JP2501063B2 - 濾過体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

濾過体の製造方法及び製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば流体の管路にフ
ランジ接合にて取付けるようにした濾過体(フィルタ
ー)の製造方法及び製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体やガスが流れる流体管路にフランジ
接合にて取付けるようにした濾過体は、一般に金網や金
属製不織布のような多孔性素材から製造されており、先
行技術としての特開平2−253812号公報には、金
網や多孔性焼結金属等の素材をプレス加工して伸び変形
させることにより、フランジの内側を断面凹凸状に形成
し、以って、濾過面積を増大することが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金網等の素材
の伸び変形量に限度があるため、この先行技術のように
プレス加工によって凹凸部を形成する方法では、単位面
積当たりの凹凸部の高低差を一定以上に大きくすること
ができず、このため、濾過面積を増大することに限度が
あると言う問題があった。特に、金網製不織布を素材と
した場合には伸び変形の許容範囲が小さいため、凹凸部
の高低差は金網製の場合よりもかなり小さくなる。更
に、この先行技術は、プレス加工して素材を伸び変形さ
せることによって凹凸部を形成するものであるため、凹
凸部(換言すると濾過部)の個所での目の粗さが素材の
目の粗さよりも大きくなるばかりか、素材の伸び変形が
凹凸部の各部位で不均一になるため、濾過性能が著しく
低下すると言う点も問題であった。
【0004】他方、他の先行技術としての特公昭33−
1990号公報には、金網製の濾過体に凹凸部を形成す
る手段として、図15に示すように、軸方向に沿って直
線状に延びる歯14aを円周方向に沿って一定間隔で形
成したギア状の一対のローラ14を使用し、両ローラ1
4を噛み合わせてその間に素材金網Aを巻き込むことが
記載されている。この方法によると、素材金網Aを折り
曲げることによって凹凸部(山A1と谷A2)を形成す
るものであるため、素材金網Aの伸び変形の許容限度に
規制されることなく凹凸部の高低差を大きくすることが
でき、しかも、濾過体の目の粗さを略全面積にわたって
素材金網Aの目の粗さのままに保持することができるた
め、濾過性能を向上することができる。
【0005】しかし、この後者の先行技術では、素材金
網Aには、ローラ対14による曲げ加工に際して、山A
1と谷A2とが幅方向に沿って直線状に延びるように形
成されるため、凹凸状に折り曲げた後の素材金網Aはそ
の長手方向に伸縮可能となり、このため、帯状の長い素
材金網(原反)Aを長手方向に沿って送りつつ連続的に
濾過体を製造することに適用すると、凹凸状に折り曲げ
られた素材金網Aがその長手方向に伸縮するように変形
して、送りに際して不規則に伸縮する踊り現象を生じる
虞があり、このため送りが不正確になって後工程に支障
をきたす虞があると言う問題がある。また、山A1と谷
A2との高低差が振幅に比べてある程度以上に高くなる
と、一対のローラ14のみでは折り曲げることが困難な
場合があり、この場合には、図16に示すように、歯1
4aの高さを変えた複数対のローラ14を配置し、複数
段階で折り曲げることになるが、歯14aの高さが違う
とローラ対14への素材金網Aの送り込み速度が異なる
ため、各ローラ対14の回転速度の調節が厄介であると
言う点も問題であった。
【0006】本発明は、コンパクトで、しかも濾過性能
を低下することなく濾過面積を格段に増大できるように
した濾過体を、能率良く量産できるようにした製造方法
と製造装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、外周に平板状
のフランジを環状に形成し、該フランジの内側に、山と
谷が略平行に延びるよう断面ジグザグ状に形成した凹凸
部を、前記フランジの表裏両方向又は表裏いずれか一方
の方向に突出するように形成して成る濾過体の製造方法
及び製造装置である。そして本発明の製法は、請求項1
に記載したように、「金網や金属製不織布のような塑性
変形可能な多孔性素材から成る帯状の原反をその長手方
向に移送する途次、環状の山部と谷部とを軸方向に沿っ
て交互に形成したローラを互いに噛み合わせて成るロー
ラ対の間に通すことにより、前記原反を、その長手方向
に沿って直線状に延びる山と谷とが幅方向に連続するよ
うに凹凸状に曲げ形成し、次いで、前記曲げ形成した原
反を、環状の押圧部を備えたプレス装置にて押し潰すこ
とにより、前記フランジを形成し、このフランジの外周
に沿って原反から打ち抜く」の構成にされている。他
方、本発明の装置は、請求項2に記載したように、「金
網や金属製不織布のような塑性変形可能な多孔性素材か
ら成る帯状の原反をその長手方向に沿って移送する移送
路に、前記原反を表裏両側から挟むようにしたローラ対
を、前記原反の長手方向と直交した方向に延びるように
配置し、該ローラ対の外周面に、円周方向に延びる環状
の山部と谷部とが軸方向に連続するようにした凹凸部を
形成して、両ローラ対の凹凸部を互いに噛み合わせ、更
に、原反の移送方向に向かって前記ローラ対よりも前方
の部位に、環状の押圧部を備えたフランジ形成用のプレ
ス装置と、該フランジの外周の箇所で原反を打ち抜くよ
うにした打ち抜き装置とを配置する」の構成にされてい
る。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明の製造方法及び製造装置に
よると、帯状の素材原反をその長手方向に送り出しつ
つ、ローラ対で凹凸状に折り曲げて行き、その折り曲げ
た部位にフランジを形成して打ち抜くことを連続的に行
えるから、濾過材を連続的に製造することができる。こ
の場合、素材原反を伸び変形させることによって濾過体
の凹凸部(山と谷)を形成するのではなく、素材を折り
曲げることによって凹凸部を形成するものであるから、
素材の伸びの許容限度とは関係なく濾過体の凹凸部の高
低差を大きくすることができるのであり、しかも、濾過
体の略全面積を素材の目の粗さと同じ目の粗さのままに
保持することができるから、高い濾過性能を確保するこ
とができる。すなわち、本発明によると、コンパクトで
ありながら濾過面積を増大できると共に、濾過性能を向
上した濾過体を製造することができる。
【0009】そして、素材原反をローラ対の間に通し
て、素材原反の幅を狭めながら、山と谷とがその長手方
向に沿って直線状に延びるように折り曲げるものである
から、折り曲げた後においては、山と谷とが素材原反の
曲がりを阻止するリブの役割を果たすことになり、従っ
て、折り曲げ後の素材原反をその長手方向に沿って正確
に送り出すことができるのであり、その結果、フランジ
の形成と打ち抜きとの後工程を正確に行うことができる
のである。従って本発明によると、コンパクトでありな
がら濾過面積を増大できると共に濾過性能を向上した濾
過体を、確実に量産することができる効果を有する。
【0010】また、濾過体の凹凸部の高低差がある程度
以上あるために複数段階に分けて素材原反を折り曲げね
ばならない場合、各ローラ対の山部と谷部とが素材原反
の送り方向に沿って延びているから、長手方向に繰り出
される素材原反を各ローラ対の間に挟み付けるだけで、
至極容易に折り曲げることができる。つまり、素材原反
を、ローラ対にて幅を狭めるようにして折り曲げるもの
であるから、各ローラ対で素材原反の幅を段階的に狭め
れば良く、従って、各ローラ対の回転速度を微妙に調整
するような手間を要することなく、素材原反を複数対の
ローラで深く折り曲げることができるのであり、その結
果、コンパクトでありながらより濾過面積を増大した濾
過体であっても、能率良く確実に量産することができる
のである。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図9では本発明で製造される濾過体を示し
ており、このうち図1〜図5に示すのは濾過体1の第1
形態を示している。これらの図における濾過体1は金網
を素材として平面視円形に形成されており、その外周に
はリング状のフランジ2が形成されており、該フランジ
2の内側には断面ジグザグ状の凹凸部3が形成されてい
る。
【0012】前記濾過体1の凹凸部3は、その山3aと
谷3bとが平面視で略平行に延びるように形成されてお
り、且つ、山3aがフランジ2の表面方向に突出し、谷
3bがフランジ2の裏面方向に突出するようにしてい
る。なお、フランジ2のううち山3a及び谷3bの両端
の部位には、詳しくは後述するように製造工程に際して
の押し潰しによる皺4が生じている。上記の濾過体1
は、例えば、図5に示すように、フランジ2にシール用
の縁部材5を嵌着して、これを、2本のパイプ6のフラ
ンジ部6aにて挟持し、継手7による締結とかボルトに
よる締結等にて両パイプ6のフランジ部6aの間に挟み
付けると言うフランジ接合にて、管路の途中に介挿され
る。
【0013】上記した第1形態の濾過体1は金網を素材
として製造した場合であったが、濾過体1は、例えば図
6に第2形態として示すように金属製不織布を素材とし
て製造するなど、塑性変形可能な種々の多孔質素材で製
造できる。また、濾過体1は金網や不織布等にて単層に
形成することには限らず、同一種類の素材又は異種の素
材の複層構造にしても良い。図7に示すのは、山3aを
3条形成した第3形態の濾過体1を示しており、また、
図8では、外形を四角形に形成すると共に山3aを1条
だけ形成した第4形態の濾過体1を示しており、更に図
9では、外形を四角形に形成すると共に山3aと谷3b
とを複数条ずつ形成した第5形態の濾過体1を示してい
る。
【0014】これらの例から明らかなように、濾過体1
の大きさや外形形状、或いは凹凸部3における山3a及
び谷3bの条数は、管路の断面形状等に応じて適宜設定
できることは言うまでもない。図10〜図14で本発明
の製法と製造装置との実施例を示している。この実施例
では、前記図7で示した第3形態の濾過体1の製造に適
用した場合について示している。図10は本発明に係る
製造装置の略前半部の平面図、図11は図10のXI−XI
視断面図、図12は図10のXII−XII視断面図、図1
3は本発明装置の後半部の平面図、図14は図13のX
IV−XIV視側面図である。
【0015】図10に示すように、帯状の金網原反Aを
その長手方向に沿って寝かせた状態で移送する移送路
に、金網原反Aを上下から挟持するようにした第1ロー
ラ対8と第2ローラ対9とを、金網原反Aの長手方向と
直交する方向に延びるように配設している。前記両ロー
ラ対8,9には、円周方向に沿って延びる環状の山部8
a,9aと環状の谷部8b,9bとが軸方向に連続する
ように形成されている。換言すると、各ローラ8,9の
外周面はソロバン玉を並べたような凹凸部が形成されて
おり、各ローラ対8,9は、山部8a,9aと谷部8
b,9bが互いに噛み合うようにして配置されており、
回転駆動される両ローラ対8,9の間に金網原反Aが送
り込まれる。
【0016】この場合、金網原反Aの送り方向に向かっ
て手前側に位置した第1ローラ対8における山部8a間
(又は谷部8b間)のピッチP1を、濾過体1における
凹凸部3の凹凸のピッチPの略2倍程度に設定し、ま
た、山部8aと谷部8bとの高低差も濾過体1における
凹凸部3の高低差の半分程度に設定している。他方、金
網原反Aの送り方向に向かって前方に位置した第2ロー
ラ対9における山部9a間(又は谷部9b間)のピッチ
P2を、濾過体1における凹凸部3の凹凸のピッチPと
同じに設定すると共に、山部9aと谷部9bとの高低差
も、濾過体1における凹凸部3の高低差と同じに設定し
ている(スプリングバックを無視して説明している)。
【0017】両ローラ対8,9を回転駆動しつつ金網原
反Aを送り込むと、第1ローラ対8にて、金網原反A
は、その幅を狭めるようにして凹凸部3の深さの半分程
度までジグザグ状に折り曲げられ、次いで、更にその幅
を狭めつつ、第2ローラ対9にて濾過体1の凹凸部3と
同じ深さにジグザグ状に折り曲げられる。金網原反Aの
送り方向に向かって第2ローラ対9よりも前方の部位に
は、図13及び図14に示すように、フランジ2を形成
するためのプレス装置の上下押圧体10,11が上下動
自在に配置され、その前方には、打ち抜き装置を構成す
る打ち抜き用ポンチ12と受けダイス13とが上下動自
在に配設されている。
【0018】前記上下押圧体10,11は、その内径が
フランジ2の内径と同じで、外径はフランジ2の外径よ
りもやや大きい寸法に設定されている。また、前記打ち
抜き用ポンチ12の外径及び受けダイス13の内径は、
フランジ2の外径と同じ寸法に設定されている。ジグザ
グ状に折り曲げられた金網原反Aは、上下押圧体10,
11にて表裏両側から押圧されて平面視リング状に押し
潰され、これによってフランジ2が形成される。次い
で、上下押圧体10,11でリング状に潰された部位が
打ち抜き用ポンチ12の下方に移行すると、打ち抜き用
ポンチ12と受けダイス13とが作動して、フランジ2
で囲われた部位が金網原反Aから打ち抜かれ、これによ
って濾過体1を得る。
【0019】このように、金網原反Aを、その幅を狭め
つつ断面ジグザグ状に折り曲げることによって凹凸部3
を形成するもので、金網原反Aが伸び変形することはな
いから、金網製の濾過体1でありながら、凹凸部3にお
ける相隣接した山3aと谷3bとの間隔を小さくできる
と共に、凹凸部3の高さを高くすることができて、濾過
面積を格段に増大できるのである。また、濾過体1にお
ける凹凸部3の目の粗さは、殆ど全部の部位において金
網原反Aと同じ粗さのままに均一に保持されるから、高
い濾過性能を得ることができるのである。
【0020】そして、ソロバン玉を並べたような形状の
ローラ対8,9で金網原反Aを折り曲げたことにより、
金網原反Aにはその長手方向に沿って山3aと谷3bと
が形成されるから、この山3aと谷3bとがリブの役割
を果たして金網原反Aをその長手方向に沿って正確に送
ることができるのであり、従って、上下押圧体10,1
1によるフランジ2の形成と、ポンチ12及びダイス1
3による打ち抜きとを正確に行うことができて、濾過体
1を支障なく量産できるのである。また、実施例のよう
に金網原反Aを複数のローラ対8,9で複数段階で折り
曲げる場合、各ローラ対8,9で金網原反Aを幅方向に
順次寄せるように作用するものであるから、各ローラ対
8,9の回転速度を精密に制御しなくても、金網原反A
を至極容易に曲げ加工することができるのである。
【0021】なお、凹凸部3の高低差が小さい場合には
1段階で折り曲げても良いし、凹凸部3の高低差がより
大きい場合には、ローラ対を3対以上設けても良いこと
は言うまでもない。また、濾過体1の直径が小さい場合
には、押圧体10,11及び打ち抜き用ポンチ12と受
けダイス13とを金網原反Aの幅方向に沿って複数個ず
つ設け、金網原反Aの1ピッチの送りで濾過体1を複数
個取りするようにしてもよい。凹凸部3はフランジ2の
表裏いずれか一方の方向のみに突出するように形成して
も良いが、上記各実施例のように、フランジ2の表裏両
方向に突出するように形成すると、ジグザグ状に形成し
た金網原反A等の素材の一部を平らに潰してフランジ2
を形成するに際して、潰し量を凹凸部3の高さ寸法の半
分にすることができるので、凹凸部3の端部の個所での
破れを確実に防止した状態の下で、凹凸部3の突出高さ
高くすることができる利点がある。
【0022】なお、凹凸部3の両端の個所を偏平に潰す
場合、素材には主として曲げ力及び圧縮力が作用するに
過ぎないから、凹凸部3をフランジ2の片面方向のみに
高く突出した状態であっても、凹凸部3の両端の個所に
おいて破れが発生することは殆どない。濾過体のフラン
ジの表裏両面にそれぞれ合成樹脂製リング体を重ねた合
わせて、これら合成樹脂製のリング体を熱盤にてフラン
ジに対して融着しても良く、このようにすると、フラン
ジの箇所の厚さを均一に揃えることを確実ならしめるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で製造される濾過体の第1形態を表面方
向から見た斜視図である。
【図2】図1の濾過体を裏返した状態での斜視図であ
る。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図3のIV−IV視断面図である。
【図5】管路に取付けた状態での図3のV−V視断面図
である。
【図6】濾過体の第2形態を示す斜視図である。
【図7】濾過体の第3形態を示す斜視図である。
【図8】濾過体の第4形態を示す斜視図である。
【図9】濾過体の第5形態を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施例を示す平面図である。
【図11】図10のXI−XI視断面図である。
【図12】図10のXII −XII 視断面図である。
【図13】押し潰しと打ち抜きとの工程を示す平面図で
ある。
【図14】図13のXIV −XIV 視側面図である。
【図15】従来例を示す図である。
【図16】従来例の問題点を示す図である。
【符号の説明】
1 濾過体 2 フランジ 3 凹凸部 3a 山 3b 谷 8,9 ローラ対 8a,9a 山部 8b,9b 谷部 10,11 押圧体 12 打ち抜き用ポンチ 13 受けダイス A 金網原反

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に平板状のフランジを環状に形成し、
    該フランジの内側に、山と谷が略平行に延びるよう断面
    ジグザグ状に形成した凹凸部を、前記フランジの表裏両
    方向又は表裏いずれか一方の方向に突出するように形成
    して成る濾過体の製造方法であって、 金網や金属製不織布のような塑性変形可能な多孔性素材
    から成る帯状の原反をその長手方向に移送する途次、環
    状の山部と谷部とを軸方向に沿って交互に形成したロー
    ラを互いに噛み合わせて成るローラ対の間に通すことに
    より、前記原反を、その長手方向に沿って直線状に延び
    る山と谷とが幅方向に連続するように凹凸状に曲げ形成
    し、次いで、前記曲げ形成した原反を、環状の押圧部を
    備えたプレス装置にて押し潰すことにより、前記フラン
    ジを形成し、このフランジの外周に沿って原反から打ち
    抜くことを特徴とする濾過体の製造方法。
  2. 【請求項2】外周に平板状のフランジを環状に形成し、
    該フランジの内側に、山と谷が略平行に延びるよう断面
    ジグザグ状に形成した凹凸部を、前記フランジの表裏両
    方向又は表裏いずれか一方の方向に突出するように形成
    して成る濾過体の製造装置であって、 金網や金属製不織布のような塑性変形可能な多孔性素材
    から成る帯状の原反をその長手方向に沿って移送する移
    送路に、前記原反を表裏両側から挟むようにしたローラ
    対を、前記原反の長手方向と直交した方向に延びるよう
    に配置し、該ローラ対の外周面に、円周方向に延びる環
    状の山部と谷部とが軸方向に連続するようにした凹凸部
    を形成して、両ローラ対の凹凸部を互いに噛み合わせ、
    更に、原反の移送方向に向かって前記ローラ対よりも前
    方の部位に、環状の押圧部を備えたフランジ形成用のプ
    レス装置と、該フランジの外周の箇所で原反を打ち抜く
    ようにした打ち抜き装置とを配置したこと、 を特徴とする濾過体の製造装置。
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