JP2500440Y2 - モ―タ駆動回転型可変抵抗器 - Google Patents

モ―タ駆動回転型可変抵抗器

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Publication number
JP2500440Y2
JP2500440Y2 JP1991049198U JP4919891U JP2500440Y2 JP 2500440 Y2 JP2500440 Y2 JP 2500440Y2 JP 1991049198 U JP1991049198 U JP 1991049198U JP 4919891 U JP4919891 U JP 4919891U JP 2500440 Y2 JP2500440 Y2 JP 2500440Y2
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JP
Japan
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motor
variable resistor
ground plate
rotary variable
driven rotary
Prior art date
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Application number
JP1991049198U
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English (en)
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JPH04133401U (ja
Inventor
尚登 下村
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、可変抵抗器側に発生す
る電気的、磁気的ノイズと、モータ側から可変抵抗器側
へ誘導されるノイズの両方を排除することのできるモー
タ駆動回転型可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のモータ駆動回転型可変抵抗
器の正面図である。図面において1は回転型可変抵抗
器、2は回転軸、3は回転型可変抵抗器1の絶縁物より
成る枠体4の後面に取り付けられ、減速歯車等の機構部
品を収納した金属製の筺体、5は該筺体3の開放面を覆
う金属カバーで、該カバー5の下部にはアース端子5a
が形成されて第1のアース板を兼用している。6は前側
板で、軸受7が一体に形成されている。8は第1のアー
ス板5の後面に固定されたモータで、このモータ駆動回
転型可変抵抗器は、前記軸受7にナット9をねじ込むこ
とによってパネル10に取付けられ、可変抵抗器1の端
子11はプリント基板12の配線パターン13にはんだ
付けされ、前記アース端子5aはプリント基板12のア
ースパターン14に導通されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のモー
タ駆動回転型可変抵抗器では、モータ8のアース板は、
可変抵抗器1の第1のアース板5と共用されており、そ
のため、モータ8の駆動時に、モータ8側より発するノ
イズが第1のアース板5を介して可変抵抗器1側に飛び
込み、音響特性の劣化を招くという問題点がある。
【0004】本考案は、上記のような従来の問題点を解
消しようとするものであり、本考案の目的は、モータ駆
動時に、モータ側より発するノイズが可変抵抗器側に飛
び込むことなく、モータ駆動時でも音響特性が劣化する
ことがないモータ駆動回転型可変抵抗器を提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、回転型可変抵抗器の後段に、減速歯車
等の機構部品を収納した金属筺体と、モータを積層し、
前記筺体の開放面を覆う金属カバーを第1のアース板と
したモータ駆動回転型可変抵抗器において、前記モータ
の前面に、前記第1のアース板と絶縁された第2のアー
ス板を固定した構成を有する。
【0006】
【作用】本考案によれば、可変抵抗器側の第1のアース
板とは別個に、モータ側のノイズを逃すための第2のア
ース板を設けたので、モータ側から発生するノイズが可
変抵抗器側に飛び込むことはない。従ってモータ駆動の
際の音響特性の劣化を防止することができる。
【0007】
【実施例】以下に、本考案の実施例を添付の図面に基づ
き説明する。図1及び図2は本考案の実施例の説明図
で、図1は一部を破断したモータ駆動回転型可変抵抗器
の正面図、図2は図1の要部拡大断面図である。
【0008】図2において金属筺体3の金属カバー5は
第1のアース板を兼用しており、下端にはアース端子5
aが設けられ、金属製のねじ15の径より大きい径を有
する取付孔16が設けられている。17は前記第1のア
ース板5の前面に重合して設けられた第1の絶縁スペー
サで、該スペーサ17には前記ねじ15の径と略同径の
取付孔18が設けられている。19は前記第1のアース
板5の後面に重合して設けられた第2の絶縁スペーサ
で、該スペーサ19には前記ねじ15の径と略同径の取
付孔20が設けられている。21はモータ8の前面に取
付けられた金属製のモータ8側の金属製の第2のアース
板で、該アース板21にはねじ15と略同径の取付孔2
2が設けられ、下端にはアース端子21aが設けられて
いる。
【0009】前記第2のアース板21の取付けは、図2
に示すように、第1の絶縁スペーサ17、第1のアース
板5、第2の絶縁スペーサ19、第2のアース板21を
モータ8の前面に重合し、金属製のねじ15を前記部材
の各取付孔18,16,20,22を貫通してモータ8
の金属ケース8aの前面にねじ込むことにより行われ
る。上記のような実施例によれば、第1のアース板5と
第2のアース板21は、第2の絶縁スペーサ19を介し
て固定され、且つ、第1のアース板5の取付孔16の径
は、ねじ15の径に比して予め大きく設定されているの
で、第1のアース板5と第2のアース板21は互に絶縁
された状態で各々独立して設けられる。
【0010】なお、前記の第2のアース板21のアース
端子21aは、第1のアース板5のアース端子5aと同
様にプリント基板12のアースパターン14ははんだ付
けされる。なお、8bはモータ8の回転軸である。
【0011】上述したように、本考案によれば、モータ
8の第2のアース板21を、可変抵抗器1の第1のアー
ス板5と別個に互に絶縁して設けたので、モータ8の駆
動時にモータ8側にノイズが発生しても、このノイズは
第2のアース板21を介して逃げ、可変抵抗器1側に飛
び込むことはない。
【0012】従って、モータ8の駆動時においても音響
特性が劣化することはない。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、可変抵抗器側の第1の
アース板とは別個に、互に絶縁されたモータ側の第2の
アース板を設けたので、モータ駆動時にノイズが発生し
ても、このノイズが可変抵抗器側に飛び込むことはな
い。従ってモータ駆動時においても音響特性が劣化する
ことがないとう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を破断した本考案のモータ駆動回転型可変
抵抗器の正面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】従来例のモータ駆動回転型可変抵抗器の正面図
である。
【符号の説明】
3 筺体 5 第1のアース板(カバー) 8 モータ 21 第2のアース板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転型可変抵抗器の後段に、減速歯車等
    の機構部品を収納した金属筺体と、モータを積層し、前
    記筺体の開放面を覆う金属カバーを第1のアース板とし
    たモータ駆動回転型可変抵抗器において、前記モータの
    前面に、前記第1のアース板と絶縁された第2のアース
    板を固定したことを特徴とするモータ駆動回転型可変抵
    抗器。
JP1991049198U 1991-05-31 1991-05-31 モ―タ駆動回転型可変抵抗器 Expired - Lifetime JP2500440Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04133401U JPH04133401U (ja) 1992-12-11
JP2500440Y2 true JP2500440Y2 (ja) 1996-06-05

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Effective date: 19960130