JP2500649Y2 - 高圧洗浄車における旋回体の旋回固縛装置 - Google Patents

高圧洗浄車における旋回体の旋回固縛装置

Info

Publication number
JP2500649Y2
JP2500649Y2 JP1991047081U JP4708191U JP2500649Y2 JP 2500649 Y2 JP2500649 Y2 JP 2500649Y2 JP 1991047081 U JP1991047081 U JP 1991047081U JP 4708191 U JP4708191 U JP 4708191U JP 2500649 Y2 JP2500649 Y2 JP 2500649Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
swivel
stopper
hose reel
pressure washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991047081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04138486U (ja
Inventor
勲 降矢
英彦 植田
光春 岩沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP1991047081U priority Critical patent/JP2500649Y2/ja
Publication of JPH04138486U publication Critical patent/JPH04138486U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2500649Y2 publication Critical patent/JP2500649Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高圧洗浄車において、
ホースリールを搭載した旋回体の旋回固縛装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、固定部とホースリールを搭載した
旋回部とからなり、駆動装置により旋回部が旋回自在に
構成された高圧洗浄車の旋回体において、例えば前記固
定部にピン孔が適宜なピッチで複数個形成されるととも
に、旋回部側に上記ピン孔の径と略同じ径の係止孔が形
成され、係止孔を適宜なピン孔と一致させた後、両者を
係止ピンで係止することにより、旋回部の旋回を適宜な
位置で固縛していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、係止孔を適宜なピン孔と一致させた後、
両者を係止ピンで係止するため、両者の位置合わせに手
間がかかり、また、ピン孔と係止孔が一致する位置でし
か固縛できない、即ち固定部に形成されたピン孔のピッ
チにより固縛する位置が自ずと決定されるため、使い勝
手が悪く作業効率の低下を招いていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の高圧洗浄車にお
ける旋回体の旋回固縛装置は、固定部と、先端に洗浄ノ
ズルを有するホースが巻回されたホースリールを搭載し
た旋回部とから構成され、前記旋回部もしくは固定部の
一方の周面に歯車が形成され、他方に該歯車と噛合する
駆動用のピニオンが設けられ、ピニオンを回転駆動させ
る駆動装置により旋回部が旋回自在に構成されてなる高
圧洗浄車における旋回体において、前記ピニオンが設け
られた旋回部もしくは固定部には、前記歯車と係合する
ストッパが設けられ、該ストッパは、旋回部もしくは固
定部に軸支された軸部材の一端部に固設され、該軸部材
の他端部に設けられたハンドルの回動操作により上記ス
トッパが前記歯車に係脱自在に構成されたものである。
【0005】
【作用】ピニオンが設けられた旋回部もしくは固定部に
歯車と係合するストッパを係脱自在に設け、旋回体を適
宜な位置に旋回させた後に、歯車の歯と歯の間にストッ
パを係合させることで、旋回部の旋回を固縛する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0007】
【0008】図1及び図2は、高圧洗浄車の概略の全体
構成を示している。
【0009】高圧洗浄車1の車体2上には洗浄水を貯留
するタンク3が搭載されている。車体2の後部には図示
しない駆動装置により旋回自在なターンテーブル(旋回
体)5が搭載され、該ターンテーブル5上にフレーム6
を介して大ホースリール10と小ホースリール20との
2台のホースリールが載置されている。
【0010】前記ターンテーブル5は、図3及び図4に
示すように、車体2に固設された固定部51と、該固定
部51にベアリング52を介して旋回自在に支持され、
前記大ホースリール10と小ホースリール20を載置す
る旋回部55とから構成されている。
【0011】固定部51の外周面には、歯車53が形成
されるとともに、旋回部55には前記歯車53に噛合さ
れる図示しないピニオンが設けられている。また、旋回
部55にはピニオンを回転駆動させる駆動モータ(図示
省略)が搭載されており、この駆動モータによりピニオ
ンを回転駆動させることで旋回部55を旋回させる。
【0012】この結果、ターンテーブル5は、約180
°旋回可能(図2における二点鎖線参照)になされ、こ
れによりターンテーブル5上の大ホースリール10及び
小ホースリール20のホース12,22の繰り出し巻取
り方向を作業状況に合わせて適宜に変更することができ
る。
【0013】また、前記ターンテーブル5の旋回部55
には、前記歯車53の歯と歯の間に係合するストッパ7
が設けられている。ストッパ7は、旋回部55に固設さ
れた支持部材56に軸支された軸部材71の一端部に固
設され、該軸部材71の他端部に設けられたハンドル7
2の回動操作によりストッパ7を歯車53に係脱させ
る。
【0014】前記大ホースリール10は、図5に示すよ
うに、油圧モータ11により正逆方向に回転駆動自在に
構成されており、この大ホースリール10に巻回された
ホース12を繰り出しもしくは巻取るようになされてい
る。ホース12の先端には洗浄ノズル13が着脱自在に
設けられている。
【0015】前記小ホースリール20は、手動式のもの
で、図5に示すハンドル21を回転させることによりこ
の小ホースリール20に巻回されたホース22を繰り出
しもしくは巻取るようになされている。ホース22の先
端には洗浄ガン23が着脱自在に設けられている。
【0016】図5は、高圧洗浄車の動力及び配管系統を
示している。
【0017】図5において31は油圧ポンプで、油圧ポ
ンプ31は、ドライブシャフト32、PTO33を介し
て連結されたエンジン35により駆動される。油圧ポン
プ31の吐出側は方向切換弁36を介して前述した大ホ
ースリール10を回転駆動させる油圧モータ11に連通
されており、方向切換弁36の切り換えにより油圧モー
タ11の回転方向を制御する。37は流量制御弁で、こ
の流量制御弁37により油圧モータ11の回転駆動速
度、すなわち大ホースリール10によるホース12の繰
り出し・巻取り速度を制御する。38はオイルリザーバ
である。
【0018】40は水ポンプで、水ポンプ40は、プー
リ・Vベルト41、前記ドライブシャフト32、PTO
33を介して連結されたエンジン35により駆動され
る。水ポンプ40は、その吸込側がタンク3の底部に連
通され、その吐出側が前記大ホースリール10及び小ホ
ースリール20を経て各ホース12,22に連通されて
いる。
【0019】次に、このように構成された高圧洗浄車の
使用について簡単に説明する。
【0020】例えば図6に示すような下水管Aを自走式
の洗浄ノズル13を用いて洗浄する場合、まず、ターン
テーブル5を旋回させてホース12を下水管Aに送給し
やすいよう大ホースリール10をマンホールB側に向け
る。この後、ハンドル72を図3において二点鎖線で示
す位置から実線で示す位置に回動させ、ストッパ7を歯
車53の歯と歯の間に係合させる。この時ストッパ7
は、歯車53の歯の側面湾曲部に案内されながらスムー
スに係合し、これによりターンテーブル5を適宜な旋回
位置で固縛する。
【0021】この後、洗浄ノズル13を下水管Aに配置
し、水ポンプ40を作動させて洗浄ノズル13に高圧水
を供給し、この洗浄ノズル13に推進力を与える。これ
に伴い油圧モータ11により大ホースリール10を回転
させてホース12を下水管Aに繰り出すことで、下水管
A内で洗浄ノズル13を前進させる。
【0022】次に、洗浄ノズル13が所定位置まで前進
したら今度は大ホースリール10の回転を逆転させ、洗
浄ノズル13による推進力に抗してホース12を強制的
に巻取り、洗浄ノズル13を元の位置まで後退させ、下
水管Aの洗浄を行う。
【0023】また、下水管AのマンホールB入口周辺な
どや局部的に汚れのひどい所は、作業者が小ホースリー
ル20からホース22を適宜に引き出して洗浄ガン23
による洗浄を行う。
【0024】このような作業を下水管Aの上流側から順
次行う。
【0025】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、既
設の歯車を利用し、この歯車の歯と歯の間にハンドルの
回動操作によってストッパを係合することで、ホースリ
ールを搭載した旋回部の旋回を必要に応じて随時固縛で
きるため、固縛する位置を従来のピン孔のものに比して
細かくすることができるとともに、旋回部の固縛が簡単
に且つスムースに行うことができ、これによりホースリ
ールによるホースの繰り出し又は巻取り方向が容易に変
更でき、ホースの繰り出し又は巻取りを円滑に行える。
よってホースの先端に設けた洗浄ノズルの移動が円滑に
行え、高圧洗浄作業を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高圧洗浄車の概略の全体構成を示す側面図であ
る。
【図2】高圧洗浄車の概略の全体構成を示す平面図であ
る。
【図3】旋回体の旋回固縛装置を示す側面図である。
【図4】旋回体の旋回固縛装置を示す平面図である。
【図5】高圧洗浄車の動力及び配管系統を示す図であ
る。
【図6】高圧洗浄車の使用を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 高圧洗浄車 10 ホースリール 12 ホース 13 洗浄ノズル 5 ターンテーブル(旋回体) 51 固定部 52 旋回部 53 歯車 7 ストッパ 71 軸部材 72 ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66D 5/34 B66D 5/34 (72)考案者 岩沢 光春 神奈川県横浜市鶴見区尻手3丁目2番43 号 新明和工業株式会社 特装車事業部 内 (56)参考文献 特開 昭60−239959(JP,A) 実開 平1−65975(JP,U) 実開 昭57−137852(JP,U) 実開 昭58−24551(JP,U) 実開 昭48−56720(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部と、先端に洗浄ノズルを有するホ
    ースが巻回されたホースリールを搭載した旋回部とから
    構成され、前記旋回部もしくは固定部の一方の周面に歯
    車が形成され、他方に該歯車と噛合する駆動用のピニオ
    ンが設けられ、ピニオンを回転駆動させる駆動装置によ
    り旋回部が旋回自在に構成されてなる高圧洗浄車におけ
    旋回体において、 前記ピニオンが設けられた旋回部もしくは固定部には、
    前記歯車と係合するストッパが設けられ、該ストッパ
    は、旋回部もしくは固定部に軸支された軸部材の一端部
    に固設され、該軸部材の他端部に設けられたハンドルの
    回動操作により上記ストッパが前記歯車に係脱自在に構
    成されたことを特徴とする高圧洗浄車における旋回体の
    旋回固縛装置。
JP1991047081U 1991-06-21 1991-06-21 高圧洗浄車における旋回体の旋回固縛装置 Expired - Lifetime JP2500649Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991047081U JP2500649Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 高圧洗浄車における旋回体の旋回固縛装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991047081U JP2500649Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 高圧洗浄車における旋回体の旋回固縛装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04138486U JPH04138486U (ja) 1992-12-25
JP2500649Y2 true JP2500649Y2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=31926380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991047081U Expired - Lifetime JP2500649Y2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 高圧洗浄車における旋回体の旋回固縛装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2500649Y2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4856720U (ja) * 1971-10-29 1973-07-20
JPS57137852U (ja) * 1981-02-24 1982-08-28
JPS5824551U (ja) * 1981-08-10 1983-02-16 日立工機株式会社 回転軸ロツク機構付動力伝達装置
JPS60239959A (ja) * 1984-05-14 1985-11-28 Mitsubishi Electric Corp 駆動装置
JPH0749119Y2 (ja) * 1987-10-16 1995-11-13 服部歯車製作株式会社 軸受支持回転体の遊転抑止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04138486U (ja) 1992-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5636648A (en) Mobile rotator jet sewer cleaner
US4896686A (en) Pivoting hose storage reel and mounting thereof
US5029758A (en) High-efficiency, portable car washing system
US5238331A (en) Modularized machine for reconditioning pipelines
US3958594A (en) Dual hose reel
US5222452A (en) Boat hull cleaning apparatus
JP2500649Y2 (ja) 高圧洗浄車における旋回体の旋回固縛装置
JP2510670Y2 (ja) 高圧洗浄車
USRE34585E (en) Pivoting hose storage reel and mounting thereof
JP5183245B2 (ja) 高圧洗浄車およびホースリール回転駆動装置
JPH0643236B2 (ja) 高圧洗浄装置のホース送出機構
JPH08141534A (ja) 管内清掃ロボット
JP4072354B2 (ja) 高圧洗浄車
JPH043673Y2 (ja)
JPH08257522A (ja) 高圧洗浄装置
JP2002177914A (ja) 高圧洗浄車
CN207608867U (zh) 储水罐及使用该储水罐的车辆
JP4989531B2 (ja) 高圧洗浄車
KR200191403Y1 (ko) 호스 로울러기
JPH0576582U (ja) 壁面処理機
JPH05116890A (ja) 車両搭載型クレーンの旋回ロツク装置
CN219228613U (zh) 园林浇水装置
JPH049013Y2 (ja)
JPH07275761A (ja) 液体散布車
JPH0217085Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term