JP2500464Y2 - シ―トの給紙台装置 - Google Patents

シ―トの給紙台装置

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JP2500464Y2
JP2500464Y2 JP1990006354U JP635490U JP2500464Y2 JP 2500464 Y2 JP2500464 Y2 JP 2500464Y2 JP 1990006354 U JP1990006354 U JP 1990006354U JP 635490 U JP635490 U JP 635490U JP 2500464 Y2 JP2500464 Y2 JP 2500464Y2
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JP
Japan
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sheet
paper feed
auxiliary table
auxiliary
sheet feeding
Prior art date
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JP1990006354U
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English (en)
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JPH0397438U (ja
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貴志 池田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複写機等におけるシートの給紙台装置に関
する。
従来の技術 従来、複写機等におけるシートの給紙台装置として
は、略水平状態となる給紙位置と略垂直状態となる収納
位置とに回動自在な給紙台を有するものがあり、シート
の給紙を行わない際には給紙台を収納位置に回動させて
収納している。
ここで、大サイズのシートを給紙するためには給紙台
の長さ寸法も大きくしなければならず、シートの長さ寸
法に対して給紙台の長さ寸法が小さいと、シートが給紙
台から落下したり、送り出しコロによる送り出しが不能
になる。例えば、A3サイズのシートの長さ寸法は420mm
であり、このシートを給紙するためには給紙台の長さ寸
法は少なくとも210mm必要であり、実験によれば、シー
トの落下や給紙不良となることを確実に防止するために
は280mm以上が必要となり、小型の複写機にはこのよう
な大型の給紙台を取付けることができない。
そこで、実開昭57-58546号公報や実開昭60-56645号公
報等に記載されたように、大サイズのシートを給紙する
場合に使用する補助テーブルを給紙台に取付けることが
行われている。
考案が解決しようとする課題 実開昭57-58546号公報や実開昭60-56645号公報等に記
載された補助テーブルは、ヒンジ等を用いて給紙台に固
定されている。このため、補助テーブルを使用状態に回
動させているときにこの補助テーブルに大きな負荷が作
用すると、補助テーブルや給紙台が破損しやすいという
欠点がある。
また、給紙台の大きさは、使用するシートの大きさに
適合していることが望ましいものである。すなわち、給
紙台がシートより小さければ、シートを安定して保持す
ることができず、また、給紙台がシートより大きけれ
ば、操作上の邪魔になり好ましくないものである。
課題を解決するための手段 略水平状態となる給紙位置と略垂直状態となる収納位
置とに回動自在な給紙台を有するシートの給紙台装置に
おいて、前記給紙台を形成する少なくとも二つの構成部
品の一方に軸部を形成し、この軸部に係合する取付穴が
一端に形成された補助テーブルを前記構成部品により挟
持して前記給紙台のシート送り面と略平行な面内におい
て前記給紙台内に収納される収納位置と前記給紙台から
突出するシート保持位置とに回動自在に取付け、前記補
助テーブルの前記取付穴を中心とする円弧面上に複数個
の切欠きを形成し、前記構成部品に前記切欠きに弾発的
に係合する突起部を形成した。
作用 使用するシートの大きさにより給紙台から補助テーブ
ルを突出させて使用するか突出させないで使用するかを
選択するが、補助テーブルは回動するように設けられて
おり、かつ、突起部と切欠きとの係合により位置決めさ
れるため、給紙台からの補助テーブルの突出量を必要に
応じて定めることができ、これにより、給紙台の実質的
な大きさをシートの大きさに応じて定めることができ、
この際、給紙台に乗せたシートが垂れ下がったりして突
出した保持テーブルの先端に外力を作用させてもその補
助テーブルは突起部と切欠きとの係合により位置変化す
ることがなく、これにより、安定した状態でシートを保
持することができるものである。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。複写機
本体1の本体側板2には一対の支持ピン3が対向して固
定され、これらの支持ピン3により給紙台4が保持され
ている。なお、前記給紙台4はこれらの支持ピン3によ
り、第2図において実線で示すように略水平状態となる
給紙位置と、第2図において二点鎖線で示すように略垂
直状態となる収納位置とに回動自在に保持されている。
また、前記給紙台4には、収納位置に回動した際に複写
機本体1に取付けたマグネット5に吸引される磁性板6
が取付けられている。さらに、前記給紙台4を給紙位置
に回動させた際には、給紙台4の先端部が複写機本体1
内に設けた給紙コロ7の位置まで入り込むように構成さ
れている。
前記給紙台4は、構成部品である台8と台8の下面側
を覆う構成部品であるカバー9とを連結して構成されて
おり、これらの台8とカバー9とはともに樹脂で作ら
れ、台8の表面にはシート送り面10が形成されている。
そして、これらの台8とカバー9とは、先端部側がネジ
11による締付けにより連結され、後端部側が台8の凸部
12とカバー9の穴13とのはめ込みにより連結されてい
る。また、前記シート送り面10には前記給紙台4の幅方
向にそって一対の溝14が形成されている。これらの溝14
には、ラック15が固定された一対のサイドガイド16がス
ライド自在に係合されており、これらのラック15はピニ
オン17に噛み合っている。
つぎに、一端に取付穴18が形成されるとともに他端に
取手部19が形成された長尺状の補助テーブル20を収納す
る収納スペース21が前記給紙台4の後端側縁部にそって
設けられている。前記補助テーブル20は、前記カバー9
に固定された軸部22に前記取付穴18を係合させることに
より前記シート送り面10と略平行な面内で回動自在に設
けられており、軸部22に係合された取付穴18の上方を前
記台8の下面で覆うことにより抜止めが行われている。
なお、前記シート送り面10の後端部には切欠部23が形成
され、シート送り面10と略同一面内に位置する前記取手
部19が前記切欠部23から露出している。また、前記補助
テーブル20における前記取付穴18の周囲には複数個の切
欠き24が形成され、これらの切欠き24に弾発的に係合す
る突起部25が前記カバー9に固定されている。
このような構成において、給紙を行う際には、給紙台
4を第2図において実線で示すように略水平状態となる
給紙位置に回動させる。給紙終了後には、第2図におい
て二点鎖線で示すように略垂直状態となる収納位置に回
動させる。収納位置に回動した給紙台4は磁性板6がマ
グネット5により吸引されて収納位置まで固定され、ま
た、給紙位置に回動した給紙台4はストッパ(図示せ
ず)により略水平状態で保持される。
つぎに、大サイズのシートを給紙する場合は、給紙台
4を第2図において実線で示す給紙位置に回動させた
後、取手部19をもって補助テーブル20を軸部22の回りに
回動させ、第1図において二点鎖線で示すように給紙台
4から突出したシート保持位置に回動させる。このよう
に、補助テーブル20をシート保持位置に回動させること
により、大サイズのシートを給紙する場合でもそのシー
トの後端部が補助テーブル20により保持され、シートの
脱落が防止される。なお、補助テーブル20をシート保持
位置に回動させた場合においては、突起部25が切欠き24
に弾発的に係合し、補助テーブル20が不意に回動するこ
とが防止される。また、補助テーブル20を収納スペース
21内に回動させて収納した場合においても、突起部25が
他の切欠き24に弾発的に係合し、補助テーブル20が不意
に回動して収納スペース21外に突出することが防止され
ている。
ここで、補助テーブル20は長尺状に形成されており、
補助テーブル20を収納する収納スペース21が給紙台4の
後端側縁部にそって形成されているため、収納スペース
21が小型化されている。また、補助テーブル20の回動機
構としては、補助テーブル20の一端に取付穴18を形成
し、この取付穴18が係合する軸部22をカバー9に形成し
たものであり、極めて簡単な構造となっている。
つぎに、補助テーブル20は取付穴18が軸部22に係合さ
れ、軸部22に係合された取付穴18の上方を台8の下面で
覆うことにより抜止めされており、台8やカバー9には
固定されていない。このため、シート保持位置に回動さ
せた補助テーブル20に大きな負荷が作用した場合(例え
ば、補助テーブル20上に落下物があった場合や、補助テ
ーブル20を収納スペース1内に戻さずに給紙台4を収納
位置に回動させた場合等)、補助テーブル20は軸部22か
ら外れ、補助テーブル20や給紙台4の破損が防止され
る。しかも、台8とカバー9との後端部側が凸部12と穴
13とのはめ込みにより連結されているため、補助テーブ
ル20に大きな負荷が作用した際には凸部12と穴13とのは
め込み状態が解除されて台8とカバー9との間に隙間が
できやすく、この隙間ができることによって補助テーブ
ル20が軸部22からより一層外れやすくなり、負荷作用時
における補助テーブル20や給紙台4の破損がより一層防
止される。
考案の効果 本考案は上述のように、略水平状態となる給紙位置と
略垂直状態となる収納位置とに回動自在な給紙台を有す
るシートの給紙台装置において、前記給紙台を形成する
少なくとも二つの構成部品の一方に軸部を形成し、この
軸部に係合する取付穴が一端に形成された補助テーブル
を前記構成部品により挟持して前記給紙台のシート送り
面と略平行な面内において前記給紙台内に収納される収
納位置と前記給紙台から突出するシート保持位置とに回
動自在に取付け、前記補助テーブルの前記取付穴を中心
とする円弧面上に複数個の切欠きを形成し、前記構成部
品に前記切欠きに弾発的に係合する突起部を形成したの
で、使用するシートの大きさにより給紙台から補助テー
ブルを突出させて使用するか突出させないで使用するか
を選択する場合に、補助テーブルは回動するように設け
られており、かつ、突起部と切欠きとの係合により位置
決めされるため、給紙台からの補助テーブルの突出量を
必要に応じて定めることができ、これにより、給紙台の
実質的な大きさをシートの大きさに応じて定めることが
でき、シート受けを確実に行なうと共に操作上の邪魔に
ならない状態にすることができ、この際、給紙台に乗せ
たシートが垂れ下がったりして突出した保持テーブルの
先端に外力を作用させてもその補助テーブルは突起部と
切欠きとの係合により位置変化することがなく、これに
より、安定した状態でシートを保持することができると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は給紙台
及び補助テーブルを示す斜視図、第2図は給紙台の複写
機本体への取付状態を示す側面図、第3図は給紙台及び
補助テーブルを示す分解斜視図、第4図は第1図におけ
るA−A線断面図である。 4……給紙台、8,9……構成部品、10……シート送り
面、20……補助テーブル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略水平状態となる給紙位置と略垂直状態と
    なる収納位置とに回動自在な給紙台を有するシートの給
    紙台装置において、前記給紙台を形成する少なくとも二
    つの構成部品の一方に軸部を形成し、この軸部に係合す
    る取付穴が一端に形成された補助テーブルを前記構成部
    品により挟持して前記給紙台のシート送り面と略平行な
    面内において前記給紙台内に収納される収納位置と前記
    給紙台から突出するシート保持位置とに回動自在に取付
    け、前記補助テーブルの前記取付穴を中心とする円弧面
    上に複数個の切欠きを形成し、前記構成部品に前記切欠
    きに弾発的に係合する突起部を形成したことを特徴とす
    るシートの給紙台装置。
JP1990006354U 1990-01-26 1990-01-26 シ―トの給紙台装置 Expired - Lifetime JP2500464Y2 (ja)

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JPH0397438U JPH0397438U (ja) 1991-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5584745A (en) * 1978-12-15 1980-06-26 Ricoh Co Ltd Auxiliary table in sheet feeder
JPS6326654U (ja) * 1986-08-05 1988-02-22

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JPH0397438U (ja) 1991-10-07

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