JP2500662B2 - 積み重ね式スタッド - Google Patents
積み重ね式スタッドInfo
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
- H05K1/144—Stacked arrangements of planar printed circuit boards
Landscapes
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
される電子回路パッケージ(以下、プリント板)などを
複数実装する際に、その実装間隔を任意に調整するスタ
ッドの構造に関する。
幅条件に合わせ、1枚幅用、2枚幅用、…、n枚幅用
と、おのおのその実装幅条件に合わせ個々に設計・製造
していた。図4に従来のこの種のスタッドの一例を示
す。図4に示すように、2枚のプリント板2a,2b間
の間隔を調整するために、その実装幅hと同じ長さを有
するスタッド31を、その都度、個々に設計・製造して
用い、ねじ3によりねじ止めしてプリント板間の間隔を
決めていた。
ドは、使用する電子機器などの装置の実装幅条件に合わ
せ、それぞれ個々に設計しなければならず、このためス
タッドの種類が多様化,複雑化し、設計数の増加と製造
コストアップ及び管理面に於ける作業が多く発生すると
いう問題点があった。
の実装幅条件に適合させることができ、且つ異なる装置
に対する汎用性をも有する積み重ね式のスタッドを提供
することにある。
ッドは、電子回路パッケージ間の実装間隔を調整するス
タッドであって、前記スタッドは一端に凹部を、他の一
端に前記凹部に嵌合する凸部をそれぞれ設け、且つ前記
嵌合する部位に相互の締結手段を備えてなり、このスタ
ッド同士を複数個積み重ねて任意の長さとし前記電子回
路パッケージ間に実装するもので、前記締結手段は、前
記凸部の外側方向に突出して設けられたピンと、前記凹
部に設けられ前記ピンを挿入して回転ロックする溝とか
らなることを特徴とするものである。 また本発明の積み
重ね式スタッドは、電子回路パッケージ間の実装間隔を
調整するスタッドであって、前記スタッドは一端に凹部
を、他の一端に前記凹部に嵌合する凸部をそれぞれ設
け、且つ前記嵌合する部位に相互の締結手段を備えてな
り、このスタッド同士を複数個積み重ねて任意の長さと
し前記電子回路パッケージ間に実装するもので、前記締
結手段は、前記凹部に挿入固定され且つ薄肉材料からな
る円環状の弾性リングからなり、この弾性リングは前記
円環状の一部が分離しているとともに複数個所に窓をあ
けてなり且つこの窓以外の残部に前記円環状の内側方向
に突出するばね性の突出部を備えていることを特徴とす
るものであってもよい。
る。
(a)はスタッドをプリント板間に実装した状態を示す
断面図、(b)はスタッドの基本構造を示す断面図であ
り、図2及び図3は本発明のスタッドのそれぞれ第1及
び第2の実施例を示す図である。
は、2枚のプリント板2a,2b間に複数個の柱状をな
すスタッド1を積み重ねて実装し、ねじ3でねじ止めす
ることにより、プリント板2a,2b間の間隔Hを決め
るようになっている。この柱状のスタッド1は、その長
さLがプリント板間の1枚幅実装構造と一致する長さと
なっており、またその詳細構造は、一端に円形の凹部1
aを、他端にはこの凹部1aに嵌合する柱状の凸部1b
をそれぞれ設け、中央にねじ止め用のねじタップ1cを
有し、さらに別個のスタッド1同士が積み重なって凹部
1aに凸部1bが嵌合したとき、両者の嵌合を強固にす
るための締結構造をその嵌合部位に有してなっている。
するスタッドの2例について説明する。
ほぼ柱状をなし、一端に円形の凹部12を、他端にこの
凹部12に嵌合する柱状の凸部13を設け、中央にねじ
タップ14を有し、さらに凸部13にはその外周方向に
突出した突出ピン16を設け、この突出ピン16が挿入
するごとき溝15を凹部12の内周壁面に穿ってなって
いる。溝15の形状は、図2(a)に示すように、凹部
12の開口面から寸法aだけ入ったところで直角に円周
方向に寸法bだけ屈曲した形となっており、寸法aが凸
部13における突出ピン16の位置寸法cと同寸法にな
っている。
2(b)に示すように積み重ねると、一方の凸部13が
他方の凹部12に嵌入するとともに、突出ピン16が溝
15内に挿入する。挿入し終ったところでどちらかのス
タッド11をほんの少し回転させることにより、突出ピ
ン16が溝15の屈曲した部分に入り込んでロックされ
る。このような嵌合操作を任意の個数のスタッド11を
用いて行い、積み重ねることにより、図1に示すごとき
プリント板2a,2b間の間隔Hに相当する任意枚数幅
のスタッド構造とすることができる。プリント板2a,
2b側からねじ3を、積み重なったスタッド構造の両端
のスタッド11のそれぞれのねじタップ14にねじ止め
して、プリント板2a,2bの実装が完了する。
ほぼ柱状をなし、一端に円形の凹部22を、他端にこの
凹部22に嵌合する柱状の凸部23を設け、中央にねじ
タップ24を有し、さらに凹部22には円環状の弾性リ
ング25が挿入・固定されている。弾性リング25は、
図3(b)に示すように、金属薄板を凹部22の内径よ
りやや大きい径の円環状とし、その一部を分離部26と
して分離し、また円周部には複数個所に窓部27を設け
るとともに、その残部である弾性部28のほぼ中央を突
出部29として内側に若干突出させた形状となってい
る。このような弾性リング25を凹部22に挿入・固定
するには、分離部28を利用して径を小さく縮めた状態
で凹部22に挿入し、そのばね性によって凹部22に嵌
着させるものとし、なお必要であれば弾性リング25の
一部分に接着剤等を塗って凹部22に固定するようにし
てもよい。
3(a)に示すように積み重ねると、一方の凸部23が
他方の凹部22に嵌入するときに、凸部23が弾性リン
グ25の突出部29を押し、突出部29を含めた弾性リ
ング25のばね性によって凸部23と凹部22とが強固
に嵌合することとなる。このような嵌合操作を任意の個
数のスタッド21を用いて行い、積み重ねることによ
り、上述した第1の実施例と同様、図1に示すごときプ
リント板間の間隔Hに相当する任意枚数幅のスタッド構
造とすることができる。尚、この第2の実施例では、弾
性リング25を金属薄板からなるものと例示したが、樹
脂材料を成形等によって製作したものであってもよい。
一たん図1に示すような実装間隔で実装したものに対
し、その実装間隔を変更したい場合には、次のように簡
単に行える。即ち、第1の実施例ではスタッド11を回
転させて突出ピン16を溝15から外すことにより、ス
タッド11の積み重ね数を増減させ、また第2の実施例
ではスタッド21を弾性リング25のばね性に抗して外
すことにより、スタッド21の積み重ね数を増減させ
て、それぞれ間隔変更を達成することができる。また、
本実施例によるスタッド1,11,21は、それぞれ長
さLという1枚幅実装に相当する基本単位長さとなって
いるので、積み重ねによる任意間隔調整は無論のこと、
特定の装置だけでなく異なる装置にも対応させて使用で
きる汎用性をも兼ね備えることとなる。
板間に実装されるスタッドに凹凸の嵌合部と締結手段を
設けて複数個を積み重ねることにより、任意の実装幅間
隔を得ることができ、また実装幅毎にスタッドを設計・
製造する必要をなくして汎用性を高め、且つ実装幅条件
が異ってもスタッド全体を交換しなくてもすむなどの効
果があり、スタッド種類の単品化、作業の簡便化、設計
・製造コストの削減などをはかることができる。
ドをプリント板間に実装した状態を示す断面図、(b)
はスタッドの基本構造を示す断面図である。
(a)は正面図、(b)は斜視図である。
(a)は一部断面を含む正面図、(b)は弾性リングの
斜視図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 電子回路パッケージ間の実装間隔を調整
するスタッドであって、前記スタッドは一端に凹部を、
他の一端に前記凹部に嵌合する凸部をそれぞれ設け、且
つ前記嵌合する部位に相互の締結手段を備えてなり、こ
のスタッド同士を複数個積み重ねて任意の長さとし前記
電子回路パッケージ間に実装するもので、前記締結手段
は、前記凸部の外側方向に突出して設けられたピンと、
前記凹部に設けられ前記ピンを挿入して回転ロックする
溝とからなることを特徴とする積み重ね式スタッド。 - 【請求項2】 電子回路パッケージ間の実装間隔を調整
するスタッドであって、前記スタッドは一端に凹部を、
他の一端に前記凹部に嵌合する凸部をそれぞれ設け、且
つ前記嵌合する部位に相互の締結手段を備えてなり、こ
のスタッド同士を複数個積み重ねて任意の長さとし前記
電子回路パッケージ間に実装するもので、前記締結手段
は、前記凹部に挿入固定され且つ薄肉材料からなる円環
状の弾性リングからなり、この弾性リングは前記円環状
の一部が分離しているとともに複数個所に窓をあけてな
り且つこの窓以外の残部に前記円環状の内側方向に突出
するばね性の突出部を備えていることを特徴とする積み
重ね式スタッド。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5311801A JP2500662B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 積み重ね式スタッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5311801A JP2500662B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 積み重ね式スタッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07162121A JPH07162121A (ja) | 1995-06-23 |
JP2500662B2 true JP2500662B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=18021601
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5311801A Expired - Fee Related JP2500662B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 積み重ね式スタッド |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2500662B2 (ja) |
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-
1993
- 1993-12-13 JP JP5311801A patent/JP2500662B2/ja not_active Expired - Fee Related
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