JP2500012Y2 - ゲ―ム装置 - Google Patents
ゲ―ム装置Info
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- JP2500012Y2 JP2500012Y2 JP9393692U JP9393692U JP2500012Y2 JP 2500012 Y2 JP2500012 Y2 JP 2500012Y2 JP 9393692 U JP9393692 U JP 9393692U JP 9393692 U JP9393692 U JP 9393692U JP 2500012 Y2 JP2500012 Y2 JP 2500012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary drum
- game device
- main body
- tongue
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ゲーム装置、さらに詳
しくは、操作部材の操作を通じて突然動作を開始し、十
分にスリル感を味わうことができるゲーム装置に関する
ものである。
しくは、操作部材の操作を通じて突然動作を開始し、十
分にスリル感を味わうことができるゲーム装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ゲーム装置として、従来、突然動作を開
始し、スリル感を味わうことができるもの、例えば、樽
に似せた本体に剣を1本ずつ差してゆくと、あるところ
で突然、本体内部に閉じこめられていた人形体が飛び出
すようなものがある。
始し、スリル感を味わうことができるもの、例えば、樽
に似せた本体に剣を1本ずつ差してゆくと、あるところ
で突然、本体内部に閉じこめられていた人形体が飛び出
すようなものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この種のゲ
ーム装置は、物語性があるものではそれなりに面白いも
のの、これらのゲーム装置にあっては、その本体から外
方へ向けて人形体その他の物体が飛び出す構造のものが
多く、意外性に乏しく、スリル感が希薄化されてきたの
が現実である。
ーム装置は、物語性があるものではそれなりに面白いも
のの、これらのゲーム装置にあっては、その本体から外
方へ向けて人形体その他の物体が飛び出す構造のものが
多く、意外性に乏しく、スリル感が希薄化されてきたの
が現実である。
【0004】本考案は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、今までのゲーム装置とは異なる斬新な動作を行
って、十分にスリル感を味わうことができるゲーム装置
を提供することを目的としている。
もので、今までのゲーム装置とは異なる斬新な動作を行
って、十分にスリル感を味わうことができるゲーム装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のゲーム装
置は、本体に、回転ドラムと、この回転ドラムに巻回可
能で前記本体の開口から引出し可能な長尺のシートと、
このシートの引出しによる前記回転ドラムの回転にてチ
ャージされチャージ時には前記ドラムを前記シートの巻
回方向へ付勢する付勢手段と、この付勢手段による前記
回転ドラムの巻取り方向への回転を拘束するストッパ
と、このストッパによる前記回転ドラムの拘束を解除す
る解除機構と、この解除機構を働かせるための操作部材
と、前記解除機構を働かせるために必要な前記操作部材
の操作回数を設定する操作回数設定機構とを設けたもの
である。
置は、本体に、回転ドラムと、この回転ドラムに巻回可
能で前記本体の開口から引出し可能な長尺のシートと、
このシートの引出しによる前記回転ドラムの回転にてチ
ャージされチャージ時には前記ドラムを前記シートの巻
回方向へ付勢する付勢手段と、この付勢手段による前記
回転ドラムの巻取り方向への回転を拘束するストッパ
と、このストッパによる前記回転ドラムの拘束を解除す
る解除機構と、この解除機構を働かせるための操作部材
と、前記解除機構を働かせるために必要な前記操作部材
の操作回数を設定する操作回数設定機構とを設けたもの
である。
【0006】請求項2記載のゲーム装置は、請求項1記
載のゲーム装置における前記本体をカメレオンに似せた
形状とし、前記開口をカメレオンの口部に、前記シート
をカメレオンの舌部に対応するように構成したものであ
る。また、請求項3記載のゲーム装置は、請求項2記載
のゲーム装置における前記シートに乗せることが可能
で、しかも、虫の形態をした小型形象物を備える。
載のゲーム装置における前記本体をカメレオンに似せた
形状とし、前記開口をカメレオンの口部に、前記シート
をカメレオンの舌部に対応するように構成したものであ
る。また、請求項3記載のゲーム装置は、請求項2記載
のゲーム装置における前記シートに乗せることが可能
で、しかも、虫の形態をした小型形象物を備える。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、本体の開口から引き出
されたシートの前記開口内への引込みは、操作部材の操
作毎には行われず、操作回数設定機構によって設定した
操作回数に操作部材の操作回数が達した時に突然に行わ
れるので、何時開口内へシートが引き込まれるかが操作
者には判らず、十分にスリル感を味わうことができる。
されたシートの前記開口内への引込みは、操作部材の操
作毎には行われず、操作回数設定機構によって設定した
操作回数に操作部材の操作回数が達した時に突然に行わ
れるので、何時開口内へシートが引き込まれるかが操作
者には判らず、十分にスリル感を味わうことができる。
【0008】また、請求項2および請求項3記載のゲー
ム装置によれば、口部(開口)から引き出した舌部(シ
ート)は、付勢手段の働きによって急速に口部内に戻
る。その様は、本物のカメレオンが虫を食する動作に似
ている。特に、請求項3記載の、虫に似せた小型形象物
を用いれば、そのイメージが一層醸し出されることにな
る。その結果、この舌部の動作によって、カメレオンの
持つ躍動感や可愛らしさを表現できる。
ム装置によれば、口部(開口)から引き出した舌部(シ
ート)は、付勢手段の働きによって急速に口部内に戻
る。その様は、本物のカメレオンが虫を食する動作に似
ている。特に、請求項3記載の、虫に似せた小型形象物
を用いれば、そのイメージが一層醸し出されることにな
る。その結果、この舌部の動作によって、カメレオンの
持つ躍動感や可愛らしさを表現できる。
【0009】
【実施例】以下、添付の図面に基いて本考案の一実施例
に係るゲーム装置について説明する。
に係るゲーム装置について説明する。
【0010】図1はゲーム装置の外観を表わした外観斜
視図である。この図1を用いてゲーム装置の外観構成を
説明すれば、このゲーム装置の本体1はカメレオンの形
態を有しており、その口部(開口)2は常時開いた構造
となっている。この口部2内には、虫に似せたつまみ3
が先端に付設された舌部(シート)4が配設されてい
る。そして、この舌部4は、つまみ3を親指と人差し指
とでつまんで手前側に引くことによって口部2から引き
出すことができる。また、本体1の背部には、虫に似せ
た頭部5aを持つ押しボタン5が付設されており、この
押しボタン(操作部材)5を所定回数だけ操作(押圧)
した時、引き出しておいた舌部4が急速に口部2内に引
き込まれる。また、このゲーム装置は図2に示すように
本体1とは別体に構成された小型形象物6を複数備えて
いる。この小型形象物6は虫に似せた外観を有するよう
にプラスチック成形され、その裏面には図3に示すよう
にスポンジ系その他の樹脂を基調とした密着性を持つパ
ッド6aが取り付けられている。次に、ゲーム装置の本
体1内に組み込まれる機構などの具体的構成を説明す
る。
視図である。この図1を用いてゲーム装置の外観構成を
説明すれば、このゲーム装置の本体1はカメレオンの形
態を有しており、その口部(開口)2は常時開いた構造
となっている。この口部2内には、虫に似せたつまみ3
が先端に付設された舌部(シート)4が配設されてい
る。そして、この舌部4は、つまみ3を親指と人差し指
とでつまんで手前側に引くことによって口部2から引き
出すことができる。また、本体1の背部には、虫に似せ
た頭部5aを持つ押しボタン5が付設されており、この
押しボタン(操作部材)5を所定回数だけ操作(押圧)
した時、引き出しておいた舌部4が急速に口部2内に引
き込まれる。また、このゲーム装置は図2に示すように
本体1とは別体に構成された小型形象物6を複数備えて
いる。この小型形象物6は虫に似せた外観を有するよう
にプラスチック成形され、その裏面には図3に示すよう
にスポンジ系その他の樹脂を基調とした密着性を持つパ
ッド6aが取り付けられている。次に、ゲーム装置の本
体1内に組み込まれる機構などの具体的構成を説明す
る。
【0011】図4に示すように、本体1の外郭は、胴
部、下顎および尻尾を構成する左枠10および右枠11
と、上顎を構成する上前枠12とから構成され、左枠1
0と右枠11とはタップねじ(図示せず)によって相互
に組み付けられ、さらに上前枠12は前記左右枠10,
11の下顎部分にタップねじ13によって組み付けられ
ている。なお、図4において符号13aはめくら蓋を示
している。
部、下顎および尻尾を構成する左枠10および右枠11
と、上顎を構成する上前枠12とから構成され、左枠1
0と右枠11とはタップねじ(図示せず)によって相互
に組み付けられ、さらに上前枠12は前記左右枠10,
11の下顎部分にタップねじ13によって組み付けられ
ている。なお、図4において符号13aはめくら蓋を示
している。
【0012】これら左右枠10,11および上前枠12
によって画成される空間には機構ボックス14と、目玉
駆動機構15とが配されている。
によって画成される空間には機構ボックス14と、目玉
駆動機構15とが配されている。
【0013】このうち、先ず、機構ボックス14につい
て説明すれば、図5に示すように、機構ボックス14内
には回転ドラム16が設けられ、この回転ドラム16に
は例えば塩化ビニール製のシートからなる長尺の舌部4
の基端が固定されている。この舌部4はその一部が図4
に示すように機構ボックス14の開口14aから引き出
されている。この舌部4先端にはプラスチック製の舌先
4aが付設され、その舌先4a頂部には、虫に似せたつ
まみ3が付設されている。また、回転ドラム16の一端
には歯車17が付設され、この歯車17には、軸18に
固定された歯車19が噛合している。
て説明すれば、図5に示すように、機構ボックス14内
には回転ドラム16が設けられ、この回転ドラム16に
は例えば塩化ビニール製のシートからなる長尺の舌部4
の基端が固定されている。この舌部4はその一部が図4
に示すように機構ボックス14の開口14aから引き出
されている。この舌部4先端にはプラスチック製の舌先
4aが付設され、その舌先4a頂部には、虫に似せたつ
まみ3が付設されている。また、回転ドラム16の一端
には歯車17が付設され、この歯車17には、軸18に
固定された歯車19が噛合している。
【0014】また、前記軸18には、渦巻き状のカム面
を持つ板カム20が付設されている。また、軸18には
付勢手段であるばねSPが巻回され、そのばねSPの一
端は前記板カム20の内側端面の偏心位置に、他端は、
機構ボックス内に固定される円板21の偏心ピン21a
に掛けられている。そして、舌部4の引出しの際、回転
ドラム16が図5の矢印方向に回転した時、この動力に
よって、歯車17,18を介してばねSPがチャージさ
れる。
を持つ板カム20が付設されている。また、軸18には
付勢手段であるばねSPが巻回され、そのばねSPの一
端は前記板カム20の内側端面の偏心位置に、他端は、
機構ボックス内に固定される円板21の偏心ピン21a
に掛けられている。そして、舌部4の引出しの際、回転
ドラム16が図5の矢印方向に回転した時、この動力に
よって、歯車17,18を介してばねSPがチャージさ
れる。
【0015】前記板カム20近くにはストッパ22が配
設されている。このストッパ22は係止アーム22aお
よび操作アーム22bを持ち、軸23に揺動可能に取り
付けられている。このストッパ22における係止アーム
先端22a先端の爪は、図7に示すばね22cの作用に
よって、常態で、前記板カム21のカム面に接触し、回
転ドラム16が巻回方向へ回転する際、カム面の段部に
係合し、回転ドラム16の巻回方向への回転を阻止す
る。
設されている。このストッパ22は係止アーム22aお
よび操作アーム22bを持ち、軸23に揺動可能に取り
付けられている。このストッパ22における係止アーム
先端22a先端の爪は、図7に示すばね22cの作用に
よって、常態で、前記板カム21のカム面に接触し、回
転ドラム16が巻回方向へ回転する際、カム面の段部に
係合し、回転ドラム16の巻回方向への回転を阻止す
る。
【0016】一方、ストッパ22における操作アーム2
2bは、軸24に回転可能に取り付けられた解除部材2
5の突起25aの作用によって、係止アーム22a先端
の爪と前記板カム20の段部との係合を解除するように
なっている。この場合の解除部材25による係合解除
は、押しボタン5下側に配設されるラック26aと、歯
車26b,26c,26d,26e,26f,26gか
らなる歯車列とを通じる押しボタン5の操作によってな
される。つまり、解除機構はラック26aと、歯車26
b,26c,26d,26e,26f,26gからなる
歯車列とによって構成される。ここで、歯車26b,2
6cは一方向性の面クラッチC1を構成し、特に限定は
されないが、ラック26aが上昇した時だけ、その動力
を解除部材25側に伝達する。
2bは、軸24に回転可能に取り付けられた解除部材2
5の突起25aの作用によって、係止アーム22a先端
の爪と前記板カム20の段部との係合を解除するように
なっている。この場合の解除部材25による係合解除
は、押しボタン5下側に配設されるラック26aと、歯
車26b,26c,26d,26e,26f,26gか
らなる歯車列とを通じる押しボタン5の操作によってな
される。つまり、解除機構はラック26aと、歯車26
b,26c,26d,26e,26f,26gからなる
歯車列とによって構成される。ここで、歯車26b,2
6cは一方向性の面クラッチC1を構成し、特に限定は
されないが、ラック26aが上昇した時だけ、その動力
を解除部材25側に伝達する。
【0017】このように押しボタン5の操作によって解
除部材25が作動されるが、解除部材25の突起25a
がストッパ22における操作アーム22bを押圧して係
止アーム22a先端の爪と前記板カム20の段部との係
合を解除するタイミングは、歯車26gおよび解除部材
25からなるランダムダイアルDによって設定される。
つまり、このランダムダイアルDにおける歯車26gの
一部は、機構ボックス14下側の開口(図示せず)と左
右枠10,11の開口1a(図4)を通じて本体1の下
側へ露出している。そして、このランダムダイアルDを
回転することによって、突起25aの初期位置が変わ
り、これによって解除に必要な押しボタンえの操作回数
が設定される。なお、ここで、ランダムダイアルDをい
ずれの方向にも比較的スムースに回転できるように、歯
車26dと軸26cの間には面クラッチC2が設けられ
ている。
除部材25が作動されるが、解除部材25の突起25a
がストッパ22における操作アーム22bを押圧して係
止アーム22a先端の爪と前記板カム20の段部との係
合を解除するタイミングは、歯車26gおよび解除部材
25からなるランダムダイアルDによって設定される。
つまり、このランダムダイアルDにおける歯車26gの
一部は、機構ボックス14下側の開口(図示せず)と左
右枠10,11の開口1a(図4)を通じて本体1の下
側へ露出している。そして、このランダムダイアルDを
回転することによって、突起25aの初期位置が変わ
り、これによって解除に必要な押しボタンえの操作回数
が設定される。なお、ここで、ランダムダイアルDをい
ずれの方向にも比較的スムースに回転できるように、歯
車26dと軸26cの間には面クラッチC2が設けられ
ている。
【0018】また、前記解除機構を構成する歯車26b
には、この歯車26bの回転に所定の負荷を与えるいわ
ゆるガバナ機構が連結されている。このガバナ機構は、
歯車28a,28b,28c,28d,28e,28
f,28g,28h,28iと、歯車28d,28e,
28hの軸29に付設された偏心分銅円板28iとから
構成されている。
には、この歯車26bの回転に所定の負荷を与えるいわ
ゆるガバナ機構が連結されている。このガバナ機構は、
歯車28a,28b,28c,28d,28e,28
f,28g,28h,28iと、歯車28d,28e,
28hの軸29に付設された偏心分銅円板28iとから
構成されている。
【0019】一方、ラック26aが設けられた部材Rに
は他のラック30が設けられている。このラック30に
は目玉駆動機構15が連結されている。この目玉駆動機
構15は、機構ボックス14に組み付けられる歯車15
a,15b,15c,15dと、機構ボックス14外の
取付板32に組み付けられるクラウン歯車15eと、一
対の目玉31,31の各軸31a後端に付設された歯車
15fとから構成されている。ここで、歯車15a,1
5b間には一方向性の面クラッチC3が設けられ、この
面クラッチC3は、ラック30の上昇の時だけそのラッ
ク30の動力を目玉31,31側へ伝達する。
は他のラック30が設けられている。このラック30に
は目玉駆動機構15が連結されている。この目玉駆動機
構15は、機構ボックス14に組み付けられる歯車15
a,15b,15c,15dと、機構ボックス14外の
取付板32に組み付けられるクラウン歯車15eと、一
対の目玉31,31の各軸31a後端に付設された歯車
15fとから構成されている。ここで、歯車15a,1
5b間には一方向性の面クラッチC3が設けられ、この
面クラッチC3は、ラック30の上昇の時だけそのラッ
ク30の動力を目玉31,31側へ伝達する。
【0020】なお、押しボタン5はその下側部材Rに固
定され、図4に示すようにばね34によって機構ボック
ス14に対して常に上方へ向けて付勢される。
定され、図4に示すようにばね34によって機構ボック
ス14に対して常に上方へ向けて付勢される。
【0021】次に、このゲーム装置を用いた遊び方の一
例を説明する。
例を説明する。
【0022】図2で示す小型形象物6を多数用意し、こ
の小型形象物6を賭駒として用い、2人以上で、この小
型形象物6を順番に舌部4上に乗せてゆく。その際、各
プレイヤーは小型形象物6を乗せた数だけ押しボタン5
を押す。そのとき、もし、舌部4が動作したなら、その
動作をさせたプレイヤーが今まで乗せた小型形象物6を
全部もらう。そして、最初に小型形象物6がなくなった
プレイヤーを勝ちとする。
の小型形象物6を賭駒として用い、2人以上で、この小
型形象物6を順番に舌部4上に乗せてゆく。その際、各
プレイヤーは小型形象物6を乗せた数だけ押しボタン5
を押す。そのとき、もし、舌部4が動作したなら、その
動作をさせたプレイヤーが今まで乗せた小型形象物6を
全部もらう。そして、最初に小型形象物6がなくなった
プレイヤーを勝ちとする。
【0023】勿論、その他のルールを適宜作って遊ぶこ
とも可能である。
とも可能である。
【0024】以上のように構成されたゲーム装置によれ
ば、本体1の開口から引き出された舌部4の口部2への
引込みは、押しボタン5の操作毎には行われず、ランダ
ムダイアルDによって設定した操作回数に操作部材の操
作回数が達した時に突然に行われる。その結果、何時開
口内へ舌部4が引き込まれるかはプレイヤーには判ら
ず、十分にスリル感を味わうことができる。
ば、本体1の開口から引き出された舌部4の口部2への
引込みは、押しボタン5の操作毎には行われず、ランダ
ムダイアルDによって設定した操作回数に操作部材の操
作回数が達した時に突然に行われる。その結果、何時開
口内へ舌部4が引き込まれるかはプレイヤーには判ら
ず、十分にスリル感を味わうことができる。
【0025】また、このゲーム装置によれば、口部2か
ら引き出した舌部4は、ばねSPの働きによって急速に
口部2内に戻る。その様は、本物のカメレオンが虫を食
する動作に似ている。特に、虫に似せた小型形象物6を
用いれば、そのイメージが一層醸し出されることにな
る。その結果、この舌部4の動作によって、カメレオン
の持つ躍動感や可愛らしさを表現できる。
ら引き出した舌部4は、ばねSPの働きによって急速に
口部2内に戻る。その様は、本物のカメレオンが虫を食
する動作に似ている。特に、虫に似せた小型形象物6を
用いれば、そのイメージが一層醸し出されることにな
る。その結果、この舌部4の動作によって、カメレオン
の持つ躍動感や可愛らしさを表現できる。
【0026】以上、本考案者がなした実施例について説
明したが、本考案は、かかる実施例に限定されず、その
要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であること
はいうまでもない。
明したが、本考案は、かかる実施例に限定されず、その
要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であること
はいうまでもない。
【0027】例えば、前記実施例では、回転ドラム16
の外側にばねSPを設けて、これによって回転ドラム1
6を巻回側へ向けて付勢するようにしたが、回転ドラム
16内にばねSPその他の付勢手段を設けるようにして
も良い。
の外側にばねSPを設けて、これによって回転ドラム1
6を巻回側へ向けて付勢するようにしたが、回転ドラム
16内にばねSPその他の付勢手段を設けるようにして
も良い。
【0028】また、前記実施例では、外観をカメレオン
に似せたが、その他の形象としても良いことは勿論であ
る。
に似せたが、その他の形象としても良いことは勿論であ
る。
【0029】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、本体に、
回転ドラムと、この回転ドラムに巻回可能で前記本体の
開口から引出し可能な長尺のシートと、このシートの引
出しによる前記回転ドラムの回転にてチャージされチャ
ージ時には前記ドラムを前記シートの巻回方向へ付勢す
る付勢手段と、この付勢手段による前記回転ドラムの巻
取り方向への回転を拘束するストッパと、このストッパ
による前記回転ドラムの拘束を解除する解除機構と、こ
の解除機構を働かせるための操作部材と、前記解除機構
を働かせるために必要な前記操作部材の操作回数を設定
する操作回数設定機構とを設けたので、十分にスリル感
を味わうことができるゲーム装置の実現が図れる。
回転ドラムと、この回転ドラムに巻回可能で前記本体の
開口から引出し可能な長尺のシートと、このシートの引
出しによる前記回転ドラムの回転にてチャージされチャ
ージ時には前記ドラムを前記シートの巻回方向へ付勢す
る付勢手段と、この付勢手段による前記回転ドラムの巻
取り方向への回転を拘束するストッパと、このストッパ
による前記回転ドラムの拘束を解除する解除機構と、こ
の解除機構を働かせるための操作部材と、前記解除機構
を働かせるために必要な前記操作部材の操作回数を設定
する操作回数設定機構とを設けたので、十分にスリル感
を味わうことができるゲーム装置の実現が図れる。
【図1】実施例のゲーム装置の斜視図である。
【図2】実施例のゲーム装置の小型形象物の斜視図であ
る。
る。
【図3】実施例のゲーム装置の小型形象物の下面斜視図
である。
である。
【図4】実施例のゲーム装置の分解斜視図である。
【図5】実施例のゲーム装置の内部機構の分解斜視図で
ある。
ある。
【図6】実施例のゲーム装置の解除機構の一部を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】実施例のゲーム装置のストッパの斜視図であ
る。
る。
1 本体 2 口部(開口) 4 舌部(シート) 5 押しボタン(操作部材) 16 回転ドラム SP ばね(付勢手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 本体に、回転ドラムと、この回転ドラム
に巻回可能で前記本体の開口から引出し可能な長尺のシ
ートと、このシートの引出しによる前記回転ドラムの回
転にてチャージされチャージ時には前記ドラムを前記シ
ートの巻回方向へ付勢する付勢手段と、この付勢手段に
よる前記回転ドラムの巻取り方向への回転を拘束するス
トッパと、このストッパによる前記回転ドラムの拘束を
解除する解除機構と、この解除機構を働かせるための操
作部材と、前記解除機構を働かせるために必要な前記操
作部材の操作回数を設定する操作回数設定機構とを設け
たことを特徴とするゲーム装置。 - 【請求項2】 前記本体はカメレオンに似た形状となっ
ており、前記開口はカメレオンの口部に、前記シートは
舌部に対応するように構成されていることを特徴とする
請求項1記載のゲーム装置。 - 【請求項3】 前記シートに乗せることが可能で、しか
も、虫の形態をした小型形象物を備えていることを特徴
とする請求項2記載のゲーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9393692U JP2500012Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ゲ―ム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9393692U JP2500012Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ゲ―ム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661287U JPH0661287U (ja) | 1994-08-30 |
JP2500012Y2 true JP2500012Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=14096325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9393692U Expired - Lifetime JP2500012Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ゲ―ム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500012Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023248336A1 (ja) * | 2022-06-21 | 2023-12-28 | 株式会社セガトイズ | 玩具 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP9393692U patent/JP2500012Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0661287U (ja) | 1994-08-30 |
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