JP2500309Y2 - コ―ナ―継手 - Google Patents
コ―ナ―継手Info
- Publication number
- JP2500309Y2 JP2500309Y2 JP1990404764U JP40476490U JP2500309Y2 JP 2500309 Y2 JP2500309 Y2 JP 2500309Y2 JP 1990404764 U JP1990404764 U JP 1990404764U JP 40476490 U JP40476490 U JP 40476490U JP 2500309 Y2 JP2500309 Y2 JP 2500309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- wall
- joint
- displacement
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
- Handcart (AREA)
- Furniture Connections (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】台車、枠箱、保管用棚等の物流分
野、施設園芸栽培ベッドのネット（棚板）受けジョイン
ト等に利用されるコーナー継手に関するものである。
野、施設園芸栽培ベッドのネット（棚板）受けジョイン
ト等に利用されるコーナー継手に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種コーナー継手は、図９に図
示したように、継手ｂとパイプ部材ｃを組合わせて構築
される、台車、枠箱、棚等の物流機器のコーナー部を組
み立てる場合は、これに乗載されるコンテナ等のズレ止
めのため、別部材ａを組み付けている。
示したように、継手ｂとパイプ部材ｃを組合わせて構築
される、台車、枠箱、棚等の物流機器のコーナー部を組
み立てる場合は、これに乗載されるコンテナ等のズレ止
めのため、別部材ａを組み付けている。
【０００３】また、栽培ベッドの栽培棚受けの場合は、
栽培棚のズレ止めは、ベッド周囲にパイプを配置して形
成している。
栽培棚のズレ止めは、ベッド周囲にパイプを配置して形
成している。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術では、台車の場合は、コーナー部に別部品を加工して
ズレ止めを取付け、コンテナの位置ずれ防止を行ってい
るため、部材、加工手間のコストアップとなっている。
特に、栽培ベッドの場合は、パイプ部材、組立コストが
顕著に高くなる。
術では、台車の場合は、コーナー部に別部品を加工して
ズレ止めを取付け、コンテナの位置ずれ防止を行ってい
るため、部材、加工手間のコストアップとなっている。
特に、栽培ベッドの場合は、パイプ部材、組立コストが
顕著に高くなる。
【０００５】また、台車同士を併列させて移動する場合
は、特に方向変換の際に、台車のキャスター同士が絡み
やすくなり、特に自由車の場合、車輪が台車枠よりはみ
出すのが顕著であり、安定走行上問題がある。
は、特に方向変換の際に、台車のキャスター同士が絡み
やすくなり、特に自由車の場合、車輪が台車枠よりはみ
出すのが顕著であり、安定走行上問題がある。
【０００６】さらに、ズレ止め防止部材は、継手部材に
単にネジ等で締付けただけで取付けてあるため、横方向
からの衝撃により位置ずれが生じ、度々位置を修正する
必要があるという問題点がある。
単にネジ等で締付けただけで取付けてあるため、横方向
からの衝撃により位置ずれが生じ、度々位置を修正する
必要があるという問題点がある。
【０００７】本考案は、上記従来の技術の問題点に鑑み
創案されたもので、位置ずれ防止と衝撃吸収を可能にす
るコーナー継手の提供を目的としている。
創案されたもので、位置ずれ防止と衝撃吸収を可能にす
るコーナー継手の提供を目的としている。
【０００８】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本考案におけるコーナー継手は、パイプ部材で組
立てられる構築物のコーナー部に取付けられる合成樹脂
製のコーナー継手であって、直角２方向にＬ形にパイプ
挿入部を設けると共に、鉛直方向に筒状のキャスター取
付部を一体設した継手部のコーナー外側に載置物のズレ
止め壁をほぼ垂直方向に立設し、かつ該ズレ止め壁の外
側に所定間隔を置いて、弾性を有する衝撃吸収壁を、該
ズレ止め壁の上端から折り返し状に一体設したことを特
徴としている。
めに、本考案におけるコーナー継手は、パイプ部材で組
立てられる構築物のコーナー部に取付けられる合成樹脂
製のコーナー継手であって、直角２方向にＬ形にパイプ
挿入部を設けると共に、鉛直方向に筒状のキャスター取
付部を一体設した継手部のコーナー外側に載置物のズレ
止め壁をほぼ垂直方向に立設し、かつ該ズレ止め壁の外
側に所定間隔を置いて、弾性を有する衝撃吸収壁を、該
ズレ止め壁の上端から折り返し状に一体設したことを特
徴としている。
【０００９】
【作用】コーナー部におけるパイプはパイプ挿入部に挿
入して組み立てられ、ズレ止め壁によって、乗載される
コンテナ等の移動を規制する。また、衝撃吸収壁によっ
て、外力からの衝撃を緩和する。
入して組み立てられ、ズレ止め壁によって、乗載される
コンテナ等の移動を規制する。また、衝撃吸収壁によっ
て、外力からの衝撃を緩和する。
【００１０】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
１〜図８において、本考案は、パイプ部材１等で組立て
られる台車、枠箱、保管用棚等の物流分野、施設園芸栽
培ベッドのネット受けジョイント等の構築物のコーナー
部に取付けられるコーナー継手２に係るものである。
１〜図８において、本考案は、パイプ部材１等で組立て
られる台車、枠箱、保管用棚等の物流分野、施設園芸栽
培ベッドのネット受けジョイント等の構築物のコーナー
部に取付けられるコーナー継手２に係るものである。
【００１１】コーナー継手２は、合成樹脂製のものであ
り、該コーナー継手２は、直角２方向にＬ形に筒状のパ
イプ挿入部３を設けた継手部２１が形成され、該継手部
２１のコーナー外側に沿って、該継手部２１より所定高
さを有する載置物のズレ止め壁４がほぼ垂直方向に立設
されている。
り、該コーナー継手２は、直角２方向にＬ形に筒状のパ
イプ挿入部３を設けた継手部２１が形成され、該継手部
２１のコーナー外側に沿って、該継手部２１より所定高
さを有する載置物のズレ止め壁４がほぼ垂直方向に立設
されている。
【００１２】また、前記継手部２１には、鉛直方向に筒
状のキャスター取付部６が一体設されている。
状のキャスター取付部６が一体設されている。
【００１３】また、ズレ止め壁４の外側には、該ズレ止
め壁４に沿って所定間隔Ｌを置いて、折り返し状に衝撃
吸収壁５が一体設され、ズレ止め壁４と衝撃吸収壁５と
は上端において滑らかな形状に一体に連結して形成され
ている。
め壁４に沿って所定間隔Ｌを置いて、折り返し状に衝撃
吸収壁５が一体設され、ズレ止め壁４と衝撃吸収壁５と
は上端において滑らかな形状に一体に連結して形成され
ている。
【００１４】
【考案の効果】継手部にズレ止め壁を一体設したため、
部品数が少なくなり、又組み立て作業の手間も少なくコ
スト安である。また、組立の場合は、位置、方向性が容
易に決まり、作業性が良い。従って、ズレ止め壁に図７
のように乗載したコンテナが接触しても、あるいは外側
からの衝撃に対しても位置ズレが起こらず、図８のよう
な栽培棚の場合も、部材又は組立コストの増大が生じる
ことがない。
部品数が少なくなり、又組み立て作業の手間も少なくコ
スト安である。また、組立の場合は、位置、方向性が容
易に決まり、作業性が良い。従って、ズレ止め壁に図７
のように乗載したコンテナが接触しても、あるいは外側
からの衝撃に対しても位置ズレが起こらず、図８のよう
な栽培棚の場合も、部材又は組立コストの増大が生じる
ことがない。
【００１５】また、衝撃吸収壁は、所定弾性を有してい
るため、外からの衝撃を有効に吸収できる。従って、台
車同士が衝突しても、この衝撃吸収壁がバンパー的な役
目を果たす。さらに衝撃吸収壁は外側へ突出しているの
で、台車同士を接触させて移動する場合、該衝撃吸収壁
の介在により隣接する台車のキャスター同士は一定の間
隔を保つことになるため、キャスター同士が絡み合うこ
とが防止される。
るため、外からの衝撃を有効に吸収できる。従って、台
車同士が衝突しても、この衝撃吸収壁がバンパー的な役
目を果たす。さらに衝撃吸収壁は外側へ突出しているの
で、台車同士を接触させて移動する場合、該衝撃吸収壁
の介在により隣接する台車のキャスター同士は一定の間
隔を保つことになるため、キャスター同士が絡み合うこ
とが防止される。
【図１】コーナー継手の平面図である。
【図２】コーナー継手の正面図である。
【図３】Ａ−Ａ断面図である。
【図４】Ｂ−Ｂ断面図である。
【図５】Ｃ−Ｃ断面図である。
【図６】コーナー継手の斜視図である。
【図７】本考案を適用した台車にコンテナを乗載したと
きの斜視図である。
きの斜視図である。
【図８】同様に栽培ベッドの斜視図である。
【図９】従来例のコーナー継手の組み立て斜視図であ
る。
る。
２ コーナー継手 ２１ 継手部、 ３ パイプ挿入部 ４ ズレ止め壁 ５ 衝撃吸収壁
Claims (1)
- 【請求項１】 パイプ部材で組立てられる構築物のコー
ナー部に取付けられる合成樹脂製のコーナー継手であっ
て、直角２方向にＬ形にパイプ挿入部を設けると共に、
鉛直方向に筒状のキャスター取付部を一体設した継手部
のコーナー外側に載置物のズレ止め壁をほぼ垂直方向に
立設し、かつ該ズレ止め壁の外側に所定間隔を置いて、
弾性を有する衝撃吸収壁を、該ズレ止め壁の上端から折
り返し状に一体設したことを特徴とするコーナー継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990404764U JP2500309Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | コ―ナ―継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990404764U JP2500309Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | コ―ナ―継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0495107U JPH0495107U (ja) | 1992-08-18 |
| JP2500309Y2 true JP2500309Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31882318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990404764U Expired - Lifetime JP2500309Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | コ―ナ―継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500309Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2679566B2 (ja) * | 1993-02-23 | 1997-11-19 | 株式会社ダイフク | 物品搬送具 |
| JP2878134B2 (ja) * | 1994-11-02 | 1999-04-05 | 株式会社ナンシン | 枠付きパレット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49117202U (ja) * | 1973-07-13 | 1974-10-07 | ||
| JPS5816667U (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-01 | 日本軽工株式会社 | 摺動吊下装置 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP1990404764U patent/JP2500309Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0495107U (ja) | 1992-08-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |