JP2500550Y2 - 包体構造物 - Google Patents

包体構造物

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JP2500550Y2
JP2500550Y2 JP1989120456U JP12045689U JP2500550Y2 JP 2500550 Y2 JP2500550 Y2 JP 2500550Y2 JP 1989120456 U JP1989120456 U JP 1989120456U JP 12045689 U JP12045689 U JP 12045689U JP 2500550 Y2 JP2500550 Y2 JP 2500550Y2
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和成 西野
秀三 笹川
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三井石油化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は包体構造物に関し、更に詳しくは、例えば薬
剤などの充填用に適した包体構造物に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば薬剤などを充填する包体構造物として
は、熱可塑性樹脂フィルムでラミネート加工を施した紙
に多数の孔を開け、更にその紙を袋状に加工した包体構
造物が知られている。
また、実質的に単独成分の連続長繊維を素材としたい
わゆるスパンボンド不織布周囲に熱圧着シールを施し、
袋状に加工した包体構造物が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記のようなラミネート加工紙で作った包
体構造物は孔の数が限定されて通気性が悪く、内容物の
発散速度が遅く、破れ易いという問題点があった。特に
包体全面にわたりシールすると通気性も大きく低下し、
目的を果たせなくなるという問題点があった。
また、単独成分の連続長繊維を素材とした包体構造物
は、内容物を充填後熱圧着シールすると、熱圧着部がフ
ィルム化され、通気性が減少するという問題点があっ
た。特に包体全面にわたりシールすると、同様に通気性
も大きく低下するという問題点があった。
更に、熱圧着部がフィルム化されるということから、
密封後の機械的強度が低下するという問題点があった。
また、フィルム化した部分は肉厚が薄くなり見かけ上
の肉厚が不均一になって、内容物が流出するおそれがあ
るという問題点があった。
本考案は、上記のような従来の問題点を解消するため
内容物の発散性がよく、充填密封後の通気性や機械的強
度性にも優れた包体構造物を提供することを技術的課題
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような課題を解決するため、本考案の包体構造
物は、流動化する温度が互いに異なるそれぞれの樹脂で
形成された少なくとも2つの層を有し、その各層の内、 流動化する温度が高い方の樹脂で形成された第1の層
は、ポリプロピレン70重量%以上と、ポリエチレン30重
量%以下とを含む混合樹脂からなり、 流動化する温度が低い方の樹脂で形成された第2の層
は、ポリエチレンを含む樹脂からなり、 しかも、前記第2の層を少なくとも片面の最外層とす
る延伸多層フィルムを解繊した解繊維を主な素材繊維と
した不織布で袋状に形成されている。
以下、流動化する温度の高い方の樹脂を「高融解点樹
脂」といい、この樹脂で形成された樹脂層を第1の層と
いう。また、流動化する温度の低い方の樹脂を「低融解
点樹脂」といい、この樹脂で形成された樹脂層を第2の
層という。
ここで、特に上記の、高融解点樹脂で形成された第1
の層は、メルトフローレート0.5〜10g/10分のポリプロ
ピレン70重量%以上と、密度0.91〜0.96g/cm3のポリエ
チレン30重量%以下とを含んで混合して構成されてお
り、低融解点樹脂で形成された第2の層は、密度0.91〜
0.96g/cm3、メルトフローレート13g/10分以上のポリエ
チレンを含んで構成されており、その第2の層が加熱に
より流動化して互いに融着しあっているとよい。
〔作用〕
内容物充填後、第1の層の高融解点樹脂の流動化する
温度と第2の層の低融解点樹脂の流動化する温度との中
間的温度で圧力を加えないでもしくは低圧力でもしくは
高温高速のエアーをあてて開口部あるいは包体全面にわ
たりヒートシールを行うと、シール工程中、低融解点樹
脂だけが溶融し、低融解点樹脂相互あるいは低融解点樹
脂と高融解点樹脂と他の繊維素材や粉体等とが互いに強
固に接着するが、低融解点樹脂の融解後も少なくともし
ばらくは高融解点樹脂は糸状を維持する。従って、シー
ル部分で不織布としての嵩高性、通気性をほとんど喪失
させることなく開口部シールができる。
以下、本考案を更に詳しく説明する。
本考案の包体構造物は、延伸フィルムの解繊維を素材
繊維に形成されている。なお、「延伸フィルム」という
語は延伸シートを含む意味で用いる。
本考案で用いられる延伸多層フィルムは、高融解点樹
脂で形成された第1の層と低融解点樹脂で形成された第
2の層とを有する。
本考案で第2の層を形成する低融解点樹脂とともに用
いられ、第1の層を形成する高融解点樹脂は、常温を超
える温度で流動化する熱可塑性樹脂であって、一般には
少なくとも100℃以上で流動化する樹脂が好ましい場合
が多い。
高融解点樹脂とともに用いられる低融解点樹脂は、高
融解点樹脂と同様に常温を超える温度で流動化する熱可
塑性樹脂であって、しかも、併用される高融解点樹脂の
流動化する温度よりも低い温度で流動化する樹脂であ
る。
第1の層を構成するとよい高融解点樹脂は次のとおり
である。すなわち、その高融解点樹脂はポリプロピレン
とポリエチレンとを含んだ混合樹脂であって、そのポリ
プロピレンのメルトフローレート(MFR、JIS K6760によ
る、以下同じ)は0.5〜10g/10分、好ましくは、2〜8g/
10分が望ましい。ポリプロピレンのメルトフローレート
が0.5g/10分未満であるとフィルム成形や延伸が困難と
なって好ましくない場合がある。また、10g/10分を超え
ると同様にフィルム成形が困難となって好ましくない場
合がある。
一方、上記ポリプロピレンを単独で使用すると過酷な
延伸条件や高い解繊状態に加工したとき第2の層との接
着性が必ずしも十分でなく、解繊時に粉落ち現象の生じ
る場合があるため、ポリプロピレンにポリエチレンを混
合することが有効である。
ポリプロピレンに混合されるポリエチレンの密度は、
0.91〜0.96g/cm3、好ましくは0.93〜0.95g/cm3が第2の
層との接着性向上、解繊時の粉落ち防止に効果的であ
る。
なお、この高融解点樹脂は、このようなポリプロピレ
ンとポリエチレンの他にも、顔料、染料、滑材、紫外線
吸収剤、難燃材などの充填剤が、本考案の目的を損なわ
ない範囲で添加されているとよい。
本考案で用いられるとよい高融解点樹脂中の上記のよ
うなポリプロピレン、ポリエチレンの含有割合は、第1
の層の総重量中でポリプロピレンが70%以上、好ましく
は70%〜90%であり、ポリエチレンが30%以下、好まし
くは10%〜30%であるとよい。ポリプロピレンの割合が
70%未満であると当然のことながら高融点樹脂の特性が
低下し低融点樹脂層が融解したとき糸状の維持が難しく
なる。
第1の層はこのような構成のポリプロピレン層で形成
される。
上記のようなポリプロピレン層で形成される第1の層
に対し、第2の層の形成に用いられるとよい低融解点樹
脂は、少なくともポリエチレンを含んで構成されている
ことが好ましい。この低融解点樹脂中に含まれるポリエ
チレンの密度は、0.91〜0.96g/cm3、好ましくは0.93〜
0.95g/cm3であり、そのメルトフローレート(MFR)は13
g/10分以上、好ましくは20g/10分以上が望ましい。ポリ
エチレンの密度が0.91g/cm3未満であると融着強度が低
下し好ましくない場合がある。また、0.96g/cm3を超え
ると融着が難しくなり好ましくない場合もある。ポリエ
チレンのメルトフローレートが13g/10分未満の場合は流
動性に欠け融着強度が低下し好ましくない場合がある。
なお、この低融解点樹脂は、このようなポリエチレン
の他にも、考案の目的を損なわない範囲で、既に高融解
点樹脂の説明の中で記載した同様の充填剤が混合されて
形成されていてもよい。
第2の層はこのような構成のポリエチレン層で形成さ
れる。
本考案では例えば上記のようなポリプロピレン層で形
成される第1の層とポリエチレン層で形成される第2の
層とを有する延伸多層フィルムが用いられる。
本考案で用いられる延伸多層フィルムは、少なくとも
上記のような第1の層と第2の層とを有するが、更にそ
のほかの第3、第4の層が積層されていてもよい。ただ
し、その延伸多層フィルムの少なくとも片面(外側面)
は上記第2の層で形成されている。
なお、第1の層と第2の層とは直接積層しあっている
とよく、特に、延伸多層フィルムについて、上記のポリ
プロピレン層で第1の層、ポリエチレン層で第2の層を
形成する場合には、更に第3の層を第2の層と同質のポ
リエチレン層で形成し、第1図に示すような、「ポリエ
チレン層1/ポリプロピレン層2/ポリエチレン層1」のよ
うな形に構成されていることが最も好ましい。
本考案で用いられる延伸フィルムの第1の層の厚さ
は、通常5〜50μ、第2の層も、通常5〜50μであると
よい場合が多い。また、前記の第3層を積層する場合に
は、第3層目を同様にして5〜50μとするとよい。
また、各層間の積層にあたっては、例えばホットメル
ト接着剤、マレイン酸等で変成したポリオレフィンのよ
うな接着剤が用いられて接合されていてもよいが、互い
に溶融状態で積層フィルム化されたいわゆる熱融着して
いると特によい。とりわけ上記のようなポリプロピレン
層とポリエチレン層とは両者相互の熱融着性が高く、熱
融着によって高い機械的強度を発揮する。
なお、本考案で用いられる上記の延伸フィルムは延伸
加工されている。延伸倍率は3〜10倍であるとよい。
本考案の包体構造物は、上記の複合合成樹脂製の延伸
フィルムが解繊された解繊維を主な素材繊維としてい
る。なお、電子顕微鏡で測定して得られる解繊維の繊度
は一般に1〜40Dが好適である。
本考案の包体構造物は、上記のような解繊維を主な素
材とした不織布で形成されている。特に上記のこのよう
な3層の延伸フィルムの解繊維を素材にした不織布は、
捲縮させると、より嵩高になって通気性がよくなり望ま
しい。
また、本考案で用いられる不織布には、上記のような
解繊維単独ではなく、更に他の繊維、粉体等もその素材
の1つとして加えられていてもかまわない。
本考案で用いられる他の繊維素材としては、具体的に
は、各種合成樹脂の繊維や、綿、麻、黄麻、大麻、パル
プなどの植物性繊維が挙げられる。
本考案で用いられる不織布は上記のような解繊維、あ
るいは、解繊維と他の繊維とを含んだ繊維によって形成
されており、具体的には、各繊維同士は熱融着しあって
いるとよい。特に、上記したポリエチレン層は他の繊維
等とも熱接着性が高く、ポリプロピレン層を中心として
両表面が上記したポリエチレン層で形成された3層の延
伸フィルムから解繊された繊維が混合して熱接着して用
いられると、得られる不織布が高い機械的強度を発揮す
る。
本考案の包体構造物は、このような不織布によって袋
状に形成されて構成されている。
本考案のこのような包体構造物は、例えば入浴剤、乾
燥剤、脱臭剤、防菌防虫剤、防かび剤、発熱剤などの薬
剤を充填する包体構造物として広く利用できる。
すなわち、例えば三方をシールして一方に開口部をも
った袋体が成形されてある場合、上記のような薬剤を充
填し、好ましくは、高融解点樹脂と低融解点樹脂の流動
化する温度のほぼ中間点温度(以下「中間点温度」とい
う)で開口部もしくは全面を圧力を加えないで又はわず
かな圧力でヒートシールするとよい。
本考案の包体構造物は、例えば次のような方法で製造
されるとよい。
本考案で用いられる延伸フィルムは、溶融押し出し
法、カレンダー法、キャスティング法など従来公知の成
膜加工法により製造することができる。なかでもインフ
レーション法、Tダイ法による押し出し法が好ましい。
このような方法により、上記した合成樹脂製の第1の
層、第2の層の積層フィルムを製膜する。
次に、製膜して得られた上記積層フィルムを、スリッ
トした後延伸するか、あるいは延伸した後スリットして
延伸テープを製造する。
積層フィルムの延伸には、通常、ニップロール方式、
クローバーロール方式あるいは連続延伸式など、従来公
知の延伸機を用いることができる。
延伸温度および延伸倍率は、延伸方法、フィルムの組
成などにより異なるが、たとえば熱ロールでフィルムを
延伸する場合でしかも、上記したポリプロピレン層とポ
リエチレン層で構成されるようなフィルムの場合、延伸
温度は97〜138℃であり、延伸倍率は3〜10倍がよい。
さらに、上記のようなスリットおよび延伸工程を経て
得られた延伸テープを、たとえば鋸歯状のナイフエッジ
とか針を植え込んだローラ間に通し解繊する。
なお、得られた解繊維を、更に必要に応じてカッター
などでカッティングしてもよい。
このようにして得られた解繊維を単独で、あるいは他
の繊維等と組み合わせ、混綿機などを用いて混合し、次
いで、中間点温度にほとんど近い温度で加熱して、解繊
維同士あるいは解繊維と他の繊維等とを平面的に一体化
する。このようにすることによって、本考案で用いるこ
とのできる不織布が得られる。
本考案の包体構造物を得るには、このようにして得ら
れた不織布を適宜な大きさに裁断して重ね合わせ周縁部
を線上にまたは全面にわたり中間点温度で圧力を加える
ことなくまたは小さな圧力でヒートシールすればよい。
〔考案の効果〕
本考案の包体構造物は、上記のような構成で形成され
ているから、内容物の発散性がよく、通気性や機械的強
度性にも優れた包体構造物を得ることができる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を説明する。
〈実施例1〉 メルトフローレート2.5g/10分のポリプロピレン90重
量部と、密度0.945g/cm3、メルトフローレート20g/10分
のポリエチレン10重量部とを混合してポリプロピレン層
用の樹脂を得た。
また、このポリエチレンをポリエチレン層用の樹脂と
して準備した。
準備したポリプロピレン層用の樹脂50重量部とポリエ
チレン層用の樹脂50重量部とを用い、以下の条件で複合
合成樹脂製のフィルムを作り、それを延伸した。
[複合合成樹脂製のフィルムの製造条件] インフレーションフィルム製形機 ダイス径…200φ スクリーン…80Mesh、100Mesh、 150Mesh、200Mesh、 100Mesh、80Mesh 樹脂の押し出し速度…14m/分 フィルムの巻取り速度…102m/分 温度条件…第1表のとおり。
[フィルムの延伸条件] 延伸倍率7.2倍、遠心温度110〜115℃ (熱板延伸) 得られた延伸フィルムを鋸歯状のナイフエッジで解繊
し、解繊比4.5の繊維群を得た。
次いで、混綿機にてウェブ化された繊維層を20cm×20
cmの範囲に平面的に積み重ね、135℃でプレスして繊維
間を接合し、不織布を得た。プレス圧力は100g.f/cm2
した。次いで、得られた不織布を15cm×15cmの大きさに
裁断して2枚重ね、三方の周縁部を線状に、135℃でヒ
ートシールして包体構造物を得た。次いで、その包体構
造物中に乾燥材を充填し、次いで残りの一方の周縁部を
線状にヒートシールし、シール強度、通気性、漏れにつ
いて測定した。
上記の結果から、本実施例の包体構造物は内容物の発
散性がよく、通気性や機械的強度性にも優れていること
が分かった。
〈実施例2〉 実施例1において第1の層及び第2の層に用いるポリ
エチレン密度0.95g/cm3、メルトフローレート30g/10分
とする以外は実施例1と全く同様に行った。
結果を第2表に示す。
〈実施例3〉 実施例2においてヒートシールをヒートシールバーを
使わずに繊維群のウェブ同士の間に乾燥剤を充填し繊維
群全体を135℃の熱風をシートの両面に各々風速1.5m/se
cの条件で吹き付けた以外は実施例2と全く同様に行っ
た。
結果を第2表に示す。
〈比較例1〉 ポリプロピレン単体のスパンボンド不織布を用い熱風
の温度を145℃とする以外は実施例3と全く同様に熱風
でヒートシールした。
結果を第2表に示す。
〈比較例2〉 孔開け加工したポリエチレンラミネート紙を用い比較
例1と全く同様にヒートシールを行った。
結果を第2表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案で用いられるとよい3層構造の不織布の
断面図である。 1……ポリエチレン層 2……ポリプロピレン層

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流動化する温度が互いに異なるそれぞれの
    樹脂で形成された少なくとも2つの層を有し、その各層
    の内、 流動化する温度が高い方の樹脂で形成された第1の層
    は、ポリプロピレン70重量%以上と、ポリエチレン30重
    量%以下とを含む混合樹脂からなり、 流動化する温度が低い方の樹脂で形成された第2の層
    は、ポリエチレンを含む樹脂からなり、 しかも、前記第2の層を少なくとも片面の最外層とする
    延伸多層フィルムを解繊した解繊維を主な素材繊維とし
    た不織布で袋状に形成された包体構造物。
  2. 【請求項2】流動化する温度が高い方の樹脂で形成され
    た第1の層は、メルトフローレート0.5〜10g/10分のポ
    リプロピレン70重量%以上と、密度0.91〜0.96g/cm3
    ポリエチレン30重量%以下とを含む混合樹脂からなり、 流動化する温度が低い方の樹脂で形成された第2の層
    は、密度0.91〜0.96g/cm3、メルトフローレート13g/10
    分以上のポリエチレンを含む樹脂からなる、請求項1記
    載の包体構造物。
  3. 【請求項3】前記混合樹脂が、前記ポリプロピレン70〜
    90重量%と、前記ポリエチレン10〜30重量%とを含む、
    請求項1または2記載の包体構造物。
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JPS5823951A (ja) * 1981-07-31 1983-02-12 チッソ株式会社 嵩高不織布の製造方法
JPH0639744B2 (ja) * 1986-07-31 1994-05-25 昭和電工株式会社 吸水性ウエブおよび吸水性シ−ト状不織布の製造方法

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