欠点がある。
これらはいずれも光記録媒体の光学的特性、すなわち
基板の屈折率を変化させるので、光記録媒体としての特
性および性能を高品位に維持することができないという
欠点がある。
基板の屈折率を変化させるので、光記録媒体としての特
性および性能を高品位に維持することができないという
欠点がある。
考案の目的 本考案は上記のような従来のものの欠点を除去すべく
なされたもので、変形量の少い、光学的特性のよい光記
録媒体の提供を目的とする。
なされたもので、変形量の少い、光学的特性のよい光記
録媒体の提供を目的とする。
考案の構成 本考案による光記録媒体は、一方の面上に記録膜が設
けられた第1および第2の基板と、前記第1および第2
の基板の前記記録膜側に各々紫外線硬化型樹脂により密
着して接合された第1および第2の芯材とを有し、前記
第1および第2の芯材をエポキシ樹脂によって接合する
ようにしたことを特徴とする。
けられた第1および第2の基板と、前記第1および第2
の基板の前記記録膜側に各々紫外線硬化型樹脂により密
着して接合された第1および第2の芯材とを有し、前記
第1および第2の芯材をエポキシ樹脂によって接合する
ようにしたことを特徴とする。
本考案による他の光記録媒体は、一方の面上に記録膜
が設けられた第1および第2の基板と、前記第1および
第2の基板の前記記録膜側に各々エポキシ樹脂により密
着して接合された第1および第2の芯材とを有し、前記
第1および第2の芯材を前記エポキシ樹脂によって接合
するようにしたことを特徴とする。
が設けられた第1および第2の基板と、前記第1および
第2の基板の前記記録膜側に各々エポキシ樹脂により密
着して接合された第1および第2の芯材とを有し、前記
第1および第2の芯材を前記エポキシ樹脂によって接合
するようにしたことを特徴とする。
実施例 次に、本考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図は本考案の一実施例の構成を示す断面図であ
る。図において、基板1a,1bには夫々記録膜2a,2bが設け
られており、この記録膜2a,2bを挟んで芯材4a,4bが夫々
接合剤3a,3bにより密着して接合されている。
る。図において、基板1a,1bには夫々記録膜2a,2bが設け
られており、この記録膜2a,2bを挟んで芯材4a,4bが夫々
接合剤3a,3bにより密着して接合されている。
ここで、接合剤3a,3bとしては紫外線硬化型樹脂また
はエポキシ樹脂が考えられる。紫外線硬化型樹脂は作業
性が良く、硬化すると硬さが上昇するため、基板1a,1b
と芯材4a,4bとの間の接着層において変形する際のすべ
りを防止することができ、光記録媒体の変形を防止する
ことができる。
はエポキシ樹脂が考えられる。紫外線硬化型樹脂は作業
性が良く、硬化すると硬さが上昇するため、基板1a,1b
と芯材4a,4bとの間の接着層において変形する際のすべ
りを防止することができ、光記録媒体の変形を防止する
ことができる。
また、エポキシ樹脂は室温で硬化し、紫外線硬化型樹
脂と同様に硬化すると硬さが上昇するため、基板1a,1b
と芯材4a,4bとの間の接着層において変形する際のすべ
りを防止することができ、光記録媒体の変形を防止する
ことができる。
脂と同様に硬化すると硬さが上昇するため、基板1a,1b
と芯材4a,4bとの間の接着層において変形する際のすべ
りを防止することができ、光記録媒体の変形を防止する
ことができる。
尚、紫外線硬化型樹脂およびエポキシ樹脂としては記
録膜2a,2bを浸蝕するような有機溶剤や腐食性成分が含
まれていないものを使用している。
録膜2a,2bを浸蝕するような有機溶剤や腐食性成分が含
まれていないものを使用している。
芯材4a,4bは互いにエポキシ樹脂5により接合されて
おり、エポキシ樹脂5が前述の如く硬化すると硬さが上
昇し、芯材4a,4b間の接着層において変形する際のすべ
り防止することができるので、光記録媒体の変形を防止
することができる。
おり、エポキシ樹脂5が前述の如く硬化すると硬さが上
昇し、芯材4a,4b間の接着層において変形する際のすべ
り防止することができるので、光記録媒体の変形を防止
することができる。
この基板1a,1bと芯材4a,4bとの間の接着や芯材4a,4b
間の接着にゴム系接着剤などを用いた場合には、ゴム系
接着剤などが硬化後もやわらかいため、基板1a,1bと芯
材4a,4bとの間の接着層のすべりや芯材4a,4b間の接着層
のすべりが大きく、基板1a,1bと芯材4a,4bとの間や芯材
4a,4b間に内部歪みが生じ、温度上昇などにより変形が
発生してしまう。
間の接着にゴム系接着剤などを用いた場合には、ゴム系
接着剤などが硬化後もやわらかいため、基板1a,1bと芯
材4a,4bとの間の接着層のすべりや芯材4a,4b間の接着層
のすべりが大きく、基板1a,1bと芯材4a,4bとの間や芯材
4a,4b間に内部歪みが生じ、温度上昇などにより変形が
発生してしまう。
よって、基板1a,1bと芯材4a,4bとの間の接着や芯材4
a,4b間の接着にゴム系接着剤などを用いることができな
い。
a,4b間の接着にゴム系接着剤などを用いることができな
い。
このように、記録膜2a,2bを挟んで基板1a,1bと芯材4
a,4bとを接合剤3a,3bにより密着して接合し、芯材4a、4
b間をエポキシ樹脂5により接合するようにすることに
よって、基板1a,1bと芯材4a,4bとの間の接着層や芯材4
a,4b間の接着層において変形する際のすべりを防止する
ことができ、光記録媒体の変形を防止することができ
る。
a,4bとを接合剤3a,3bにより密着して接合し、芯材4a、4
b間をエポキシ樹脂5により接合するようにすることに
よって、基板1a,1bと芯材4a,4bとの間の接着層や芯材4
a,4b間の接着層において変形する際のすべりを防止する
ことができ、光記録媒体の変形を防止することができ
る。
また、基板1a,1bと芯材4a,4bとの間を密着させて接合
し、従来のような基板と芯材との間に設けられた空気層
をなくすことにより平坦性を確保することができるの
で、光記録媒体としての特性および性能を高品位に維持
することができる。
し、従来のような基板と芯材との間に設けられた空気層
をなくすことにより平坦性を確保することができるの
で、光記録媒体としての特性および性能を高品位に維持
することができる。
よって、変形量の少い、光学的特性のよい光記録媒体
を提供することができる。
を提供することができる。
考案の効果 以上説明したように本考案の光記録媒体によれば、一
方の面上に記録膜が設けられた第1および第2の基板の
記録膜側に夫々第1および第2の芯材を紫外線硬化型樹
脂により密着して接合し、この第1および第2の芯材間
をエポキシ樹脂によって接合するようにすることによっ
て、変形量の少い、光学的特性のよい光記録媒体を提供
することができるという効果がある。
方の面上に記録膜が設けられた第1および第2の基板の
記録膜側に夫々第1および第2の芯材を紫外線硬化型樹
脂により密着して接合し、この第1および第2の芯材間
をエポキシ樹脂によって接合するようにすることによっ
て、変形量の少い、光学的特性のよい光記録媒体を提供
することができるという効果がある。
また、本考案の他の光記録媒体によれば、一方の面上
に記録膜が設けられた第1および第2の基板の記録膜側
に夫々第1および第2の芯材をエポキシ樹脂により密着
して接合し、その第1および第2の芯材間をエポキシ樹
脂によって接合するようにすることによって、変形量の
少い、光学的特性のよい光記録媒体を提供することがで
きるという効果がある。
に記録膜が設けられた第1および第2の基板の記録膜側
に夫々第1および第2の芯材をエポキシ樹脂により密着
して接合し、その第1および第2の芯材間をエポキシ樹
脂によって接合するようにすることによって、変形量の
少い、光学的特性のよい光記録媒体を提供することがで
きるという効果がある。
第1図は本考案の一実施例の構成を示す断面図である。 主要部分の符号の説明 1a,1b……基板 2a,2b……記録膜 3a,3b……接合剤 4a,4b……芯材 5……エポキシ樹脂
Claims (2)
- 【請求項1】一方の面上に記録膜が設けられた第1およ
び第2の基板と、前記第1および第2の基板の前記記録
膜側に各々紫外線硬化型樹脂により密着して接合された
第1および第2の芯材とを有し、前記第1および第2の
芯材をエポキシ樹脂によって接合するようにしたことを
特徴とする光記録媒体。 - 【請求項2】一方の面上に記録膜が設けられた第1およ
び第2の基板と、前記第1および第2の基板の前記記録
膜側に各々エポキシ樹脂により密着して接合された第1
および第2の芯材とを有し、前記第1および第2の芯材
を前記エポキシ樹脂によって接合するようにしたことを
特徴とする光記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989112900U JP2501531Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989112900U JP2501531Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 光記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0352827U JPH0352827U (ja) | 1991-05-22 |
JP2501531Y2 true JP2501531Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31661335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989112900U Expired - Lifetime JP2501531Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501531Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP1989112900U patent/JP2501531Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0352827U (ja) | 1991-05-22 |
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